From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「走りながら考える」ということについて、
改めて考えてみたいと思います。
はじめに質問ですが、どちらかというとあなたは
「走りながら考える派」ですか?
それとも「ひとまず足を止めて考える派」ですか?
「走りながら考える」ということはよく言われることで、
それが善、美徳であるかのようにされていることも多いように感じます。
ですが結論から言うと、ゴルフの場合はふさわしい場合と、
そうでない場合の両方があるように思うのです。
典型的な「走りながら考える派」
私が以前教えていた方なのですが、Tさんという方がいます。
会社の社長さんでいらして、
だいたい110~120ぐらいで回るぐらいの実力です。
仕事柄、ゴルフをされる機会が多く、あんまり下手だと恥ずかしいということで、
何度かレッスンをさせていただきました。
Tさんはご商売をやられている方ということもあって、
いわゆる典型的な「走りながら考える派」でいらっしゃいました。
それまでに自分でも少し練習をされていたそうなんですが、
練習場でクラブを振りながら「こうかな?」「こんな感じかな?」。。。
そんなふうに練習をしていたそうです。
そしてラウンドでも「とりあえず前に打てばなんとかなるだろう」的な考え。
ライなども特に考えずに、とにかくクラブを振るような状態でした。
「だって、考えてもわからないんだから、打つしかないでしょう?」
確かに「プレーファースト」という点から見れば、
ラウンドでぐだぐた考えずに打つことはとても大切です。^^
ですが、ご自身のゴルフについて、練習について
何も考えずにゴルフをするというのは。。。上達するという点では、問題です。
まず、まとまった「考える時間」を取ろう
練習時、ラウンド時にいろいろ考えながらやっても、
いい結果が出たりすることは極めて少ないのではないでしょうか?
出たとしても、せいぜい「まぐれ当たり」でいいショットが2、3出るだけ。
しかも、そのまぐれ当たりは、どのようにして出たものなのかが
全くわからないまま。。。それでは再現性が全くありません。
たとえば、ラウンドや練習で「トップボール」が頻発している人がいたとしましょう。
「あ、今のボールはうまくいったな。。。」
「あ、今のはあんまりだったな。。。」
一球一球のボールをこんな感じで考えていたところで、何も変わりません。
トップボールを出したくないのであれば、トップがどうして出てしまうのか、
どうすれば出なくなるのか? そうしたことがわかっていることが必要です。
そういう人は、練習でトップボールが出ないスイングの練習方法、
たとえばビジネスゾーンの練習がどういうものなのかをきちんとインプットしておく。
こうした時間を取ることが、どうしても必要になってきます。
考えたことを実現するのが練習、ラウンドの役割
練習をする、ラウンドをする、、、
たとえば右も左もわからなかったとしても、
そうした行動を起こすこと自体は、とても大切なことです。
しかし、うまくいく結果を再度何度も出しつづけること、
上達するという点では、「何も考えないまま」では何も実現できません。
しかも、その行動の時間が無駄になってしまうかもしれません。
であれば、行動の前に「何をすればいいのか?」ということについて、
ちゃんと考えておくことが必要です。
もちろん、考えても間違った行動をとってしまうことがあるかもしれません。
でも、それはそれでOKと考えます。
なぜなら、一度考えているわけですから、うまくいかなかった理由を自然に考えて、
次の行動への結びつけることができます。
確かに、実地で勘がものすごく働いて、上達する人というのもいらっしゃいます。
ですが、そうした方は普通ではない才能をお持ちの方です。
結局は、考えて成功、失敗という経験を何度もして、
それによって上達していくのが近道なのではないでしょうか。
まずは、考える。
そして、考えた練習、自分がやると決めた練習を、
ただ地道に練習場でやりつづける。
そこで身につけたものを、ラウンドでも実践してみる。
考えたことを実現するのが練習、ラウンドの役割、、、私はそう思います。
またメールします。
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