From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、練習している人でも上達できる人とできない人がある、、、
そんな話をしたいと思います。
これからお話しする二人のうち、あなたはどちらのタイプの人ですか?
■ある二人のゴルファーの物語
ある二人の男性が、ほぼ同時にゴルフを始めました。
始めた動機は、仕事で得意先とゴルフをする接待があり、
上司に言われて始めたのでした。
はじめは乗り気ではなかったものの、
やっているうちにゴルフの魅力に引き込まれて、
二人は日々コツコツと自宅で練習するようになりました。
週末はゴルフの打ちっぱなしに行き、あるいは友人とラウンドをして。。。。
そして、1年の歳月が流れました。
二人ともゴルフのことは変わらず好きだったのですが、
一点だけ、違うことがありました。それは、、、
一人はすでにスコア100を切って、次は90切りを目指して練習を続けています。
そしてもう一人は、始めた頃のスコアからほんのすこしだけよくなったものの、
110~120のあたりをウロウロしています。
一体なぜ、このようなことが起こってしまったのでしょうか?
■二人の違いを生んだ決定的なこと
上記の二人のアマチュアゴルファーのように、
「ゴルフの上手い下手を分けるものは何だろう?」
そんなふうに、あなたは思ったことはありませんか?
この二人の違い、、、
それは別に、生まれつきの運動神経や才能ではありません。
練習する時間もほとんど変わらずに同じでした。
また、ゴルフに対する熱意でもありません。
1人は成功を望み、もう1人は成功を望まなかった、というわけでもありません。
あるいは、スコアの悪い人は朝からクラブハウスでビールを飲んでから
ラウンドをしていたからでもありません(笑)。
二人の差、、、それは、練習のしかただったのです。
スコア100を切ったゴルファーは、
練習することを極力絞って、その練習だけを続けました。
たとえば、私の紹介している練習で言えば
腰から腰のビジネスゾーンや、ティーの連続打ちなどですね。
それ以外の他のことには、一切やらなかったのです。
もう一方の、結果の出ないゴルファーは、
とにかくいろいろな方法に手を出しました。
そして、1回や2回ですぐに結果が出ないと思って、
すぐにやめてしまって、他の練習に手を出す。。。
これの繰り返しだったんですね。
■練習の選択肢が多いことが足かせに?
たとえば、ゴルフの雑誌などを読んでいると、
今までにないやり方の練習が載っていたりして、
「これ、ちょっと試してみたいなあ」
という誘惑にかられるかもしれません。
もちろん、そうした練習の中にも、あなたのゴルフをガラリと変えてしまうような、
そんな練習が眠っているかもしれません。
しかし、こういった「新しい練習」は、危険な側面もあります。
それはどういうことかというと、、、
新しい練習に取り組んでしまうと「継続すること」ではなく、
「練習の方法」にフォーカスしてしまうということです。
特にスイングの練習というのは、一定の「数稽古」「量稽古」をしなければ、
自分の技術として浸透し、自分のものになることはありません。
しかし「私が上達しないのは方法が悪いからだ」とだけ思っていると、、、
(この「だけ」というのは重要です。実際にやり方が悪いこともあるので)
一つのことを続けなくなってしまうのですね。
これが、同じ量の練習をしていても、
上達できる人とできない人がいることのカラクリです。
新しい練習に次から次へと飛びつくのは、
「隣の青い芝生」をうらやましいと思うのと同じこと。
まずは地味なことでもコツコツと続けることところから始めたほうが、
早く結果にたどりつけるはずです。
またメールします。
小原大二郎