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グリコポッキー・大ヒットの裏

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
昨日の晩、子どもと一緒にポッキーを食べました。
久しぶりにポッキーを食べたのですが、、、
いやあ、ポッキーってうまいですね~
最近ではいろいろな種類のポッキーがありますが、
昨日食べたのは普通のポッキー。
でも、あまりにうまかったので、
「ポッキーっていつからあるんだろう」って思って、
ネットで調べてしまいました(笑)。

調べたら、、、
ポッキーって、なんと1966年(昭和41年)からあるお菓子なんですね。
ほぼ半世紀ですよ、半世紀。
しかも、世界でも売れているみたいなので、
「今まで何億本(何兆本?)のポッキーが食べられたんだろう・・・」
なんて考えてしまいました。

 
■ヒット商品がヒットし続ける理由
ポッキーのように、半世紀もヒットするような商品は、
そうそうあるものではないと思います。
でも、50年間近くも変わらず続いているからには
それなりの理由もあるようです。

 
ポッキーのことをネットで見ていて知ったのですが、ここで問題。
あなたはポッキー(オリジナル)のパッケージって、
過去に何回変わったか、知っていますか?

(考える時間です)

 
考えました? それでは正解。
「7回」
だそうです。
今まで8種類のパッケージがあるんですね。

 
これを知って、私はビックリしました。
おそらくあなたも、そんなに変わってたとは
思わなかったのではないでしょうか?
でも、知らず知らずのうちに、改良を重ねているんですね。

 
■どう改善するか?
このお客さんがあまり気づかない
「目立たない改良」
ゴルフでも同じことが言えるかもしれません。
たとえばスイング。
個人にとって、ずっとうまくいくスイングなんていうのは
この世には存在しません。
石川遼プロなんか見ていればわかりますが、
スイングの細かいところを本当にちょくちょく変えています。
(彼はまだ若いこともあって、いろいろ試しているのでしょう)

 
しかし、年齢を重ねたゴルファーを見ていると、
ガラリとスイングを変えることはまずありません。
しかしそれでも、年齢によって少しずつスイングを変えています。
だって、20代、30代の頃にしていたスイングを
40代、50代になってもそのままというわけにはいきませんから。

 
■成功の確率は低い
「劇的にスイングを変えてスコアアップ」
という話も聞くことがあるでしょうが、、、
正直な話、劇的にスイングを変えて上手くいったという例は、あまり聞きません。
ましてやプロではほぼ皆無でしょう。
今まで積み重ねてきたものをバッサリ捨てるというのは、
ある意味「初心者からのスタート」と同じです。
それぐらいの覚悟が必要ということです。
もちろん、全く積み重ねたものがない、
あるいは、積み重ねてきたものが全て間違っているというのなら話は別です。
小さな改善も、今までの積み重ねを生かしていったほうが、
成功の確率ははるかに高いと、私は思います。

 
ドラスティックに改善するのは「ハイリスク・ハイリターン」の勝負です。
ピシャリとハマる可能性もないわけではありません。
しかし、外れれば、、、結果は散々になるでしょう。
でも、毎回、新しいチャレンジをする必要はありません。
それは極めて非効率なやり方なのです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

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最新のテクニックにコーフン!

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
いやー、超楽しかったです!
実は数日前、とあるプロゴルファーと食事をしました。
彼はツアープロとしても活躍しているプロゴルファーです。
歳も地元も近いので、仲良くさせてもらっています。
たまには会おうよ、と言う話になったんですが、
いやー、面白い話がたくさん聞けました。

 
「こんなふうなトラブルショットは、こんなふうに解決してるよ」
「ほおー!」
「スコア**ぐらい人って、だいたい****あたりに問題があるから、
そこを変えれば壁が抜けるよね」
「ほほおー!!」
「このクラブセッティングで、ドライバーの飛距離が***ヤードだったら
こんなふうに変えたほうがいいかもね」
「ほほおおおー!!!」

 
彼は最新のテクニックを惜しげもなくシェアしてくれたおかげで、
久々に会ったにもかかわらず、話が盛り上がりました。

 

「よし、今度やるときはこのテクニック使ってみよう。」
「今教えているあの人にも、これは役に立つかもな?」
彼の話を聞いていると、
自分の場合ならどう使うか、想像がふくらみます。

 
■ノウハウは超楽しい。でも・・・
いやあ、、、
こうやって新しいテクニックの話を仕入れるのは楽しいなぁ。。。
実際、勉強や打ち合わせが
直接のスコアアップにならないことはよくわかっているんですが、
やっぱり楽しいもんは楽しい。
実際僕も(今も昔も)、ノウハウコレクターなのかもしれません。
ゴルフ雑誌だって、他の人には「読むな!」なんて言っているけど、
仕事柄、やっぱり読みますからね。

 
でも、ここで注意しなければいけないのは、、、、
ゴルフの上達、レベルアップを決めるのは、
どんなテクニックを使うのか、ではない。
ということです。
テクニックを覚えたり打ち合わせをしただけで、
「仕事をした気」にならないよう注意しないといけません。

 
もちろん、私も自分がラウンドするときには、
たくさんの「テクニック」を使います。
彼がシェアしてくれたテクニック以外にも、
大小合わせるとその数は数えきれないでしょう。
そして、ちょっと「勉強している」人なら、
彼のやっていることを見れば、
「あ、あのテクニック、見たことある」
「あぁ、あの人のやり方と似てるな」
と、思うかもしれません。
でも、彼の「していること(=テクニック)」を表面的にまねただけでは、
うまくいく可能性は低いでしょう。
なぜならうまくいくかいかないかは、
「していること(見えるもの)」よりも
「考えていること(見えないもの)」によって決まるからです。

 
■目に見えないものの方が大切
彼に会って話してみるとわかりますが、
彼は本当にゴルフに対して真剣です。
どうすればゴルフがうまくなるかを常に考え、
そうできるよう、努力を続けています。
私も「負けてられない!」と思って、
お互いをリスペクトして、切磋琢磨しあっています。

 
よく言われることかもしれませんが、
「戦術」は目に見えるもの。
「戦略」は目に見えないもの。
だと言われるように、
「本質的な目に見えないもの」があるからこそ、
「目に見えるもの」が効果的に働くのです。

 
「テクニック」は楽しい。
でも、成否を決めるのはそこではない。
だから、気を取られすぎないようにしましょう。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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あなたのゴールは明確ですか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
効果的なゴルフ上達を語る上で、欠かせないことをお話ししましょう。
それは何だと思いますか?
それは、『ゴール』。つまり、目的、目標です。
ほとんどの人は、目隠しをして矢を射ようとしています。

 
矢を射る、つまり何かを達成しようとすることは、
それだけですでに十分難しいことなのです。
どうしてわざわざ目隠しをして、
それをもっと難しくしようとするんでしょうか?

 
■成功するゴルフ上達の第1ステップ
それは、「あなたがゴルフ上達で達成したいことが何か?」
これを明らかにすることです。
たくさんのゴルファーが、最終的には失敗してしまいます。
その理由は、それらのスコアアップの目的が、はっきりしていないからです。

 
さらに、もし、あなたの唯一の目標が、100切りだけだとすれば、
あなたは、自分のゴルフスキルを頑丈な基礎の上にではなく、
吹けば飛ぶような砂の上に建てているのです。

 
もしそれが、あなたがしたいことのすべてであれば、
100切りを達成することは、実際のところ、かなり簡単なことなのです。
あなたがその100切りの目標と他の目標を組み合わせ始めたとき、
だんだんと難しいものになってくるのです。
つまり、ある程度のスコアの目標に、
ある程度のスキル、ドライバーの飛距離アップ、絶妙なアプローチ、
2パット以内で沈めるパッティングなどを組み合わせていくと、
だんだん困難なものになってくるということです。

 
■1年でシングルになった男の2つの教訓とは?
私は、ゴルフで100も切れなかったのに
たった1年でシングルになった人を知っています。
もちろんそれは、私の生徒さん(Mさん)なのですが。
彼は、かつてこう言いました。
「シングルになることは、私がしたことのあるなかで、最も簡単なことでした。
ただ、それが私にできるということを信じることが、
私にとって最も困難な部分で、20年以上もかかってしまった。」

 
さて、この言葉には、2つの教訓があります。
一つ目は、スコアアップは他のどんな要素よりも
あなたの信念に依存しているということです。
私も、そのことは、とても重要なことだと思います。

 
ただ、さらにもう一つ隠された教訓があります。
Mさんは、たった1年でシングルになったのですが、
その後すぐに腰を悪くしてゴルフをいったん辞めざるをえなくなってしまい、
2年たった今でも再開できていません。

 
■なぜこのようなことになってしまったのでしょうか?
Mさんは、自分のゴルフ上達に影響するような、
組み合わされた目標が少なすぎたのです。
Mさんの唯一の明確な目標は、ゴルフでシングルになることだけだったのです。
実はスコアアップの目標だけならば、
実は比較的簡単に達成することができます。
ただ、そのスコアを長く維持すること。
体調を整えながら年齢を重ねてもゴルフを生涯続けること。
これらの目標と組み合わせないとすれば、の話ですが。。。

 
私たちはこのMさんのことを教訓に、
あなたの目標、目的を組み合わせなければならないということですね。
あなたの目標、しっかりと組み合わさっていますか?

 
またメールします。
小原大二郎

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最近の出来事と考えていること。

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
タイトルを見ても分かるかもしれませんが、
今日の話は私の個人的な日記みたいな感じなのでご注意を・・・

 
先日、いつもお世話になっている会社と
新しい教材制作の打ち合わせを行いました。
どんな教材制作でもそうでしょうが、
打ち合わせの中で意外な展開になって、面白い教材ができそうです。
私も生徒さんへのプライベートレッスンだとか、
他にやらないければいけないことはたくさんあるので、
全部自分でやるのには限界があります。
しかし、いわゆるこうした「チームの仕事」で
私以外の人の力を借りることができれば、
それだけ商品が世に出るスピードはアップします。
お客さんは教材で学び、ゴルフを上達させることができる。
そして、喜んでいただける。
その喜びがクチコミになって、
さらに多くの人に価値を提供できるようになります。

 
この記事を書いているとき、ふと、サッカーチームのことを思い出しました。
サッカーチームは、監督をはじめとして、コーチや選手などのメンバーがいます。
彼らは自分たちに与えられたポジションでいい働きをしようと、日々努力しています。
選手どうしは、レギュラー争いなどもあるので、
ライバルでもあり、仲間でもあります。
助け合いながら、しのぎを削りながら、
お互いにレベルアップをしようとがんばっているわけです。

 
何のために強くなりたいのかというと、それはもちろん、敵を倒すため。
でも、その敵が弱すぎたり、ましてやいなかったりすると、
サッカーそのものが成り立ちません。

 
だから、サッカーの相手チームはそれぞれが「敵」であると同時に、
サッカーそのものを盛り上げる「仲間」でもあるわけです。
あるチームが努力をして技術を高める。
それに負けないように、他のチームも努力する。
その結果、試合がエキサイティングになる。
そんな感じでしょうか。

 
私のゴルフの仕事にも、似たようなことがあるんじゃないか、と思います。
私自身が一人でできることにも限りがありますし、
私たちの商品制作チームだけでできることにも限りがあります。

 
たくさんの会社が似たような仕事をすることを「業界」と呼びます。
ゴルフであれば「ゴルフ業界」となりますね。
その業界を活性化させるためには、
複数の会社が、ライバル、かつ切磋琢磨しながら、
よりそれぞれの会社の価値を高めていくことが必要です。
それがゴルフ業界の活性化にもつながっていくでしょうし、
お客様の満足度も高まっていくはずです。

 
「なんかゴルフで面白い教材があるらしいぞ」
「だったらオレもやってみようかな」
こんなふうに私たちが思わせることができれば、
新たなお客さんがゴルフ業界に集まってきますし、
一度ゴルフをやめてしまったお客さんが戻ってくるかもしれません。
そうすれば、もっとゴルフ業界は面白くなる。。。

 
そのためには、もっといい教材を作らなければいけません。
もっとお客様に喜んでもらわなければなりません。
そうすることで、ゴルフの業界がますます活性化するように、
私も仕事をしていきたいと思っています。
そのためには、これを読んでくださっているあなたの協力が不可欠です。
よろしくお願いしますね!

 
またメールします。
小原大二郎

 

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捨てるべきもの。(次のレベルに行くために・・・)

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
プロゴルファーというのは、
日々自分のスキルを高めるための習慣を持っています。
毎日のルーティンを自分で決めて、
それに沿って行動することで、コンディションを保っているのです。

 
そんなルーティンとは別に、私たちゴルファーは仕事柄、
ゴルフ雑誌やゴルフ上達本もよく読みます。
(あなたには「雑誌は読むな!」なんて言ったりしていますが、、、)
おそらく私は、あなたが雑誌や本を読む時に引っかかるところと少し違う、
一般の人が見ないようなものの方にむしろ目がいっていると思います。
この誌上レッスンが何を目的にしているのか、
その先にさらなるゴールが設定されているのかどうか、、、
などなど。

 
「このやり方だったら、あの人のスコアアップにちょっと使えるかも。」
「このままだったらあまりよくないけど、ここをこう変えればいいかもな。」
ゴルフをしていなくても、常にゴルフのことを考えているような状態ですので、
やっぱり世の中の見方が少し違うのかもしれませんね。
一人の生徒さんを相手にするときも、時間をかけて現状把握をし、
生徒さんのコンディションを整えて集中力を高め、
一打でもスコアを縮めるための練習、調整を行う。
次のレッスンでも同じようにチェックを行って、元に戻っていないかを確かめる。
気がつけば、一人の生徒さんに多大な努力と時間をかけます。
それは結果として、自分のスキルアップにもつながっている部分もあります。

 
■しかし、そこにも思わぬ落とし穴が・・・
こんなに熱心にゴルフをしていても、実はここに思わぬ大きな落とし穴があります。
私自身も何度も落ちて痛い目にあった経験があるし、
意識している今でも、気をつけなければ落ちてしまいます。
もしかしたらあなたも落ちているかもしれないし、
あるいは落ちていることに気づいてすらいないかもしれません。
そしてこの落とし穴からぬけ出すこと、
落とし穴に落ちないように注意することが、
ゴルファーとして次のレベルに進むためのカギ、になります。

 
その落とし穴とは、
「エゴ」
です。

 
エゴとは、自分がゴルフがうまいということを見せつけたいという気持ち。
レッスンなら、こんなにうまく教えられるんだという気持ち。
生徒さんのベストスコアを20も縮めて「すごい!」と言われたい気持ち。
他人に意見されたくない、意見されたことを受け入れたくないという気持ち。
これら全てが「エゴ」です。

 
一人のゴルファーとして、このエゴがあるせいで、
生徒さんの実力が思うように伸びなかったりすることもあります。
そのたびに「これじゃいかん!」と思って軌道修正をします。

 
一人のゴルファーとして、人に上手く見られたいという欲は確かに大切です。
でも悲しいことに、その欲だけではゴルフは上手くなりません。

 
無心になってゴルフと向き合うことで、
より大きな結果をつかむことができるようになります。

 
だったら、、、エゴを捨てるべし。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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