From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
プロゴルファーというのは、
日々自分のスキルを高めるための習慣を持っています。
毎日のルーティンを自分で決めて、
それに沿って行動することで、コンディションを保っているのです。
そんなルーティンとは別に、私たちゴルファーは仕事柄、
ゴルフ雑誌やゴルフ上達本もよく読みます。
(あなたには「雑誌は読むな!」なんて言ったりしていますが、、、)
おそらく私は、あなたが雑誌や本を読む時に引っかかるところと少し違う、
一般の人が見ないようなものの方にむしろ目がいっていると思います。
この誌上レッスンが何を目的にしているのか、
その先にさらなるゴールが設定されているのかどうか、、、
などなど。
「このやり方だったら、あの人のスコアアップにちょっと使えるかも。」
「このままだったらあまりよくないけど、ここをこう変えればいいかもな。」
ゴルフをしていなくても、常にゴルフのことを考えているような状態ですので、
やっぱり世の中の見方が少し違うのかもしれませんね。
一人の生徒さんを相手にするときも、時間をかけて現状把握をし、
生徒さんのコンディションを整えて集中力を高め、
一打でもスコアを縮めるための練習、調整を行う。
次のレッスンでも同じようにチェックを行って、元に戻っていないかを確かめる。
気がつけば、一人の生徒さんに多大な努力と時間をかけます。
それは結果として、自分のスキルアップにもつながっている部分もあります。
■しかし、そこにも思わぬ落とし穴が・・・
こんなに熱心にゴルフをしていても、実はここに思わぬ大きな落とし穴があります。
私自身も何度も落ちて痛い目にあった経験があるし、
意識している今でも、気をつけなければ落ちてしまいます。
もしかしたらあなたも落ちているかもしれないし、
あるいは落ちていることに気づいてすらいないかもしれません。
そしてこの落とし穴からぬけ出すこと、
落とし穴に落ちないように注意することが、
ゴルファーとして次のレベルに進むためのカギ、になります。
その落とし穴とは、
「エゴ」
です。
エゴとは、自分がゴルフがうまいということを見せつけたいという気持ち。
レッスンなら、こんなにうまく教えられるんだという気持ち。
生徒さんのベストスコアを20も縮めて「すごい!」と言われたい気持ち。
他人に意見されたくない、意見されたことを受け入れたくないという気持ち。
これら全てが「エゴ」です。
一人のゴルファーとして、このエゴがあるせいで、
生徒さんの実力が思うように伸びなかったりすることもあります。
そのたびに「これじゃいかん!」と思って軌道修正をします。
一人のゴルファーとして、人に上手く見られたいという欲は確かに大切です。
でも悲しいことに、その欲だけではゴルフは上手くなりません。
無心になってゴルフと向き合うことで、
より大きな結果をつかむことができるようになります。
だったら、、、エゴを捨てるべし。
またメールします。
小原大二郎