From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
前回までは、腰から腰のダウンスイングについて
何回かにわたってお話ししてきました。
ここからは、腰から腰のダウンスイングの次の段階、
“インパクト”
について、お話ししていきます。
今日はその一番最初、インパクトの手元の位置(正面)についてです。
■ここまでの正しい一連の流れがあってこそ
正しいインパクトを迎えるためには、
インパクト時の手元の位置が重要になってきます。
正しいインパクトは適切なハンドファーストに当たることが重要です。
ハンドファースト過ぎてしまったり、ハンドレートになったりしてはいけません。
ハンドファーストのインパクトを迎えるためには、
当然のことながら、正しいバックスイング、トップ、そしてダウンスイングという
流れがあってこそ正しいインパクトを迎えることができます。
なぜハンドファーストでインパクトを迎えることが大事なのかというと、
第一に飛距離を安定させる必要があるからです。
たとえば7番アイアンで打ったとしましょう。
インパクトの手元の位置が、あるスイングではハンドレード、
あるスイングではハンドファーストというふうに、手元の位置が一定しないと、
どうしてもボールの飛距離がバラバラになってしまいます。
同じ7番アイアンでも
「150ヤード飛ぶこともあれば160ヤード飛ぶこともある。
あるいは130y しか飛ばないこともある」
ということが起こりうるということです。
■ハンドファーストが一定になれば飛距離も安定
こうなってしまう原因の一つとして、インパクトの手元の位置、
すなわちハンドファーストが一定していないということがあるのです。
ですから適切なハンドファーストを定着させていくことが必要になってきます。
インパクト時の理想の手元の位置はハンドファーストですが、
だからと言ってハンドファーストになりすぎてもいけませんし、
ハンドレートになってもいけません。
ハンドファーストになりすぎると、
ボールの弾道が通常よりも低いボールになりすぎてしまいます。
適切な球の高さよりも弾道が低くなって、
必要以上に飛距離が出てしまうということです。
ハンドレートの場合は全くその逆で、適切なロフト角よりも
フェースが開いてしまった状態でインパクトを迎えますので、
当然球は必要以上に高く上がってそのクラブでの適正な距離が出なくなります。
いずれも適切な、正しいハンドファーストの形でインパクトを迎えられていないのが
原因なのですが、正しい手元の位置を得るために大切なのは何だったか、
覚えているでしょうか。
以前にダウンスイングのところでお話しした
「切り返しの順番」
のことをもう一度思い出してみましょう。
この切り返しの順番を繰り返し意識することで、ハンドファーストの正しい位置、
すなわち左腕とクラブシャフトが一直線になった時にインパクトを迎えることができます。
次回も、インパクトについてお話しします。
またメールします。
小原大二郎
追伸
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