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冬の60yは、夏の●●yの強さで丁度いい?

2015.12.15
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

前回のメルマガでは、
フェアウェーバンカーでダフってしまう人向けの
対策についてお話をしました。

その話をしたところ、読者のIさんから
こんな質問をいただいたので、
それに回答する形で今日はお話ししたいと思います。

最近、寒さも厳しくなりつつある中
スコアもなかなか伸び悩んでいる方も多いと思います。

そんな方にはぜひ、読んでいただきたい内容です。

ちなみに、いただいたのはこの様な質問です。

夏と冬ではプロでも2~3打変わります

以下、読者のIさんいただいたメッセージです。

> お久しぶりの不肖の弟子です。
> 先日のアプローチレッスン会には急用が入り
> 参加できずに残念でした。
>
> 師匠の指導のおかげで最近100叩きはなくなり
> ベストスコア更新を目指していたのですが
> 先日のラウンドでなんと100はおろか110オーバーの
> 大叩きをしてしまいました
>
> (最近スコアが上がってきて調子に乗りすぎていたのかもしれません…)
>
> 冷たい雨の中体が硬くなり思うように動かず、
> 課題の60Y以内の距離感がまったくあわずに
> 段々リズムを崩していったのが主因と思いますが
> とどめをさされたのが師匠の専門分野のバンカーでした。
>
> あごの高いバンカーで、雨で湿って比較的締まった硬い砂でした。
> 高く上げるためフェースを開いてバンスを効かせるつもりが
> 砂の抵抗に負けて距離が出ずに脱出できず、
> エッジをボールぎりぎりに入れようとするとトップして
> 大オーバーの繰り返しでバンカーだけで7~8打ロスしてしまいました。
>
> このような湿った重たい砂への対処法教えて頂ければ幸いです。

Iさん、いつもどうもありがとうございます。

さて、先ほども申し上げたように、寒さも厳しくなりつつある中
スコアもなかなか伸び悩んでいる方も多いと思います。

夏と冬ではプロでも2~3打変わってきてしまいます。

スコアが多少悪くなり易いという事は頭に入れておいて頂き、
この時期は冷静にプレーして頂きたいと思っています。

寒いときはオーバーしてみる

さて、順番に回答したいと思います。

まず、60ヤード以内の距離ですが、冷たい雨という事で
おそらく普段より飛ばなかったと思います。

ゴルフボールは気温が10度を下回ると著しく飛ばなくなります。

60ヤードですと、夏の70~75Y分打たないと
届かないのではないかと思います。

しかし、なかなかオーバーしてしまいそうで
そこまで振り切れませんよね。

このボールが飛ばなくなるというのが
冬のゴルフの難しさの一つです。

アドバイスとしては、是非一度オーバーしてみて下さい。

一度オーバーすると距離感が合ってくるかもしれませんので。

そして、雨で湿ったバンカー
これもまた、難しいですね。

雨で砂がしまってバンスが弾いてしまうのか、
表面がしまっているがその下にまだ柔らかい砂が残っているのか
まずは足を砂に埋めていくときに感じて下さい。

今回のIさんの状況はおそらく全体がしまっていて
バンスが弾いてしまうという事でしょう。

バンスが弾きそうなときはリーディングエッジを刺す感じで
フェースを開かず、ハンドファースト気味に
インパクトする方法はあります。

この方法ですと、ボールが低めに出るので
ピンまで距離がある時は有効です。

悪条件では3~4mに寄れば十分

少しボールを上げてそんなに転がしたくないときには
フェースを開かなくてはなりません。

フェースを開けばバンスが効いてしまうので
弾かれすぎないよう打つ必要があります。

砂にバンスが着地したときに
クラブを砂に押し付けるようにします。

砂が柔らかいともぐりすぎてしまうので、
砂の状態は良く観察する必要があります。

砂がビチョビチョの場合、スピンがたくさん入る事は少ないです。
ボールとフェースの間に水が入るからです。

ですから転がしたくないときにはボールを上げることになります。

こういう時はグリーンも濡れていると思いますので
まずまず止まってくれます。

条件の悪い時はいつも通りなかなか寄ってくれません。

僕も3~4mに寄ってくれて、
後はパター頑張ろうという気持ちで打ちます。

普段からピッタリ寄せようと思うより
ワンピン位なら及第点と思っている方が案外寄ったりします。

アプローチ、バンカーも気持ちの持ち方で結果が変わってきます。

Iさん、またレッスン会でお待ちしています。

追伸

先日、名古屋での年内最後のレッスンを行いました。

しかしながら、事務局の方に「関東はやらないのか?」
という問い合わせが複数来たそうです。

そして事務局から
「関東でも12月開催はできないか?」
と言われまして急遽、日程を調整中です。

おそらく遅くとも明日までには、
事務局からご案内が行くと思います。
メールのほうを気にしておいてください。

それではまた、次回も楽しみにしていてください。

ーツアープロ 梶川剛奨

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2015年ゴルフ評価シートを書いてみよう

2015.12.15
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日。

新しいゴルフ教材の撮影があったので
プロの話し方を参考にしようと思い、
インタビュー動画を見ていました。

するとその中に、
石川遼選手のインタビュー動画があって
それに見入ってしまいました。

試合の感想を
流暢な英語ですらすらと語っていました。

もちろん字幕がなければ
意味がわからなかったのですが、

試合の内容をこのように語っていました。


少し長いので箇条書きにしますね。

・グリーンが綺麗だったので、ラインを読むのが簡単だった
・ロングパットも決められたので、リズムを保つこともできて良かった
・常に晴れていて飛距離が出た
・当面のドライバーでの目標はフェアウェイキープ率を60パーセントに保つこと
・ティーショットが今シーズン、来年以降も含めて鍵になると思う

さすが、プロだと思いました。

試合の後のインタビュー
「明日も頑張ります。応援よろしくお願いします。」
で終わる選手も少なくないと思います。

しかし、石川選手は
試合の良かったところ、悪かったところを分析、評価し
堂々とインタビューに答えていました。

常に自分を評価すると・・・

自分自身を客観的に評価することで、
色々な考えやアイデアの改善方法を
見つけ出すことができます。

あなたのスイングで改善する所はどこですか?

あなたはどんなプレーが得意ですか?

あなたのゴルフでの悪い癖はなんでしょうか?

どんな場面でよくミスをしてしまうでしょうか?

2015年を振り返って
ゴルフ評価シートを書いてみると
新しい発見や、やらなくてはいけないことが見えてきます。

もし、客観的に評価することが難しかったら
一度、気軽に相談してみてください。

きっと自分で考える事よりも
簡単ですぐに実践出来る
アドバイスが提供出来ると思います。

またメールします。

小原大二郎

PS.
新しいゴルフ教材の撮影では初の女性キャストが登場しました!

PPS.
いつも男ばかりなので・・撮影がいつもより楽しいです!


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【Video】スウェーせず股関節に入るスイング

2015.12.14
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「スウェーorリバースピボットをせずに
  股関節にグッと入るスイングを身につける方法」

について、ビデオでお伝えしたいと思います。

あなたは次のような悩みをお持ちではないですか?

・ドライバーが飛ばない
・スライスが多い
・ダフリがよく出る

そのような場合は、いわゆるバックスイングで
「スウェー」になっている可能性があります。

これらを一気に解消できてしまうのが
今回紹介するビデオになります。

スウェー、あるいはリバースピボットを解消する
ポイントは、たった1つです。

右足の斜めキープでスウェーの8割は解消

ビデオでも説明していますが、
バックスイング、フォアードスイングで重要なことは、

・両足の斜めをキープしたままバックでは動かして

・フォローでも左足の斜めをキープしたまま動かす

この2つが満たされていることです。
これだけで、スウェーorリバースピボットの
8割は解消できます。

そして右足の斜めをキープすることによって、
いわゆる股関節にクッと入る形が体感できるはずです。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 
ここで紹介している動きをしていれば、
右足がペロンとめくれることはないですね。

追伸:今日の名言。。。

2015-1214

中庸、やっぱりええですわ~!
ゴルフもまさにそうでっせ!!


***************

人一たびこれを
能くすれば
己これを百たびし、

人十たびこれを能くすれば
己これを千たびす。

果たしてこの道を能くせば、
愚といえども必ず明らかに、
柔と雖も必ず強なり。

***************

現代文訳

優れた人が
1回で出来るようなことが
何度やってもできない人でも、

100回やれば、
必ず出来るようになる。

能力のある人が
10回で出来るようになるなら、
自分は1000回やればいい。

この気持ちで臨めば、
どんな人でも
道は必ずひらける。

***************

関西弁の超訳は、これをお読みのあなたにお願いします(笑)。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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飛距離を伸ばす大作戦

2015.12.13
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです 。

「どうすればドライバーの飛距離が伸びますか?」

これは私が受ける最も多い質問の一つです。

私のレッスンを受けに来てくださる方からも
毎回、この質問を必ず頂きます。

(飛距離アップのレッスンプロとして活動している以上、
 飛ばしに貢献することが私のミッションなので
 当然のことですよね。。。)

さて、ではどうすれば飛距離を伸ばせるのか?

筋トレを始めてみる?
レッスンを受ける?
ドライバーを変えてみる?

実は、この答えは非常にシンプルで
「毎日ひたすらドライバーを振ること」です。

そして、「ボールを打つこと」です。

ドライバーというのは、
14本ある内の1本。

つまり、最も飛ばすためのクラブなのですが、、、

そのクラブをあやつるためのスイングを磨くためには、
スイングを体に染み込ませることが最も大切なことです。

ゴルフスイングは3日で忘れる

ゴルフスイングは3日しないだけで
体から失われてしまうと言われています。

あなたが上達しない、
飛距離が伸びないと悩んでいるなら

3日に1度素振りするだけでも
今まで以上に上達することができるでしょう。

どうやって練習したらいいか?
どんなクラブがいいか?

そんな風に考えている内に
あなたの体からスイングの記憶が
失われていきます。

レッスンを受けた後も
次の週まで何もしなければ

レッスン内容がどんどん失われていきます。

こんなポイントを習った
だから、次のラウンドではここを意識しよう。
いいことを教わったな。非常に満足。

それでは、レッスンの意義が
どんどん減ってしまうわけです。

そのためには、

とにかく振ること。
振ってみて、体にスイングを叩き込むこと。

そうやって体に
スイングの記憶を刷り込んでいくことが大切です。

例えば、ゴルフでは
左サイドを残すことが大切で、

壁ができるからフェースターンが
スムーズになってヘッドスピードが上がる。

ということを知っているだけでは意味がありません。

それを体の筋肉レベルで分かっていて、使いこなせる必要があります。

簡単ではありませんが、
私たちののメールが届く度に
このことを思い出してみてください。

ー服部コースケ

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なぜ、ゴルファーの8割は
スコア100を切れないままに一生を終えるのか?

小原大二郎プロが語る
非常識なゴルフレッスンの正体

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「心」ボールがホールに吸い込まれる日

2015.12.13
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・ボールがホールに吸い込まれる日」

というお話をさせていただきます。

寒い冬は、温かいお家の中で、
パッティングのことを思い描くのもいいですね。

調子がいいときは、入ってしまう。

長いパッティングや、グリーン外からのアプローチショットなどで、
ホールに入ってしまう日ってあります。

100を初めて切れた日とか、ベストスコアを更新できた時は、
ショートゲームでミラクルが発生していることも多いですね。

ところが、そんなミラクルが、
必ず今日この日に再現できるというテクニックは、
確立されているとは言えません。

脳科学的には、いろいろあるのですが、これをやれば、
かならずミラクルなパッティングができる日になるということを、
言い切れるやり方は、残念ながら、まだ世の中にはないということです。

しかし、ミラクルに出会うときに、
よくある共通する点を見てみることで、
ミラクルの確率を、必ずアップできる方法が見えてきます。

心が静か

ミラクルに出会うときに共通する点、
それは「心が静か」という点です。

「心が静か」ということは、読んで字のごとくですので、
何も説明はいらないことです。

ま、あえて言えば、周りに起きることに、
一喜一憂することなく、淡々とプレーする感じですね。

ここで忘れてはならない、重要な点があります。

それは、バーディーなど、良いスコアが出た瞬間も、
心が揺れるということです。

バーディーの後、崩れる場合が多いことは、
あなたもご経験があるのではないでしょうか。

同伴者のプレーに、心を揺さぶられることも多いです。

あなたよりも、遠くまで飛ばす人とご一緒の組だと、
ついつい、力んでしまっている、
あなたご自身を発見されることもあるのではないでしょうか。

そして、当然ご承知のように、
あなたご自身のトラブルでも、心は揺さぶられます。

やるべきこと

ラウンドでは、次の3つこのとを、必ず守ります。

(1)30分前行動

(2)トラブったら深呼吸

(3)スコアを知らないままプレー

この3つぐらいなら、
いつも頭の片隅に入れておくことはできますね。

この3か条のうち、(2)と(3)は、
グローブなどに、書いておいてもいいかもです。

30分前行動

これは、実は私が中央大学体育会スキー部の中に、
出身校でもないのに、社会人ながら入れていいただいて、
いっしょにトレニングやスキー合宿をやっていたときに、
なるほどと思ったことです。

そこでは、決められた集合時間より、
30分前に集合していなければならない、
というルールがありました。

当時、私は、30分も前なんて、
いじめだとぐらいに感じたことは否定できません。

実は、いじめではなく、先輩から後輩へと、
ずっと引き継がれてきた、重要な心のテクニックだったのです。

普段生活していても、頭で考えていること以外に、
けっこう多くのことが、時間を消費しています。

それが、ゴルフに出かけるという、特別?な行動では、
さらに、いろいろ想定外のことも発生しやすくなります。

そして、時間が足りないと思う焦る気持ちが、少しでもあると、
すぐにアドレナリンが噴出して、平常心が保てなくなります。

このことは、意外と軽視されがちですが、
実は心にとっては、ものすごく影響力のあることです。

30分前に行動することで、多少不意な出来事があったとしても、
心に余裕をもたせたまま行動できます。

私が、ベストスコアを更新した時は、
100%時間に余裕があった時です。

そして、焦る気持ちが、一回もなかった時です。

時間に余裕があれば、心にも余裕ができます。

余裕の中でウオーミングアップを終え、
余裕の中でショット練習を終え、余裕の中でパッティング練習を終える。

こんな、時間の流れを作ることができた日は、スコアもいいです。

そして、なんだかこれは不思議なことですが、
コースに車で向かっていて、信号待ちが少なかったときに、
スコアもいいのです。

特に自分では何も変えていないのに、
やたらと信号待ちに引っかかった時のラウンドは、
なぜだかスコアがまとまらなかったりします。

一般的に言われていることですが

「日記を付けなさい、しかも、その日のつまらないことも全部含めて、
 とにかく、何があって、何をやったかを、
 思い出せるだけの情報を残しなさい。」

と言われます。

これは、良い成績が出た時、その前に何をしていたのか、
ずっと統計をとってみると、思いもよらぬ行動などを発見できる
という意味で、ものすごく重要です。

その良い結果が出た時に、共通してやっていることを、
こんどは積極的に取り入れて行えば、良い調子を引き込むことができます。

当然、調子が悪い、なんだか、自分のせいではないのに、
運悪くドラブルになってしまうという時に、
共通して行っていることが、見えてきたりします。

これは、論理では説明できないことです。

ま、私の信号の話は、なんとなく信号待ちで、
心に乱れが発生?とも言えるのかもしれません。

私は、スキーのアルペン競技で、
とにかく重力を極力無駄にしないで、滑らかにコースどりをして、
100分の1秒でも早くゴールを切ることをやっていました。

そのため、途中で止まることには、私自身も気づかない、
何かのストレスがあるのかもしれません。

いずれにしても、詳細な日記などにより、
頭では考えられない、行動とスコアの関係が見えてきます。

トラブったらゆったり深呼吸

ゆったり深呼吸のご利益は次の点です。

(1)副交感神経を強め、トラブて交感神経が強くなりすぎて
   自律神経全体がアンバランスな状態を、バランスした方向へ傾ける

(2)抹消血管を拡張して、トラブって、
   カッカとなって上昇した血圧を下げる

トラブルに遭遇すると、誰でも交感神経が強くなり、
体の中ではアドレナリンが噴出して、呼吸は浅くて速くなり、
血圧が上昇します。

アドレナリンは、その噴出量によっては、
少量では逆に血圧が下がったりしますが、
ま、トラブった時は大量に噴出して、血圧が上昇するレベルに達します。

そんな、アドレナリンをはやく鎮めて、通常の心のレベルに
素早くもどらなければ、ミスショットのオンパレードになります。

ここで、深呼吸には、実はテクニックがあります。

まず第一に、息を口から吐くことに、
ゆったり時間をかけて行うことは、深呼吸の効果増進にとって大切です。

そして、特に、トラブった直後のテクニックとして、
最初に大きく吐きます。

吸うことを先に大きく行うのではなく、
まず最初に目一杯吐き切るという点が重要です。

そして、肺というか、体の中からすべての悪いものを、
しっかり時間をかけて外に出してしまうイメージを強烈に描きます。

それから、おもむろに、鼻から良い空気を、
体の中に、たっぷりと入れていきます。

しかし、心だけではなく、体にとっても、
最初にしっかり吐き切ってから深呼吸を行うことは、
より効果的な深呼吸となります。

また、2回目以降は、吐くと吸うのどっちが先でも同じでしょと、
あなたはお考えになるかもしれません。

ところがしかし、もし2回以上行うとしても、
実は、最初にしっかり吐くことを意識して、
吐き出してから吸うほうが、その後の深呼吸でも、
吐くことに意識を集めやすくなり、しっかり吐き切ることができて、
深呼吸の効果がアップします。

吐くことに、意識をより強く持って行きやすくなるという点が重要ですね。

吐くことを強くイメージするといい、物理的な理由の一つは、
できるだけきれいな空気を入れられるという点です。

しっかり吐き出さないでいると、肺の中には、
まだ外に出すべき気体が残留しています。

そんな、二酸化炭素などが多く含まれた気体が肺の中に残った状態では、
せっかく新鮮な空気を取り込んだとしても、その新鮮度が薄められてしまいます。

しっかり吐き切って、真新しい空気だけを、
できるだけ多く体の中に取り込みます。

また、息を吐くために縮めた体の周りの筋肉は、
リラックスさせることで、元の長さに戻ろうとします。

この、リラックスさせる感じが、筋肉だけではなく、
あなたの心も楽にさせてくれます。

そして、いろいろなところに残っている余計な力をゆるめてくれて、
さらに大きく体を楽にふくらませることができます。

また、グリップなどでも、いきなりソフトにすることを意識するよりも、
一旦きつく握った後にリラックスした方が、よりいっそう無駄な力が抜けて、
やさしくグリップを包み込むことができます。

それと同じで、呼吸でも、一旦ぎゅ~~~とおなかと胸を絞り込んで、
息を吐き切ることで、その後は、普段よりも
上半身をリラックスさせることができます。

また、そのうちに深呼吸特集を書くつもりですので、
やり方は、今回はこの程度にしておきます。

それから、寒い冬は深呼吸では寒くなるとイメージしてしまいますが、
実は、逆で、深呼吸は、末梢血管を拡張してくれるので、
冷えた手足が温まる方向になります。

ですから、いくら寒くても、躊躇しないて、
がっつり深くゆったりと深呼吸しましょう。

さらに、深呼吸する動きでは、体幹を安定させるための
お腹のまわりの腹横筋とか、上半身のパワーの源である
肩甲骨まわりの筋肉など、スイング重要な筋肉を動かしてくれるという点でも、
効果バツグンです。

などなど、深呼吸って、結構すごいことなのです。

スコアを知らないままプレー

スコアを知らないままプレーというのは、よく言われることですが、
なかなかできるものではありませんね。

ついつい、残りのホールを、何打以内であがらなければ、
とか、スコアを勘定していると、いろいろなことを考えてしまいます。

しかし、私自身、とんでもなく良いスコアが出た時は、
本当にスコアを知らなかった時ばかりです。

私が初めてHCを取得した時のHCは25。

そのまま、月例大会に参加したのですが、なんと77が出て、
HC25に対しての20アンダーで、そのゴルフ場の記録更新になりました。

初めて出た試合で、こんなことが起きたのですから、本当に驚きです。

結果として、翌月の月例からは、上のクラスに入れられてしまい、
周りはシングルプレーヤーばかりで、圧倒される日々が続くことになったのでした。

それまで、一度もシングルプレーヤーの方とは回ったことがなかったので、
とんでもないカルチャーギャップでした。

HC25に対する20アンダーが出たその時は、
途中までは、本当にスコアのことなど、全く眼中にない状態でした。

でも、最終2ホール前に、同伴の方が
「このままだと70台になりますね」
「70台を出す方と一緒に回れて最高です」
と言われ、そこでハッと、そこまでの自分のスコアに
気づいたことを、今でも思い出します。

それまで、スコアカードにパーだ、ボギーだ、
バーディーだと書き込んでいるのに、トータルスコアがわからないまま
プレーしていた自分が、信じられない状態です。

そして、それを聞いてからの最終2ホールは、
かなり緊張してしまいました。

ま、そんな緊張しましたが、なんとか無難にプレーできて、
HC25での20アンダーが達成できたのでした。

私は、スキーでも同じように、突然良い成績が出て、
周りのみんなを驚かせるという経験をしています。

でも、まさかゴルフでも同じような経験をできるなんて、驚きでした。

人は、一生懸命に練習していても、
なかなか伸びないプラトー(高原)状態に必ずなります。

しかし、精神的壁を作らなければ、ある日突然変異して、
まったく別の動きができることは事実です。

脳は寝ている間に、それまでの経験や知識を整理して、
脳神経同士の連結を変化させます。

仕事でも、前の晩遅くまで悩んでも、
解決策がなかなか見つからなかったことが、
一晩寝て、朝起きてみたら、なんだ、こんなことで良かったんだとか、
簡単に解決していたりしませんでしたか。

ちょっと余談になりましたが、この精神的壁を作らないことが、
本当のあなたでいられるために、なくてはならないことです。

ラウンド中にスコアを気にするということは、
知らないうちに、心に壁を作ってしまいます。

実際のレッスンでも、ショットを見る限り、
100は切れていてもおかしくないのに、
長い間100切り目前で止まってしまった方には、
はっきり100なんか言い切っていてもおかしくないと、
言ってあげるようにしています。

これは、精神的壁を取り除くという意味で、最高のコーチングです。
おだてているわけではなく、本気でそう思うからです。

そして、ワンデーレッスンであっても、その一言だけを言えばそれで十分なのですが、
本当にそれだけしか言わなかったら、もう二度と私のレッスンには来ていただけないですね。

私はその一言のために、どれだけショットを観察して必要な情報を集め、
考え抜いて、結論を出したのかなんて、伝えられませんし。

それで、弱気になって、その他のこともしゃべってしまう私を発見するのでした。

世界記録なども、破られるまでは、なかなか更新されなかったのに、
一人ぶち破ると、いきなり何人も直前の世界記録を突破することがありますね。

それから、ハーフターンで昼食となりますが、
こんな時も、スコアの話題にならないように、何か他に楽しい話題を振りまきます。

スコアの反省は、ラウンドが終わってからにしましょう。

そして、好プレー、珍プレーなど、
ラウンドでのさまざまな出来事で盛りあがりながら、
帰宅の途につけたら、また次もやろうという気持ちもバリバリ出てきますね。

では、また。

<本日のオススメ>

・バンカーや池超えで緊張してしまう
・傾斜や深いラフなどの悪いライからミスショットが出る
・OBが1回のラウンドで最低2回は出る

この3つのうち一つでも当てはまるのなら、
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※公開は明日12/14(月)まで。お早めに!

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