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「体」ゆるみのない体

2013.11.03
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は、前回の「胴体を締める」に引き続き「ゆるみのない体」と題して、
さらに効果をプラスできる事について話をしてみたいと思います。

あ、今日は最後まで読んでくださった方に、ETGAよりプレゼントがあります。
お楽しみに!

まずはじめに、ガイドラインとして、、、

 (1)お腹を凹ませる

 (2)お腹と胸を締める

 (3)おしりの穴をキュッと締める

 (4)足の親指を上に上げる

(1)と(2)については、前回お話しした事になりますが、
今回は(3)(4)について、話をさせていただこうと思います。

おしりの穴をキュッと締める

たとえば歯磨きのチューブで、蓋を開けてギュッと握ると、
中身が飛び出しますね。

それと同じで、四方八方閉まっていないと、
どこか弱いところから中身が飛び出そうとしてしまいます。

とはいえ、体の中は歯磨き粉ほど流動的ではありませんので、
お腹をいっしょうけんめい凹め過ぎて、
お腹の中身が、おしりや口から飛び出してしまうようなことは無いのです(笑)。

とはいえ、できるだけ全体を締めて、
より強く体幹を安定化できるといいですね。そこで、、、

実はお腹と胸の他に、もう一箇所締めていただきたいところがあるんです。
それは、、、

 「おしりの穴」

すなわち肛門ですね。

おしりの穴を締めるのは「骨盤底筋群」と呼ばれている筋肉達です。

ドローインなどでは腹横筋、腹斜筋、横隔膜でお腹を凹ませますが、
骨盤全体を安定化させるためには、骨盤の下側にある骨盤底筋群を収縮させると、
さらに効果的となります。

それを行う動きが、おしりの穴を締める動きなんですね。

これで、体幹となる胴体全体が四方八方引き締められて、
ゆるぎにくい最強の体幹が手にはいります。

習慣にする

またこのお尻の穴を締める動きには、追加効果があるんです。

骨盤底筋群は他の筋肉と同じように、加齢と共にその筋力は弱くなってきます。
そして、尿漏れなどの病理的症状が出てきたりしてしまうこともありますね。

そんな場合も、おしりの穴を締める動きは、症状の改善に効果があると言われています。

お尻の穴を締める動きはいつでもどこでもできますから、
思い出したらやるようにしてみてください。

電車の中でやっても、外からは見えませんので、大丈夫ですね。

ちなみにわたしは車通勤なんですが、
信号で止まると「お腹とおしりの穴を締める」というように決めてやっています。

不思議なものですが、
「いつでもできる」は、逆に「やらない」ということにもなりやすいのです。

ですから、やるタイミングを決めておいて、しっかり実行するようにしてください。

毎日の積み重ねが、健康としあわせを運んで来てくれます。
(おおげさ過ぎですかね。。。^^;)

足で地面を踏むという事

実は、ゆるみない体の使い方をするために、
是非とも頭に入れておいていただきたいことが、もう一つあるんです。それは、、、

 「足で地面をしっかり踏む事」

です。

立っていれば、体重分、地面を踏めているとおっしゃる方もいます。
しかし、地面を踏むということは、もっと深い意味があるのです。

 「え、深いって、でもちゃんと立っているんだからいいんじゃないか」

そんなふうに言われてしまうかもしれません。
もしそうなら、ジャンプする時をイメージしてください。

足の裏にはご自分の体重よりもより多くの力が加わります。
そこが、重要なんです。

立っている時よりも、何倍もの力がかかってくるんですね。

そうなると何が起きるのかと言いますと、ちゃんと足の裏で地面を踏めていないと、
地面からの力をうまく受け止められずに、ひどい場合だとぐらついたりしてしまいます。

そして、力が変な方向に逃げてしまったり、
短い時間に力を集中して地面に伝えることができなくなります。

その結果、高くジャンプしよとしていても、
高く上がることができなくなるという結果となります。

足指タオル引き寄せ

江連忠ゴルフアカデミーの飛ばし屋、5年連続ドラコンチャンプの
斎藤かおりの練習メニューの一つに「平均台乗りショット」があります。

これは、通常の平均台より少し幅が狭いコンクリートの台の上に乗って、
落ちないようにして、ドライバーでボールをかっ飛ばすというものです。

この練習によって、足の裏の正確な位置にパワーをかけ続けることが出来ます。

そのため、脚で発揮したエネルギーを余すところ無く地面、
この場合はコンクリートブロックの台ですが、
足の下にしっかり伝える事ができるようになります。

この練習をうまくこなせるためには、体にゆるみがないようにする必要があります。
そして、足の裏にもしっかり地面を踏みしめる安定性が必要となるんです。

足が踏めているかどうかは、外見ではわかりにくいのですが、
この平均台ショットをすれば、簡単に判定出来てしまいます。

この練習は幅5cm、高さ2cmぐらいの足幅が確保出来るぐらいの長さの板を使っても可能です。
ホームセンターでも売っていますのでやってみてください。

しかし、いくら正確に踏みつけようとしても、なかなか難しい場合もあります。
そのような時は、足の筋力が足りないかもしれません。

普段から裸足で走り回っていれば、足の筋力も発達してくれるんですが、
最近の生活では、だんだん弱体化するばかりです。

 「いや、わたしは1日1万歩歩いている、だから問題ない」

そんなふうにおっしゃる方もあると思いますが、
ただ歩くだけでは、うまく鍛えられていない可能性があります。

最近は特に、性能のよい靴が横行?していて、足の裏への負担が激減しています。

そのため、たくさん歩いているつもりなのに、足はたいして鍛えられていないということがあるんです。

それでは、どうすればいいのでしようか?

ズバリ言って、これからお話するトレーニングをやってください。それは、、、

 「足指タオル引き寄せ」

です。

やり方はとても単純で、タオルを敷いて、
端っこから足の指を使って引き寄せるだけです。

手ぬぐいぐらいのものでいいので、どんどん引き寄せてみてください。

床の素材によって、やりにくさは変わります。
どれぐらいの長さのタオルを何回やればいいかという数字はなかなか言えません。

敢えて言うのなら、
足の指がだるくなるぐらいまでやる、というぐらいでいいですね。

足の親指を上に上げる

しかし「なかなかトレーニングという部類のものはできなくて」
とおっしゃる方も多いかと思います。

ちょっと簡単にできる極意をお伝えしておこうと思います。

平均台ショットでは足の拇指球の少し後ろ側を中心に
台の上に乗るとやりやすくなります。

ということは、台の上でなくても、通常この拇指球の少し後ろを中心に、
地面を踏むことで、しっかり足と地面がエネルギーをやりとり出来るということになります。

ではそこで、拇指球の少し後ろに乗れるためにはどうすればいいのかと言いますと、、、
ズバリ「足の親指を上に上げる」だけでいいのです。

宮本武蔵の「五輪之書」に書いてあるのですが、
「つま先を少し受けてきびすを強く踏むべし。」とあります。

「つま先を受ける」とは、特に親指を上に曲げる動作。
「きびす」とは踵ですね。

足の指先に体重が乗らない様にすることで、拇指球でしっかり地面を踏むことができて、
踵側と合わせて足裏全体で踏みやすくなるのです。

また、能の世界では足裏三点荷重(拇指球、小指の付け根、踵)
ということが言われたりするそうです。

この場合、小指の付け根と踵は乗りやすいので、
拇指球にしっかり乗るようにすれば足裏三点荷重がうまくできるのですね。

これらのことからも言えるのですが、足の親指を上に曲げるようにして、
拇指球にしっかり乗るようにすることで、

 ・足裏3点ができて

 ・全体としてこの3点を結ぶ三角形の内側のどこにでも荷重しやすくなる

ということです。
要するに、パワーを伝える足裏の中心をコントロールできるということなのです。

荷重するポイントをコントロールしやすいということは、
狙ったところにしっかり荷重して、地面とエネルギーのやりとりが
やりやすくなるということですね。

地面をしっかり踏めると、スイング全体に締まりが出来てきます。
そうすれば、当然正確性がアップしたり、飛距離を伸ばしたりできます。

少なくとも、地面を踏めず体がぐらついていては、ボールを正確に打ちぬく事はできませんね。

今回は、次の2点についてお話させていただきました。
なんだか簡単そうですね。

でしたら、是非やってみてください(笑)。

 (3)おしりの穴をキュッと締める

 (4)足の親指を上に上げる

では、また。

追伸:

最後まで読んでくださった方に、ETGAよりプレゼントのお知らせです。

ETGA所属プロのサイン入りサンバイザーを、抽選で3名様にプレゼントします!
(江連忠2名様、堀奈津佳1名様限定)

下記よりご応募下さい。

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※応募は11/4(月)までとさせていただきます。

ご応募、お待ちしています!

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ドライバーの成功はアレで決まる

2013.11.02
hattori

From:服部コースケ
代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部公翼です。

一昨日まで3日間茨城県のゴルフ場で撮影をしていました。

茨城は私の地元ということもあって
生徒さんとの個人レッスンで利用したりする機会があるのですが

改めて茨城はゴルフ場の値段が安いので
みなさんもご利用いただきやすいなぁと再認識しました。

3日間の撮影では、皆さんにゴルフの難しいと言われている点を
なるべくわかりやすいようにと思い、動画を撮影してきました。

ぜひ完成したら見てみてくださいね。
勿論飛距離アップに関することですよ。

出来上がったら発表させていただきます。

さて、今日もドライバーの話をしていきますね。
今日は、少し短いですがあなたに確認していただきたい
練習のポイントを1つお教えします。

服部公翼プロフィール

1983年3月25日、茨城県潮来で生まれる。
代官山の会員制ゴルフレッスンアカデミー、
「K’s Island Golf Academy」の代表。
300yを超えるショットと、飛ばしのレッスンで話題を呼ぶ。
高校卒業と同時に、ゴルフの専門学校国際ゴルフビジネス学院に入学、ゴルフの基礎を徹底的に学ぶ。
その後、さらなる成長のために豪州留学。現地で競技経験を積むと同時に、ツアーにも足を運んでオーストラリアゴルフメソッドを学ぶ。帰国後、独自の飛距離アップ法を作り上げ、ティーチングを始める。その独自の飛距離アップ法が話題を呼び、ティーチングの道に専念。
自身のスイング研究から培った、美しく飛距離のでるスイングが持ち味。スイングからトレーニングまで、飛距離アップのトータルケアは万全。さらに、飛距離をテーマにしたDVD「ロングドライブプログラム」を2011年に発売。その他ゴルフ雑誌に関わらず、多方面のメディアにも出演経験をもつ。
レッスンでいつも生徒に伝えている想いは、、、「あと、30ヤード飛ばすと、ゴルフが100倍楽しくなる」

服部公翼のスイング動画

ドライバーは球数が命?

ドライバーの練習と行ったら、練習場での打ち込み
を想像される方が多いと思いますが、

最近の生徒さんに伺ったお悩みで

「ドライバーの練習をしにゴルフ場に行くと
 ボールは沢山打って帰ってくるのですが、
 なんだか練習した気になっているだけのような感じがするんです。」

というお話を伺いました。

たしかに、ボールを漫然と打っていると
練習した気になって成長した感じがしないということもあるかもしれません。

良いボールが打てると気持ちがいいですし、
ドライバーはアイアンよりもミスを確認しづらいですからね。

とはいえ、気持ちがいい、球数を打った
というだけでは効率のよい練習ができているとは限りません。

もっとドライバーを上手く練習していただくためにも
これからお話することを気をつけていただきたいと思います。

ドライバーの成功はアレで決まる

基本的には、打ちっぱなしでドライバーの球数を沢山打てば、

自分が打った球筋を修正しようと身体が動き、調整をしてくださると思うので
球筋は安定してくる傾向にあります。

具体的に言えば、

「あぁ、スライスだったな、
 次はもうちょっとフェースを閉じて打つようにしよう」

とか、そんな風に意識してくださって修正していきます。

ただ、これだけでは実際にゴルフ場でラウンドするときに
力を発揮できるとは限らない理由があります。

それは、、、

ゴルフ場では、ドライバーは
1H、1発しか打てないということです。

その1発で結果を出さなくてはなりません。

その1発を打つ前には
素振りしか出来ないので

その素振りがどういう動きになっていれば
どういうボールが出るか、ということを知っていなければなりません。

逆に言えば、素振りがしっかりとできれば
どんなボールが打てるかわかるようになります。

ボールをバシバシ打ってしまう人は
普段の素振りを意味を込めて打っていないので
コースでの素振りに意味がなくなっているかもしれません。

この素振りの重要性というのは
小原さんもメールでよく話してくださっているので
みなさんもよくご存知と思います。

ショット前の素振りですべてが決まる

練習するとき、ショットをビシバシ打つのも良いですが、
本番さながらに ティアップ ~ ショット までの順序を追って
ボールを打って見て下さい。

そして、素振りするときに自分がよくやってしまう
悪いところをちょっとオーバーに直してスイングしてみて下さい。

ショット前の素振りの意識をより強く持って
アドレスして打って下さい。

そうやってショット前の素振りを意識をして
行うことでどのような素振りをすればいいかわかり、
ショットが安定するようになります。

そして、練習場こそ
自分の結果をよく判断してさらに改善につなげることができるので

フェースがどこを向いているか
クラブのポジションがどこにあるかを意識して
その結果を確認してくださいね。

こういう素振りをしたら
こういうボールが出るな、ということがわかっていないと
修正が効かないですね。

さらに言えば、自分で左に曲げてみたり、
右に曲げてみたり、

こういう振り方をしてから
ボールを打つと曲がるんだな、

ということがわかると
自分のミスを修正するキッカケになるので
試してみてくださいね。

服部 コースケ

追伸:来週からは私のメルマガが木曜日配信になります!
   これからも引き続きおねがいいたします!

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傾斜地の練習がしたいと思っているあなたへ

2013.11.02
obara

From:小原大二郎
大阪のホテルより、、、

おはようございます、小原大二郎です。

昨日は、兵庫県の大宝塚ゴルフクラブでコンペでした。

女性の方がベスグロスコアを達成されたり、
関西コンペなのに、わざわざ千葉からご参加いただいた方もいたり、、、

熱心な方々にご参加いただいて、私もとても嬉しかったです。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございます!

そこで今日は、そのコンペ中に受けた質問と、その回答について、
みなさんにシェアしたいと思います。

傾斜の練習をどうするか?

今回コンペを行った大宝塚ゴルフクラブは、
かなりアップダウンの多いコースでした。

アップダウンが多いですから、もちろん傾斜も多いなかで、
参加者のみなさんもミスヒットが多く悩まされていたようです。

そんなこともあってか、コンペのラウンド終了後に実施した座談会で、
こんな質問がありました。

 「練習場は結局平らなところでの練習ですが、
  傾斜に対応する練習を、どのようにすべきでしょうか?」

もちろん、練習場は平らですから、傾斜の練習ができないですよね?

ですがそもそも、平らなところで真っ直ぐのボールが打てないのであれば、
傾斜地のライでちゃんと打つことはできません。。。

 「小原さん、そうは言いますけれど。。。」

 「だったら、どうすればいいんですか?」

はい、傾斜地でちゃんと打てるようになるためのポイントとして、
まずあなたがしなければならないことは、、、

ベタ足+腰の回転

 「肩から肩のスイングの練習」

 「しっかりとベタ足で打てるようになる練習」

この二つが、とても大事になってきます。

なぜ、ベタ足での練習が必要かというと、
コースに出た時に、傾斜地の斜めのライでしっかりヒットするためです。

傾斜地で対応できるようになるためには、基本の動きを
「肩から肩」のベタ足で打つ練習をおそろかにしないことなんですね。

まずはベタ足ができるかどうか、これが基本です。

私もいろいろなところのレッスンで、このことは言っているのですが、
それを改めて、思い出してほしいと思います。

この「ベタ足スイング」の練習に加えて、もう一つ大切なのが、、、

 「腰をレベルに回転(水平に回転)させる」

ということです。
つまり、おへそを地面と平行に回転させるということですね。

基本の基本をアバウトに練習しない

「基本の基本」としてのポイントはたくさんありますけれども、
第一番目にできなければいけないことが、こうした練習です。

しかしながら、、、これをおろそかにしている人が意外と多いです。

みなさんはやっているつもりでも、
意外とアバウトな練習になってしまう傾向があるようです。

こうした話のほかにも、練習メニューの組み立て方や、
シャンクの直し方など、質問に答えながらお話をしました。

こうしたことに、熱心にメモも取りながら聞いてくれていて、
話している立場としては、とてもありがたかったです。

今日来てくださったみなさんは、
今後ますます上達されるのではないかと思います。

また関西でのコンペも企画したい思っていますので、
それまでにどんどん上手くなってくださいね!

またメールします。

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30ヤード先にある自由

2013.11.01
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「30ヤード先にある自由」ということについて
お話をしようと思います。

 「ん? 一体どういうこと?」

そんなふうに思う方も多いと思いますが、
私が時々レッスンをしているゴルフ場で行き来する道でのことです。。。

「ん? これはまさか。。。?」

私はそのゴルフ場への行き帰りは車を使っているのですが、
その道の途中に一つだけ、混雑しやすい交差点があるのです。

朝早いとそうでもないのですが、通勤時間帯に近づくにつれて、
朝でも混雑をすることがあります。

また、帰りの夕方ぐらいにも、その交差点は混雑していることが多いのです。
混雑するとその交差点を抜けるのに、3~4つの信号は軽く待つことになります。

ですが、しかし。。。

実は私は、この交差点を通らずに行くことのできる抜け道を知っていまして、
混んでいる時間帯にはこの道を通ることにしています。

これだけで、5分は確実に違います。
それなのに、でもなぜかみんな、そちらの道には行かないんですね。

私もその道を知らなかったころは、その交差点が混んでいるのを見て、

 「ああ、またか。。。」

と思ってばかりいたんですが、ある時ふと、前の車がひょいと曲がったんです。

 「ん? これはまさか。。。?」

と思ったので、私もその車を追って、曲がったんですね。

そうして、その抜け道を知りました。

「横道」の選択肢がないだけ

そこを曲がって、ゴルフの距離なら20~30ヤードほど先に(笑)、
その混んでいる道に並行して走っている道があるのですね。

ただ、ちょっと横道にそれるだけ。
それだけで、渋滞を避ける事ができるのです。

この抜け道の話、ものすごーく単純なことです。
それなのに、今でもその交差点は混雑をしている。。。なぜか?

それは、かつての私のように、抜け道があることを知らないからです。

ものすごく単純に言えば、
「横の道に曲がる」という選択肢がない、というだけなのです。。。

さきほどふざけて20~30ヤードと言いましたが(笑)、
これはもしかしたら、ゴルフでも同じことが言えるのかもしれません。

スコアをアップさせるために、使える方法や知っている方法が一つしかなければ、
その道を通る以外の方法を選択することがありません。

もっと簡単にボールをクラブヘッドに当てられる方法があるかもしれません。
もっと効率よく、スコアアップをさせることのできる方法があるかもしれません。

もっと確実に上達できる、別の方法があるかもしれません。

自由である=選択肢がある

私が提唱している、腰から腰のビジネスゾーンの練習もそうですが、
練習場に行って、そうした練習をしている人は少ないかもしれません。

みなさん、ドライバーでネットに向かって、ただ黙々と打つだけ。。。

もちろんそれが100パーセント無駄だと言うつもりはありません。

ですが、ビジネスゾーンの練習をすることで、
あなたは上達のための新たな「選択肢」を得ることができます。

しかも、比較的効率よく短期間に上達できて、
どんな人にもあてはまる再現性も持ち合わせています。

しかも、ある程度は自分一人で練習をすることもできます。

選択肢をたくさん持っていて、その選択肢から自分の意志で
何を選ぶかを決められる。。。

それを人は「自由である」と言います。
別にムリをして、不自由なままでいる必要はありません。

新しい選択肢を手に入れれば、先ほどの渋滞の例で言えば、
渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに進むことができるのです。

そしてその選択肢は、たった20~30ヤードほど先にあります。

もしあなたが、ゴルフの上達ができないと悩んでいらっしゃるのなら、
今までとは違う、別の方法を探ってみることをオススメします。

それは別に車の道やゴルフに限らず、人生においてもそうかもしれません。

またメールします。

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不満ではなく不安

2013.10.31
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はあなたに、ちょっと恥ずかしい私の過去についてお話ししようと思います。

これは私がプロゴルファーとしてゴルフを教え始めた頃のこと。

とあるゴルフ練習場で、教えていた生徒さんと別れて、
トイレに行ったのですが。。。

トイレでの会話

その日のレッスンは、1対3ぐらいで行うグループレッスンでした。

ですのでまあ、全体に説明する時間があったり、
個別に見る時間があったりという感じだったんですね。

その中で私なりに、その人に合ったレッスン方法を模索しながら、

 「こんなことをしてみたらいいですよ」

 「こんな練習が役に立ちますよ」

ということをお伝えしていました。ですが、、、

練習場のトイレに行って、いわゆる私は「大」のほうに入ったんです(笑)。
そうしたら、先ほど教えた生徒さんに違いない人たちが入ってきました。

 「あのさっきの練習、ちょっとめんどくさい、、、」

 「なんであんな練習しなきゃいけないんだ?」

 「本当にあんな練習でうまくなれるのか?」

そんなことをトイレで口々に言っている声を、、、聞いてしまったんです。

怒りから無力感に。。。

内容としては、教えている練習方法からして、
私のレッスン内容のことを言っているのは明白でした。

その声を聞いて、はじめはその生徒さんたちに対して、
怒りの気持ちを抱きました。

 「何にもわかっていないくせに!」

しかしその一方で、同時に浮かんできたのは、
自分に対する無力感のようなものでした。

 「自分はアマチュア一人もうまくすることができないのか。。。?」

実際、自分が信頼されていないからこそ、
そのように思われてしまうのであって、そのことに無力感を感じていました。

そんなことがあって、私は何がいけなかったのか、
今までの何がいけないのかを考えるようになりました。

何が、悪かったのか? 答えは意外とすぐに出ました。

不満ではなく不安

その生徒さんたちは私のレッスンに不満を感じていたのは事実です。

しかしながら、それ以上にあったのは「不満」ではなく
「不安」のほうが大きかったのではないかと気づきました。

おそらく、私がレッスンで伝えた方法に、
「本当にそれでいいのか?」と不安になっていたのだと思います。

だからそれが

 「あのさっきの練習、ちょっとめんどくさい、、、」

 「なんであんな練習しなきゃいけないんだ?」

 「本当にあんな練習でうまくなれるのか?」

という、生徒さんの言葉に集約されていたのだと思います。

人間という生き物は、自分が分からないものに対しては
不安や恐怖を抱くようになっているようです。

 ・これをやったら、次に何が起こるのか?

 ・これをやったら、何がどうなるのか?

 ・この先に目指すゴールがあるのか?

こうしたことが見えないと不安になります。
そして、、、不安になると、人は行動しなくなるのです。

そしてこれは別に、私が教えるうんぬんのことだけに限りません。

教わる側、上達を望む側からすれば、次に何が起こるのかがわかると、
上達への行動がしやすくなるということです。

あなたももし、自分が行動できないと悩んでいるのなら、、、
自分が何に不満を感じているかではなく、何が不安なのか?

そしてその不安はどうすれば取り去ることができるのか?

そのことにフォーカスしてみると、何かが変わるかもしれません。

またメールします。

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