From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「ゴルフ上達ドリルは『不自由』である」
というテーマで、お話ししたいと思います。
何だかわけのわからないタイトルだなと
お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが。。。
このことを知っているかいないかで
あなたのゴルフ上達は確実に変わってきます。
なぜ、上達にドリルが必要なのか?
今日お話しするテーマについては、
ある素朴な疑問から始める必要があります。
それは、
「そもそもなぜ、ドリルをやると
自然に正しい動きができるようになるのか?」
この疑問に対して、あなたはすぐに
答えることができるでしょうか?
・
・
・
「不自由」な部分を作ると
別の部分で敏感にならざるを得ないという
人間のメカニズムを応用しているから
これだけだと少しわかりにくいかもしれませんので、
もう少し詳しく説明しましょう。
ゴルフの上達ドリルというのはたいてい
何か一つ「不自由な部分」を作るようにします。
そしてその一つの「不自由な部分」をドリルで作ることで
他の部分(感覚)がそれを補おうと、敏感になるのです。
これについて、一番説明しやすい例となるドリルが
目をつむるドリル
これはやってみれば誰でもわかりますが
実際に目をつむってみることで。。。
・それまで聞こえなかった音が
聞こえるようになります
・普段は気にしていなかったスイングの感覚に
より敏感になれます
実は試合に出ているプロたちも、スタートの1番ホールや
「このホールは難しいな」と思う時には
目を閉じて呼吸を整えているのを、よく目にします。
目を閉じてスウィングをすることによって
自分の位置、感覚がとてもわかりやすくなるので
プロたちには事あるごとにやるようにすすめています。
「スウィング中に頭が大きく動いてしまって。。。」
という方であれば、目を閉じてスウィングをしてみれば
自然と頭は動かせなくなるはずです。
目を閉じた状態で、頭が大きく動いていたら
ボールなんて打てるものじゃありませんから。。。
素振りだけでもいいので、目を閉じて振ってみることで
・身体の重心の意識、バランス
・ボールを打つ上で大切な下半身の意識
・グリップにかかっている手の力
そのようなことがわかってきて
間違いなくスウィングにはいいことづくめです。
言葉での説明は、思ったよりも無力
他のゴルフコーチたちがどのようなレッスンをするのか
私はあまりわかっていないのですが、
「トップを小さくして下さい」
「肩をもっと回しましょう」
たしかにそういった、形や動きについては
私も指摘は行います。
ですが、これが大事なところですが
それらを形を言葉で理解したとしても
体が理解するとは限りません。
なので、動きや形を言葉で理解するのではなく、
プレーヤーが正しい動きを体で理解するために
ドリルを取り入れている、というわけです。
こうしたドリルでの上達の仕組みについては
別に知っていなくてもよいことかもしれませんが、
「なぜ、これをやる必要があるのか」について
頭の片隅に知っておいたほうがよいと思ったので
今回取り上げてみました。
このメールマガジンをお読みのあなたは
スウィングにはバランスが大切だと
十分に理解しているはずです。
目を閉じて素振りをするだけで、バランス力が鍛えられて
今までは確実性の低かったショットが
グリーンを捉えられるようになるはずです。
「目つむりスウィング」は
本当にオススメのドリルですので、
ぜひ、お試し下さい。
追伸:今日の「目つむりドリル」以外にも
ちなみに今回の「目つむりドリル」については
現在ご紹介中の、コチラのプログラムにも収録されています。
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真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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