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行動力がない男

2016.07.12
近藤kondou

From:近藤雅彦
神田のゴルフパフォーマンスより、、、

おはようございます、近藤雅彦です。

あなたは女性が困っていたら
誰よりも早く手を差し伸べることが出来ますか?

どうやら私は違うみたいです。

私は本当に行動力がないな、と実感しました。

自分にガッカリです。

というのも先日、
神田駅近くでランチを食べた後
ある事件が起こりました・・・

行動力がない男

ご飯を食べ、スクールへ戻る途中、
ビルの階段から若い女性が降りてきました。

見たところ、大学生でしょうか。

携帯電話をいじりながら
いわゆる歩きスマホというやつです。

危ないなーと思いながら
見ていた次の瞬間、、、!

その女性が階段でつまずいて、
思いっきり転んだのです!

7段くらいの階段から
ウォータースライダーのように腹ばいになって
ガタガタガタ!っと地面まで落ちました。

周囲には通行人が10名ほどいましたが
そこにいた誰もが、ビクッと、動きが止まりました。

私も何が起きたのかわかりませんでした。

ほんの一瞬の空白が空いて、
「あ!女性が転んだ!」と認識しました。

そして同時に最悪のケースを想像しました。

「傷」「血」「死」という言葉が
一瞬のうちに頭に浮かんでしまったのです。

非日常的な状況にパニックを起こしました。

しかし、そんなことを私が思考している間に・・・

なんと一人の外人男性が
全速ダッシュで女性に駆け寄っていたのです。

私の脳が正常に判断するまでの
わずか0.5秒ほどの間に、です。

ヨーロッパ系の白人の彼は
すぐにお姫様抱っこで彼女を抱えあげ
安否を確認していました。

幸い女性はかすり傷くらいで
大きなケガはないようでした。

金髪の彼は誰から見ても
王子様にしか見えませんでした。
かっこよすぎです。

大事がなくて良かったと思い、
私はその場を立ち去ったのですが
次第に恥ずかしくなってきました・・・。

私が完全に思考を停止している間に
外人の彼は行動に移しました。

これって、ものすごい差ですよね。

通行人の10人中9人が行動できず
その1人がとっさの行動に移せた。

助けた外人と彼女がその後
恋に落ちたかどうかはわかりませんが(笑)

男として、負けた・・・と思ったのです。

おそらく助けようと思う前に
身体が動いたのでしょう。

人間の成長を止めるもの・・・

なぜあの時、私はすぐに助けに行けなかったのか?

たしかに非日常的なことで一瞬パニックになりましたが、
それよりも私の行動を妨げたのは、
「誰かが助けるだろう」という気持ちかもしれません。

私がいかなくても、誰か助けるだろう・・・
助けにいって女性が大したことなかったら
逆に迷惑かもしれない・・・

自分でもよくわかりませんが、
そんな気持ちかもしれません。

昔、何かの本で読んだことがあります。

人間の成長にブレーキをかけるもの、
それは「恥をかきたくない」という気持ちです。

恥をかくくらいならやらない方が良い
と思ってしまうのです。

あなたにも心当たりがあるかもしれません。

私はめちゃくちゃありますし、
まさに今回も当てはまりました。。

行動を起こさない限り恥はかきません。
が、成長もしません。

恥をかくのは誰だって嫌です。

でもネガティブに捉えるのではなく、
成長の可能性を広げたと考えたらどうでしょう?

恥をかいた記憶って強烈に残ります。

でも、それは成長している証なのかもしれません。

またメールします!

追伸:
ドライバーで飛ばなくて、
恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
私も昔は飛ばなくて苦労しました。

しかし、小原プロが教えている4つのポイントは
昔、私も実践して大変な効果がありました。

恥を乗り越え、そして、
飛距離を手に入れた方法です。

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[Video]私が本当に毎日やっているドリル

2016.07.11
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「私が本当に毎日やっているドリル」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

このドリルに気づいたのには、きっかけがあります。

それは何かというと、「こうだ」というふうに
教えていた私が、正しく左の肘が動いていなかった…
そんなことから得た気付きによるものでした。

(続きはビデオにて)

正しく左肘が動いていなかった

「左手はこうだ」と言うふうに言っていた私が
実は、正しく左肘が動いていなかったということに、
気づいてしまったわけです。

詳しくはビデオを見ていただくのがよいのですが、
自分では若干アウトに引くようなイメージが、
実はこの正しい動きだったということです。

自分の中ではほんの少し、イメージよりもアウトに出すほうが、
ラインが出るという感じが薄々ありました。

詳しくは、ビデオをご覧になって下さい。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

ここで紹介しているドリルをやっていただければ、
背中を引ききるという動き、つまり

 ・太ももをねじり

 ・腸腰筋を使い

 ・腹斜筋を使って

 ・最後に、左肩が引ける

という動き、すなわち自然と下半身リードの動きにもなります。

この映像をご覧いただいて、
「なんだ、そんな事か」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、本当のゴルフの気づきとは、
つまるところ、こういう事の積み重ねなのです。

お部屋の中で、どこでも出来てしまうドリルなので、
ぜひやってみて下さい。

今日の掘り出し物

懐かしいタグが出て来ました。

2016-0711_1

2016-0711_2

最近こういうのがよく出てきます。
 
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

アマチュアゴルファーが
最短でスコアメイクすることに特化した
プログラムの公開は本日7/11(月)までです。

今回の石井プロが解説するのは
まさに逆算した「戦略的ゴルフ上達術」なのです。
その方法とは?

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※本日7/11(月)までなので、お早めにご確認ください。

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新しいことを始めるときに大切なたった一つのこと

2016.07.11
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

夏といえば蚊、ですよね?

私はなぜか昔から、
とても蚊に刺されやすいようで、、、

明らかに皮膚も若くて美味そうな、
若いレッスンプロといても、
いつもボコボコに刺されるのは私だけ。

何故か私のところにだけ、蚊が寄ってきます。

(私がいればゴルフ仲間は蚊に刺されないので、
 ゴルフ仲間の中では私は蚊取り線香扱いです…)

そのため、
夏場は常に、ゴルフバックには虫刺されの薬を入れていますし
スプレー式の殺虫剤は、車にも置いてあります。

それでも、ゴルフ場から帰ると、
いくつも蚊に刺されているので
よっぽど、わたしの血は美味しいんでしょう。。。

・・・とまぁ、そんな話は置いておいて、
蚊取り線香というのは年々進化していると感じます。

昔はあの、渦巻き型の緑の蚊取り線香が主流で、
あの匂いを嗅ぐと夏を感じていました。

しかしここ2~3年では、
部屋に「プシュッ」と一吹きするだけで、
何時間か部屋全体に殺虫効果が続くというような
画期的な商品が登場しています。

こういう技術の進歩というのはすごいなぁと感じます。

わたしたちも常に、技術を磨き、
最新のグッズや新しいことを取り入れていかないと、、、
と思います。

でもこの「プシュッ」の最新型の商品。

こんなに蚊に苦しまされている私でしたが、
導入するのはちょっと抵抗がありました。

ほんとに一吹きで、
あの、しつこい蚊が退治できるとは信じられなかったからです。

なので、とりあえず発売されるとスグに買いはしましたが、
それをプシュッとした後、
結局、緑色の渦巻き蚊取り線香も併用して使っていたのです。

あの匂いと煙がないと、
「効いている」
感じがしなかったからです。

新しいことを始めるときに気を付けたいこと

もし、あなたが何か新しいグッズや
練習法を試そうとしているならそれは素晴らしいことです。

しかし、ひとつ意識していただきたことがあります。

それは「信じること」です。

新しい技術というのは進化しているので
信じられないほど簡単だったり、便利だったりします。

わたしが一吹き蚊取りを取り入れられなかったのは
あまりに画期的過ぎて信じられなかったのです。

技術は進歩しているので確実に効果はあるのに
疑ってしまったのです。

信じられないことで
新しいことを試すのもためらうのは
とてももったいないことだと思います。

もしあなたが、
新しい上達方法を試してみても、、、

それを「信じて」行うことができなければ
続けることはできません。

もし、あなたが何か上達を信じて続けている練習法があれば
あなたは確実に一歩一歩上達に近づいています。

目に見えないこと
結果に現れないことを
恐れず、焦らず、続けてみてください。

もし、あなたが半信半疑で不安になりながら
練習しているのだとしたら
立ち止まって、見なおしてみてはいかがでしょうか?

またメールします。

小原大二郎

追伸・・・

8/6(土)にチーム小原・交流ラウンドを行います。
場所は平川カントリークラブ(千葉県)です。

交流ラウンドも毎回開催するたびに好評で
参加者の皆様により満足してもらうためにどんどん進化しています。

今回は私と近藤プロ、宮本プロ、そして森崎プロの4名が参加しますので
是非、スケジュールを確認してみてください。

http://g-live.info/click/glcp1608gn/

追伸2・・・

今まで飛ばしに関して多くを語ってこなかった私が
構想と制作、そして修正をかさね・・・

約1年半の時間をかけて作り上げた
アマチュア向けの全く新しい飛ばしのプログラムがキャンペーン中です。

どんな方法でも飛ばなかったとお悩みの方は
5分でもいいので是非読んでみてください。

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直ドラで飛距離アップ?

2016.07.10
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

あなたは直ドラに興味ありますか?

直ドラするぞ~、なんて同組が言ったとしたら
「どうせ失敗するだろ」とか、
「本当に打てるの!?」

って感じるくらい難しいテクニックだと
あなたも思いますよね。

でも、直ドラでしっかり距離を残せたら
中々かっこいい!
難しいことをやってすごいなぁ!
といいことづくしな訳です。
(実際には、リスクもついてまわりますが…)

直ドラなら、どのクラブよりも
セカンドで距離を残せること間違いありません。

しかし、直ドラに関する
プロゴルファーのイメージは違います。

直ドラを選択するプロ、というのは、
それだけ飛距離が足りない、苦手にしているゴルファーと自認して
リスクを負いながらもそれを選択しているということです。

他のプロに置いていかれないためにも
直ドラする必要があるわけなんですね。

もちろん、ドライバーは
芝の抜けがいいように作られていませんから、
ちょっとライが悪かったり、打ち方を誤るとすぐに大きいミスにつながります。

それだけ難易度が高いが、飛距離を出すためにも必要、というのが直ドラなのですが、
実は、この直ドラは飛距離アップのためにも
いい練習になるという、隠れたメリットがあります!

直ドラ練習が飛距離アップにつながる!?

直ドラというのは、

・クラブが長い

・ダフリ、トップが出やすい

・適正に捉えられる入射角が狭い

という特徴があります。

この直ドラで練習を行うとどうなるかというと、、、

・コンパクトなスイングになる

・無理に手で振ろうとしなくなる

・適正な入射角が身に付く

という良いこと満載の練習につながります。

一度も実践したことがない方は
練習場の環境にもよりますが、一度お試しください。

その時のポイントとしては、

・ボールを上げようとしない:低い弾道で正解

・ゆっくりとアプローチ感覚で振る(怪我の無いように!)

・体との連動を意識する

この3点を意識して練習してみてください。

上手くなってくると
実際に、あなたもコース上で直ドラで打ってみたいと思えるかもしれませんね(笑)

参考にしてください。

ー服部コースケ

<七夕特別キャンペーン>

過去3万名を上達させてきた
小原大二郎プロが唱えるビジネスゾーン。

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「技」スキーで私を目覚めさせた技術をゴルフでも

2016.07.10
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・スキーで私を目覚めさせた技術をゴルフでも」

というお話をさせていただきます。

熱くてむしむしするときは、
冷たい氷や雪の世界を想像するだけで少しは涼しくなります。

そこで、真っ白な雪と戯れるスキーのお話です。

スキーで私にとって忘れられないすごい出来事があったので
そのことをお伝えします。

私がゴルフでの体の使い方の基本としていることは、
実はこのスキーで会得したものでした。

では、どうやってゴルフにおける今の私の体の使い方の考えを、
まったく違うスポーツであるスキーでゲットしたのか?
その物語をお話します。

私はゴルフを始める前、スキーのアルペン競技で
素晴らしい知恵との出会いがありました。

そんな驚きともいえる出会いを
あなたと共有させていただきます。

伸張短縮サイクルということば

伸張短縮サイクルということばを知るだけで、
あなたの体の使い方は別次元へワープします。

そこで、私のスキーでのことをお話するまえに、
前知識としてこの伸張短縮サイクルについてお話します。

筋肉が引き延ばされてくると、
伸びすぎて切れてしまうことを防ぐ反応が働きます。 

また、姿勢を保持するための機構としても、
伸ばされた部分を収縮させる方向の力がプラスされます。 

筋肉の中には長さに反応するセンサーがあり、
筋肉が伸ばされるとそのセンサーが反応して、
伸ばされたという信号が脊髄に到達します。

そうすると、脊髄では伸ばされた部分を、
収縮させようとする信号を伸ばされた筋肉に送ります。

収縮しておかないと伸びきって、切れてしまうことを防止する反応です。

これを「伸張反射」と言います。

この「伸張反射」により、
伸ばされた筋肉は、勝手に縮もうとします。

ところで、脳はあなたが持っている力を
100%出させてはくれません。

脳は私たちに使える能力の制限をかけています。

しかし、この勝手に縮む仕組みには脳が介入せず
脊髄から発せられる反射ですから、脳のリミッターは効かず、
あなたの筋肉は本来持っている限界まで全身全霊をもって縮みます。

さらに、伸ばされた反対側の筋肉には、緩める信号が脊髄から発信され、
まさに伸ばされたのとは反対方向への動きが強く無駄なく行われる仕組みです。

このことを聞いただけでも驚きですね。

ところが、「伸張反射」に加え、
筋肉が引き伸ばされるという局面では、さらにすごい現象が発生します。

収縮しようとしている筋肉の力よりももっと大きな力で
反対方向へ動かすと、筋肉は伸ばされていきます。

この収縮しようとしているときに伸ばされる動きを
「伸張性収縮」といいます。

「伸張性収縮」でなんといっても驚きなのは、
その力の大きさです。

普段の生活の動きでは物をただ持つだけの筋肉の長さが変化しない動きに対して、
「伸張性収縮」の限界での力の大きさは2倍以上に達する場合もあります。

さらに、「伸張反射」と「伸張性収縮」以外に、
バネが伸びて縮むときのような「バネ効果」も加わります。

筋肉が骨格につながるあたりには腱という組織があります。

腱自体は自らは縮んだりはしませんが、弾力性があります。

ある意味バネですね。

伸ばせば勝手に縮もうとします。

それで、これらの「伸張反射」と「伸張性収縮」「バネ」による
パワー発揮全体の体の仕組みが「伸張短縮サイクル」です。

これからお話することはこの「伸張短縮サイクル」と深い関係がありますので、
「伸張短縮サイクル」しっかり頭のなかに叩き込んでおいてください。

私のスキーでの話

さて、ここからはいよいよ私のスキーでの経験のお話に入ります。

私がスキーのアルペン競技をやっていたとき、
その時の日本のエースである海和俊宏選手の同じ動画を
毎日30分ぐらい観ていました。

同じ映像を毎日です。

それはそうとして、そのなかで海和さんが語っていたひとことが
私のスキー人生を大きく変えることになりました。

その一言とは
「スキーの板が雪面から受けた力を100%雪面に返す」
という一言です。

しかし、そのことの大切さとか、そうすることの理由などは
海和さんはなにも語ってくれていませんでした。

私も最初は何を意味しているのかわからなかたという記憶があります。

しかし、自分なりにその感覚というのはどんな感じなのかと、
いろいろ試行錯誤してきました。

ところがある日突然、力を受けてそれを100%返すことに徹することで、
すごいことが起きることを実感したのです。

スキーの板が自分の方向へ押してくるように、
ほんのわずかの力を使ってスキーの板を操作すると、
なんと、スキー板はみるみる私めがけて押して来ました。

その最初は小さいように見える力を受けて、
その受けた分だけ押し返すようにします。

そうすると、返ってくる力がどんどん大きくなり、
私に向かってやってきます。

それをまた同じ分だけ押し返す。

こんなことの繰り返しによって、私はスキー板に対して
ものすごいパワーを伝達することができるようになったのです。

受けた力を絶対に逃さないで自分がしなることに蓄え、
そのしなり戻りは自分からは行わないで、
体の自然な反応である伸張短縮サイクルにまかせたのです。

私が主にやっていた大回転競技では標高差400mぐらいを
1分程度で滑り降りるという、
かなり大きなエネルギーがやりとりされる競技です。

そのなかで自ら鍛えた体力を最大限に発揮させる方法、
それが力を受けてそれを100%返す、それ以上返すのではなく、
受けた力の分だけを返すように動くことだったのです。

受けた力以上を返そうとしてしまうと体が伸びきったりしてしまい、
一瞬は押し返せても、その後は押せなくなってしまいます。

受けた分を返すだけなら、ずっと強い力で押し返すことができます。

空蹴り

ところで、空蹴りという言葉があります。
空蹴りとは出した力が実際に体が動くことに使われないで、
無駄に消えて行くことです。

例えば片脚で蹴るときに、
地面に着いていないほうの脚で蹴っても何も起きません。

しかし、地面に着いたほうの脚で地面を蹴るなら体は宙に浮かせられます。

力を受けることができる体勢を作っておいて、
力がやりとりできる状況のなかで体を動かすことで、
実際に動かした分だけ体に対して影響を与えることができるということになります。

自ら力を出す場合であっても、
出した力が100%受け止められるようにしながら力を出して、
初めて物が動く事に寄与できます。

そして、筋肉と腱が伸ばされ筋肉が自ら縮もうとした分、
筋肉と腱全体としては外からの力で伸ばしたよりも
大きなエネルギーが蓄積されたひとつのバネとして働きます。

バネですから、放したら一気にエネルギーを解放することができます。

これが、指などを反らせて解放させたときに
とんでもないスピードで跳ね返ることの本質です。

さらに、普段意識的に筋肉を短く縮めながら力を出そうとした場合は、
動く速度によって出せる力は小さくなってしまいます。

ところが、伸ばされながら縮もうとする「伸張性収縮」では、
動く速度が速いほど大きな力を出せるのですから驚いてしまいます。

これはまさに、ゴルフでいうと、
クラブをビュンと高速に振るときに大切な特性です。

なんせ、速いほど大きな力を発揮できるのですから。

そして、「伸張短縮サイクル」は伸ばしてポンと放すだけの動きです。

ゴルフのスイングでは

ここでお話したことと同じことが、
ゴルフのスイングにも当てはまります。

トップから切り返して、ボールヒットまで
「伸張短縮サイクル」を存分に使うことで、
飛距離はおろかショットの正確性までもが決定的なものになります。

とにかく伸ばしてポンで終わりですから。

また、「伸張短縮サイクル」全体では普段筋肉を縮めながら動かしている時の、
なんと2倍以上のパワーに達するそのすごさはしっかり頭に入れておいてください。

その圧倒的なパワーを心から信じることができるかどうかが、
「伸張短縮サイクル」を使い切ることができるかどうかにかかっています。

リラックスして伸ばせば、勝手にパワーが出る「伸張短縮サイクル」。

なぜ、リラックスさせた方が
大きなパフォーマンスを出せるのかおわかりいただけたでしょうか。

軽く振ったつもりなのに最高の飛びだった、
という瞬間が「伸張短縮サイクル」の成せる技だったということです。

そして、「伸張短縮サイクル」をいかに発生させるかが、真のスイング技術となります。

クラブを支えるぎりぎりの力

スイング中はクラブが正しい軌道をたどることを
サポートする程度の力が、クラブを支えるぎりぎりの力です。

実際にパワーを出すのは、
「伸張短縮サイクル」の働きがメインです。

「伸張短縮サイクル」の邪魔をしないことが、
あなたの限界のパワーを叩き出す秘訣となります。

それが、クラブを支えるぎりぎりの力です。

受けるだけの力も「伸張短縮サイクル」を
使い倒すための極意を表しています。

私はコーチングでグリップだとかセットアップでの右肘の内側である
えくぼの向きを正しく修正させていただくことが多いです。

そして、正しくできるようになった方々の第一声は必ず決まった言葉となります。

それは、
「え、こんなのではクラブを振れない。」
という一言です。

その一言が出れば、
正しいグリップと右肘えくぼの向きができた結果となります。

そうです、正しいグリップや右腕の形では自らクラブを振れません。

下半身の動きで上半身である肩甲骨周りや腕、手首が
下半身の力を受けてしならされて、それがしなり戻るだけです。

それが、あなたの体に最高に「伸張短縮サイクル」を発生させることになります。

ですから、あなたご自身の意識的な力を振り絞ってクラブを振り回す必要はゼロです。

あなたの体がしなってそれが清々ともどりやすい形を、
セットアップで完成させておけば、スイングの大部分ができあがったも同然です。

スキーと海和さんの一言に感謝

こんな素晴らしい体の使い方を教えてくれた
スキーと海和さんの一言に、私はいつも感謝しています。

私もそんな素晴らしい一言をあなたにお届けできることを目的として、
コーチングに私が今できる限りのことを投じています。

では、また。

追伸

今月の下旬、大阪でレッスン会を開催します。

日にちは7/26(火)、
場所は東淀川区の井高野ゴルフセンターです。

井高野さんは中心地からも比較的近くてアクセスもよいので、
けっこうすぐに埋まってしまいます。

ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

http://g-live.info/click/ohmlg160726/
 
 

<本日のオススメ>

飛ばしに関する常識とは全く逆のアプローチで完成した
小原式「飛距離UPプログラム」を実践して下さい…

たとえ60歳以上のゴルファーでも
あと20~40y程度なら現実的に飛距離アップが可能です!

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※七夕特別企画。7/13(水)まで

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