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「言葉に安心する」ゴルファーになっていませんか?

2013.07.13
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は先日、ゴルフの練習場にいた時のことをお話しします。

私がレッスンで練習場に来ていて、
合間の時間にそのへんを歩いていた時のことです。

おそらくいっしょに練習に来ているゴルフ仲間だと思うのですが、
二人してずっと話し込んでいたんですね。

別に立ち聞きするつもりはなかったんですが、
その話に、ものすごく違和感を感じたんです。。。

理論、理論、理論、、、

そのお二人の会話というのは、たとえばこんな感じです。

 「●●さんのスイング理論はわかりやすいよね」

 「あの■■コーチの練習方法は理論がしっかりしてないよね」

 「この前△△プロのスイングは○○理論そのまんまだよ」

とにかく、○○理論、××理論、、、そのような話ばかり。

私はあまり他の方がどのような理論を唱えていて、
どんなスイングをしているのかは、あまりわかっていないのですが。。。^^;

いわゆる、よくテレビや雑誌などのメディアに出てくるプロや
コーチの話を、ずーっとしているんですね。

「ずいぶん勉強熱心だなあ。。。」と思って通り過ぎたのですが、
その後またそのあたりを通りかかったら、二人がボールを打っていました。

そのボールを打つ姿を見て、ちょっとびっくり。

 「え、その『○○理論』は、そんな打ち方をすんの!?」

おそらく違うと思うのですが、そう思わずにはいられないぐらい、
私から見て、明らかに合っていない打ち方をしていたのです。

安心してしまう?

こんなことを言うと「何を偉そうに。。。」と思われそうですが、
その時はそう思わずにはいられなかったんです。

もちろん、そのお二方も好きでそのスイングにたどり着いたわけではないでしょうが、
「そこにたどり着くことはないでしょう、、、?」という感じでした。

なぜこうなってしまったのか、ハッキリとしたことは私もわかりません。
しかし、おそらく想像するに

 「もっともらしい理論に振り回されている」

からなのではないかと思います。

理論に振り回されて、専門用語を使っているけれど、
その中身はというと。。。

その原因はおそらく、

 「言葉に安心してしまっている」

のだと考えられます。

言葉というのは便利です。
形がなくても、あたかも形があるように見せることができます。

スイングというのも、もちろん「型」(かた)はありますが、
明確な「形」(かたち)があるわけではありません。

言葉に勘違いしてはいけない!

これはあらゆることにおいてもそうなのかもしれませんが。。。

言葉に頼ると、形がないのに形があると勘違いしてしまって、
その形を自分でつくり上げよう(自分で練習して身につけよう)という
危機感を失ってしまうのかもしれません。

言葉を身につけたことで、形を作り上げたと勘違いしてしまうんですね。

しかし、これは教えられる側だけではなくて、
教える側にも問題があることだと思います。

難しい言葉を使って教えることで、安心してしまう。。。
これは意外とプロのコーチにもあることのようです。

実際、かなり前のことになりますが、とあるプロの教材
(誰もが知っているプロゴルファーの方です)をたまたま見る機会があったのですが、、、

普通では使わないような(プロでもめったに使わないような)
専門用語を連発して教えていらっしゃって、

 「正直これじゃあ、見ている人たちもチンプンカンプンだろうなあ」

という印象を受けました。

難しい言葉というのは、もっともらしいことを言っているように感じるので、
教える側もそれで安心してしまうんですね。

このことは常に私も心がけていることなのですが、
改めて、気をつけたいなと思っているところです。

またメールします。

小原大二郎

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「無駄な練習だった。。。」と後悔しない方法

2013.07.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルフを教える上で、一番教えるのが難しい部分。。。
それは「何を練習すればいいのか」を教えることです。

なぜなら、ゴルフのスイングは人によって異なるもので、
全ての人に通用するものというのは、究極的には「ない」からです。

今日の話は、ちょっと難しい話だと感じているかもしれませんが、
そんなことはありませんので、少しお付き合い下さい。

誰でもうまくなれるスイング?

今でもゴルフ界では常に「最新理論」のようなものが出てきています。

しかし、多くのアマチュアゴルファーがそうした理論に惑わされてしまい、
無駄なことをしているというのは、無視することができない事実としてあります。

スイングそのものについては、科学的な視点から多くのことがわかっています。

しかし、そのスイングの考え方が、誰には合っていて、誰には合っていないのか、
そういうということは、教える側の「カン」のようなものに頼っているのが現状です。

だからこそ、その人に合ったスイングをどう身につけさせるか、、、
そこがプロコーチの腕の見せ所ということになってくるわけですね。

ただ、ここで一つだけ言えることは、

 「確実に誰でもうまくなれるスイング」

というものはない、ということです。

しかし、、、スコアに直結するスイングの考え方というのは、あります。
これは一体、どういうことか?

どんなスイングにも変わらない要素

私が何を言おうとしているのか、もう少し詳しく説明させてください。

スイングというのは、やっかいなものです。
なぜならそれは、年齢や環境によって、大きく変化するものだからです。

同じ場所にとどまっていることが許されないものだということです。
「このスイングのまま、一生を終える」ということはありません。

しかし一つだけ「スイングにおいて変わることのない真実」があります。
それは何か?

 「インパクトの瞬間」

これによってどういう出玉が出るのか、それはどんな「スイング理論」にそって
スイングをしているにせよ、変わりません。

スイング軌道とフェースの向き、それによって合計9つの弾道になる、、、
私がことあるごとにお伝えしている「9ボールルール」ですね。

どんなスイングをしているにせよ、ゴルフクラブを振っているのであれば、
このルールから外れることはありません。

結果から逆算する

だとすれば、その9ボールのうち、どの弾道を求めるのか?

その弾道を求めるのに、今のあなたの身体、
そして目標とするスコアがどこなのか?

そこを考えずして、自分のスイングを考えることはできないのです。

単に「新しい理論だから」とか「何だかかっこいいから」とか、
そういうことで選ぶのではありません。

スイング選択は、自分の目指すスコアに焦点をあてるのです。

 「100切りなら? 90切りなら? 80切りなら?」

 「病み上がりでスイングで身体に負担がかけられない。。。」

 「あまりに不恰好なので、スコアよりまずスイングをキレイにしたい」

たとえば、上記のような目的があるはずです。

逆に言えば、こうした結果から逆算しないかぎり、
自分の望む結果が得られるはずがない。。。

あなたの望む目的は何ですか?

またメールします。

小原大二郎

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アイツのスイングよりオレのほうがいいのに。。。

2013.07.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「スイングが悪いヤツにスコアで負ける」という話をします。

もしあなたが

 「キレイにスイングできているはずなのに、
  なぜそれがいいスコアという形で跳ね返って来ないのか?」

そんなふうに思っているのなら、、、今回は必見の内容です。

スイングで勝ってスコアで負ける?

私が教えている生徒さんと以前、こんな会話をしたことがあるんです。
この方、仮にAさんとします。

Aさん「小原さん、聞いて下さいよ。
    自分のゴルフ仲間に、ものすごくスイングが悪いやつがいるんです」

小原 「へえ、そうなんですか」

Aさん「そいつのスイングは、本当にひどくて、
    シロウトの自分から見ても、見るに耐えないんですが、
    結局最後は、自分よりもいいスコアで回るんです。。。」

小原 「そうですか。。。」

Aさん「なんでですか?
    いいスイングがいいスコアを生むんじゃないんですか?」

小原 「うーん。。。」

私がいつもお伝えしているように、
ゴルフのスコアアップは、スイングが全てです。

ただ、、、スイングがいいというのは
必ずしもキレイなスイングを指しているわけではありません。

「いいスイング=キレイなスイング」と思っていたりすると、

 「アイツのスイングよりオレのほうがいいのに。。。」

こういう考えが生まれるのだと思います。

3つの秘密。。。

確かに、スコアで結果を出しているゴルファーであっても、
明らかに自分のスイングよりも悪く見えてしまう。。。

そんなことは、よくあると思います。

そういうゴルファーの方というのは、
それはそれなりに「秘密」というものを持っています。

ではいったい、どういう秘密なのか?

一つ目の理由としては「クラブを振る量で勝っている」
という可能性があります。

基本的に、クラブを振る量が多ければ、それに勝るものはありません。

見た目は悪かったとしても、やはり数をこなしている人は、
結果も出しやすいのです。

もちろん、これによって変なクセがついてしまう可能性はあります。
当然、そこには注意をしておきましょう。

二つ目の理由。それは「感覚が鋭い」ということ。

一つ目の「数を打っている」というところとつながりますが、
感覚そのものが鋭い人は、やはり結果も違います。

そうなると、多少変なスイングをしていても、
うまくいってしまう、、、これもあり得ます。

最終的にはビジネスゾーン

そして三つ目の理由。それは、、、

 「スイング全体はおかしいように見えても、
  インパクトの瞬間ははちゃんとしている」

これはいわゆる、ビジネスゾーンがしっかりしている、
とも言い換えられるところです。

どんなに見た目でキレイなスイングをしていたとしても、
インパクトの瞬間が自分の考えた通りになっていなければ、、、

思い通りのところにボールを運ぶことはできません。
それはプロであれ、アマチュアであれ、同じことです。

極端な言い方をすれば、理想的なインパクトをしていれば、
その前後がどうなっていたとしても、ボールは狙ったところに飛ぶのです。

もちろん、理想的なインパクトをすれば、結果として
キレイなスイングになっていくものなのですが、
中にはそうならない方がいらっしゃるのも事実です。

実際、プロの中にも個性的なスイングをしている方がいらっしゃるのを
あなたもよく知っているのではないかと思います。

しかし、そういう個性的なスイングのプロでも、
インパクトの瞬間は確実にボールを捉えているものなのです。

形だけ作った美しさには内面はありません。

しかし、内側から作った美しさは、内面はもちろん、
外面もちゃんと作られるものですが、中にはそうならない例もある。。。

その程度に考えて、あなたも日々、
ビジネスゾーンの形成に励んでほしいと思っています。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】ティーの連続打ちの目的は?

2013.07.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日は動画レッスンを配信します。

今日のお悩みは・・・

「ティーの連続打ちの練習の意味は何ですか?」という質問です。

これは私の7日間シングルプログラムでも説明している練習ですが、


http://7golf-program.com/ss/

実は非っ常ーーーーに重要な練習です。

改めてご説明させて頂きますね。

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ゴルフの上達に「大ブレーキ」をかけるものって?

2013.07.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はあなたに、ゴルフを上達させる上で、
これだけは気をつけてほしい、と常々思っていることについてお話しします。

これは思い返せば当たり前のことですし、
何度かこのメールを通してもお伝えしていることなのですが、、、

意外と多くの方が勘違いしているところでもあるので、
敢えて今日、取り上げたいと思います。

聞いたらできる?

以前教えていたMさんという方がいらっしゃいます。

最近あまりお会いする機会がないので、今のことはハッキリわかりませんが、
現在のスコアはだいたい95前後、といったところでしょうか。

この方、今ではごくごくたまにレッスンをしている程度なのですが、
私のところに来るまでは、スコア110~120の間をさまよっていました。

当時のレッスンでのやり取りは、今でも思い出すことができます。
Mさんが発する、ある「口ぐせ」があったんですね。

小原 「Mさん、先週やったスイングの●●についてですけれど。。。」

Mさん「ああ、もうその話は何度も聞いて『知ってます』よ」

小原 「ええ(汗)。ところであれから練習してますか?」

Mさん「いや、あんまり練習してないです」

小原 「あんまりって、どれぐらいですか?」

Mさん「うーん、ぜんぜんやってませんね。
    でも大丈夫。大切なのは何度も『聞いてます』から」

小原 「。。。(汗)」

Mさん「小原先生、もう知っていることはいいですから、
    知らないことを教えてくださいよ」

小原 「うーん。。。(汗)」

コツを知るだけでうまくいく?

正直、このMさんには手を焼きました(笑)。

当時は私もまだ今より若くて、信頼をされていなかったところも
原因としてあったのかもしれません。

しかし、とはいえ

 「知ってます」

 「聞いてます」

 「知らないことを教えてくれ」

110~120のスコアの方の口から出てきたこの「3連発」に、
さすがの私もどうしようかと思ってしまいました。

この言い方はとてもキツイ言い方なのですが、、、

こういうMさんのような方というのは、
「聞いたら自分はできる」と思ってしまっているのですね。

そして、何かうまくなるためには
「コツのようなもの」を知ってしまえばうまくいく、、、

そんなふう考えているような感じすらあります。

技術を高める場所はどこ?

そのような「コツ」のようなもの、もちろんないわけではありません。

しかし、ハッキリ言って、試行錯誤をせずに
「コツ」を知るだけでうまくなれるはずがありません。

こういう当時のMさんのようなケースは、やり方を何か聞いても、
それを自分でモノにできるように努力するという要素がありません。

ですから「こういうふうにやればいい」と聞いても、すぐには出来ません。

ちょっと話は変わりますが、私はゴルフを教える時に、
このようにお伝えすることがあります。

 「コースはスコアを作る場所。
  そして練習場は、技術を高める場所」

私の考えでは、コースは練習した成果を見るところであって、
究極的には練習する場所ではありません。

練習場こそが、技術を高める場所であって、
今の技術以上のものを身につけられるのは、練習の場だけなのです。

これをMさんのようなケースに当てはめるとすれば、
おそらくこんな考えなのだろうと思います。

 「コツを知って、それをコースでやればうまくいくんじゃないの?」

つまり、私たちコーチから教わることだけがゴールになっているんですね。

しかし、コースでああでもない、こうでもないをしたところで、
今ある技術以上では戦うことはできません。

技術を高めるのは練習場(あるいは自宅)などであって、
コースはスコアを作る場所だからです。

もちろん、コースで何度もボールを打てるのであれば話は別ですが、
そのような環境を持てるゴルファーの方は少ないはずです。

今ある技術をフルに活用・発揮して、今と同じか、
ちょっと上のいいスコアを望むのが、コースでのラウンド。

今ある技術以上のものを身につけるのは練習場、自宅の役割です。
コースでスイングをいじくり回して、うまくなることはありません。

 「コースはスコアを作る場所。
  そして練習場は、技術を高める場所」

うまくなる人とならない人の違い、、、それは
このことを心に刻んでいるかどうかの違いなのではないか?

いつもそんなことを思いながら、日々レッスンをしているのですが、
改めて再度、再確認のシェアを、、、と思い、書かせていただきました。

ちなみにその後、Mさんはこのあたりのことに「改心」されたようで、
その後自宅での練習を重ね、メキメキと上達。

今では100以上を打つことはほとんどないそうですよ。
(何がきっかけで改心されたのかは、ちゃんと聞いていないのですが)

またメールします。

小原大二郎

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