From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、100が切れなかったところから
わずか1年でシングルになった人の話をします。
「そんなの自分には無理だよ」
そんなふうに思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、そうした結果を出している方のやり方というのは、
参考になる部分もあるので、ここでご紹介しておこうと思いました。
■1年でシングルになった人は特別?
先日、何人かの方にグループレッスンをさせていただく機会がありました。
終了後、クラブハウスで練習の総括などをしていた時に、
ある方から質問をいただきました。
質問の内容は、
「小原プロが教えている人の中で、100も切れなかったのに
たった1年でシングルになる人がいるそうだけれど、
そういう人というのはどんなことをやっているのか?」
というものです。
普通、シングルになるには数年、あるいは10年近くかかってようやく、
という人が多い中、私の生徒さんの中には1年で結果を出される方も
大勢いらっしゃいます。
そういう人たちがどんなことをしているかというと、
それこそ十人十色なので、これ、というものは言えません。
こればっかりは何がいいのかは、人によって違いますからね。
■シングルになれる人の特徴、必須項目ベスト3
しかし、その中でも特に重要だと私が考えるベスト3というのを
ここであなたにシェアしたいと思います。
別にシングルを目指していないのでなくても、
スコアアップを考える上ではとても役に立つと思います。
◇第3位 いわゆる「80:20」を意識して練習をしている
もしかしたらあなたも「80:20の法則」「パレートの法則」
という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
ビジネスの分野では、
「成果の80%は全体の20%の仕事から生み出される」
「利益の80%は20%のお客様から生み出される」
などなど、成果の80%は原因や努力の20%から生まれる、
という考え方ですね。
もちろん誤解しないでいただきたいのですが、
全てが80:20になるわけではありません。
ですが、成果には偏りが出ることは間違いありません。
短期間でシングルという結果を出されるような方というのは、
この「80:20」という考え方を知らなかったとしても、
「これは成果に直結する練習かどうか」
ということを絶えず意識をして練習に取り組んでいます。
ここでポイントになるのは、
「成果に直結しない練習をいかに捨てるか?」
これがポイントでになってきます。
「捨てる」というのは、正直かなり勇気がいることなのですが、
それが出来るだけで成果が上がるものだけに集中することができるようになります。
そうすると、結果として当然、成果が上がります。
「一見ムダに見えるものが大切」
なんていう話もあります。確かにそれも正しいと思います。
しかし、その言葉を言い訳にして、
ムダな練習、成果に直結しない練習ばかりをしていませんか?
私の教えていた生徒さんで、クラブを握ってたった8ヶ月で
シングルになった方がいますが、家の中で地味なアプローチ練習と
パター練習をひたすら繰り返していていたそうです。
とにかく、一度捨ててみてください。
それで悪影響が出れば、また元に戻せばいいのですから。
■なぜ仕事が忙しい人ほどうまいのか
続いて、第2位です。
◇第2位 忙しい中で時間を見つけて練習をしている
実は時間がある人よりも、時間がない忙しい人のほうが上達が早いです。
なぜかというと、10分、20分という細切れの時間でも
結果を出すために集中して練習をするからです。
逆に時間があると、
「またの機会でいいや」
となってしまい、練習をサボってしまいがちです。
練習も長時間になって、ダラけてしまうことも多いようです。
その点、忙しい人は長い時間が取れないので、
その分継続して練習することで成果を出そうとします。
そうした継続性も、いい方向に働いているのかもしれませんね。
■結局は自分に合ったものが一番
そして、第1位。
◇第1位 自分の年齢、体格にあったスイングを身につけている
「どちらかというと身体の使い方がフェード向きなのに、
ドローを打とうとする」
「自分の年齢を考えずに、パワーヒッターにあこがれて、
身体に無理をしてブンブンとクラブを振り回してしまう」
こういう人が時々いらっしゃいます。
しかし、自分に合っていないスイングをしていると、
必ずどこかで苦しいところが出てきてしまいます。
自分の身体に合ったスイング、年齢に合ったスイング、
これを知って実践すれば、自分が思うよりも割と早く
成果を出すことができるものです。
私がスイングを診断させていただく時には、
必ずこのことを念頭に置いてお話をさせていただいています。
いかがでしょうか。
以上が私が考える、短期間でシングルになれる人の特徴、
必須項目ベスト3です。
もちろんこれらがあなたにとってのベスト3になるかどうかは
実際のところはわかりません。
しかし、ここであげた3つはゴルフを上達させる上で
全て重要な考え方ばかりです。
もしあなたが今、思ったようにうまくいかないと悩んでいるのなら、
ぜひ参考にしてみてください。
またメールします。
小原大二郎