最近のブログ

グリーンを囲むアレに助けられました。

2021.07.28
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

つい先日、
カラーに助けれれました。

パー3のショートホール、
ティーショットが見事グリーンに乗りましたが、
グリーンの傾斜にやられてコロコロと、、

ほとんどベタピンだったのですが、
ボールの転がる勢いが収まることなく
グリーンからこぼれてしまったのです。

ですが幸いなことに
ボールはグリーンのすぐ横で止まります。

「カラー」や「グリーンエッジ」と呼ばれる
グリーンを囲むエリアのおかげですね。

このカラーは、
グリーンよりは長く、フェアウェイよりは短く
芝が刈られていますので、

きっとあなたも、
グリーンで止まらなかったボールがカラーで止まり、
助けられた経験が何度もあると思います。

下りのパットを打ちすぎた時などに、
「そこで引っかかって止まってくれー!」
なんていうふうに祈るでしょう。

でも、、、

転がりすぎたボールが
運良くカラーで止まったとしても

カラーからのパッティングや
ウェッジでのアプローチは

距離もありますし芝の抵抗もあるので
グリーン上からのパッティングよりも
難易度が上がってしまいます。

そこで本日は、
カラーからのパッティングで意識するべきポイントを
ビデオでご紹介しようと思います。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



「カラー」とは、
直訳すると「襟」という意味。

グリーンと同じ種類の芝で作られており、
外から転がってきたボールやパッティングしたボールを
止めるための防護壁のような役割をしています。

でも逆に、ボールを止める役割があるということで、
グリーンと比べると芝の抵抗は大きくなっています。

今回、僕もチャレンジしたように、
カラーからパッティングを打つ際にはカラーの抵抗も
加味した距離感が必要になってきます。

これは、スタート前の練習グリーンでも、
カラーからのパッティング練習ができると思うので
数回転がして感覚をつかんでおきましょう。

またカラーの注意点ですが、
カラーでボールが止まったとしても
これはグリーンオンではないので、

ボールを拾い上げてしまうと
1打のペナルティとなります。

しかし、カラーにボールがあっても
少しでもグリーンに触れていればグリーンオンとみなされ
ボールをマークして拾い上げることできます。

複雑なルールもありますが
覚えておいて損はないと思うので
ぜひ参考にしてみてくださいね。

近藤



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[お詫び] お叱り&上田桃子ドリル再び

2021.07.27
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「お叱り&上田桃子ドリル再び」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

単刀直入に、実は。。。

「メディシンボール」なんて持ってないよ

前回のメールマガジンで、
 

自分の最大エネルギーがわかっちゃうドリル

https://g-live.info/click/210720_nikkan/

 

メディシンボールを使ったドリルを紹介しました。

ご承知の通り、メディシンボールというのは
体幹トレーニングやリハビリに使われるボールなんですが、
 

 「江連さん、メディシンボールなんて
  やっぱりそんなの、自宅にありませんよ」

 

と、事務局を通してお客様から
お問い合わせをいただいたようです。
 

もちろん、そういうご指摘をいただくことは
想定しながらご紹介させていただいたんですが。。。

ですが、せっかくそのようなご意見をいただいたので、
そのお詫びの意味も込めて、今日は上田桃子プロに
よくやらせていたドリルをご紹介したいと思います。

ということで、今回の「桃子ドリル」も
一つだけご用意していただきたいものがあります。

それは。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 ・

普通のゴムボールでOK

大きさは、アドレス時の肘のあたりに挟まる程度の
小さめのゴムボールでOKです。

このドリルは、両腕の一体感を出し
クラブが振り遅れないようにするために、
上田桃子プロが常に好んで行っていたドリルです。
 

アマチュアのゴルファーの方であれば
これを取り入れることによって、
 

 ・振り遅れ防止

 ・手の悪い動きやねじれを抑える
 

といった具合に、
前回ご紹介したメディシンボール投げのドリルと
同等の効果が期待できます。

おそらくアマチュアの半数以上を占める
カット打ちのスライサーの場合は
手でクラブを持ち上げて、手でクラブを下ろします。

そうすると、バックスウィングでもダウンスウィングでも
手が体から離れて動き、左右の脇が空いてしまうのです。

そんなトラブル持ちの方にぴったりなドリル、というわけです。

とてもシンプルなドリル

このドリルはとてもシンプルなドリルですので
すぐに実践できますし、やり方としても
全く難しくないわけですが。。。

一応、仕組みや注意点をまとめておきましょう。
 

 1.小さめのゴムボールを一つ用意する

 2.両ひじの辺りでボールをはさむ

 3.ボールをはさみながら、あとは通常通り
   クラブを持ってアドレスをする

 4.そしてこのはさんだボールを
   落とさないようにスウィングする

 

繰り返しますが、何ら難しいことはありません。
たったこれだけです。
 

ご承知の通り、左右の脇が空いていると、
ボールが落ちてしまいます。

そうならないよう、落ちないように振ることで
自然と両脇が締まってくる、というわけです。

また、ボールをはさむことによって
腕はほとんど使えない状態となりますから、
自然と足を積極的に使ってスウィングするようになります。
 

前にもご紹介したことのある
ゴムチューブを腕に巻き付けて行う練習と同じ効果ですが、
 

スライス、引っ掛けに悩むあなたへ

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ここでは自らが締めるというところが
最大のポイントになります。
 

とはいえ注意していただきたいのは、このはさんだボールは
両腕でギュッとはさむ必要は全くありません。

軽く脇を締めたまま、手を使わずに振れば
ボールが落ちることはありません。

そうしていただくことで、
体だけで振る感覚が簡単に身に付きます。

このドリルで、ボールを落とさずに
体で振る感覚を身に着けることができるか?
 

ぜひ、お試しください。
 
 

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 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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暑さに負けない、真夏のゴルフで好スコア達成!

2021.07.26
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

朝方はまだそんなでもないですが、
日中はうだるような暑さが身にしみますね。

日中、一歩外へ出ると、

サウナにはいったかのような
モワッとした空気に飲み込まれ、

一瞬で全ての意欲が奪われてしまいます(笑)

先日は、北海道でも35度を観測し、
21年ぶりの真夏日となった、とニュースで見ましたが…

今年の夏は一際暑さが厳しそうですね。

最近はハンディタイプの小型扇風機や、
首からかけるタイプの扇風機など、

持ち運びに特化した冷感グッズを
日常的に使用している姿が街なかでも増え、

日本の蒸し暑い夏を乗り越えるための、
一般的なアイテムになりつつあるようですね。

ゴルフも炎天下の中、長時間ずっと動いていますし、
この暑さだけで、いつも以上に体力は奪われるので、

水分と一緒に塩分摂取はもちろんのこと、
直射日光を避けたりするなど、

暑さ対策をしっかりとした上で、
工夫をしながらのプレーが必要ですね。

炎天下の下では、いつも以上に、体からのSOSに敏感に。

どうか、少しでも異変があったら、
水分補給やクラブハウスに戻るなど、

自分の体としっかり向き合いながら、
夏のゴルフを程よくたのしみましょうね。


体力を消耗するプレー

真夏のゴルフ場。

梅雨が明け、日光に照らされた芝生は、
今や青々としていますよね。

夏のラフは抵抗が強く、
負けないようにといつもよりもクラブを握る手に力が入ります。

ただでさえ、暑さで体力を消耗し、
スコアが乱れがちな環境下ですが…

ここで夏芝の抵抗に負けまいと、
いつもより力んでしまってはいませんか?

暑さで体力が消耗し、
さらにミスが続いてしまうと、

プレッシャーや
疲れをカバーするために

「もうミスはできない…」

と、自覚が無いうちについつい力んでしまいます。

炎天下で長時間のラウンドにより
体力的な消耗により力みが生まれてしまい、
ダフリやひっかけ、スライスのきっかけになってしまいます。

ただでさえ、コースに行くと力んでしまうのに、
長く伸びた夏のラフからのショットは、

芝の抵抗に負けまいと、
ついつい勝手に力んでしまいがちです。

特に右手が利き手のゴルファーというのは

スイング中、特に切り返しと言って
クラブを下ろしてくる時に、

右手に必要以上に力が入りすぎて
ミスショットをしてしまうという事があります。


左右の力のバランスを均等に

このようにコースへ行くと、
どうも練習場とは違って力が入ってしまう。

練習場では出ないミスを連発してしまう。

そういった方は普段の練習で、

左右の力のバランスを均等にする

ということに
取り組んでいただきたいと思います。

コースでのプレッシャーや緊張から力み、
力みが要因で生み出されるミスの芽を摘み取っていくことで、

練習場とコースでのギャップを埋め、
練習場と変わらないパフォーマンスに繋がります。

それでは、
さっそく具体的にどのように行うのかと言いますと…

まずはグリップを握っていただきたいのですが、
左手のグリップを、一番下側に持ち、一番長く持ちます。

そして右手は、通常でしたら、
左手とくっつけて握りますが、

今回はスプリットハンドと言って、

グリップの際に、
手と手を離し、隙間を作った状態で握ります。

そして、その状態で、
実際にスイングを行っていきます。

どうしても力んでしまう方というのは、

切り返しのところでどうしても右手が早く、
下りてきてしまいます。

イメージとしては、

左手1本でスイングするようなイメージで
左サイドリードでスイングしていく事がポイントです。

左手リードのイメージが
なかなか掴めないという方は、

まずは実際に、
左手一本での素振りというものを行うことから初めて下さい。

そうすることで、切り返しを左手でリードしていく。
左サイドでリードしていくという感覚が掴めてきます。

このような練習を続けていただくことで、
ハンドファーストインパクトの習得に繋がります。

正しいインパクトというのは、
手元がクラブヘッドよりも先行した
ハンドファーストなインパクトを作る事が
重要なのですが、

このハンドファーストインパクトを作るために
左サイドリードというものが非常に重要なっていきます。

そのためにも、このスプリットハンドドリルを活用する事が

体で正しいスイングを覚えていくという事で
非常に効果的になっていきます。

ぜひコース特有の力みを解消し、
練習場での成果をしっかりとコースでも出せるよう、
取り組んで見てくださいね。

暑い夏を乗り越えたら、
秋のベストシーズンが到来します。

今からベストシーズンに備え、
秋にはベストスコア更新を達成できるよう、

今のうちから苦手や不安を
一つずつ解消していきましょうね。


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【ビデオ】シャフトに100%力を集める「起爆剤」

2021.07.25
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「シャフトに100%力(ちから)を集める起爆剤」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ズバリ言って、ヘッドは自ら出そうとする力で、
一生懸命振ろうとしても走りません。

では、どうしたらいいか? その答えは。。。

(続きはビデオにて)

シャフトに100%力を集める「起爆剤」

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210725/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

シャフトをしならせる要

下半身の動きで上半身をしならせて、それを大きく強くしなり戻すことで
それまでのエネルギーを全てシャフトに伝えてシャフトをしならせて
そのしなり戻りでヘッドが走ります。

そして、シャフトをしならせるためには、
シャフトに力を集める必要があります。

その起爆剤が左脚の縦蹴りです。

左脚の動きで上半身が一気にしなり戻ることで、
シャフトがしなって弾けるようにしなり戻ります。

その感じがわかってきたら楽にパワーをボールヒットに集めることができて、
ボールを遠くまで飛ばすことができます。

では、そのための具体的な体の動きを見てみましょう。

ダウンスイング序盤まではゆっくりしならせる

まずは、バックスイングからダウンスイング序盤にかけて、
下半身の動きで上半身をゆっくりしならせます。

そのために、バックスイング開始から脚を使って
腰から首の付け根である体幹を回転させ、
さらに、手首が親指側へ折れるコックでヘッドに勢いをつけます。

そのヘッドの勢いを利用することで、
上半身はリラックスさせることができて
楽にしならせ始めることができます。

ゆっくりなほど良い理由は、筋肉は伸ばされる速度が速くて
大きく伸ばされるほど、脊髄反射で強く縮もうとするからです。

筋肉が縮もうとするほど硬くなって、
エネルギーを溜めにくい状態になってしまいます。

そのため、しならせる部分はできるだけリラックスさせておいて、
ゆっくり長い時間しならせることで、
楽により大きなエネルギーを溜めます。

ボールヒットに向かう急激なしなり

しかし、ボールヒットに向かっては左脚の蹴りを起爆剤として
上半身を素早くしならせることで、上半身に急激にしなり戻りを発生させます。

この上半身がしなり戻る仕組みは、脊髄反射によるものです。

筋肉は急激に長く伸ばされるほど、
強い脊髄反射が発生して勝手に素早く縮もうとします。

それを行うのが左脚の蹴り動作です。

ダウンスイング序盤では、まずは両脚で地面を踏んで
脚でパワーを最大に発揮できる体勢を整えます。

その時間に腕とクラブが落下してくれば
手元とヘッドをインパクト面に乗せることもできて、
その後の動きが簡単になり上半身とシャフトをしならせることに集中できます。

さらに、手元もヘッドもインパクト面に乗って
ヘッドの向きも軌道方向を向くようにすることで、
シャフトはインパクト面に沿う自然なしなりになります。

そして、手元が腰の高さあたりに降りてきたぐらいから、
左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込みながら両腿をキュッと締めます。

そうすると、体幹を硬い一枚板にしておけば、
それまでの前傾角度を保って体幹全体は高速に左にターンします。

その左ターンする体幹に対してヘッドが置いていかれることで、
左肩甲骨は胸の方向へスライドする形で上半身は一気にしなります。

そうすれば、脊髄反射が大きく発生して、
上半身の爆発的なしなり戻りが始まります。

その結果、それまで上半身にしなりとして蓄積されてきたエネルギーが、
全てその瞬間にシャフトに集められて解放されます。

そうすると、シャフトは大きくしなって、
そのしなり戻りでヘッドが走ります。

このシャフトのしなり戻りが、
楽にヘッドを走らせるための要です。

しなり戻った瞬間にヒット

そして、シャフトはしなり戻り始めた瞬間ぐらいで
ボールヒットさせることで、ヘッドの大きな加速によって
当たり負けを最小限にできます。

当たり負けが少ないほどヘッドスピードに対するボール初速である
ミート率が高くなってボールは遠くまで飛び、
さらにフェースの向きの変化も少なく不意の曲がりも減ります。

映像からの勘違い

ところで、逆しなりなどと言われますが、
実は映像で見えるほどしなり戻ったタイミングでヒットさせません。

これは映像機器の問題で、画面の下ほど時間が遅い状態が
映像として残ることの錯覚です。

イメージセンサーが画面の上から下に向かって光を取り込んでいるために、
画面の上よりも下側ほど遅い時刻の映像になります。

また、逆しなりのために手元を止めるとも言われます。

しかし、手元は止めるのではなくシャフトの強烈なしなり戻りで
手元やさらには下半身まで動きを止めさせられる方向の反作用の力を受けて、
動きが止まったり遅くなるだけです。

実際には、逆しなりの形でのヒットではなく、
まだしなりが残っていて、まさにしなり戻り始めた瞬間ぐらいに
ヒットさせる意識でスイングしましょう。

ヘッドの重心のオフセットによるシャフトの捻れ

また、ボールヒットに向かってヘッドが急激に振られると、
ヘッドの重心のオフセットによるシャフトの捻れが発生します。

そのため、ヘッドスピードを速くしながらシャフトの捻れを抑えたいなら、
ダウンスイング序盤ではヘッドは軌道に対して
むしろ閉じているようにしましょう。

そうすることで、シャフトが捻られて
ヘッドが軌道に開く方向へ向いてくる動きがあったとしても、
それを相殺してボールヒットでヘッドを軌道方向へ向けることができます。

伸張短縮サイクル

そして、筋肉には長さを測るセンサーがあって、
伸ばされるとその伸ばされた信号が脊髄に伝達されて
脊髄では対応する筋肉を収縮させる信号を送ります。

これが「伸張反射」という体の仕組みです。

神経は太いほど信号が高速に伝播します。

大脳からの神経である運動神経よりも
この「伸張反射」に関係する神経のほうが太いです。

そのため、大脳からの運動神経伝達速度 15〜40m/sに対して、
伸張反射伝達速度 70〜120m/sとなっています。

何か熱いものに指先などが触れると、意思とは関係なく
触れた側の腕を急激に引いたりする動作をします。

これが、まさに温度に反応するセンサーが皮膚にあって、
脊髄反射で熱い物に触れた部分をそれから遠ざける方向へ
筋肉が収縮する高速に動作する仕組みです。

そして、そもそも「伸張反射」は筋肉が切れないために
筋肉を収縮させる防衛反応や姿勢制御のための仕組みなので、
大脳を介さない素早い反応と大きな力を出せる仕組みです。

さらに、自ら出そうとする力では、
筋肉が骨につながる部分にある腱を伸ばすことはそれほどできません。

しかし、より大きな力を出せる「伸張反射」による筋収縮なら、
腱までしっかり伸ばす力を発揮できます。

そうなると、伸ばされた筋肉が収縮して縮もうとすることで、
腱まで伸ばされ筋肉と腱全体には大きなしなりのエネルギーを
溜めることができます。

この伸ばされて短くなる仕組み全体を「伸張短縮サイクル」と言います。

ボールヒットに向かって左脚を鋭く蹴ることでの体幹の高速ターンで、
上半身に「伸張短縮サイクル」を発生させることで
自ら出そうとするより倍以上のパワーを発揮できます。

シャフトもしなやかなほど飛ばせる

シャフトも体と同じで、しなやかなほど同じ力でしならせるなら
より多くのエネルギーを溜めることができますから、
ボールを遠くまで飛ばせる可能性を秘めています。

ただし、捻れまで弱いと、先ほどお伝えしたヘッドの重心のシャフトに対する
オフセットの影響でシャフトが捻れすぎて
コントロールが難しくなって飛ばしに専念できません。

そのため、柔らかいシャフトを最大利用してボールの飛距離に連動させるためには、
トップに向かう切り返しなどの動きが遅いタイミングでの対処が重要となります。

そして、ダウンスイングのできるだけ早い段階で
手元もヘッドもインパクト面に乗せることで、
シャフトはヘッドが向いている方向へしなってしなり戻すことができます。

手元とクラブの落下ではなく腕の力でヘッドをインパクト面に乗せようとすると、
シャフトはヘッドが向いている方向とは直角な方向へしなってしまします。

そうすると、しなり戻るときのヘッドの動きは軌道に対して
直角方向の成分が多くなります。

それではしなり戻りのエネルギーをボールに与えにくいばかりか、
ヘッドを正確にボールにヒットさせる操作は難しくなります。

さらに、シャフトの捻れによるヘッドの開き対策として、
予めトップ近くで閉じておくなどの対応でできるだけ
しなやかなシャフトを使いこしたいものです。

追伸:私からの「真夏のプレゼント」

さて、私のプログラム「サイエンスハック」が
先日から公開されています。

まだご覧になっていない方は、
ぜひこちらからチェックしておいてください。

今だけ、大盤振る舞いのプレゼント付きです。

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では、また。
 

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少しおかしな?アゲインストのドライバーショット

2021.07.24
服部hattori

From:服部コースケ
沖縄・サザンリンクスより、、、

おはようございます、
服部コースケです。

先日のメルマガ、

左からの強い横風に
強めのドローで対応するドライバーショットが
とても好評だったので

ここサザンリンクスの特徴である
常に吹きつける海からの強風を活用して
場面場面のドライバーショットを
ご紹介していこうと思います。

本日ご紹介する “風” は、
飛ばし屋の強敵『アゲインスト』

正面から吹きつける風が
ボールの直進を邪魔するので
当然、飛距離は落ちます。

それだけでなく、

アゲインストの風は
ボールのスピンによる弾道の変化を
強めるという特性があります。

バックスピンの特性を強めるので
普段よりボールが高く上がったり、

フック回転の特性を強めるので
キツいフックがでてしまったり…

スライス回転の特性を強めるので
キツいスライスがでてしまったり…

向かい風だからといって対抗しようと、
強く打てば打つほどボールが吹き上がり
飛距離をロスしてしまいますし、

スライスやフックしてしまうと、
普段以上にボールが曲がってしまいます。

特に飛距離を必要とする
ドライバーショットにとって非常に厄介な
アゲインストの風ですが、

では、どう対処して
ドライバーを打てばいいのか?

私の考えを動画にまとめました。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



アゲインストへの対処法として
一般的には「ティーを低くする」と
言われていますよね。

ですが、逆に私はティーを
普段より高めにすることがあります。

理由はフェースのやや上部で
ボールを捕らえたいからですね。

そうすることで、
ボールの打ち出し角は高くなりますが
スピン量が減って風の影響を
受けにくくなるというわけですね。

少し意外だったと思いますが、
ぜひあなたにも試してもらいたいです。

ここまでアゲインストへの対処法を
長々と説明してきましたが、

アゲインストは厄介なだけでなく、
意外にもメリットがあるんです。

それは、

ボールをピンポイントで止めたい時。

多めのバックスピンで打ち出して
あえてボールを高く吹き上げさせることで
ボールの落下は垂直に近くなり、

ボールの落下地点、
そして停止地点を計算した
ショットが打てます。

つまり、キャリー後のランを
避けたい場合にはもってこいの
環境といえるでしょう。

とはいえ、ドライバーには
悪影響のほうが大きいので…

上手く対処しながら
賢くスコアアップを狙っていきましょう。

服部コースケ



追伸

私が提唱する「飛ばしの秘密」
もうあなたは見てくれましたか?

筋トレやハードな練習をしなくても
ミート率を上げることで
飛距離はグンと伸びる。

そこに着目した、
50歳以上のゴルファーに特に
効果的な飛距離アップ法です。

ではどうやってミート率を
効率よく上げることが出来るのか

詳しくはこちらをご覧ください。

https://g-live.info/click/hattori/


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