From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「変えていいもの、いけないもの」という話をしたいと思います。
ちょっと抽象的な話に聞こえるかもしれませんが、
今日は、あるときに生徒さんとしたやりとりから始めます。
やっぱり行き着くところは。。。
少し前のことですが、不定期でレッスンをしていたKさん(60歳代・男性)が
レッスンをしてほしいということで、ちょっと見させていただいた時のこと。
小原 「あれ、Kさん。ちょっとスイング変えましたか?」
Kさん「いや、それほど何かを変えているわけではないですが。。。」
小原 「でも、以前よりもスイングが安定しているように見えますよ」
Kさん「そうですか? 特にスイングは変えてないんですが、
最近ちょっと時間に余裕ができたので、腰から腰のビジネスゾーンの練習を
改めてやっていることぐらいですかねえ。。」
小原 「ああ、なるほど」
Kさん「100を切るまでは、小原先生に言われて
『腰から腰』を一生懸命やっていたんですけど、
100を切ったぐらいから、ちょっとおろそかになっていましたから。。。」
小原 「そうだったんですね」
Kさん「やっぱりそういうのって、プロが見ればわかるんですね」
小原 「ええ。Kさんの場合、一目瞭然でしたよ(笑)」
Kさん「うーん。。。やっぱりビジネスゾーンは続けないとダメですね」
小原 「そうですね。うまくなっても続けたほうがいいですね」
Kさん「実は、100を切ってからいろいろな練習方法を見ては試してみたんですけど、
やっぱり行き着くところはここなんですね。。。」
小原 「Kさん、浮気はダメですよ(笑)」
Kさん「そうですね(笑)。気をつけます」
スイングの安定は何となくわかる
Kさんは平均スコアがだいたい95ぐらいなんですが、
最近調子がよくて、90を切ることも増えてきたということでした。
やっぱりビジネスゾーンの練習は、どんな人にも結果を引き出してくれる
重要な練習なんだなあということを、改めて思います。
そんなわけで、教えている人がどんな練習をしているかということが、
何となくですがわかってしまいます(笑)。
スイングを見ていると、何となくですがわかってしまうんですね。
もっとも、プロのコーチと言われる人たちであれば、
どんな練習をしているかまではわからないとしても、
何かをやっていることは、わかってしまうと思うんですが。。。
とはいえ、スイングそのものを何か変えるようなことがあれば、
普通の人が見てもなんとなくわかるはずです。
でも、私の場合はスイングそのものの安定感というか、
「この人のスイングが安定してきたな」みたいな感覚が、何となくわかります。
これはたとえば、1~2週間ビジネスゾーンの練習を
毎日コツコツと続けただけでも、何となく雰囲気が変わります。
そして1ヶ月もすると、それが徐々にスコアという結果になって出てくる。。。
かかる時間は人によって違うものの、それが私の実感です。
練習の習慣が変わると。。。
このような「スイングの安定感」というものは、
どちらかというと目に見えてハッキリわかるものではないかもしれません。
しかし、この安定感があるかないかで、
あなたのゴルフは確実に変わってきます。
多くの人は、スイングそのもの、
そして目に見えやすいもののほうを変えようとします。
しかも、それらはどちらかというと小手先のものでしかありません。
そうではなくて、大切なのは、スイングを変えるのではなく、
スイングを作る練習を変えることです。
練習の習慣が変わることで、誰でも安定したスイングが手に入るのです。
このようなことをいって、そのまま素直に受け入れて
理解をしてくださる方というのは、かなり少ないのですが。。。
でも、この考え方をチェンジできるかどうかが、ゴルフの上達、
スコアアップが実現できるかどうかの分かれ目だと思います。
大切なことなので、もう一度言います。
スイングを変えるのではない、練習を変える。
変えるべきものと、すぐに変える必要のないもの。
この区別をしておくことが、とても大切です。
またメールします。
追伸:
これは特に練習はいらないのですが、使い方に慣れることは必要です。。。
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