From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、あなたの「ゴルフの限界はどこなのか?」というお話です。
「自分はこのままやっていて本当にうまくなるのか?」
「いや、どうせ自分なんて・・・」
もしあなたがそんなふうに
自分の能力に疑問を持っているのなら、、、
この話はあなたのお役に立てるかもしれません。
■そもそも限界はあるのか?
この疑問に対して答えを出すのは非常に難しいのですが、、、
あえて言うなら、
「限界はある」
と思います。
これを読んで
「小原さん、やっぱりそうなんですか・・・?」
「そうですよねえ・・・」
とあなたが思ったのなら、、、
それはちょっと誤解しているかもしれません。
たとえば、アマチュアのあなたが今からがんばって、
男子の「4大メジャー大会」で優勝することができるかと言ったら、、、
それはさすがに限界があると思います。
そういう意味では、自分の限界はあると思いますし、
そもそもそれをあなたが望んでいないということもあると思います。。。
■100切りは本当にあなたの限界?
であれば、あなたがもし「100を切ること」を「限界」と設定して
目標設定をしているのなら、、、
そもそも、それは本当にあなたの「限界」なのでしょうか?
最近の科学では、実際の限界と自身が課した限界の間には
大きな差があるということが証明されつつあるそうです。
つまり、ほとんどの人が、実際の限界に挑戦する段階まで到達しません。
自身が課した限界の中で止まっているのですね。
先ほどもお話ししたように、限界というものはあると思います。
しかし、その自分の本当の限界までのところを
自分の目標にしている人というのは、極めて少数です。
「ほどほどにゴルフが楽しめればいいや」
そう思っていれば、やはり100を切るのは難しいかもしれません。
■「もっといけるんじゃないですか?」
私が教えていた生徒さんにSさんという方がいます。
このSさんは40代の男性で、ゴルフを見させていただいた時から、
とてもきれいなスイングをしていました。
でも、スコアは105~110ぐらいを行ったり来たりで、
100を切ったことは過去に2~3回だけ。
安定して100を切れるようになりたいということで、
私のところにやってきました。
そのSさんの目標を聞いて、私はちょっとした違和感を覚えたので、
Sさんとのレッスンが終わって、このように言いました。
「Sさんのスイングは、他のアマチュアの方からしたら、
うらやましいぐらいに合理的なスイングをしていますよ。
正直言って、100を切るのを目標にするレベルじゃないです。
もっといけるんじゃないですか? 自信をもっていいですよ」
Sさんはもともとあるスポーツをなさっていたそうで、
40代にしては身体の柔軟性があることもアドバンテージでした。
でも、それを聞いてSさんは
「そうなんですかねえ。。。」
と半信半疑だったのですが、、、
しかし私の言葉通り、たった数回のレッスンで、
なんと自分の自己ベストの「89」で回ってしまったんですね。
これにはSさんもとてもびっくりしていましたが、
この結果を受けて、こんなことを言ってくださいました。
「確かに、小原さんの言った通りだったのかもしれません。
今にして思えば、自分が実現できそうな『小さな目標』を
設定して、安心していたような気がします
でもそういうのはもうやめにして、
次はシングルを目標にしてもっとがんばります!」
よくあることなのですが、
多くの人は、自分の価値に勝手な制限をかけています。
確かに、自分の限界というのはすぐにはわからないものかもしれません。
しかし、自分の本当の限界と、自分が思っている限界の間に
大きな差がないかどうかを、もう一度考えてみてもいいと思います。
あなたは自分で設けた限界にとらわれていませんか?
自分で自分に限界を設けていませんか?
またメールします。
小原大二郎
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