From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
半年ほど前にレッスンした生徒さんから
とても嬉しいメールが届きました。
当時、その方のスコアは95くらいだった思うのですが、
なんと85を出せたというご報告を頂きました。
アイスコーヒーを飲みながらメールを開いたのですが、
嬉しさのあまり口からこぼしてしまいました笑
レッスンした生徒さんの結果が出る、
これほどレッスンプロとして嬉しい瞬間はありません。
ですが、もちろん、
全員が結果を出せるわけでもありません。
すぐに結果が出る人もいれば、
時間がかかって結果が出る人もいれば、
いつまでたっても結果が出ない人もいます。
なぜこのような違いが生まれるのか?
そこにはとてもシンプルなある原因が潜んでいます。。。
手を叩くと・・・?
『手を打てば、
鳥は飛び立つ 鯉は寄る
女中茶を持つ 猿沢の池。』
奈良の興福寺にはこんな和歌があるそうです。
池のほとりにある茶屋で、
手を 「パンパン」 とたたくと、
鳥は驚いてバサバサーっと飛び立つ。
一方、鯉は、
餌をくれるのかなあと思って寄ってくる。
また、茶屋にいる女中さんは、
注文がきたと思って茶を持っていく。
こんな風に、
同じ手をパンパンと叩く動作で、
受け取る人によってはまったく異なった意味になってくる
という歌ですね。
私は偶然この和歌を知ったんですが、
レッスンをしているとこの歌の意味をすごく実感します。
100人の生徒さんに同じことを伝えたとしても、
全員同じように伝わることはありません。
それは色々な原因があると思います。
例えば自信が持てない状態の方に何か伝えても、
どうせ自分には出来ない・・・とネガティブに捉えがちです。
どんなに良い情報を知ったとしても、
やったって自分には無理だから・・・とすぐに諦めます。
逆にスコアが伸びている人に何か伝えると、
今すぐやってみたい!とポジティブに捉えます。
今よりもっと上手くなれそう!と、
明るい未来をイメージして練習に取り組みます。
あるいはゴルフを始めたばかりの人は、
興味津々でレッスンの内容を聞いてくれます。
それを実践して上手くなる人もいれば、
結果が出ない人もいます。
いったいこの違いは何なのでしょうか?
自信をつける方法
私もそうだったのですが、あなたも、
両方の精神状態を経験された事があるのではないでしょうか?
上手くいっていない時は
何をやっても上手くいかないような気分になりますよね。
逆に上手くいっている時は
何をやっても上手くいく自信がありませんか?
誰でも、自分への自信を、
失うこともあれば、自信が
満ち溢れることも、あるでしょう。
また、自分への自信がないまま行動すれば、
更なる失敗を、呼び込みます。
つまりゴルフの上達には
自信をもつことがとても重要だと感じます。
もちろん取り組む練習の内容や、
取り組み方もとても重要ですが、
良い練習を実践するための土台が大切なのです。
自信がある状態をキープすることで、
上達のスピードは常に最高速度に保つことが出来ます。
じゃあ、自信が持てない時はどうすればいいのか?
ベストを尽くせ!
これに確実な答えはありません。
ですが、私は、自分なりのベストを尽くす
ということが大事だと考えています。
上手くできなくてもいいんです。
学んだことから出来る限りたくさん吸収する!
という意識を常にもつこと。
なんとなく聞いたり見たりするのではなく、
これを自分のものにするんだという姿勢を崩さないこと。
最初のうちは無理やりにでも
そういう気持ちを持ってみてください。
それがひとつでも結果として返ってくると
自信がついていることが実感できると思います。
また、メールします。
小原大二郎