From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“腰から腰におけるフェースの向きの選び方”
について、お話ししていきます。
理想の範囲については人それぞれ
前回、フェースの向きを1時、2時というように
段階的にそれを試してみましょうというお話をしました。
フックとスライスの上限というのがだいたいこの12~2時の範囲の中にあるので、
その傾向を踏まえて、必ずこの12~2時の範囲の中で
自分のフェースづくりをしていきましょう。
しかしながら、このあたりの理想の範囲については本当に人それぞれで、
スイングの他の要素を加味して言えることですので、
一概にフォローは何時がいい、という言い方はできません。
ですが一つの範囲として、正しい範囲として12時から2時の中で
コントロールできたらいいと思います。
バックスイングにおいても12時、ダウンスイングにおいても12時、
そしてフォローにおいても12時というように、
全体を統一したスイングを作ることで、複雑なスイングにならずに済むはずです。
私がレッスンをする場合、バックスイングもダウンスイングもフォローも
12時を目標にやっていますが、やはり万人に共通して言えることではありません。
自分の体力などで変えていくわけですが、どういうふうに変えたらいいかというと、
変え方は、筋力、柔軟性、スイングスキル、これがポイントです。
筋力、柔軟性、スイングスキルがない人ほど、バックスイングにおいても、
フォローにおいても、ボールがつかまりやすい形にしていくのがベストです。
一つ前に戻って。。。がやはり基本
具体的数字で言うと、バックスイングでのつかまりやすい向きというのが
10時方向に設定して、10時に限りなく近づけていきます。
フォローに関して言えば、ボールがつかまりやすいのが12時の向きですので、
12時を目標にします。
このフェースの向きというのは、どういうインパクトを迎えて
このフォローにたどり着いているのかを教えてくれます。
ここでどうしても自分の思ったフェースの向きでフォローを作れない人というのは、
当然その前のダウンスイングやバックスイングに原因があることがほとんどです。
理想のフェースの向きでクラブが降りてきていないために
そのようになっている可能性が高いです。
フォローのフェースの向きが上手く行ってない人は、
ダウンスイングやバックスイングをもう一度確認してみるようにしましょう。
腰から腰のフォローの全体的な話として、各パーツの動きをチェックすることによって、
インパクトの結果がどうであったかがここでわかります。
具体的には、打ったあとのシャフトの向きを見ればどういうインパクトゾーンで
シャフトがどんな軌跡を描いたかがわかりますし、
スイングプレーンはどうだったのかがわかるのです。
ここのフォローの形をチェックすれば、各ポジションでどのような動きをしていたかが
わかるので、その前をどのように修正すればいいのかが芋づる式にわかるということです。
したがってこのフォローのそれぞれのチェックポイントをしっかり把握しておくことで、
起こったミスに対してどういうふうに自分を修正したらいいのかが体系的によくわかります。
ですので、一つ一つ、ここまでに説明したパーツをしっかりとチェックして、
それぞれの問題点を理解すうようにしましょう。
そうすることで、起こったミスに対して「なんでこんなふうになるんだろう?」と
悩まなくて済むようになります。
次回の項目では「腰から腰のフォロー」の次の段階、
「肩から肩のフォロー」に入っていきます。
ここまでのところで自分のスイングに何かおかしいところがあれば、
さかのぼって確認することを忘れないようにしましょう。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
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