From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、あなたの練習の効果を最大限に引き出す方法についてお話しします。
「ちゃんとゴルフの練習はしているつもりなんだけど
思ったほどあまりいい結果が出てこない・・・」
そんな人にはお役に立てる内容かもしれません。
■効率か? 効果か?
まず、最初の前提としてお話ししておきたいのは、
「一番簡単で時間のかからない方法が
一番効果の高い練習方法だ、なんていうことはめったにない…」
ということです。
アマチュアゴルファーの多くが間違えるのは、
練習の効果と効率をごちゃ混ぜにしてしまうことです。
つまり効果ではなく、効率の方を追いかけてしまうのですね。
どういうことかと言うと、、、たとえば仮に、
「どんな人でも1日でドライバーのスライスが直る方法」
があるとしましょう。
もしあなたがドライバーのスライスが止まらないことに困っていて、
その方法を実践してスライスを直すことは、極めて簡単です。
しかし、考えてみてほしいのは、その方法によって、
あなたのスコアは本当によくなるのか、ということです。
このドライバーのスライスが直るだけで、
どれだけのスコアアップが期待できるでしょうか?
ドライバーでフェアウェイのど真ん中にボールが置けても、
セカンドショットでグリーンに乗らないかもしれません。
アプローチでのトップやダフリ、シャンクが止まらない、
バンカーから一発で出せないなどは相変わらずかもしれません。
パターの距離感やラインの読み方が悪いせいで、
近い距離からの3パットのクセはそのままかもしれません。
■極めて効率が悪い。でも…
確かにドライバーというのは派手なクラブですから、
どうしても目が行きがちですよね。
しかし、ドライバーのスライスが止まっただけでは、
おそらくあなたのゴルフは根本から改善されないと思います。
それどころか、もしドライバーの練習だけしかしていなかったら、
あなたのスイングは確実に乱れてしまうと思います。
では逆に、あなたの今のスイングを改善していくというのはどうでしょうか?
正直言って、面倒くさいと思います。手間もかかると思います。
グリップから始まって、アドレス、ビジネスゾーン、、、
練習にもそれなりの時間がかかりますし、
人によっては何週間、何ヶ月もやり続けなければいけないかもしれません。
もちろん、練習をしたからといって、1日2日ですぐに結果が出るかというと、
さすがにそれはなんとも言えないところがあります。
ところが、、、効果はどうでしょうか?
スイングのインパクトが安定してくれば、
当然アプローチのトップやダフリは少なくなるでしょう。
セカンドのアイアンショット、フェアウェイウッドも安定してきます。
そうすると、あなたを散々苦しめていた
ドライバーのスライスだってなくなるかもしれません。。。
しかもその自分のスイングは、人から押し付けられたものではなく、
自分に合ったスイングであるのなら、、、
結果が出る確率も極めて高いと思います。
■スイングは結果が出る
ということは、あなたのスイングを改善することは、
最終的な結果を出すということでは極めて「効果的」ということになります。
めんどくさいし時間はかかるかもしれません。
でも、やればほぼ結果、効果が出ます。
あなたももう一度考えてみて下さい。
ドライバーのスライスが止まるのと、
すべてのクラブのスイングが安定するのとでは、、、
どちらの上達、どちらのスコアアップが早いでしょうか?
答えは明らかですよね。。。後者です。
雑誌の記事で取り上げられているのは、、、どちらかというと
「効果」よりも「効率」を目指してはいないでしょうか?
雑誌は毎週、隔週、毎月、、、と、毎回違うことを「特集」のような形で
取り上げなければ、読者に飽きられてしまいますから、
内容がどうしても散発的になりがちです。
その雑誌の特集に合わせて、毎回やる練習を変えてしまうようでは、、、
かえって無駄のほうが大きいと、私は思います。
※あ、でももし、、、、たとえば一冊の雑誌の、一つの記事を読んで、
「自分に足りないのはこれだ!」なんて思って、それだけをひたすら練習する。
そういう態度であれば、これはぜんぜん話は別で、問題ないかもしれません。
もしあなたが、雑誌のいろいろな記事や教材を渡り歩いている心当たりがあるのなら、
「効果よりも効率ばかりを重視していないか?」を考えなおしてみましょう。
あるいは「何をすれば、結果が出やすいか?」を考えてみましょう。
それが結果につながるのなら、多少めんどくさくても、やればいいのです。
(行動できないのなら、その結果がハッキリと見えていないからです)
ゴルフの上達で大切なのは、効率ではなく、効果です。
ここを間違えないようにしましょう。
またメールします。
小原大二郎