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疲れないでクラブ加速&飛距離UPするには?

2022.11.17
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「疲れないでクラブ加速&飛距離UPするには?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

クラブを加速させながら打てれば
飛距離は伸びるはずですよね。

ですが、多くのアマチュアの方は
飛距離アップとは真逆のことをしています。

それは。。。?

わざわざ疲れる方法でスウィングしている

それは、冒頭のタイトルにもあるように
疲れるスウィングをしているんですが、

それは一体、どんな方法かというと。。。?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 「筋肉の加速」をしている
 

ということなんですね。
 

どういうことかというと、力を目一杯入れて
クラブを振り回すようにしているということです。

ですがこうした筋肉の加速では
加速もせずに飛距離が伸びないばかりか
振っているだけで疲れてしまいます。
 

なので、そのために必要なのは、

筋力を全く使わずにヘッドスピードを上げる

という、多くの方がやっているのとは
真逆の意識が必要になります。

この意識がそのまま
疲れないで加速させるところに直結してきます。
 

そのためにぜひやっていただきたいのが
 

 筋力を全く使わないで、
 ヘッドスピードを上げる意識で素振りをする

 

まず、腕の筋力は限りなく「ゼロ」にします。
 

なぜ、ゼロである必要があるかというと、
ゴルフクラブを加速させるためには
 

 重力(縦)+ 回転力(横)
 

この二つが必要で、腕の筋力というのは
これらを邪魔してしまうからです。
 

そして、この重力と回転力が交わるタイミングが合うと
それがそのまま理想のスウィングプレーン
(縦+横→斜め)になってきます。

ゼロが無理でも、せめて半分以下に

もしあなたが、ゴルフが上手くなりたい
飛距離アップしたい、ミート率をアップさせたい
スウィングバランスをアップさせたいなら。。。
 

腕の筋力の意識はゼロ、それが難しいのであれば
半分以下にするようにしてください。
 

もちろん、腕の力感はゼロが理想です。
 

たとえば、餅つきを思い出して下さい。
 

餅つきで杵(きね)を持って餅をつく時に
力にまかせてつかないはずですよね。

おそらく、杵を臼(うす)に向かって
ポンッと落とすようにしていくと思います。
 

ゴルフクラブも、そのポンッと落とす感覚と同じです。

餅つきで重い杵を体で持ち上げて
それを落としていくだけでいいのです。
 

「落とすだけ」という表現をしましたが、
昔の一流選手たちも、同じようなことを言っていました。
 

 「クラブは上げて、下ろすだけ」
 

基本、上げて下ろすだけ。

脱力ができて、この感覚がわかってくると
心地が良いスウィングにつながっていきます。
 

繰り返しになりますが
加速というのは筋力ではありません。

そのためにも、関節をしなやかにスウィング、
素振りをするようにしてみて下さい。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

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江連忠でした。
 

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アプローチの手札を正確に把握する重要性

2022.11.16
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます。
近藤です。

 
グリーン傍まで寄ってからのアプローチは、
その後のパッティングの結果も左右する
重要な一打です。

人によって攻め方は千差万別ですが、
状況によって使い分けられる手札が多いほど
リスクを避けて、安定した結果を出すことができます。

 
ですが、中には「50y以内になったら絶対にSW」というように
選択肢を排除してしまっている方もいます。

 
もちろん、その攻め方も間違いではないですし
慣れ親しんでいるクラブを信頼するのも悪くはないのですが、
攻め手をいくつも用意するメリットがあることも、
是非知っておいてください。

覚えるべき各番手の比率

アプローチの使い分けとは、大雑把に言えば
球を上げて寄せるか、転がして寄せるかです。

 
SWのようにロフト角の立っているウェッジなら
球が上がり、キャリーの比率が上がって、逆にランは少なくなります。

PWや9番のようにSWほどロフトが立っていないウェッジなら、
打ち出しは低く、ランがSWより多く出て転がして寄せる形になります。

  
こうした攻め方の違いには、当然それぞれメリット・デメリットがあります。

 
転がすアプローチであれば、大きなメリットはミスが出にくいことです。
球を上げる場合はトップやダフリの影響を多く受けますが、
転がしの場合はそういった影響を大きく受けにくい利点があります。

ただし、当然ながらボールとグリーンの間にバンカーや池などの障害物がある場合は使えませんし、
傾斜の影響を強く受けるので、事前にどちらが最適かを見定める必要があります。

 
本日はそんなクラブとアプローチの使い分けについて、
キャリーとランの比率に着目して動画でお話ししています。

動画はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


 
いかがでしたでしょうか?

 
1つのウェッジのフェースを開閉したり
ハンドファーストにして転がしていく選択肢もありますが、

慣れないうちは精度が安定しませんし、
ラフなどの状況でも大きく結果が変わって来るため、
打ち方は普通に、番手で攻め手を切り替える方が
安定して攻め手を増やせます。

 
まずは自分の各番手の比率を知ることで、
落としどころが見てきて、より安全に
寄せていく技術が身についていきます。

 
ぜひ、この動画を見たアナタは
自分の各番手の欄とキャリーの比率を理解し、
リスクの少ないアプローチを選択したください!

 

近藤


<本日のオススメ>

アプローチだけでなく、ティーショットやセカンドショットでも
リスクを避けた確実なコース攻略をしたいなら、
必須と言っても良いアイテムがあります。

それがなければコース本番で
状況ごとのリアルで正確な情報を得られずに、

正しい番手選択からハザードエリアの回避など、
様々な点で大きな差が生まれてしまいます。

 
もし、あなたがまだゴルフスコープを持っていないのであれば、
まずはゴルフ場が、誤った情報をゴルファーに認識させてしまう
罠だらけだという事を、まずは知ってください。

そして、その罠を解消する
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理想的なアドレスで自然体ゴルフ

2022.11.15
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「理想的なアドレスで自然体ゴルフ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

自然体、力感ゼロのゴルフを目指す人には
ぜひ知っておいて欲しいことがあります。それは。。。?

前回のメールマガジンで

アマチュアの方は、ターゲットを見ない
あるいは見たフリをするゴルフで、それがスウィングに
悪影響を及ぼすということをお伝えしました。
 

ターゲットを見ないゴルフは
 

 ・前傾角度が深くなり、猫背になる

 ・グリッププレッシャーが強くなる

 ・クラブを上から押さえつける

 ・最初から身体が右に傾いている

 ・ボールに構えて右手がかぶる

 ・クラブを上げにくいから手上げになる

 ・身体そのものも伸び上がる
 

挙げればキリがないのですが、これらによって
トップやダフリ、スライスやフックといったミスが
引き起こされるという話でした。
 

向こう見ずなゴルフ、していませんか?

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 「じゃあ江連さん、実際にどのように
  アドレスの手順を踏めばいいんですか?」

 

はい、それはきちんと知っておいたほうがいいので
お伝えしたいと思いますが。。。

プロのアドレスの手順

もちろんこれについては多少の個人差はありますが、
 

 ①まず、右足から入る

   ↓

 ②次に左足が決まってから、右足で微調整

   ↓

 ③ここで、ターゲット方向を見る

   ↓

 ④クラブヘッドを、地面につける

   ↓

 ⑤次の瞬間、自然とバックスウィングが始まり。。。打つ!
 

おおよそ、このような流れかなと思います。
 

 「ところで江連さん、ターゲットを見ることって
  方向を見定める上では大切だというのはわかるんですが、
  他にも何か大切なことがあるんですか?」

 

そのように思ったあなたは、大変鋭いです。
はい、他にも大切な点があるんです。

それは何かというと。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・

ターゲット方向をきちんと見ることのメリット

きちんと狙う先を見ることで、
 

 ・適度な前傾姿勢でアドレスできる

 ・柔らかいグリッププレッシャーでクラブが持てる

 ・左肩上がりの自然体で構えられる

 ・左右の腕の長さが一緒になる

 ・クラブを体全体で自然に上げることができる

 ・前傾角度が変わらないスウィングができる
 

。。。と、向こうを見ることのメリットは
いろいろあります。
 

背中が丸まっているのと違い、
身体が起き上がることで酸素が身体全体にいきわたり
無駄な力が抜けてリラックスできるというわけです。
 

もちろんそれより何より、狙ったターゲットにボールを運ぶと
高いレベルのゴルフが目指せるのは言うまでもありません。
 

ということで、あなたは向こう見ずなゴルフと
狙いを定めたゴルフ、どちらを目指しますか?
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

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江連忠でした。
 

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飛距離を伸ばすスイングのタメ

2022.11.14
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

飛距離アップに悩んでいる方は
非常に多くいらっしゃいます。

レッスン中、熱心に参加してくださる方でも
飛距離アップの話しになると特に熱気が変わるのを感じます。

大自然の中にある広大なコースに向かって
あれだけボールを飛ばせスポーツはないので、

飛ばしはゴルフの醍醐味ですし
スコアにも繋がってくるところではありますので、

やはり飛距離アップは
ゴルファーの永遠の課題でもあります。

しかし、非常に多くのゴルファーが
飛距離アップを望んでいる反面、

ある程度までいくと
だんだんと飛距離が出づらくなってしまう…

そこで本日はゴルフの醍醐味である
飛距離アップのための効果的な練習を
ご紹介させていただきたいと思います。

スイング中の2つのL字



私も常に飛距離アップには取り組んでいます。

その中で飛距離アップのポイントというのは
たくさんあるのですが、

今回は「スイング中のタメ」について
お話させていただきたいと思います。

スイング中のタメというのは、
バックスイングを上げてトップでできた
2つのLが重要になります。

1つ目がクラブと左腕のL
2つ目が右肘のL

この2つのLを崩さずに
振り下ろすことがポイントになります。

Lの字を早い段階で崩してしまいますと
タメがなくなりインパクトでボールに力が
伝わらないスイングになってしまいます。

そうしますと本来もっとヘッドスピードを出せるような
ポテンシャルがあったとしても、

結果としてヘッドスピードが落ちてしまって
飛距離が出ないスイングになってしまいます。

この2つのLをキープして
タメを作りインパクトができれば、
飛距離を出していくことができます。

タメを作る2つのポイント



このようなスイング中のタメを作るために、
まず形として覚えていくためにはポイントが2つあります。

まず1つ目のポイントは素振りです。

まずトップまでゆっくり作り、トップで一旦停止したら、
下半身リードで左の脇腹を意識して身体を回転させていきます。

そして、L字をキープしたまま
地面が地面と平行となる位置まで下ろしていきます。

ここまできたらまたトップを作ります。

左の脇腹の切り返しで2つのL字を変えずに
シャフトが地面と平行になるまで下ろします。

シャフトが地面と平行になる位置まで振り下ろすことを
ハーフウェイダウンといいますが、

ハーフウェイダウンの位置まで、
左脇腹のリードでクラブを下ろす練習を繰り返してください。

このドリルを繰り返し行っていますと
左脇腹に張りを感じてくると思います。

筋力トレーニングをしたような形で
左脇腹がキツイなと感じることができたら
正しく素振りが行えているという1つの指標になります。

そして2つ目のポイントが腕の脱力です。

タメの動きはプロのスイングを写真で見てみますと
2つのLがハーフウェイダウンの位置まで
しっかりと保たれているのがわかると思います。

ただこのタメを作る動きを形だけ真似をしようとすると
どうしてもタメを作ることを意識しすぎて
ぐっと腕に力が入ってしまいます。

ただ、タメを作り飛距離を伸ばしていくためには
最大限、腕は脱力することが重要になります。

最後に・・・



スイングの形を保とうとすることへの意識が強くなると
必要以上に力がはいってしまいます。

腕は2つのL字を保ちつつ脱力し、
下半身の動きだけでクラブを下ろすことがポイントになります。

下半身リードでハーフウェイダウンの位置まで
2つのL字をキープしたまま素振りを繰り返し行う。

その際にはできるだけ腕は脱力した状態で取り組んでいただくと
効率良く飛距離アップに繋げていくことができます。

この練習方法はシャドースイングでもいいですし、
クラブを持って行ってもいいのですが、

実際にボールを打たなくてもいいので、
これから寒さが本格化してきたら
自宅で行っていただくのにうってつけですので
ぜひご自宅で試してみてくださいね。



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【ビデオ】伸びあがり撲滅→飛距離UPにはコレ

2022.11.13
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「伸びあがり撲滅→飛距離UPにはコレ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

インパクトに向かって頭を落下させると、
ボールを強く押せる体勢ができて、飛距離アップできます。

ところが、インパクトに向かって
ついつい手でクラブを振ってボールを叩きにいってしまい、
ボールを叩こうとするほど本能的に伸びあがります。

では、伸び上がらないためには、何が必要なのか?

(続きはビデオにて)

伸びあがり撲滅→飛距離UPにはコレ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf221113/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

そもそもなぜ、伸びあがるのか

そもそもなぜ伸びあがるのかというと、
伸びあがることで遠心力を利用して、
ヘッドが振られることを体は知っているからです。

しかし、実際にはインパクトで頭が浮くとリリースが早くなり、
当たり負けでボールは飛ばず現実は気持ちと裏腹です。

というわけでまずは、インパクトに向かって
伸びあがらないためのコツを見てみましょう。

遠心力を正しく使う

伸びあがらないためのコツ、それは
インパクトに向かって頭を振り出し後方へ押し込むことで、
遠心力に対応しやすい体勢を強く意識することです。

遠心力とヘッドスピードは相関関係が強いので、
遠心力に耐えやすい体勢をつくっておくだけで
ヘッドスピードはアップしてボールは飛びます。

伸びあがると確かに遠心力が大きくなって、
クラブは体から離れようとして振られることになります。

しかし、インパクトはまだハンドファーストの形であることで、
ヘッドは加速中で真下ではなく振り出し方向の斜め下が
遠心力がピークとなるべきポジションです。

そうなると、上半身は振り出し後方である右に傾いた状態で
インパクトを迎えることで、楽に遠心力に耐えて
最大の遠心力を発生させてボールを遠くまで飛ばせます。

落下の誤解

ところで、頭を右に落とすとダフる気がするとよく言われます。

しかし、左脚でしっかり地面を踏んでいるならそうはなりません。

左脚で地面を踏んで腰をターンさせることでしなりが大きくなるほど
ヘッドは体に近くなって地面から離れ、
むしろその分だけ落下しなければヘッドはボールに当たりません。

このことを正しくイメージできれば、
左脚で地面を踏みながら思いっきり頭を振り出し後方へ押し込むように
上半身を右に倒すことができます。

ハンドファーストとしなり

そして、ハンドファーストでのインパクトなら、
上半身のしなりがまだ残った状態でしなり戻る瞬間の
ヘッドが加速中にヒットさせることで
最大の飛距離を得ることができます。

ハンドファーストとはヘッドに対して手元が先行した形で、
ヘッドが体の回転に対して遅れてついてきている状態です。

手元に対してヘッドが遅れるほど、
上半身のしなりは深く入っていることになります。

右腕をテコの支点として、力点としてのヘッドが遅れるほど
作用点であるグリップエンドは左肩から離れます。

そうすると、グリップエンド側につながった左腕は引っ張られて
左肩甲骨が胸の方向へスライドされる形で
しなりのエネルギーをためることになります。

そして、インパクトではまさにしなり戻りはじめた瞬間にヒットすることで、
ヘッドはボールを強く押して当たり負けが少なくボールを遠くまで飛ばせます。

止まっている形からも、ハンドファーストのほうが
ヘッドが手元に先行したハンドレイトよりもボールを強く押せます。

しなり戻りながらインパクトして
その後にヘッドスピードがマックスになるイメージを抱いて、
インパクトに向かって頭を振り出し後方へ押し込んで遠心力に耐えましょう。

そうすれば、飛距離を落とす伸びあがりとは無縁になります。

飛距離を決定づけること

雑誌Golf Todayの調査によると、
女子ツアープレーヤーの平均ヘッドスピードは約43m/s、
一般男性の飛ばし屋と言われる場合の平均ヘッドスピードは
約45m/sとなっています。

しかし、トータルの飛距離では女子ツアープレーヤー平均約251y、
一般男性の飛ばし屋平均230yとなっています。

ヘッドスピードに対して逆転している
この30y以上の差の理由は何なのでしょうか?

Golf Todayの調査では、バックスピン量と打ち出し角度は
女子ツアープレーヤー2500回転/分14度に対して、
一般男性の飛ばし屋は平均3500回転/分12度といった違いになっています。

キャロウェイによるデータでは、現実的な最大飛距離のためには
バックスピン量2,200 〜 2,600rpmで
10〜14度のボール打ち出し角となっています。

別の統計として一般男性のドライバーの平均ヘッドスピード40m/sでの
一番ボールのキャリーが多くなる弾道を
ダンロップゴルフでシュミレーションした結果があります。

それは、バックスピン1500回転/分、打ち出し角度25度でした。

これらの統計から、女子ツアープレーヤーは高い打ち出し角度と
少ないバックスピンで飛距離に対してより有利に立っています。

また、ボール初速とは、インパクト直後に
ボールがどの位の勢いで飛び出したかを示す速度のことで、
ミート率はボール初速 / ヘッドスピードです。

打点での差はありますが、
ヘッドの加速度が大きいときにインパクトさせることで
同じヘッドスピードでもボール初速は大きくなります。

Golf Todayの調査によるとボール初速は
女子ツアープレーヤーで平均62.00m/s (ミート率 1.45)、
一般男性の飛ばし屋で平均60.75m/s (ミート率 1.35)です。

そういった点では女子ツアープレーヤーは、
一般男性の飛ばし屋よりもインパクトでヘッドを加速していて
最適な軌道で効率良くボールを飛ばしていることになります。

落下のエネルギーを使う

また、落下のエネルギーは想像以上に大きなものです。

実際のスイングに近い状況としてトップから上半身が10cm落下して、
腕は50cm落下したときのエネルギーをすべてヘッドに伝えて
ボールを打ち出す場合を計算してみました。

なんと、その落下のエネルギーは飛距離に換算すると
150y飛ぶ分の位置エネルギーになり、この落下の大きなエネルギーを
体をしならせることに使えば楽々飛ばせます。

自ら出そうとする力でクラブを振ることは弓でいうなら
手で弓矢を投げるようなもので、それでは筋力低下に連動して
70歳を過ぎると年マイナス4yという統計に乗ってしまいます。

落下する力で弓を引くように体とシャフトにじっくり
エネルギーを与えてしならせておいて、
それをインパクトに向かって一気に解放しましょう。

そして、インパクトに向かって伸びあがっていては
位置エネルギー的にはマイナスで、飛ばしたいなら落下です。
 

では、また。
 

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