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どうしてパターの方向性が乱れるか?

2021.07.21
morisaki

From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、

 
こんにちは森崎です。

 
梅雨も開け、いよいよ本格的に
夏が来たと感じる気候になってきましたね。

 
真夏の厳しい日差しの中では、
じわじわと体力を削られ、ラウンドの後半で
集中力を持続させることが難しくなってきます。

 
そんな中、ちょっとしたミスで
せっかくのパーやバーディーチャンスを逃してしまうこともあるパッティングは
特にしっかりと決めたいプレーですよね。

 
そこで今日は、「パターの方向性が乱れる理由」にフォーカスして、
パッティング上達のポイントについてお話したいと思います。

 

正しい方向性はアドレスから

 
パターにおいて大切な3要素は、下記のとおりです。

 
①ラインの読み ③距離感 ③方向性

 
以前の記事では距離感についてご紹介しましたが、
今回は方向性のお話です。

(過去の記事「パターのポイント  距離感編」はこちら) 

 
パッティングで方向性が合わなかったら、ついつい
振り方やストロークを疑ってしまいますが、

 
実はその前段階、アドレスの段階に問題がある場合があるのです。

 
主観で見るからこその錯覚や、構え方の落とし穴も含め、
こちらの動画のポイントをチェックしてみてください。
 


スマホの方、動画が見れない方はこちら


いかがだったでしょうか?

 
アドレスをチェックして構えると、
元のアドレスとのイメージがズレているほど
大きくな違和感を感じるかもしれませんが、

 
しっかりとしたアドレスとストロークを身につければ、
安定したパット数でスコアアップへ一気に近づけます。

 
自宅でも確認できるないようなので、
連休の機会などで動画内のポイントをチェックし、
パターの方向性をものにしましょう!

 
安定したパッティングを手にして
ベストスコアを更新できることを
心より応援しています!


<本日のオススメ>

私のアイコンの写真でも着用している
ポロシャツについてですが、

 
実はこれ、
以前ゴルフライブで販売していた
「ゴルファー用に設計されたポロシャツ」なんです。

 
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長年ゴルファーのためのウェアを作っている
ゴルファー御用達ブランドだからこそ
出来たポロシャツであり、

 
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このブランドのユーザーにはゴルフライブ講師陣はもちろん、
有名ドラコンプロ達や有名芸能人ゴルファーまで、、、

 
ご用意出来る数が少なくて申し訳ありませんが、
もしSサイズのウェアを使っている方は
この大特価を見逃さず、まずはページを確認してみてください。

ポロシャツの紹介ページはこちら

 
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※3色選択できますが、各色 在庫が切れ次第ご注文できなくなりますので、
 ご注意ください。

 
より快適に、より楽しく
ベストスコアを目指しましょう。

 


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バーディーパットを決めるための心構え

2021.07.21
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

バーディーパットを決めるために
大切な心構えの1つに

「強気にチャレンジ出来るかどうか」

というものがあります。

この “強気にチャレンジ” というのは、
しっかりカップまで届く距離感でボールを
打ち出すことができるかどうかということ。

つまり、ショートしてしまったら
カップインの可能性はゼロ。

手前に止まってしまったボールは
もうどうにもできません。

一方、強めに打てれば、
ショートして手前に止まってしまったときに比べ
カップインする確率が大幅に上がります。

真上を通っていなくても、
縁をかすめるくらいであればラインがズレても
カップインすることだって十分ありえます。

だからこそ、

パッティングをする際には
30cmから50cmほどオーバーさせるイメージで
打ち出すことがとても大事になってきます。

僕ももちろん、
強気なパッティングを常に心がけているのですが、
ちょうどそんな場面を撮影することができたので
どうぞこちらからご覧になってください。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



とはいえ、

オーバーさせる意識で強めに打つというのは
バーディーパットに限らす全てのパッティングで
意識すべきポイントです。

ですがバーディーパットとなると、
普通のパッティングに比べてプレッシャーもかかり、
周りからの期待もありして弱気になりがちです。

だからこそ、
バーディーパットを決めるための
大事な心構えの1つとして

「強気にチャレンジ出来るかどうか」

これをあなたも意識してみてください。

万が一、入らなかったとしても
オーバーだったら良しとしましょう。

「しっかりチャレンジしたけどダメだった!」
「しょうがない、ベストを尽くした!」

こう前向きにとらえて、
気持ちよく次のホールに挑みましょう。
きっといい結果がついてくるはずです。

近藤



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自分の最大エネルギーがわかっちゃうドリル

2021.07.20
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「自分の最大エネルギーがわかっちゃうドリル」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「最大エネルギーの出し方がわからない」

 「体で振る感覚がつかめない」
 

そんなお悩みをお持ちの方に
ぴったりなドリルは、コチラです。。。

メディシンボール・ドリル

メディシンボールというのは、
体幹トレーニングやリハビリに使われる
重いボールのことを言います。
 

Medicine,Ball,For,Fitness,And,Rehabilitation,Isolated,On,White,Background
 

可能なら、4キロぐらいのものを用意してください。

もちろん、それだと自分には重すぎるということなら
それよりも軽いものでも構いません。
(ボールは重いので、ケガだけには十分ご注意ください)
 

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 「江連さん、でもウチにはメディシンボールなんてありません」
 

はい、おそらくここまでお読みになって
そんなことを考えた方も、いらっしゃるかと思いますが。。。

ボールを球を遠くに飛ばすために必須のドリル

これについては、やって損のないドリルですので
ぜひこの機会に手に入れてみましょう。

(Amazonなどに、安いものも多数あります。
 自信のない方は軽めのもので… 無理は禁物です)
 

そもそも、体の割りに飛距離が出ないといった人は、
エネルギーを体の外から内に
引き込んでしまっている可能性が極めて高いのです。

当たり前ですが、球を遠くに飛ばすためのエネルギーは
体の内側から外側へ放出して、ボールに伝える必要があります。

このドリルはエネルギーを外に出していく感覚を養うのに
格好のドリルですので、ぜひこの機会に身につけましょう。
 

ドリルのやり方は、とっても簡単です。
 

 1.クラブの代わりに、このメディシンボールを両手で持ち

 2.普段のスウィングの要領で目標方向にボールを放り投げる
 

はい、たったこれだけです。
 

ここでのポイントは、10ヤード以上
なるべく遠くに投げるようにしてください。
 

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 ・
 

 「江連さん、そんな4キロの重いものを
  10メートルも先に放り投げられる場所なんて、
  近くにないんですが」

 

そのようにおっしゃる方も、いらっしゃるかもしれません。
 

そもそも、いつも手の力でクラブを振っている人は
手で出したエネルギーが外から内に入ってしまうので。。。

このドリルをやっても、ボールはうまく飛ばないはずです。

ぜひ、一度だまされたと思って、
やってみることをおすすめします。

まっすぐ遠くに投げられるようになるには?

ということで、ここまで真面目に読み進めてくださった
意識の高いあなたには。。。

まっすぐ遠くに投げていただけるように、
その動作を確認していきます。
 

 1.まず、ボールを両手ではさむように持ちます。

 2.その重さを腰と背中全体で感じるように、アドレスを取ります

 3.右股関節にしっかり乗りながら振りかぶり
   左足を踏み込みながら、左股関節に強く乗って放り投げます

 

ここで注意することは二つあります。

まず一つ目は、左サイドが流れないように
左足でパワーを受け止めること。

そして二つ目は、腕や手はねじらず
何もしない意識を持つこと。

この二点になります。
 

このへんを意識して、メディシンボールがまっすぐ飛べば、
エネルギーがしっかりボールに伝わった証拠です。

ですが、ボールが左に飛んでしまうという人は。。。

それはまだ、右手に力が入っている証拠です。
 

ボールが落ちない程度の優しい力加減で持ち、
その力加減を変えずに振ることができれば。。。

腕がねじれることなく、あなたのメディシンボールは
まっすぐ飛んでくれるはずです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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ポイントは膝!ボールの曲がりを解消するには?

2021.07.19
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

今週はついに、オリンピックが開幕しますね。

本来であれば、約一年前に、
東京オリンピック2020が開幕だったわけですが、

早いものでこのような新しい生活様式になって、
1年以上も経ってしまったんですね。

ワクチンの接種が進んでいるので、
海外のニュースなんかをみると、

コロナ前の日常に戻りつつある国もあるそうなので、
早く日本でも、そんな光景が、
当たり前に戻ってくることを願うばかりです。

ただ、そんな中でも、

コロナ禍でゴルフを新しく始める方が増え、
ゴルフ界には歴史的快挙のニュースが続き、

ゴルフ業界にも
新しい風が吹いていることを肌で感じています。

これからコロナ終息後、
日本のゴルフ界がどんな成長を遂げていくのか、
非常に楽しみにしているところです。

まずはゴルフ現役世代の私達が、
ゴルフを楽しみ、そのゴルフの魅力を伝えていくことが、

次の世代へゴルフに興味を持ってもらえる
きっかけになると思っているので、

これからも、
ゴルフの魅力を存分に伝えていきたいと思います。

ぜひゴルライブのメルマガ読者の方にも、
ゴルフと楽しくを見せつけていただきたいのですが、

ただ思ったようなプレーができないと、
楽しむどころか苦手意識が芽生えてしまったり、
ゴルフに対する意欲が下がってしまったり‥

長く楽しくゴルフを楽しんで頂く為には
悩みや苦手の種を着実に積んでいくことが必要ですよね。

そこで、本日はコースでボールが右へ曲がってしまう、

特にスライスボールが多く出て
スコアを崩してしまうという方へ

有効な練習方法を紹介していきたいと思います。


インパクトからフォローで腰が引ける

ゴルファーを悩ませるボールの曲がり。

特に右へと曲がってしまう、
いわゆるスライスボールが引き起こされる原因は
いくつかあるのですが、

特に多いのが、
クラブを上げて下ろしてくる際に腰が引けてしまう

つまり「スピンアウト」の状態に
なってしまっている方が非常に多いです。

スピンアウトがあると
フォロースイングが極端にインサイドに入り込み、

アウトサイドイン軌道となって、
結果としてボールを左へ曲げてしまっています。

インパクトからフォローで、
ターゲットよりもクラブが左方向に大きくそれてしまう為、
ボールに対して右から左へこするような動きになって、

結果的にボールに回転がかかってしまうんです。

今回はそんなインパクトからフォローで腰が引ける動き、

スピンアウトによってボールの曲がりが引き起こされてしまっている方へ、
改善するための練習方法を紹介していきたいと思います。


膝の角度



スピンアウトになってしまっている場合、
腰が引けてしまっていると体重移動がうまくできず、

ボールの曲がりやひっかけ、
ダフりやトップなどあらゆるミスを引き起こす要因となります。

さらにインパクト時にうまく力を伝えることができないので、
結果として、飛距離がでないスイングとなってしまいます。

スピンアウトしないためのアドバイスとしては、
アドレス時の膝の角度をキープすることを意識してください。

膝の角度をキープすることで
腰のオーバーな回転が抑えられ、

上半身と下半身の捻転差がしっかりと作られます。

捻転がきちんと行えるようになると、
ボールにうまく力が伝わり、
飛距離のあるショットを打つことができます。


かんたんドリル



では、さっそく、膝の角度をキープするのに
おすすめさせていただきたいドリルをご紹介いたします。

どのように行うかと言いますと…

足のかかとでボールを踏んだ状態で、
アドレスをし、スイングを行っていきます。

つま先重心の形を作り出すことで、
クラブを振り下ろしていく際に、

自然と腰が引けてかかと方向に体重が逃げる動きを
抑制することができます。

クラブを振り下ろして来た際に
かかと方向に体重が逃げてしまう。

そんな腰が引けるスピンアウトの動きを
抑制することに繋がります。

膝の角度をキープするという感覚を掴むのが難しい方は、
ぜひ左足のかかとにボールを踏んだ状態で

スイングを行っていくという練習方法を試してみてください。


最後に…



本日は腰が引けてしまうスピンアウトという動きによって
ミスが引き起こされている方へアドバイスをさせていただきました。

スピンアウトを矯正していくことができれば、
しっかりと球をまっすぐ打つことができます。

正しい動きを体に教え込むことで、
ゆっくりとではありますが、着実に改善に向かっていきます。

膝の角度をキープすること

これが非常に重要です。

ぜひ日頃から練習でもフィニッシュを確認していただき、
スコアアップに繋げていってくださいね。



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【ビデオ】インパクト面に乗ると脚は動きやすい

2021.07.18
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「インパクト面に乗ると脚は動きやすい」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ダウンスイングのできるだけ早い段階で
手元とヘッドがインパクトの面に乗るほど、
脚は動きやすくなります。

ところが、手元とヘッドがインパクト面に
なかなか乗らないで、その上にあるということは
腕やクラブが体から離れていることになります。

そこで、この腕などの重量物が
体の軸から離れる問題の重要さを認識して、
そうならないための方法を見てみましょう。

(続きはビデオにて)

インパクト面に乗ると脚は動きやすい

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210718/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

慣性モーメントの違い

重量が回転の軸から離れているほど回転しにくくなり、
これを慣性モーメントが大きいと言います。

そこで、スケートのスピンを思い浮かべてみましょう。

両腕を小さく畳むと回転が速くなり、
スピンを終了させるときは両腕を広げています。

ゴルフでトップから腕の力を使ってクラブを振ろうとすると、
手元は体の正面方向へ伸びてさらに手首が親指側へ折れるコックが解けて
ヘッドは体から離れます。

このように腕とクラブの重量が体から離れることで、
上半身は回転しにくくなります。

そうなると、上半身を回転させるための脚の動きは阻害されます。

脚でターンすればダフりにくい

ところで、ヘッドの最下点は重心位置にきやすくなります。

そのため、ボールを地面に置くショットでは、
ボールヒットで重心がボールの先に移動していれば
下降軌道になってクリーンヒットしやすくなります。

そして、トップでは重いお腹や腕は
背骨を中心にして右にターンしています。

その結果、右側に多くの重さが乗っています。

そこから、脚が動きにくいほど、上半身は左にターンしにくくなり
ボールヒットで重心は右に残ってダフりやすいです。

脚が動きやすければ、トップで右脚に多く乗っている状態から
両脚で地面を踏むまさにセットアップでの体勢に
楽に持っていきやすくなります。

そうすれば、背骨の前側の重いお腹も一緒に左に移動して、
重心はよりボールの先にきやすくなってダフりにくいです。

トップでの慣性モーメントは小さい

そして、トップでの慣性モーメントは小さくなっています。

シャフトは水平ぐらいでまさにクラブの重心は背骨近くにあり、
両腕も体に近づいています。

ダウンスイング序盤での上半身

そこで、トップから腕の力を出してクラブを振りにいくのではなく、
ダウンスイング序盤で上半身の慣性モーメントを小さく保つために
腕とクラブを下に落としましょう。

トップの形から手元とヘッドを下に落とす動きなら
慣性モーメントはそれほど大きくならず、
上半身は下半身の動きを邪魔しにくい形です。

しかも、手元とヘッドを下に落とす動作は、
まさに傾斜したインパクト面に近づく方向の動きになります。

そして、切り返しでヘッドをアウトからインへ
少しでもループさせてみましょう。

同時に、ヘッドを開くのではなく閉じながらループさせます。

そうすると、おもしろいことに
体とクラブが落下する「間」がつくりやすくなります。

このように、ほんの少しでも「間」を意識してインパクト面に
手元とヘッドが素早く乗るほど、
脚が使えて大きなパワーとクリーンヒットをゲットできます。

バックスイングでお腹を右斜め上にあげる

また、バックスイングでは、
お腹を右斜め上にあげるイメージにしましょう。

そうすることで、ダウンスイングで重いお腹を利用して、
両脚で地面を踏むこともできてきます。

そこで、バックスイング開始から右脚を伸ばす動きで、
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込むようにします。

右股関節も伸びますが、セットアップでの上半身の前傾角度を
変化させない程度には伸ばしきりません。

そのため、右膝を伸ばすことを意識するとやりやすいです。

同時に左股関節から先の神経をプッツンと切ったイメージで、
左脚の力を抜いて単なる重りにします。

左脚は地面に接しているとはいえ重量としては10klg以上あるので
その半分ぐらいとかの重りが左腰にぶら下がったと思えば、
想像以上に腰を右ターンさせる力となります。

ここで、左脚で左腰を力で右に送ろうとしないで、
リラックスさせて単なる重りにすることは重要です。

そうすることで、ダウンスイングしてきて左脚で地面を踏もうとしたときに、
地面にパワーを伝えやすいポジションに自然に入りやすいからです。

ところが、バックスイングで左脚で右に送る力を出すと、
ダウンスイングではその力はすぐにゼロにならず、
左脚が地面を縦にしっかり踏めるポジションに入りにくくなります。

筋肉は意識的に力を入れると、約0.4秒はゼロにならないからです。

トップから振りにいくとボールヒットで大変

また、トップから振りにいくと、
そのしっぺ返しがボールヒットでやってきます。

手元とヘッドがインパクト面の上に浮いて
ボールヒットに近づくとどうなるでしょうか。

ボールヒット近くで上からインパクト面に近づけるためには、
手元を力で体に引きつける動きをすることになります。

その力は、左脚で地面を蹴って左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むことで
腰をそれまでの前傾角度を維持して左にターンして
左サイドにスペースを開ける動きを邪魔します。

しかも、腕の動きに意識が集まることで、脚の正しい動作への意識が薄れて
パワー不足や間違った動きを誘発します。

本来は上半身のしなり戻りでクラブが振られ、
そのクラブの遠心力で手元が引っ張られて体から離れることに任せながら、
その遠心力に耐えるだけです。

そして、左脚を伸ばして遠心力に耐えようとする動きは、
まさに左サイドにスペースを開ける動きと同じになり、
より遠心力に対抗しやすい脚の使い方になります。

ボールヒットでの左脇

そういえば、ボールヒットに向かって左脇を力で締めていませんか。

さらに、左脇にヘッドカバーなどを挟んで
ショット練習していませんか。

もしそうだとしたら、ボールヒットに向かって手元が浮いた問題に蓋をするだけで、
根本的な問題解決に目をつぶっていることになります。

先ほどお伝えしたように、ボールヒットではインパクト面に沿って動きながら
遠心力に耐えることに集中することで、
手元は浮いて左脇は開いてくることが自然です。

振り出し方向を向いたインパクトでのシャフトが乗った平な面である
インパクト面をイメージすると、左脇を開けるべき理由が理解できます。

インパクト面に手元もヘッドもできるだけ長く乗って
ヘッドの向きも変化しないでインパクトするほど
タイミングレスでスイングは簡単になり、それだけパワー発揮に専念できます。

インパクト面に長く乗るためには、ボールヒットに向かって
左脇はだんだん開いてきて、ヒット後も開いて手元は振り出し方向へ
真っ直ぐに動く感じです。

ところが、左脇を締める動きは、前腕を左に捻って
ヘッドを閉じる動きになってヘッドの向きは刻々と変化します。

ボールヒットに向かって左脇を開ける動作は、
体に対してはヘッドを開く動きです。

そもそも、体が左にターンすることでヘッドは左に向いてくることで、
振り出し方向に対してヘッドは閉じることになります。

ヘッドの向きの変化を抑えたいなら、
腕の動きとしてはヘッドを開く動きをしなければ
ヘッドの向きはどんどん閉じる方向へ向かいます。

インパクトのできるだけ早い段階でヘッドを振り出し方向へ向けておいて、
その向きをできるだけ長く維持することでスイングは再現性が高くなります。

トップから手元とヘッドを落としてくることで
手元もヘッドもインパクト面に近づけますが、
このとき同時にヘッドの向きも閉じ気味にしましょう。

それによって、ボールヒット近辺ではヘッドを開く動作にできます。

そうすれば、脚が思ったように楽に動けて、
まさに地面を清々と蹴って大きなパワーを発揮することができます。
 

では、また。
 

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 「ゴルフクラブでスコアは9割決まる」

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ご一読いただければ、
この挑戦的なタイトルも決して大げさではないことが
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