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[ラジオ:第11回]ボールの曲がるメカニズム!

2014.05.30
radio

ご報告です。
ラジオの音質を改善いたしました!!

モンゴプロの声が聞こえずらいという意見が多く、
録音機材を見直しました。

まだ聞こえずらい・・・という場合には、
ぜひコメント欄に意見を頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本日のラジオではこんな内容を話しています。

・ボールの曲がるメカニズムとは?
スライス、フックで悩まれている方は多いでしょう。
小原プロ、モンゴプロも当然曲がりに悩んできましたが、
どうすれば改善できるのでしょうか。

・曲がりを矯正するレッスンとは?
両プロがレッスンを行う上でチェックしている
曲がり矯正のポイントを解説しています。

<小原さん、パーセーブの秘訣ってなんですか?>
- それは、グリーン周りの攻略にあるんです。
- アプローチショットを身につけるのがまず先決です。
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練習で「工夫」してますか?

2014.05.29
kondo

From:近藤雅彦
スタジオスマイラックより、、、

おはようございます、近藤です。

先日のこと。
千葉から神奈川へ引っ越す友人の手伝いに行ってきました。

「ホリ」という奴なんですがこいつが無類のマンガ好きでして。

家に2000冊くらいマンガがありました。
もう漫画図書館でも開けばいいのに・・・。

もちろん引っ越し先には、それを全部持って行くと。
これはやばそうだなという予感がビンビンしてました。笑

荷物が多いので時間効率を考えて、重い箱と軽い箱を一変に運んでいたんですが、
しかし本って重いですね~~。

僕は体力には自信がありますが、
さすがに腰にずしっときてしまいました。

そんな時「ホリ」が言った一言・・・

「え、何やってんだよ。軽いものを下にして、重いものを上にすれば楽なのに」

(は!?なんだそりゃ!?)

普通重い箱と軽い箱があったら、軽いのを上に置いて運びますよね?
でもホリが言うには、その軽いのを下にすると軽く感じるんだそうです。
騙されたと思ってその通りにすると・・・

「か、かるい・・・」

本当に嘘のように軽く感じたんです。

僕は知らなかったんですが、実はコレ有名な話だそうですね。

人間は重いものを抱えて持つと、バランスを取るために、体を後に反らします。
そうすると、下の箱は手で支えているだけですが、上の箱は胸のあたりに重さがかかる。

手を伸ばしてものを持つと、バランスを取るために腰に力が入りますが、直接体の上に乗っている場合は、腰に力は入りません。

頭の上にものを乗せて運ぶアジア系の女性がいますが、これは腰に力の要らない持ち方なんだそうです。

だから重いものを上に持った方が、バランスが取りやすい。
そして腰や腕に力をかけずに済む、といいうことだそうです。

「へぇ~~~~」と思わず感心してしまいました。

いつもと視点を変えると思ってもみなかった結果が生まれることってありますよね。

そこでこんな話を思い出しました。

今から数年前。
私がプロを目指していたころの話です。

日本のメジャー競技でも優勝をしているTプロと、
オフシーズンに練習や合宿などを、よくご一緒させてもらっていました。

そのときTプロから、

「バンカー内で左右の片手打ちを練習すると良い」

とアドバイスをもらい、朝から晩まで砂の中で良く練習をしました。

ただ、バンカーからと言っても、砂を払っていくのではなく、ボールをクリーンヒットする練習です。

これがとっても難しい ^^;
体と腕が同調して振れないと、全く当たりません。。。

そして、マットの上や、ふかふかした芝の上のは違って、入り方がとてもシビアなのです。

ダフってしまうと、「パフっ」と悲しい音とともに、ボールは全然前に飛びません^^;
上手く打てると、「カシュっ」と乾いた音とともに、振った通りの距離が出てくれます。

この練習を継続していると、何が良くなるのか?

コース内で、芝の上から、または少しライが悪いくらいでは動じなくなるんですね。
バンカー内のクリーンヒットよりは易しいですから、、、

そして、両手でグリップして打てることにすら、幸せを覚えます(笑)。

わたしも、実際コースでアプローチやショットを打つ時のメンタルが変わっていくのを感じました。

このように、練習方法を工夫することによって、コースで、さらには試合で「生きる練習」を行っているプロゴルファーは多いです。

バンカーから練習することが難しい方は、マットで練習する際に、ボールの後方にガムテープを貼って、それを剥がさないように打つ。または、ボールの前方に貼ってそれを剥がしていく練習などは同じような効果がありますよ。

練習では、ミスが見える、または、目的のはっきりした練習を行うことをオススメします。

そして、正しくできたのか、できなかったのか、フィードバックのある練習を行うことが効果的です。
練習は工夫次第で効果が何倍にも変わってきます。

みなさんはどんな工夫をして、練習をされていますか?

少しでも参考になれば、嬉しいです。

また、メールします。

こんどう

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【ビデオ】難しい?グリーン奥からのアプローチ

2014.05.28
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します。

今日のテーマは、、、
「難しい?グリーン奥からのアプローチ」です。

セカンドショット、しっかりグリーンに乗せてワンパット!

イメージは出来ていたのに、グリーンの奥に外れてしまった。
その後は、グリーンの周りでチョロチョロして一気にスコアを
崩してしまう。

そんな経験ありませんか?
グリーン奥からのアプローチは難しい!
このようなイメージを持っている方、多いのではないでしょうか。

グリーン奥からのアプローチとなると、ほとんどのケースでは、
下りの傾斜が残っています。

どうしてもボールが強く出て、オーバーしてしまう。
またオーバーを嫌がってしまって、やっとグリーンに乗っただけ。。。
このようなショットになりやすいわけです。

そこで今回は、グリーン奥からのアプローチについて、
ワンポイントアドバイスさせていただきます。

難しく感じるこの状況、ほんの少し工夫をするだけで、
実は易しいアプローチに変わってしまうんですよ。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

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成長の落とし穴にハマってませんか?

2014.05.27
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日、小学生の娘から相談されました。

「あたし、ケーキ屋さんにもなりたいし、
 幼稚園の先生にもなりたい。」

やりたい仕事がいっぱいあって
決められない。将来どうしようと。。

小学生で将来不安って・・・(^o^;)

「今決めなくてもいいんだよ~~!」

と私は言いました。

これからたくさんの
出会い、経験が待っているから
ゆっくり決めたらいいんだよ、と言いました。

なんだか、子供の単純な気持ちって
すごくいいなと思いました。

成長の落とし穴

大人になっていつの間にか
物事を暗く考えてしまうことってありませんか?

若い頃はそんなことなかったのに
考え方って代わっていきますよね。

20代と30代、そして40代でも
また考え方って変化していくんだろうと思います。

特に何かに没頭したり、
本気になっている時って余計そういう気持ちになります。

仕事でもゴルフでもそうかもしれませんが、

「もっともっと成長しなければならない・・・!」

っていう気持ちになることありますよね。

今でも、私もあります。

でもこの、
「~にならなければ」という成長の気持ちって
今をもっとダメにしてしまっているのかもしれないです。

成長するという言葉は、
未来に対して希望的に考えているから、
いいことのように思えますよね。

でもその反対に
成長しなければという強い想いは
同時に「今はまだダメ」という
今を否定していることにもなってしまっているように感じます。

生徒さんの中には自分に厳しく、
ゴルフで上手くいっていないせいで暗くなってしまう・・・
という方も少なくありません。

子供のように
成長できたらいいな~!
こうなれたらいいな~!

と思うくらいが丁度いいのかなと思います。

「ケーキ屋さんになりたい」とか
そういう単純な感じです。

子供の気持ちには
今を否定する気持ちなんてありません。

でも、私たち大人の
「成長したい」という想いの裏には

自分の理想と現状の差に納得できない・・・

という自己否定が含まれているように思います。

私自身もそういう経験は多いです。
でも、これがいけないと思っています。

目標に向かっている中で
なかなか成長できない、上手くいかない・・・

なんていう「壁」にぶつかってくると
そこで更に「だめだ、なんとかしなきゃ」
という想いがもっと強くなります。

いわゆる、負のスパイラルに
どっぷりハマってしまうんですねー。。

だから、大人のいう「成長」は
要らないのかなとも思うんです。

こうならなきゃ!
ああしなきゃ!
もっとうまく!
もっともっと、、、

っという成長は気付かないうちに
「自分は欠けている」という
気持ちから生み出されているのかもしれません。

その罠から抜けださないと
まったく意識しない状態で
心の底では今の自分を
否定し続けることになってしまいます。

大人らしさにハマっちゃだめ!

たかがゴルフという人もいるかもしれません。

でもゴルフライブ読者のみなさんは
上達にとても熱心な方が集まる場所、
そういうコミュニティだと思っています。

なのでこの話は人によってはとても重要です。

この成長という言葉は一見、ポジティブです。

でもそのポジティブさの裏にある
「いらない大人らしさ」を見つめることもお忘れなく。

子供の頃の純粋な気持ちを
いつまで経っても忘れないでください。

そんなでスイングできれば
今まで見えなかった景色が見えてくるかもしれませんね^^

またメールします。

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「体」余裕がスコアを作る

2014.05.25
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は、

 「体・余裕がスコアを作る」

について話してみたいと思います。

江連忠ゴルフアカデミー契約選手の穴井詩(らら)プロが
今年の(2014年)全米女子オープンの参加資格をゲットしました。

日々、神戸で練習を積んでいます。

実は全米女子オープンは、予選会を米国だけではなく
日本を含め、海外でも行っているんです。

穴井詩プロはその予選会、東名古屋GCで開催された
第69回全米女子オープン予選に出場して、参加資格を得たのです。

でも実は、その穴井詩プロの今年は、
一風変わったシーズンとなっているんです。

ツアー選手のジレンマ

実は、シーズンが始まってから、首を故障してしまったのです。

それで、1週休みを入れて、すぐにツアーに復帰し、
4/25~4/27のフジサンケイクラシック。

なんと、初日が68で2位タイ発進。
ところが2日目は79で予選落ちしてしまいました。

しかし、次にサイバーエージェントレディスでは13位タイ。
次にワールドレディスサロンパスカップでは3位タイ。

さらに、次のほけんの窓口レディスでも3位タイ。

本人としては、かなり絶好調なのです。
しかし、首はまだ完全には良くなっていません。

実際、あなたも首を寝違えただけでも
思いっ切り振れなくなった経験はありませんか?

そんな状況でも、穴井詩プロは今までにない好成績を刻んでいます。

ちなみに穴井詩プロは、飛ばし屋で有名です。
今季イーグル率1位となっています。

そんな彼女のプレースタイルは、
「大きく飛ばして、他の選手よりも近くからグリーンを狙う」
という戦い方になります。

しかし、本人としては、
飛距離を直接アドバンテージとして使うのではないと言っています。

では、何と言っているのか? それは。。。

 「楽に振って、それで、フェアウエーキープ。
  それでも他の選手と同じぐらいか、ちょっと先にあればいい。
  だから、メチャ振りはしないんです」

ところが、パー5のロングになると、
めちゃくちゃ振り回しているというのが、担当コーチの分析です(笑)。

そして、実際にロングでスコアを落としているという傾向がある。
やろうとしていることと、実際の行動に、ずれがあるのです。

そのズレを小さくしてくれたのがなんと、
今回の首の故障だったという事なのです。

なにしろ、思い切り振れない状態が続いているのですから。

わたしの記憶にいつまでも残る記録

ちょっとだけ、ゴルフから話がそれますが、
ゴルフと関係があることなのでお話をさせて下さい。

私は、アルペンスキーをやっていたのですが、
いつも頭から離れない話があります。

※ちなみにアルペンスキーとは、雪の上に「ゲート」を設けて、
 そのコースの中の速さを競うものです。

それは、往年の名選手である猪谷千春(いがやちはる)選手が、
冬季オリンピックで日本史上初の銀メダルを獲得した時のことです。

1956年、コルティナダンペッツオで行われたオリンピック・アルペン回転競技。
猪谷千春の銀メダルというニュースは、日本を激震させた驚きの結果でした。

しかも、競技の行われる一週間前に現地で練習中に足首を捻挫。
そのため、大会当日までほどんどスキーすら履けないぐらいの状態。

当然、棄権という選択もあったかもしれません。

しかし、せっかく国を背負ってやってきたということもあり、
とにかく滑ることを決断。

そして、結果はトニー・ザイラーにつぐ2位。

これはオリンピック・アルペン競技でのメダルは日本初であり、
その後もメダルはこの競技で日本にはもたらされていないのです。

※ちなみにトニー・ザイラーはその後、俳優や歌手としても活躍し、
 『白銀は招くよ』(ヤーヤッホー♪)なんかでも有名ですね。

二日酔のラウンド

脱線ついでにもう一つ。。。

あなたはもしかしたら、二日酔いでラウンドしたときのスコアが良かった、
そんな経験はありませんか。

実はわたしは、何回もあるのです(笑)。

二日酔いの程度にもよりますが、二日酔いの時というのは、
激しい動きはやりたくないといいますか、できないですね。

ショットもメチャ振りは出来ず、
楽に振れる範囲で振るしかできないという感じでしょうか。

特に、上半身を自分から動かそうとするほど頭はぐらぐらするし、
お腹がねじれると吐き気がする(笑)。

そんな時、上半身はそーっとしておきたいですね。
そうなると、下半身を一生懸命動かすぐらいしか、できないのです。

「下半身は目一杯」そして「上半身は下半身の動きに従う召し使い」。
という感じの体の使い方になります。

見えたきた共通点は?

はい、ここまでのスキーと二日酔いのお話で、
見えてきたことがありませんか?

 「体は、余裕を持たせて、思った以上に
  丁寧に扱ってあげるほうが、パフォーマンスが出せる。」

という事です。

特にゴルフでは、下半身はしっかり使っても、上半身は静かに使う。
上半身は下半身の召し使い。

絶対、上半身が下半身に対して、でしゃばらない。

まだまだパワーを出せるけど、
無理なくまだ余裕があるぐらいで体を使う。。。

こんな感じを大切にしましょう。

あなたも、ご自分の経験を思い起こしてみてください。
これからのプレーで、何かの参考になる体の使い方が見えてくるかもしれませんね。

では、また。

追伸:ETGA契約プロの梶川プロが出演・監修している教材、
   現在、新発売キャンペーン中です。
   実はこの練習は今日の話、身体の余裕を作るのにも有効なんです。

http://g-live.info/click/kajikawa-s1405/

 ※明日5/26(月)までの限定キャンペーンです

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