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「体」タイプ理論と向き合う

2016.10.30
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・タイプ理論と向き合う」

というお話をさせていただきます。

ゴルフのスイングで、いったいどうやって体を動かそうとすることが
自分にとって最適なのかを知ることは、
最小限の努力で最大の結果を得るために大切です。

私が今までいろいろなタイプ理論と向き合ってきて、
それぞれの理論をどうとらえることがいいのか、
私の現時点での個人的見解をお話しようと思います。

前置き

現段階ですから、明日には言うことが変わっているかもしれません。

それだけ、衝撃的な事実がわかれば、考え方も変わりますね。

宗教的意味合いの濃い天動説から
科学的根拠を拠り所とする地動説が一般的に受け入れられてきたように、
見るポイントが変われば考え方も変化します。

そんな衝撃的な何か新しい情報が入れば、
私もそれまで考えていてことをあっさり捨てて、
新たな考え方のベースとする日もくるかもです。

前置きはこれぐらいにして、本題に入ります。

タイプ理論とは

体のタイプの分類にはたくさんの理論というか宗派というか、
ま、いろいろなことが提唱されています。

一番簡単な体の広義な意味でのタイプといえば、
右利き、左利きですね。

体のどの部分をどのように使ったら動きやすいかとか、
力を出しやすいかなどには人により
いろいろなタイプがあるとするのがタイプ理論です。

私も過去に、とあるタイプ理論を提唱するところと
共同で選手のタイプと実際のパフォーマンスの関連などを
いろいろ調査したことがあります。

そんな中で議論されたことがあります。

それは、各タイプ理論の間では矛盾が発生して、
相反する結果も出てしまうということです。

こっちの判定方法ではこう体を使った方がいいと判定されるのに、
別の判定方法ではそれとは異なってしまうなどです。

また、タイプの分類方法などによっても
単純には綺麗なタイプ分けをできないこともあります。

要するに人は千差万別で、タイプに分けたとしても
大枠としてはそのタイプに当てはまるという判断になります。

ですから、あなたにとって最適を追求していくと、
タイプ分けにきっちりはまる訳ではなく、
亜流というかタイプに大雑把に分類されたとしても、
微妙に入り組んでいる場合があります。

また、タイプを乗り越えて獲得した動きもあったりします。

そのためにタイプ分けが乱れるということもあるのかもしれません。

ということで、タイプを綺麗に分類して、
そこに押し込んでしまうことには無理があると
私は現時点では考えています。

また、各判定されたタイプは変化するのか
不変なのかに関しても議論の余地はあります。

脳科学もちょっと前までは
脳の神経細胞は増えることがないということが定説でした。

しかし、その定説はつい最近くつがえされました。

1998年11月のスウェーデンのサルグレンスカ大学病院の
ピーター・エリクソンとソーク生物学研究所のゲージらの発表が
センセーショナルでした。

彼らは「大人、さらには高齢者の脳でも神経細胞が発生している」と発表して、
それまでの大人になってからは新たな神経細胞は発生しないとしていた説を
ぶち壊したのです。

その後2000年以降も次々と新たな発見があり、
それまで否定されていた脳神経回路の結合状態の変化も発見されています。

本当につい最近までこんなことがわからなかったということが、驚きです。

ちょっと脱線しましたが、いずれにしても、
タイプ理論はまだ発展段階なのではないかと感じているというのが
正直なところです。

タイプ別体の動かしやすさについて

例えば、足裏のどこを踏むと
地面を踏みやすいかということについて見てみます。

足の内側、外側、つま先側、かかと側などに分類することもできるし、
もっと細かく分類することもでき、もっと荒く分類することもできます。

ところで足の裏の内側と外側の骨の構造の違いを見てみます。

内側である親指の骨は太くて長くて
大きな力を支えてしっかりしなりやすい構造です。

ところが、足の外側である小指の骨を見ると細くて短く、
親指側に比べて力を支えにくく、大きくしなることも難しい構造です。

また、足の前側は大きくしなることはできるけれども、
踵側はそんなにはしなりません。

となると単に重さを支えるだけなら足の外側や踵側などでもいいのかもしれませんが、
動的にしならせてそのしなり戻りを使うなどの場合は、
外側や踵側だと骨格の構造としては難しいということになります。

また、走るときに、地面から離れるのが足の外側ということはありません。

だいたい親指と人差し指の間ぐらいのところから
体重が抜けていってリリースされます。

そういえば、自転車のペダルをこぐときは
母指球の少し後ろあたりでペダルを踏みますね。

踵でペダルを踏んでもうまくこげません。

また、足を伸ばして強い力を出すためには、
腿の内側の内転筋群を働かせなければお尻の大きな筋肉である
大臀筋を使えません。

そのため、走る時は足裏のかかとの外側から着地して
足裏をクロスに体重が抜けていくようにします。

内側にねじりながら足を延ばす方が
骨格と筋肉の構造から理にかなっています。

ですから走る時は誰でも内転筋を使って
足裏を外かが内側に向かって使っています。

足の外側で重さを支えやすいタイプだとしても、
下半身の構造からは最後にパワーをリリースするのは
足の真ん中より内側になってきます。

また、内転筋群を意識しないでも使えるタイプと
意識しないと使えないタイプがあります。

そうなると、黙っていてもうまく内転筋群を使って走れる人がいる一方、
内転筋を使って足裏を外側から内側にクロスするように意識しないと
うまく内転筋群を使いない人もいます。

しかし、内転筋群を意識しなければ使えないタイプの人が、
内転筋群使いにくいからといって、使わないでいると、
一番パワーを出すために必要なお尻の大臀筋をめいっぱい使うことはできません。

ですから、下半身全体の最高のパフォーマンスを出すためには、
内転筋群を使いにくいタイプだとしても、
しっかり使えるように訓練する方が良いということになります。

右利き、左利きを乗り越えるピッチャー

野球のピッチャーに関して、自分のタイプを乗り越えて、
より高いパフォーマンスを出すことがあります。

統計的に右利きが多いので、
左投のピッチャーのボールは打ちにくく感じやすいものです。

そのような理由で、
左利きならピッチャーに向いているなどとも言われます。

また、右利きでも、少しでも打ちにくいボールを投げるために
左投するピッチャーもいます。

ということで、人は自分のタイプを乗り越えて、
トータルで考えるとより高いパフォーマンスを
出すことができるということです。

やり始めは少し苦労したとしても、タイプに依存しすぎないで、
全体的な結果を考えて有利な動き方を、タイプを乗り越えて
練習でカバーするということもありということになります。

私の実体験

私は右利きです。

ところが、歯磨きでは磨き残しを少しでも減らそうと考え、
右手と左手の両方で歯磨きをしています。

そうしていると、今では右でも左でも全く同じように
歯磨きできるようになりました。

歯ブラシをいろいろ変えるということも含めてやっていますが、
磨き残しチェックで磨き残しが0?5%程度となり、
新しく行った歯医者ではこれは珍しいと言っていつも驚いてもらえます。

このように本来は使いにくいというか使えないタイプとなっている体も、
使おうとすることで遜色ない動きができるようになります。

それは、脳のものすごい営みの結果です。

脳というのは本当に素晴らしいものです。

脳はあなたが望むことを忠実にサポートしようとしてくれて、
そのために脳神経回路はどんどん発達して変貌します。

そして、脳神経回路の進化はあなたがその気ならば死ぬまで続きます。

右利き左利きというタイプの違いは、かなり大きな違いですし、
これほどはっきりした違いのあることは他にはないぐらいです。

そんな大きなタイプの壁であっても、あなたの脳は簡単に乗り越えてくれます。

私はほおっておけば足裏の外側でしかも踵側に乗りやすいタイプです。

そして、足裏の外側の方が通常の生活ではバランスは保持しやすいです。

ところが、私はスキーをやっていて、
足裏の内側にもしっかり荷重しなければならないため、
外に乗りやすいけれど内側に乗ってコントロールする必要もありました。

そのため、スキーでは鍛錬して内側でもかなりうまく
スキーをコントロールできるようにしてきました。

また、スキーではかなり強い力の中でバランスを保持する必要があり、
いろいろ試行錯誤した結果、母指球の少し後ろあたりが強い力が動的に変化する場合に、
一番バランスを保持しやすくなりました。

そして、ゴルフのスイングでも足裏の外側に乗りやすい状態でした。

しかし、脚を長く使ってかつ足裏もしならせたいとの思いから鍛錬して、
やはり母指球の少し後ろあたりが脚を長く使えてよくしなって
強い力を受けてリリースしやすいポイントとなっています。

また、フィニッシュで腰が左にターンすると
左脚は内側にねじられる力を受けます。

このとき左股関節にはねじられる力がかかり、
詰まった感じとか、かなりの抵抗を感じることがあります。

このとき、踵に乗っていると左脚がずれにくく、
左股関節には大きな抵抗がかかります。

ところが、母指球の少し後ろあたりに乗っていれば、踵側が簡単にずれてくれて、
左脚を内側にねじられる力はかなり緩和され、左股関節への負担は激減します。

それによって、清々と左脚で地面を蹴って
パワーを出し切ることができます。

そして、私の場合は母指球の少し後ろをかなり意識しなければ、
ついつい外側に乗りやすいです。

しかし訓練で、今ではそれほど意識しなくても母子球の少し後ろで
地面をしっかり捉えることができるようになりました。

そして、脚をできるだけ長く使ってより大きなパワーを地面に伝えるために、
かなり強く母指球の少し後ろを意識して使っています。

そういえば、誰でも走るときに踵でリリースしませんね。

必ず母指球の少し後ろあたりでしっかり地面を捉えて足の骨をしならせ、
足首も伸びて脚が最大に長くなった形で地面から離れます。

タイプ分類を重視したい部分

タイプ分類が正確に出来ているなら、
スイングでの具体的な体の動かし方に利用したい点はたくさんあります。

例えば、重心移動について見てみるとはっきり言えます。

スイング中に体重の移動を意識して、
それを積極的に利用するとうまくスイングできるタイプと、
あまり体重が移動することを意識しないでスイングした方が
うまくいくタイプなどです。

何も意識しないでも背骨を中心にターンしやすいタイプでは、
背骨の前側の重い内臓が向いた方向に自然に体重は移動することで、
体重移動は意識しないでも自然にできています。

それを、さらに体重を移動させようとすると、
バックスイングで頭が右に移動しすぎたり、
ダウンスイングで頭が左に突っ込む動きとなり、無駄な体重移動となってしまいます。

このように自分自身のタイプを知ることで、
スイングのイメージを調整することが必要となります。

ゴルフでタイプ依存しない部分

ゴルフにおいて、タイプ依存しないことを検討するべき点が
幾つかあります。

足裏の母指球の少し後ろで地面を捉えるという点は
すでにお話したことです。

その他に、グリップもあります。

グリップは力でクラブを握るものではありません。

手とグリップを密着させて、グリップを支える手をしならせて、
体の大きなエネルギーを効率良く伝えたい部分です。

グリップは柳のように手とクラブをつなぎたいです。

グリップを力で握っていると、大抵トップでずれます。

そして、トップでずれるために、セットアップから力を入れて
握らなければならないと感じるようになります。

これは悪循環です。

そして、手のひら側で握ろうとすると、
どうしてもグリップはしなやかに包み込むように持つことはできません。

なぜなら、手のひらは指よりもしなりにくいからです。

グリップは柳のようにしなりやすいほど、
トップから大きな力がかかり始めたときにもずれないように
クラブを支えることができます。

となると手のひらよりもしなり易い指に近い部分でクラブを支える方が、
グリップはずれにくくなります。

グリップを力ずくでずれないようにしょうとしても、逆効果です。

グリップは手とグリップを密着させて、
力ではなく密着としなりでクラブを支えてください。

ここでタイプ依存にこだわりすぎると、
しなりにくい手のひらで握ることになってしまいます。

また、ソフトなショットが要求されるアプローチショットで
感動的なコントロールをできている人で、
手のひらで握っている人は私は見たことがありません。

手のひらで握ることをちょっと変な言い方ですが
「うんこ握り」といます。

ま、グーで握るのでそのような言い方をしたりするのですが。

タイプ依存にこだわりすぎないほうがいいと感じる点は
まだまだありますが、これぐらいにしておきます。

どうするかはあなた次第

確かに、今すぐにとか3か月以内などという比較的短期間に
体を最適に使おうとすると、タイプ別に分かれた使い方のほうが
体をすんなり使うことができます。

しかし、究極的に最適な体の動かし方を追求したなら、
タイプ依存を乗り越えるべき使い方の部分は乗り越えることも
十分検討の余地はあると感じています。

また、タイプ依存を考えすぎると、
体の本来の構造に従った使い方ができず、
体の誤用につながることもあります。

体の間違った使い方によって、関節が正しいポジションで使われず、
故障の危険性をアップさせてしまうこともあります。

先ほどの母指球の少し後ろで地面を捉えることで
左股関節などへの負担を減らせましたね。

特に、ボールヒットに向かって左膝が曲がっていると、
左脚の自由度が高く、脚は色々な方向へ動き易い状態となります。

ボールヒットという大きなパワーが脚にかかってくる状況では、
脚への不安定な方向への力は体にとって深刻な問題となります。

それを力で抑え込める筋力があるうちはいいですが、
筋力低下とともにうまく支えられなくなると、
関節への負担が急増してきます。

脚は伸ばしてしまえば、自由度は少なく、
しかも、大きなパワーを発揮できる形です。

それなら、誤用にはつながりにくいです。

タイプ別で動かしやすい使い方に沿った脳神経回路と
筋肉を発達させるべきなのか。

それとも、タイプからは外れたとしても、
体の骨格や筋肉の構造から神様が設計した意図に従って使えるように
脳と体を発達させることが最終的に良い結果になるのか。

様々な動きのそれぞれで、
このどちらを選ぶかは、あなた次第ということですね。

何れにしても、タイプ依存して良い部分はタイプに最適に体を使い、
体の仕組みに従うべき部分は多少タイプから外れた動きでも、
継続は力なりで努力して乗り越えることも考えるべきではないかと思っています。

追伸

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心のスキマは埋めちゃダメ…ホッホッホッ

2016.10.29
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「心のスキマは埋めちゃダメ…」

についてお話しようと思います。

以前、このメールマガジンで

・悪い結果ばかり出る時は「さなぎ」の時期!

・その後、チョウになるための準備期間!

ということをお伝えしました。

が、先日この話をお読みになったお客様から
直接こんな質問をいただいてしまいました。

さなぎの途中で力尽きたら…?

お客様「モンゴプロ、この前のメルマガで
    書いていらっしゃったさなぎの話、
    とっても勉強になりました」

モンゴ「おー、そうでしたか。
    少しでも役に立ったのなら嬉しいです!」

お客様「ええ。でも一つ思ったんですが。。。」

モンゴ「はい、なんでしょう?」

お客様「プロの人たちはそうしたさなぎの時期に
    耐え忍ぶことができると思うんですが、
    私たちのようなアマチュアだと
    それすらつらくなってしまうことがあるんです」

モンゴ「なるほど」

お客様「ええ。きっとそのままさなぎの時期に、
    心が折れて、力尽きてしまうと思うんです。

    もちろん、それが心の弱さと言われれば
    それまでなんですけど。。。

    でも、そうした時期を耐え忍べるような
    アマチュアでもできる工夫って、
    何かないもんですかね。。。?」

モンゴ「うーん、そういうことですね。
    でも、気持ちはよくわかります。
    だったらですね。。。」

 

確かに、この方のおっしゃるように、
「さなぎ」の当たらない時期というのはつらいです。

しかも、小さいビジネスゾーンのスイングの場合、
大きく振れないので、余計にストレスが増幅します。。。

さあ、そんなジレンマを抱えている時には、
どうするのがよいと、あなたは思いますか?

ビジネスゾーンばっかでストレスがたまったら

(ちょっと考えてみてください!)

 
 ・
 
 ・
 
 ・
 
 ・
 
 ・
 

 <モンゴの答え>

 思いっきり、フルスイングで振る!
 
 

 工エエェェ(´д`)ェェエエ工。。。。。
 
 

「だってモンゴさん、そんなことしたら、
 せっかく腰から腰のビジネスゾーンの練習で
 スイングを作っているところなのに
 全部意味がなくなっちゃうじゃないですか。。。」

そうですね。おっしゃるとおりです。

そのように考えたアナタ、鋭い!
よくわかってらっしゃる!(∩´∀`)∩ワーイ

。。。とまあ、冗談はさておき。

思いっきりフルスイングと言っても、
ずーっとフルスイングしろというわけじゃないですよ。

たとえば100球練習するとしましょう。

そのうちの90球はひたすらビジネスゾーン。
チョウになる前の「さなぎの練習」を繰り返します。

当たらなくてもまあ、しょうがない。
まだ「さなぎ」なんですから。

でも、100球のうちの10球だけは、
好き勝手にフルスイングをしてみるのです。

この時はどんなクラブで使ってもいいです。
何もかも忘れて「フライ・アウェイ」してください~♪( ´▽`)

あ、ちなみにこの10球は、
練習の最後はやめたほうがいいです。
最後に振り回した印象がついてしまうので。。。

心のスキマを作ってあげよう

ちなみにこの下の人↓の場合は

2016-1029_1

(ホーッホッホッホッ 笑)

 「心のスキマをお埋めします」

がお仕事だったんですが、この練習はいわば

 「あえて、心のスキマを作ってあげる」

ような練習なのかなと、モンゴは思っています!

だって、そういう時は振りたいんですから、
「強い刺激=大きな動き」をしたいはずですよね。

だったら、それをかなえてあげればいいのかなと。

モンゴたちプロだったら、もう全部さなぎの練習で
苦しい思いをするのはしょうがないです。

でも全部が全部、さなぎの練習というのは
それはそれで、辛いものがあります。
(モンゴもそうだったから、その気持ちはわかります)

そんな、本当に辛い時は、
自分に許可を与えるのもアリかなと思います。

それに、そのような許可を与えた時って、
そうやって思いっきり振ってみると

 「ああ、こうやって振ってるから、当たらないんだ」

 「思いっきり振ってるから、こうなるのか」

なんていうか、全く違うことをやるので、
新しい気づきがあったりするんです!
(これホントです)

もちろん「さなぎの練習」をしていないと
この気づきはないんですけどね。。。

あと、面白いものですが、人間というのは
思いっきり振る練習と、思いっきり小さく振る練習の
両極端ができると、その中間もできるようになります!

ゴルフってそもそも中途半端な距離を
打ち分けていくスポーツなので。。。

ただ、これはモンゴの「勝手理論」ですので、
賛同しない人もいるかもしれません。

でも経験上、かなり当てはまってるんじゃないかなーと感じます。

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!

追伸

そういえば、藤子不二雄Aさんもゴルフ好きでしたね。
プロゴルファー猿も藤子Aさんでした~♪

追々伸

小原プロがこれを読んだら、どう思うのかな。。。
もう書いちゃったけど。(;´Д`)
 


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【ビデオ】ビジネスゾーンを速く行うと…

2016.10.28
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。小原大二郎です。

先日、生徒さんから
「小原さんに教わったビジネスゾーンの
練習ですが慣れてきたんで
速いスイングでやっています。」

というメールをいただきました。

ある程度慣れてくると
速い動きもできるように
なってきますよね。

では速いスイングで行うと
どんなメリットがあるでしょうか?

それについてはビジネスゾーンの意味を
よく理解していればわかるはずです。

それについての私の返信ですが…

あなたならどう答えますか?


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アベレージ92→105… クラブのせい?

2016.10.27
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「アベレージ92→105… クラブのせい?」

という話をしたいと思います。

普段のアベレージよりもたくさん叩いてしまうと、
ゴルファーとしては不安になるものですよね。

実は、すでにスタジオに通われている方から
このような質問をいただきました。

急激な変化が…


> こんにちは。今まではTMのR11の購入をきっかけに、
> 色々なシャフトを試してきました。
>
> 現在、新宿スタジオでレッスンを受けていますが、
> ビジネスゾーンの復習が中心です。
> (今までの癖がなかなか抜けないで困っています)
>
> 入会前は、BS83、Ave92から、
> 現在は150ヤード以内のセカンドが
> 全くONする気がしなくなってきており、
> ここ2ラウンドが105、99など散々なスコアです。
>
> スイングが変わっていく中で、
> アイアンが合わなくなってきているのでしょうか?
> そんな急な変化ってありますか?

 

ご質問いただきまして、どうもありがとうございます。

こうした現象は、この質問者様に限ったことではなくて、
いわゆる「自己流」でやってきた方に多い現象です。

想像するに、今のクラブを使いこなすために
スイングが自己流になっていたのが、

ビジネスゾーンの練習で正しいスイングを身につけることによって、
合っていないクラブを使っていることが浮き彫りになって、
当たらなくなってきたのだと推察します。
 

 買った当初はクラブが軽くて、当初はトップしていた。

  ↓

 そのため、沈み込みをして打ってどうにか当てていた。

  ↓

 ビジネスゾーン練習によって、
 「沈み込まない」レッスンを受けることで
 沈み込みをして打つことがなくなった。

  ↓

 そのため、今のクラブが当たらなくなった。
 

たとえば、こういうことではないかと。。。
(もちろん、あくまで想像の域を出ませんが)

当たらなくなって、一番やってはいけないこと

ということで、
クラブのせいと言えばそうなんですが。。。^^;

いい方向に行ったことによって、そもそもクラブが合わないのが
分かってきてしまったと言ったほうが、正確でしょうか。

こういう場合の多くは、そのクラブを使い始めた
最初の頃に出ていたミスが多く出てきます。

だから、正しいスイングをした時に、
ボールに当たらなくなるわけですね。

ですがそれは今までのスイングが変化している証拠なので、
むしろ「喜ばしい」ことだとも言えます。

ですが、こんな状況の時に、
一番やってはいけないことがあります。それは。。。

 「以前の打ち方に、戻してしまうこと」

多くの方は、この当たらないという事実が我慢できず、
もともとの自己流のスイングに戻してしまいます。

確かに、言われたとおりにやっていて当たらなければ、
当てようとするスイングをするのは、自然の流れです。

でもそうなると、今までにレッスンに通ったお金も時間も
無駄になってしまいます。

「一歩進んで二歩下がる」にならないために

ですので、チーム小原のレッスンでは

 「レッスンとフィッティングがセットになっていることで
  スコアに直結させることができますよ」

ということをコンセプトにしているんですね。

そしてもちろん、レッスンを受けていただいている方に
フィッティングをさせていただく際には

 「正しい構えやスイングをしたときに
  ボールが当たるようなクラブセッティング」

これを目指してやっています。

手打ちの人には手打ちが出ないクラブになりますし、
正しい構えをしなければ当たらないクラブになっています。

そうすることによって、

 「ああ、この方法じゃ当たらないんだったよね」

ということもわかりますので、
必然的にいいスイングでボールもクラブに当たるようになります。

これによって、レッスンとの相乗効果も狙っているわけです。

実際に、千葉に通われているお客様の話ですが、
当初は120のベストだったのが、86ぐらいまで来た方がいます。

この方は入会してすぐにフルセットを変えて
順調に伸びていらっしゃいます。

このベスト86の方は若めの方ですが、
50代の方で、100ちょっとだったのが
半年で70台をちらほらという方もいます。

もちろんこれらの方々は熱意もありますから
それなりに練習もしていらっしゃいます。

ですが何より、最初にクラブを合わせてからレッスンに入ったので、
自分としてもクラブとの相乗効果を実感しています。

 「120→86」

 「100→70台」

もちろん、クラブが全てではなく、ご本人の頑張りが大きいのですが、
最短で、短期間で、遠回りなく上達したいなら、

 ・正しいスイング

 ・その正しいスイングを維持するためのゴルフクラブ

もちろん、遠回りしてかまわないというのなら、
時間もお金もかけて上達することは出来ます。

ですが、遠回りしたくないというときには、
伸びるスパイラルに入っていただくためには、
ゴルフはどうしても道具が避けては通れない。

それが、フィッターとしての自分の実感でもあります。
 

それでは、また次回。

徳嵩力一

 
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【質問】あなたはどっちの考え方?

2016.10.26
morisaki_catch

From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。

最近、朝イチでコースに行くとかなり寒くなってきたのを実感しますよね。

そういう時は、事前に準備運動をしないと思わぬ怪我の
原因になりますから、コースに限らずとも、
スイングをするときは十分に気を付けてくださいね。

さて、
今日はあなたに質問したいことがあります。

まず、あなたがパー4のコースにいると仮定しましょう。

1打目のティーショットはしっかりとFWに落とすことが
出来たので、セカンドショットは7番アイアンを選択して
一気にグリーンオンを狙って打ちました。

ところが、ミスショットでボールは
グリーン手前のバンカーに落ちてしまいます。

そして、脱出するためにバンカーから
ショットしましたがが、脱出出来たものの、
大分オーバーしてしまいました。。。

もしあなたなら、こういう時、

「とりあえずバンカーから出たから良しとしよう」

「もう少し、鋭角に打てばオーバーしなかっただろうな」

どっちの考えになりますか?

・・・という質問なのですが
こういう経験のある方、
けっこういらっしゃると思います。

もしあなたがプラス思考の方ならば
とりあえず出たから良しとしようという
前者を選んでいると思います。

僕の予想では、ほとんどのゴルファーが前者を
選ぶだろうと思っているのですが、
とても素晴らしい素質を持っていると思います。

ポジティブでいることは、
自身のモチベーションにも影響を及ぼしますからね。

では、後者を選んだ方はどうでしょうか?

僕は決してネガティブだとは思いません。むしろ、
自身のショットを反省し、よりスコアを伸ばしたいという、
素晴らしい思考をお持ちだと思います。

ここで僕が言いたいこと。

それは、あなたの出した答えが
「ありのままの自分が出した答えかどうか」
なのか、ここが1番重要なんです。

あなたの感情とマッチしていますか?

バンカーショットをオーバーして悲しい表情をしているのに、
しょうがないと自分に無理に言い聞かせている方を
見たことがあると思います。

ゴルファーがミスの後に気持ちを切り替える時は、

・次のショットまでに食べ物を口にする
・5秒ルールを実践する(タイガー・ウッズが実践していますね)
・同伴者が「ドンマイ!」と言ってくれるのを期待する

などがありますが、もしあなたが
本当はバンカーショットがオーバーしたことで
ショックや絶望感があるにもかかわらず、

無理やりポジティブに捉え直していたら
それは非常に労力がかかることです。

なぜなら、自分の感情や気持ちに嘘をついて、
真逆のことを考えようとしているからです。

もし本当に楽観的でポジティブな人であるなら、
悲しい表情をしながら前向きな言葉は言わないと思います。

真にポジティブな人なら、笑いながら、
「まあ、しょうがないか」などと言っていることでしょう。

もし、「嫌だなぁ」と感じたのであれば、
それをわざわざ「良かったなー」と
考える必要はありません。

そうやって無理に考えることで、
自分を苦しめていないでしょうか。

そういう傾向は、もっとゴルフが上手くなりたい方、
ゴルフが生き甲斐という方によく見受けられるんですね。

せっかくゴルフを楽しみたいのに
自身の思いと逆のことを考えてしまっては
ストレスを増やす結果になってしまうと思うのです。

それって、とても悲しいです。

もしショットがオーバーして「最悪」と
感じたのであれば、それでいいと思います。

プラス思考が合う人もいるとは思いますが、
全ての人にプラス思考が効果的だとは
僕は思いません。

自身の考えに正直になることが、
今以上にゴルフを楽しむ秘訣だと思います。

ゴルフの原則は「あるがまま」

あなたはゴルフ規則第3章規則13をご存知ですか?

難しいことを言いましたが、あなたも一度は聞いたことがある
「球はあるがままの状態で」というルールです。

どんな傾斜にはまろうが、
木の根に挟まろうが、

「球はあるがままの状態で」打つというのが
ゴルフの基本原則なのですが、
これはプレーヤーにも当てはまります。

どんなOBを打とうが、
バンカーショットでオーバーしようが、

あなた自身も「あるがまま」で
いるようにしましょう。

次のラウンドから、
是非実践してみてくださいね。

追伸

もうご覧になったと思いますが、この度
ブラッドシフトというゴルフウェアブランドの
モデルをさせていただきました。

非常に緊張していたので、

撮影中カメラマンさんに
「もっと笑ってください!」と、
言われたりもしましたが、

なかなか出来ない体験でしたので、
非常に楽しかったです!

このブラッドシフトは、名だたるトッププロも
着用していて、裁断や縫製などの工程を
一貫して日本で行うことにより、

高品質かつスポーツウェアとしての機能性も
確保されている実力派ブランドです。

他のゴルファーより一歩先を行きたい方必見ですので、
こちらのページから、ぜひ見てみてくださいね!

http://g-live.info/click/gwp161025/

※人気ブランドでなんとか数を確保した関係上、30着限定だそうです。

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