From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「グリップが良くなるだけで飛ぶ驚きの事実」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
グリップの向きが悪かったゴルファーが
グリップの向きを正しく良い方向にセットできるようになれば、
ボールは今まで以上に遠くまで飛びます。
「え、本当?」「そんなわけないだろう」
そう思った方こそ、続きをお読みください。
(続きはビデオにて)
グリップが良くなるだけで飛ぶ驚きの事実
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
↓
https://g-live.info/click/omrpdf200405/
※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
正しい左手のグリップの形とは
そんな驚きの事実をじっくり見てみましょう。
クラブが遠心力で引っ張られたときの左腕の形を確認すると、
正しい左手のグリップの形を理解することができます。
ヘッドを引っ張ったときに、前腕を捻る力を入れなくても
ヘッドが軌道に向いているグリップが正しいグリップです。
ヒトの腕は骨格に対して筋肉や腱が真っ直ぐに付いているわけではなく、
斜めに付いているため腕が伸ばされたり腕を突き出すなど
伸ばしたときに内側に捻れます。
そのため、遠心力で腕が引っ張られたときの形を
セットアップからすでに作っておくことで、
ボールヒットでの余計なコントロールを排除できて
清々と振り切ることができます。
その左腕が遠心力で引っ張られたときの左手の親指と人差し指でできる
Vの字がどんな方向を向いているかと言うと、
首の右端と右肩の端の真ん中を向きます。
そのため、セットアップから左手Vの字が
首の右端と右肩の端の真ん中を向くようにしておくことで、
自然なスイングが可能となります。
そして、グリップの向きが正しければ、
自分から見て左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが見えて、
小指の付け根である4つ目のナックルは見えません。
3つ目のナックルが見えなければウィークすぎで、
4つ目のナックルまで見えてしまったらストロングすぎとなります。
一般的には95%ぐらいのゴルファーが、
グリップの上で手が左まわりにずれているグリップがウィークな状態です。
そして、ウィークなグリップではセットアップでは
ヘッドをターゲットに向けていたとしても、遠心力で引っ張られたときに
フェースはターゲットに対して開いてしまいます。
そうなると、ボールヒットでフェースが軌道に対して開いて当たって、
打ち出されたボールは右に曲がるスライスボールとなります。
そのため、思った球筋を出すためにはボールヒットに向かって
前腕を左に捻る力を使って無理やり
フェースを閉じなければならなくなります。
無駄な力を使わないためには
ボールヒットでできるだけ無駄な力を使わないで
清々と振り切れるためには、セットアップで
遠心力で引っ張られたような形を作っておくことが効果的です。
さらに前腕を左に捻る動きを行おうとすると、
本来よりも早いタイミングでクラブをリリースしてしまいます。
そうなると、エネルギーをじっくり溜めて
それを一気に爆発させることはできません。
セットアップ終盤でヘッドをターゲットに向けたときに、
左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが
見えているかどうか確認しましょう。
もし、3つ目のナックルが見えていないとすると、
左手のグリップはウィーク過ぎます。
そして、ウィークなグリップを正しく修正して、
ボールを遠くまで飛ばしましょう。
左右の手の向きを一致させる
さらに左右の手の向きを一致させるためには、
右手の生命線が左手親指の真ん中に沿うようにします。
そうすることで、左右の手の動きが同調して動くことができます。
左右の手の動きの向きがばらばらだと
スイング中に余計な力を使わされてしまい、
ヘッドを走らせるどころではなくなります。
物差しなどはグリップの大先生
物差しなどの平らな棒に対してグリップすれば、
誰でもいつでも簡単に完璧なグリップができます。
物差しなどはグリップの大先生ですから、
物差しでグリップを作ってみましょう。
まずは物差しなどの薄っぺらい板状の棒の平らな面が、
手のひらに乗るように構えます。
その板の幅の狭い稜線に対して、左手の親指の内側を
板の稜線の右側へ落として沿わせて密着させます。
そうすると、左手の親指と人差指の間は密着したVの字になります。
ただし親指と人差指の間に力をいれて締めるのではなく、
左前腕を内側へ捻ることでこの左手のVの字を密着させます。
そうすれば、スイング中にグリップはズレません。
手首から先の力で無理やり左手のVの字を密着させると
密着させていないときと同じで、スイング中にグリップはズレます。
そうなると、セットアップから左前腕や左肩甲骨周りに
余計な力を入れることになり、しなりにくくなります。
右手のVは隙間を開ける
注意点として、左手のVは密着ですが、
右手のVは隙間が開いて余裕がある様にします。
右手の人差し指はピストルのトリガーの形で、
人差し指と親指はシャフトをまたぐようにします。
右手のV密着していると、スイング中に右腕を過度に使って
フェースを閉じるなどの、悪い動きをしてしまいやすくなります。
グリップを変えたなら
また、グリップを変えると、
ボールに当たりにくくなったりします。
そのため、変えたグリップに慣れるために、
サンド・ ウエッジで15ヤードキャリーさせる
ショット練習(SW15yC)を行います。
そして、最初は正しくグリップの向きを決めると違和感がありますが、
その違和感があるままポジションを絶対に変えないまま
スイングを開始しましょう。
ウィークなグリップを修正するときに発生する問題と対応方法
左手のグリップがウィークな状態では、
クラブが遠心力で引っ張られるとフェースが開く構えとなっています。
そのため、ボールヒットに向かって前腕を左に捻って
フェースを閉じる動きを行わないとボールは真っ直ぐに飛びません。
その対策として、右手のグリップの親指と人差し指を密着させて、
前腕を右腕の力で左に捻りやすくしてしまうものです。
そして、ボールヒットに向かって右肘を伸ばす動きで
クラブを力で振っています。
そのため、腕を伸ばすと前腕が内側に捻れる筋肉と骨格の構造から、
右腕の伸ばしにより右前腕が内側である左に捻れて
フェースを閉じながらボールヒットに向かっています。
そして、このボールヒットに向かって右腕を伸ばし
右前腕を左に捻る動きは、小脳にプログラムされていて
意識しないでも勝手に体が動く状態です。
そこで、遠心力で引っ張られてもフェースが開かないような向きの
正しい左手のグリップにすると、最初に大きな問題が発生します。
ボールヒットに向かって右腕を伸ばしながら、
右腕前腕を左に捻り右手の人差し指と親指の力で
グリップを左に回してフェースを閉じる動きが小脳に残る問題です。
そのために、グリップを直したすぐ後は、
セットアップよりもフェースが左を向いてボールヒットすることになります。
そうすると、そのままではボールは左に飛ぶことになります。
ボールの飛び出し方向は、ボールヒットでのフェースの向きに
ドライバーなら80%程度依存します。
曲がりの方向は、ヘッドの軌道に対する
フェースの向きでほぼ決まります。
その他、打点によるギア効果での曲がりもありますが、
軌道による影響のほうが大きくなっています。
そこで、この小脳のプログラムを消去することを行いつつ、
グリップや右腕の伸ばし問題をなくしていくことが
最大の課題となっています。
具体的なスイングのイメージとしては、ボールヒットに向かって
右腕を自らの力では絶対に伸ばさないようにしながら、
フェースを開く意識を強く持つようにします。
そうすることで、本来あるべきではない
小脳プログラムを消去する方向になります。
そうやって正しい動きを行い続けることで、
ボールヒットに向かっての小脳からの右腕の伸ばしと
フェース閉じプログラムは消去されてきます。
そうすると、段々左へ飛ぶ程度が少なくなってきます。
そして、それに応じてフェースを開く意識を少なくして、
最終的にはフェースを開くなどの前腕の捻れの調整を
力で行う必要のない自然なスイングが手に入ります。
また、セットアップに入るときに正しいグリップの形や向きであっても、
セットアップ終盤で手元と体の関係を元の悪い形にしてしまい
ヘッドが左を向いたりしてしまいます。
それを防ぐためには、セットアップでは正しいグリップをつくってから、
ヘッドをボールの後ろにきちんとターゲット方向へ向けてセットします。
そして、そのヘッドの向きを維持したまま、
そこに足踏みをして気持ちよく振れそうな足場を探すように
足踏みをして体を入れていくようにしましょう。
追伸:アプローチ三種の神器
先日より、ゴルフライブ事務局で
私の新教材プログラムが紹介されています。
もう、ご覧になっていただいたでしょうか。
↓
こちらをクリック
内容としては
ピンまで100y以内を
確実に寄せるために必要な「三種の神器」
です。
100y以内ぐらいの距離からの
グリーンを狙うショットを簡単に感じてきたら、
その自信はスコアメイクの強い味方になります。
ところで、下半身と上半身を同時に動作させるショットは
大きなパワーを炸裂させたり、
バックスピンをたくさんかけるためには特に必要です。
ですが、コントロールという面では難しい動きとなります。
そのため、パワーよりもコントロールが重要となる100y以内では、
通常の下半身と上半身を同時に使うショットだけでは、
苦労した割に結果がついてきません。
ではここで考え方を変えて、
アプローチであってもパッティングのように
・下半身は完全に固定してしまう
・あるいは上半身を動かさないで
下半身だけの動きでスイングする
こうしたことによって、ショットを劇的に
簡単にすることができてしまうことを
長年のレッスンの中で「発見」しました。
この、誰でも簡単にアプローチができるようになる方法を
お伝えしたいと思ったのが
今回の教材プログラムの企画経緯です。
↓
こちらをクリック
ここでお伝えすることを頭に入れておけば
100y以内では基本的には何を考えたら良いのか、
状況ごとの使い分けなどがバッチリできるようになります。
また、これをお読みのあなたもご承知の通り
結果を出すためには技術だけではなく、心も大切です。
私はパターが上手い人の話を色々聞いたことがありますが、
その聞き取りの結果、
パターが上手い人にはどんな傾向があるのか、
見えてきたことが一つだけ、あります。
それは「絶対的な自信」です。
・コンペならこの中で自分が一番パターがうまいと
本気で思っている大胆さ
・グリーンに乗ったら絶対入る気がするという
根拠のない自信
こうした、ここまでの自信はある意味過剰というか、
すごすぎる自信です。
しかし、寄せられる気がするとか、
簡単に打てそうなイメージというのは、
ショートゲームで本能を
最大に活用できるためのキーでもあるのです。
今回ご紹介の教材プログラムが
あなたのショートゲームの自信の一助に
なればと思っています。
↓
こちらをクリック
ちなみに、この時期にこの気合の入ったこの教材を
あなたにお届けすることができたことはある意味、
時の巡り合わせだったのかもしれないと感じています。
この教材は、家に居ながら
自分の今までのショートゲームの反省と
次にやってみたくなるテクニック満載です。
じっくり見ていただきたいと思っています。
↓
こちらをクリック
では、また。