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インパクトにおける手元の位置(正面)

2013.02.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
前回までは、腰から腰のダウンスイングについて
何回かにわたってお話ししてきました。
ここからは、腰から腰のダウンスイングの次の段階、
“インパクト”
について、お話ししていきます。
今日はその一番最初、インパクトの手元の位置(正面)についてです。

■ここまでの正しい一連の流れがあってこそ
正しいインパクトを迎えるためには、
インパクト時の手元の位置が重要になってきます。

正しいインパクトは適切なハンドファーストに当たることが重要です。
ハンドファースト過ぎてしまったり、ハンドレートになったりしてはいけません。
ハンドファーストのインパクトを迎えるためには、
当然のことながら、正しいバックスイング、トップ、そしてダウンスイングという
流れがあってこそ正しいインパクトを迎えることができます。
なぜハンドファーストでインパクトを迎えることが大事なのかというと、
第一に飛距離を安定させる必要があるからです。

たとえば7番アイアンで打ったとしましょう。
インパクトの手元の位置が、あるスイングではハンドレード、
あるスイングではハンドファーストというふうに、手元の位置が一定しないと、
どうしてもボールの飛距離がバラバラになってしまいます。
同じ7番アイアンでも
「150ヤード飛ぶこともあれば160ヤード飛ぶこともある。
あるいは130y しか飛ばないこともある」
ということが起こりうるということです。

■ハンドファーストが一定になれば飛距離も安定
こうなってしまう原因の一つとして、インパクトの手元の位置、
すなわちハンドファーストが一定していないということがあるのです。
ですから適切なハンドファーストを定着させていくことが必要になってきます。
インパクト時の理想の手元の位置はハンドファーストですが、
だからと言ってハンドファーストになりすぎてもいけませんし、
ハンドレートになってもいけません。
ハンドファーストになりすぎると、
ボールの弾道が通常よりも低いボールになりすぎてしまいます。
適切な球の高さよりも弾道が低くなって、
必要以上に飛距離が出てしまうということです。
ハンドレートの場合は全くその逆で、適切なロフト角よりも
フェースが開いてしまった状態でインパクトを迎えますので、
当然球は必要以上に高く上がってそのクラブでの適正な距離が出なくなります。
いずれも適切な、正しいハンドファーストの形でインパクトを迎えられていないのが
原因なのですが、正しい手元の位置を得るために大切なのは何だったか、
覚えているでしょうか。
以前にダウンスイングのところでお話しした
「切り返しの順番」
のことをもう一度思い出してみましょう。
この切り返しの順番を繰り返し意識することで、ハンドファーストの正しい位置、
すなわち左腕とクラブシャフトが一直線になった時にインパクトを迎えることができます。

次回も、インパクトについてお話しします。

またメールします。
小原大二郎

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ゴルフとあなたのいい関係

2013.02.14
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は「あなたとゴルフのいい関係」についてお話しします。
「うまくなったり下手になったりの波がある」
「最近スコアが落ちてきた」
「ラウンド中に大叩きするホールがある」
こんな悩みを抱えているのなら、
今日の話は少しお役に立てるかもしれません。

■儲かっているお店、儲かっていないお店

たとえば、ここに2つのお店。。。
そうですね「マッサージ屋さん」があったとしましょう。
お店の広さもだいたい同じぐらい。
立地もだいたい同じぐらいの利便性。
従業員の数も同じ。
マッサージをする人の腕も同じぐらい。
一日に来るお客さんの数もだいたい同じ、
一人のお客さんが払う金額もだいたい同じ。。。
でも、、、
なぜかこの二つのお店、売上が大きく違ったのです。
儲かっているお店と、儲かっていないお店、
その違いは、、、何だと思いますか?

■あなたとの関係は?
その答えは、、、
「お客さんが定期的に通ってくれているかどうか?」
この違いだったのです。
なぜかまた通いたくなる、来週も来ようと思ってしまう。
通うことが習慣になっている、、、
通わないと、なんか気持ち悪い。
行かないと、体調が悪くなる。。。などなど。
理由はいろいろあるのかもしれませんが、
とにかく定期的に通っていなかったのですね。
何だかエラそうにもったいぶってすみません。
(ご商売をされている方なら、すぐに分かったかもしれません。。。汗)

でも、これはゴルフも同じことで、
ゴルフとあなたが継続していい関係でいるかどうか、、、
これが上達を大きく左右するのです。
あなたはゴルフとの関係について、何か考えているでしょうか?
なぜこんなことを聞くかというと、
多くのアマチュアゴルファーは自分でも気づかない「才能」をかかえているのに、
それを開花できずにいることを見てきたからです。
もちろんここで、私はアマチュアでもプロになれるとか、
そんなことを言うつもりはありません。
しかし、スコア100を切る、90を切るといった程度であれば、
やり方さえ間違えなければ、それほど大きな「ハズレ」はないはずなのです。
そのやり方の大きなカギを握るのが、
「ゴルフとあなたとの関係が良好であること」
なのですね。

■「毎日欠かさず石を積める」人は強い
ゴルフとの関係が良好であれば、
何か大がかりなことをして上達させようとする必要はありません。
ちょっと調子を崩したとしても、そこから自分なりのフォローを行えば、
元の調子を取り戻すことだってできます。
ゴルフが確実にうまくなる人というのは、
一気にスコアが伸びるような人のことではありません。
あるいは、ゴルフの才能を持っている人でもありません。
そうではなくて、むしろ自分の調子を崩さずに維持をして、
そこにさらに少しずつの上積みができる人のことを言います。
「今日一つ、石が詰めなかったら、明日は二つ積めばいい」
そういう考えを持たずに、毎日欠かすことなく、一つの石を積む。。。
そういうことが出来る人です。

私の紹介する練習で言えば、
・毎日欠かさず自宅でビジネスゾーンの確認をする
・パターの方向性を毎日チェックする
・筋力の柔軟性を保つために簡単なストレッチなどを行う
こういうことが毎日欠かさず出来る人は、必ず上達しますし、
あとで急に下手になることも少ないです。
「ゴルフとあなたのいい関係」
これが結局はゴルフスコアアップのカギになっているのです。

これはことあるごとに何度もお伝えしていることではありますが、
もう一度確認していただきたいと思います。

またメールします。
小原大二郎

追伸
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毎週水曜はレッスン動画を配信します

2013.02.13
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今週からちょっと趣向を変えて、
毎朝のメールマガジンに動画レッスンをいれていこうと思っています。

たくさんの読者の方から、
「動画で実際に解説をしてほしい」
「文章ばかりだとちょっと疲れるので、動画があるとうれしい」
というお声を頂いていましたので、
今までのウィークリーレッスン動画を引き継ぐ形でやっていきます。
週に一回くらいのペースで更新していこうと思っていますので
楽しみにしてくださいね。
基本的にはみなさんのお悩みに答えたり、
「コレいいな!」と私が思ったものを紹介していこうと思っています。
ということで、今朝はその第一弾。
「ダフリやトップが出る原因って何ですか?」
という質問を頂いていますので、回答させていただきました。

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※ スマホも対応中!

とても頂くことの多い質問のひとつです。
あなたの参考になる回答であれば幸いです。

またメールします。
小原大二郎

ああ、困った。。。。。。。

2013.02.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
いやー、困りました。
メールマガジンを書き始めたものの、書くアイディアが一切浮かびません。
こういうアイデアが思い浮かばないという時って、必ずありますよね。
さあ、何から書き始めようか。。。

■私のメールマガジン基本技
こういう場合、私がやることというの決まっていて、
・これから書きたいということのストックをチェックする
・過去の自分のメールマガジンをチェックする
このどちらかです。
ですが、残念ながら、iPhoneの中に入れていたストックが
すっかりなくなっていることに、今、気がつきました(苦笑)。
いつもは何かのストックがあるものなのですが、
今日に限っては、全くない。。。
そして、過去のメールも最近、見直し過ぎてネタがあまり出てきません。。。
というわけで、何を書くかが決まりません。
ああ、どうしよう。
■なぜこんなことに?
そこで、私は考えました。
「なんでメールが書けないのか?」
えーと、答えはネタがないから。。。
結局、その一言に尽きますね。
じゃあ、なんでネタがないかというと、
最近ネタを集めたり、考えたりしていないから、、、かもしれません。
では、なんで考えていないのか?
これは、集めたり考えたりする時間を取っていなかったからです。
。。。あ、実はここに、ゴルフ上達のポイントが隠れていました。
■分ける、という思考パターン
アマチュアゴルファーの方で言えば、ゴルフは楽しむことを第一にして、
とりあえずやってみる、という考え方になりますかね。
今回の話でいくと、書くことが決まっていないけれど、
とりあえずメールを書こうとする、といったところでしょうか。
確かに、そのやり方が正しい時もあります。
人間、瞬発力というのはとても大切です。
しかしながら、ゴルフの上達ということを考えると、
この方法が必ずしも正しいとは言えないのが現実です。
もしあなたが今
「上達の方法がわからない」
というゴルファーではないというのであれば、
そろそろこの「とりあえずやってみる」の考え方から、
少し離れてみるのはどうでしょうか?
つまり、
「考えること」と「やること」
この二つを分離するのです。
ゴルフの練習をするのであれば、何を練習すればいいのか考える。
考えて、それを決めてから練習にとりかかる。
スイングであれば、どんなスイングを目指すかを決める。
ということですね。
■ゴールから逆算するには「考える」時間が必要
もちろん、練習量をこなすという点では、
「とりあえずやってみる」
「やりながら考える」
という姿勢もとても大切です。
しかし、ゴルフの基本はひとまず押さえた、
これからますます上達していきたいというステージに来たのなら、、、
「とりあえずやってみる」
「やりながら考える」
この思考パターンが邪魔になることがあります。
とりあえず目の前にある練習方法をこなす。
とりあえず時間が空いたからやってみる。
その結果、持続的な上達ができない。。。
それはまさに、この思考パターンのせいかもしれません。
その思考パターンからいったん抜けて、
「どうやって目標のスコアを達成するのか?」
をあらかじめ考えて行動することが重要になります。
そのためにどうすればいいのか? 答えはとてもシンプルです。
「そのための時間を取ること」
です。

真に上達ができるゴルファーになるために、
考える時間を取るようにする、、、ぜひやってみて下さい。

またメールします。
小原大二郎

追伸
あなたもすでにお気づきかもしれませんが、
このメールは完全に書きながら考えて完成しました(笑)。

ダウンスイング(腰から腰)におけるフェースの向き

2013.02.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
 “腰から腰におけるフェースの向き”
について、お話ししていきます。

■12時の向きにこだわる必要は必ずしもない
腰から腰のダウンスイングの最後にフェースの向きについて説明します。
ここまで紹介した項目が全て理想の位置に来ているという前提として考えます。
ひとつの基準のラインとして、ここでは12時をスクエアとします。
12~2時はオープン、12~10時はクローズと表現します。
スクエアを12時としていますが、自分の球の飛び方の傾向を考えた場合、
どうしてもスライスボールが多い人というのは、
12時の向きにこだわる必要はありません。
特にアマチュアでスライスに悩んでいる人が多いので、
時計の範囲の10~12時に収めることを基本ルールにして、
少しクローズ気味にしてもいいと思います。
しかし、仮にフックに悩んでいるからといって12時を超えてフェースを開くことで、
安易にボールの曲がりをコントロールするような方法は避けましょう。
なぜかというと、12時を超えるほどフェースを開くことでボールをコントロールすると、
クラブが降りてくるときにソールが地面をたたいてしまう場合があります。
そのことで極端にダフリやすくなったり、トップしやすくなったりします。

■フェースの向きは自分の中で基準を作ることが大切
フェースの向きには、ここでなければいけないというのは基本的にありませんが、
正しい範囲というのはあります。
理論的にはフェースの向きを12時にするように打つとストレートに
まっすぐ飛ぶボールを打ちやすいのですが、その人の筋力の強さや柔軟性の部分で、
人それぞれ多少の違いが出てきます。
身体の柔軟性があるアスリートゴルファーであればフェースの向きは
12時寄りが合うでしょうし、ゴルフの初心者、アマチュアゴルファーの場合は
10時ぐらいを目標に練習したほうが確実にボールをとらえやすいです。
そのことで、ミート率、方向性もよくなることが多いです。

このように言うと、具体的にどう判断したらいいのかが
難しいと感じるかもしれませんが、
判断のためにはまずはひとつ、自分の中で基準を作ることが大切です。
こればかりは自分でやってみるしかありません。

まずはフェースの向きを12時にして打ってみることです。
一つの基準を決めてやってみて、ボールが左に行くなら少し閉じればいいですし、
右にいくなら開けばいい。
ただそれはあくまで、10~12時の間のなかの範囲で行うようにしましょう。
それでもボールが意図しない方向に曲がる、方向性が定まらないのであれば、
他のところに原因があるということです。

次回からは、「ダウンスイング・腰から腰」の次の段階、
「インパクト」についてお話したいと思います。

またメールします。
小原大二郎