From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、
おはようございます、
小原大二郎です。
“ビジネスゾーン” の練習をする時、
「どのクラブで練習すればいいのか・・・」
悩んだことはありませんか?
きっとあると思います。
生徒様からもよく質問を受けるので、
今日はこの質問の「答え」をお伝えします・・・
ところであなたは、
ゴルフ練習場で一番振る回数が
多いクラブは何番でしょうか?
7番アイアン?
ピッチングウェッジ?
それともドライバー?
14本全てのクラブを
まんべんなく練習している方というのは
とっても少ないと思いますし、
私個人的には
14本全てのクラブで練習するのは
あまりオススメしておりません。
というのも、ある特定のクラブで
スイングをしっかり作ってしまったほうが
スムーズに上達できるんです。
つまりはこういう事・・・
人間の脳は複数のコトを時に
並行して行うよりも、1つのコトに集中したほうが
効率が良いと言われています。
しかも、複数のコトを同時にこなすと
全てが中途半端な結果になりがちです。
これはゴルフスイングでも同じで、
14本のクラブをまんべんなく練習してしまうと
全ての番手のスイングが中途半端な
仕上がりになってしまいます。
それよりも、例えば
PWのスイングだけ完璧に仕上げれば、
APやSWはPWのスイングの応用として、
PWのスイングを仕上げたときよりも
短時間で身につけることが出来るでしょう。
もちろん、ゴルフ練習場で
ピッチングウェッジだけ、7番アイアンだけ、
ドライバーだけ練習するのは
実践ラウンドとかけ離れてしまって
“スコアメイクのための練習”
とは言えないかもしれません。
ですので、練習場でも、
コースでのラウンドを頭の中でイメージしながら、
1打目にドライバー、2打目にユーティリティ、
3打目にアイアン、4打目にウェッジと
順番に打つ練習はとても効果的です。
この練習はコースで役立つ、
コースマネジメントやメンタルトレーニング
としては良いかもしれませんが、
本日はスイング技術を
身に着けるための練習法について
お話しさせていただきますね。
スイング技術向上のための練習とは
コースマネジメント力を身に着けるためには、
実際にコースでプレーしているのをイメージしながら
1回1回クラブを持ち変えるのが良いでしょう。
実際のコースに出ると、
同じクラブを二連続振ることなんて
ないですからね。
逆に、
スイング技術を身に着ける目的なら、
特定のクラブのスイングを完璧に作り上げてから
次のクラブの練習に移るのがよいです。
この特定のクラブというのは、
種類ごとに1本決めるのがオススメです。
ウェッジだったらこれ、
アイアンだったらこれ、
フェアウェイウッドならこれ、
そして最後にドライバー
ウェッジ1本、アイアン1本、そしてドライバーの3本、
ないしはフェアウェイウッドを入れた4本を
まずはとことん練習することをオススメします。
これは先ほども説明した通り、
ピッチングウェッジのスイングを仕上げてしまえば、
そのスイングをサンドウェッジやアプローチウェッジに
かなり応用できるから、という理由です。
アイアンも同様です。
7番アイアンで仕上げたスイングは、
6番アイアンにも、8番や9番アイアンにも
応用することができますね。
ですので、スイング技術向上を
目的に練習するなら、3本程度に絞って集中して
とことんスイングを磨いていってください。
3本の練習用クラブの選び方
ここからやっと、
本日のメルマガのタイトルのお話、
練習用クラブの選び方です。
ビジネスゾーンを練習するためのクラブや、
肩から肩のスイングを練習するクラブの選び方について
お話していこうと思うのですが、
これも、ズバリ、
ピンポイントな「答え」があります。
それはなにかというと、
あなたの実力によって練習用のクラブは
変えていきましょう、ということ。
ウェッジには、
ピッチング、アプローチ、サンドウェッジ、
大きく3つの種類がありますよね。
これを「難易度別」に考えてみると
PW → AW → SW
この順番で、
サンドウェッジに行くほどミスが
出やすくなってきます。
ですので、あなたの現状のスコア別に
練習用クラブは変えるといいでしょう。
目安はといいますと、
100切りを目指すゴルファーならPW、
90台で回るゴルファーならAW、
80台で回るゴルファーならSW
こんな感じでしょうか。
現状のスコアによって
練習用クラブを選んでいただければ、
最も効率よく技術を磨けるでしょう。
また、腰から腰のスイング、
ビジネスゾーンの練習もまずは上の目安通りに
ウェッジでチャレンジしてみてください。
アイアンは?
ビジネスゾーンが固まってきたら、
ほとんどの方が、肩から肩のスイングに
拡張して練習していくと思います。
その際にはぜひ、アイアンで
練習をしていってもらいたいのですが、
練習用アイアンの選び方も
簡単に目安をお伝えしておきます。
これは私個人の意見でもあるのですが、
100切りを目指す方からスコア80台の方までは、
9番アイアンで練習するのがオススメです。
そして、7番アイアンで
練習を始めるのは、70台で回れるように
なってからで良いと思っています。
私自身、プロを目指していたころは、
9番アイアンだけをひたすら振って
スイングを作り上げてきました。
女子プロの佐伯三貴選手も、
9番アイアンでずっと練習していると
おっしゃっていますよね。
逆に青木功さんは
7番アイアンだったと思います。
アイアンは人によって違いがあるのですが、
プロゴルファーのスイング練習で共通する点は、
「1つのクラブを徹底的に練習している」
というところですね。
プロの練習を見てみますと、
例えば100球ボールを打つとして、
番手を変えている人はいないんです。
1つのクラブを徹底的に練習して、
実力を付けてプロの世界で戦っていますので、
ぜひ、あなたも参考にしてみてください。
また、本日ご紹介した、
練習用クラブの選び方についても、
現状のスコアによって、
番手は変わるんだなということも
覚えておいてください。
私の練習法が絶対正しいとは限りませんが、
とってもオススメな方法ですので、
ぜひ、次回練習場に行ったときなどに、
思い出して練習してみてくださいね。
小原大二郎
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