From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今回は、みなさんに忍び寄る
「ダメなスイング理論」についてお伝えいたします。
ダメなんて言うとちょっと語弊があるかもしれませんが、
ゴルフスイングの真実を語る上でとても大切な話が含まれています。
ダメなスイング理論登場!?
みなさんにとって、どのスイング理論を選ぶかはとても重要です。
もしあなたが新しいスイング理論に取り組まれる前には、
一歩下がって確認していただきたいと思っています。
みなさんもわかっていらっしゃると思いますが、
ダメなスイング理論でご自身のスイングを作っていってしまうと、、、
今までよりもスコアが悪くなってしまうかもしれませんし、
あるいは、調子を崩してしまうかもしれません。
一度スイングが崩れてしまうと、ご自身でスイングを直すことは大変ですよね。
「ダメなスイング理論」が何かをお伝えするために、
まずは、生徒さんの中のひとり、Tさんと
レッスン中にしたやりとりをご紹介します。
Tさんは、40代の自営業者の方で、
数ヶ月前からレッスンにお越しいただいている方です。
Tさん「小原先生、最近雑誌を読んでいたら面白いスイング理論を見つけたんですよ。
これなら私にも合っていそうなので、試そうかと思っているんですが、
ちょっと小原先生にも見ていただけませんか?」
小原 「いいですよ。そのスイング理論は具体的にどう面白いんですか?」
Tさん「誰でも簡単に下半身のブレが直せる理論らしいんです。」
小原 「その雑誌、私にも見せていただいていいですか?」
後日、生徒さんにその雑誌を貸して頂いて、
そのスイング理論を拝見しました。
誰にでも合うスイング理論!?
それは、どんな理論だったかというと。。。?
目に入ってきたのはキャッチコピーで、
「誰にでも」とか、「みんな」といった文字が多く使われていました。
どんな人でもこの理論を用いることでスコアアップが見込める。。。
みたいな内容でした。
さて、私はこの理論の何が悪いと思ったのでしょうか。。。
・・・
(考える時間です)
・・・
正解は、、、「誰にでも」という点です。
誰にでも合うスイング理論というものは存在しません。
このスイング理論がふさわしくないのは、それが理由です。
もちろん、Tさんが悪いのではなくて、Tさんはご自身の弱点をなくすために、
このスイング理論に興味をもったのだと思います。
しかし、スイング理論というものは、試してみる人に、
「どのように合っているのか?」「どんな人が用いたらスコアアップが望めるか?」
ということがわからないと試すべきではないと思っています。
あなたのためのスイング理論かどうか?
たとえば、勉強でもそうなのかもしれませんが、
どんな人でも点数が上がる勉強法はないと思います。
きっと勉強法にも合う、合わないがあるはずで、
それを基準に考えることが重要です。
あなたの今のスイングは、あなたに合っていますか?
そのスイングは、どんな方にオススメのスイングでしょうか?
雑誌に書いてあった「みんなに合う」スイング理論は、
本当にTさんに合うのでしょうか?
実際にスイング理論を試す人は「あなた」で、
これが合うか、合わないかは、究極的には自分自身でしかわかりません。
当たり前ですが、クラブを振るときは、あなたは一人です。
他のみんなが手伝ってくれるわけではないですよね?
もしあなたが、今のゴルフスイングに悩んでいるなら、
これは「あなた」の悩みであって「みんなの悩み」ではありません。
何度もいろいろなところで申し上げているように、
「あなたに寄り添ったスイング、、、」それが一番の解決策だと私は思います。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
この飛距離アップもすべての人に合うものではないかもしれませんが、、、
かなり参考になる部分も多く含まれていると思います。
本日3/22(金)の18時までだそうです。
↓
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