From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ちょっとした暴露話をします。
暴露というと、なんか特別な話に聞こえてしまいますが、
実はどこにでもよくあるような話です。
ですので、それほどのインパクトはないかもしれません。
あまり期待せずにお読みください。
■プロゴルファーのレッスン
ある時、たまたまとあるゴルフ雑誌を読んでいました。
その雑誌の記事の一つに、ある有名なプロが
ゴルフのある悩みを克服するためのコツのようなものを
紹介していたんですね。
きっとおそらくゴルフ雑誌のライターさんが、
ゴルファーにインタビューして記事にしたのだと思います。
そこで紹介されている方法を読んで、私はちょっと目を疑いました。
通常アマチュアゴルファーに対して行う指導とは、
全く逆の方法が紹介されていたんですね。
「うわー、これ読んだ人がこれやったら、
悪いのがもっとわるくなっちゃうじゃないか~」
おそらく、私の周りにいるコーチが10人いたとしたら、
その10人全員が「それは間違い」と言うのではないかと思います。
これについては、もしかしたらライターさんが完全に勘違いして
その記事をまとめてしまった可能性もあります。
それくらい、大きく間違っていたんですね。
でも実はこういうのは決して珍しいことではなくて、
ゴルフ雑誌を読んでいると、小さいものを含めるとけっこうあります。
■プロだって「間違える」
「プロの言っていることだから、間違いがあるはずがない」
そんなふうに、あなたは思うかもしれませんが、、、
実はプロだって、間違えることはたくさんあります。
もちろん、私だって、、、かもしれません。
というか、もう少し正確に言えば、
プロ、特に教えた経験の少ないプロというのは
自分の感性で語ってしまうことが多いから、とも言えるかもしれません。
つまり、
「その言葉をアマチュアがどのように受け取るのかを知らない。
そのことで誤解を与えてしまう」
「プロだから、ある程度言葉にしなくてもわかるので、
そのへんのことを噛み砕いて言わない」
ということです。
ここで気をつけておきたいのは、、、
プロの方には何の悪気もないということです。
しかし、そうとも知らずに、アマチュアの方はその練習を続けてしまう。。。
ここで被害にあうのは、
「プロの言っていることだから、間違いがあるはずがない」
そうやって信じてしまったアマチュアゴルファーです。
でも、そんなことは誰もわかりません。
もちろん私は、プロが紹介する練習法、コツが全てそうだとか
そういうことを言っているのではありません。
私が言いたいのは、アマチュアが実践する価値のあるものというのは、
そうしたプロが感覚的に語る領域のことではないということです。
これは雑誌や教材、何でもそうかもしれませんが、
・感覚的な言葉ばかりが並んでいる教え方
・具体的にどうやればいいのかの手続きがわかりにくい教え方
こんなレッスンに出会ったら、ちょっと注意が必要だ、
そんなふうに覚えておくといいかもしれません。
それだけでも、大きく道を間違えることは少なくなるはずです。
またメールします。
小原大二郎