From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
これは私の生徒さんのTさんから聞いた話・・・
Tさんと奥さんが
二人でコースを回った日のことです。
すごく仲のいいご夫婦で、
以前からこの日を楽しみに待っていて、
とても清々しい気持ちで出かけたそうなんですね。
スロープレー・・・
いざゴルフ場について、
着いてすぐにプレーに入ったそうです。
すると前組に、
4人の男女が見えたそうなんですね。
男性が3人、女性が1人。
男性はみんな40代くらいで、
女性は20代くらいに見えたそうです。
それが何ともスロープレーだったようで。。。
クラブの交換もダラダラと歩いて
カートまで取りに行ったり・・・
女性が打つ時になると、
いつも同伴の男性に相談して
何度も素振りしてから打ったり・・・
自分の番にならないと
ボールの場所まで行かなかったり・・・
とにかくマナーがひどくて、
本当に遅かったそうなんですね。
しかも女性はグリーンにカバーを
3度も置き忘れていたそうです。
（Tさんが毎回届けてあげたそうです）
『クラブは常に3本くらいは持っていること』
『下手ならとにかく走ること』
『次の自分のボールの位置までいくこと』
『忘れ物がないか確認すること』
このようなゴルフの最低マナーは
守れなければいけませんよね。
そんな感情をいただきながらも、
奥さんとのせっかくのゴルフだったので、
Tさんが我慢してプレーを続けていました。
そんな折・・・
素晴らしいキャディさん
そのホールでは特に遅くて、
かなりイライラしながら待っていたそうです。
ティーグラウンドで前の組を待っていると、
ようやくカートが動き出しました。
「やっと打てるぞ～～！」と、
Tさんは意気揚々とドライバーを
手に取ったそうです。
しかしその時、
キャディさんが一言、Tさんに言いました。
「お客さん、飛び過ぎちゃうからちょっと待ってね～」
とっても明るいキャディさんで、
きっと安全に配慮して言ってくれたのでしょう。
さっさと打ちたくてたまらなかったTさんは、
しぶしぶもう少し待つことにしたそうです。
すると、、、
なんと、よく見ると窪地に
男性が一人残っているではありませんか！
もし気付かずに打ち込んでいたら
大変なことになっていたかもしれません。
・・・後々聞いた話では、
仲間が男性のひとりを取り残して、
いたずらでカートだけ進めたそうなんです。
マナーとして、ありえない話ですよね。。。
最悪のケースを回避する力
ここで私が言いたいのは、マナーを守って
早くプレーしようということだけではありません。
それは当然ですが、、、
何よりこのキャディさんが
とても素晴らしいと思ったのです。
私はこの話聞いたとき、
このキャディさんに感服しました。
あらゆるケースを想定して、
お客さんに最大限楽しんでもらう。
そういった姿勢を感じたからです。
スロープレーはマナーとしては悪いですが、
誰一人ケガをしませんよね。
ですが、打ち込みというのは
最悪の場合、命に関わるケガに繋がります。
Tさんがイライラしているのを知りながら
キャディさんは上手く抑止したわけですね。
このキャディさんのような感覚をもつこと。
つまり常に最悪のパターンを想定して、
良い手段を選択することはとても重要だと思います。
これはゴルフにおいても重要ですし、
普段の生活にも重要なことだと思います。
相手の気持ちをくみ取れること。
最悪のケースを常に回避できること。
これが出来ると色んなことが
上手くいくようになると感じます。
いわゆる「空気が読める」ということが
このことかもしれません。
空気が読める人間に、
空気が読めるゴルファーに。
またメールします。
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この記事にコメントが多いという事は、スロープレイやマナー違反で思い悩むゴルファーが
多いという証拠ですね。
ゴルフ場によって違うと思いますが、大体見受けられるのが「ハーフ２時間１５分以内で・・」
というのが多いですよね。１３５÷９ですから、１ホール大体１５分。移動時間を引くと
４人１組の場合、１ホールに与えられる１人への時間は約３分。１ルーティーンを３０秒
で行えば６打、ですね。単純計算ですが、ハーフで平均５５以上打つ組の場合は急ぎめプレイ
を心がけたほうがいいと思います。
それが嫌という方ももちろんいて、「ゆっくりプレイしたい」という方はそのゴルフ場の来場者
の平均スコアを調べてみて、無理なくプレイ出来そうな場所選びも重要だと思います。
私は波乗りもしますが、自分が初心者だった頃には、空いている場所＝あまり波が良くない
ポイントですが、そこを選んで迷惑の掛からない様にしていました。 みんなの海だから別に
誰でも入っていいワケですが、そこは自分の力量に合わせて行かないと要らない怪我やトラブル
などを引き起こします。ましてや海にはキャディーさんやマーシャルの様な人はいませんので、
自分で自分の行動をコントロールしないといけないと思います。behave yourself です。
ゴルフ場は海と違い、お金を払って入場する訳なので、「俺は客だ」という意識の方も多い
と思いますが、波乗りもゴルフもルールやマナーを守らないと怪我を伴うスポーツです。
プレイが遅いと思ったら前の組に追いつく努力をして、前の組みが遅くてもイライラせずに
マーシャルなどに連絡して紳士的な行動をとるべきですね。
打ち込みは問題外ですね。私も自分よりも前にドライバーで打ち込まれた経験がありますが、
謝罪の行為もなかったのでわざとだったと思います。
いい話を聞かせてもらいました。涙が出るほど感激しました。
私も前の組が遅いと、すぐ近くまで打って早くさせてやろうと思うことがありますし、打ったこともあります。まだまだ人間ができていないのですね！
最近はどこのコースに行っても遭遇する場面ですが、キャディさんの冷静な判断と気配りのある会話でプレ－ヤーの気持ちが落ち着くものです、セルフプレーが多い昨今勉強に成りました。
面白く読みましたが、それが結果としてプレーを早めることになるのではと思います。
どの程度のプレーに時間をかければよいのか、日本人はあせっているのではないでしょうか？
このくらいに時間、決まっているのなら教えてください！
特にプロのスロープレートは、どこでどのように計測しているのか？
ゴルフを楽しむ事とクラブ3本持って走り回ることがどうも一致しません。
ルールがあると思うのですが、ルールブックにも時間の点ではこうだと言って載っていません。
ご指導をお願いします！
確かに、こうゆう連中は，たくさんいます。その時は，キャデイが、前のパアテイに、注意すべきではないですか。私のクラブではそうします。
前の組のスロープレイに、よく我慢されましたね。
その上で、キャデイさんの心配りの一言に、しっかり反応された気持ちに、感動しました。
いいお話をありがとうございました。
砂袋を持って自分で作ったティーグランド・フヤウエーのディッポットを埋める。バンカーを平らに直す、グリーンではディッポットを直す。”お・も・い・や・り”のマナー等々を指導してからラウンドに臨んで戴きたいですね。
Ｔさんの怒りは良く分りますが、前の組は４人組、Ｔさんは２人組ですので必ず待つことになります。
楽しいｈゴルフはＴさんではなく、前の４人組も一緒ですが彼らの前がゆっくりに歩いたら気がつくでしょう。
まず、茶店に電話があります、ゴルフ場のキャディマスター室に連絡をしてコース管理者に見に来てもらうことです。そして前の組にはキャディさんが居らないと思いますが注意をしてくれるはずです。
私どもはいつも楽しくするためには、我慢と注意の連絡をお願いしています。スコアアップのためです。
少し前に、上手い人と回って２人ともラフに入り、ほぼ同じ状況でした。その人は無理をせずバンカ手前に運びボギーで上がりましたが、私は木の後ろからあわよくばオンさせようとユーティリティウーッドで狙い、左に引っ掛けてOBで、大叩きでした。後から聞くとその人は、第２打の時点でこのホールはパーは狙わないことにしたそうです。
その後私も、何でもかんでもパーオンを狙うことはしなくなりました。
大変良いお話です。
実は、最近時々ラウンドしているゴルフ場で同じような話と同じようなキャディさんに出会いました。
偶然なのか何度かついてもらいました。
お陰様で、今では顔見知りになってしまいました。
明るくきびきびしていて、冗談も言いつつ、周りへの気配りと洞察力にすぐれている方だと思いました。
最近では、セルフが多くキャディ付ラウンドは大変減りましたが、本論で紹介されたキャディさんや私が会ったキャディさんと一緒にラウンドできるとゴルフがさらに楽しくなります。
因みに、私が何度かラウンドしたこのキャディさんのご主人にもついて頂いたことがあり、彼も大変良いキャディでした。ご夫妻揃って素晴らしいキャディさんです。
ゴルフ場は、南茂原カントリークラブ キャディさんはＭ．Ｉさんです。
おはようございます。
今日は、とても良いお話を聞かせて頂きました。
ゴルフに集中ばかりしていると、廻りが見えなくなるなんて場合が良くあります。
これからは、全体を見て、リラックスして行こうと思います。
あまり遅すぎるのも困ったものですが、せっかちだといいスコアにはなりませんね。
若い時はそれで失敗のくりかえしでした。