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前泊するか、朝行くか。

2013.04.13
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルフの価値観についてのお話をしようと思います。

私の生徒さんHさんの話です。

彼は、私より2歳ほど年下で、
4年ほど前からゴルフの指導をさせて頂いています。

浮気疑惑!?

とっても真面目な生徒さんなのですが、ゴルフのレッスン中はなぜか
ゴルフの話よりも、プライベートの話が多いような気がします。

Hさん「最近スコアが上がってきて、ゴルフが楽しいんですよ。小原さん」

小原 「それはよかったですね!」

Hさん「でも、最近悩みがあって・・・。
    僕がよく行くゴルフ場は少し遠いんです。何回か通っているうちに、
    近くのホテルに前乗りした方が成績がいいことがわかったので、
    なるべく前乗りしているんですが、妻に浮気と疑われているんですよ。」

小原 「それは・・・。」

Hさん「小原さん、どうしたらいいでしょうか。。。」

よくよく話を聞いてみると、全く、浮気はしていないそうですが、
どうも、Hさんは奥さんに浮気を疑われている節があるそうです。

これ、完全にプライベートの相談ですよね。。。(苦笑)

私は、プライベートの相談に明確にお答えできませんでしたので、
ゴルフは前乗りすべきか否か、ということについてはお答えしました。

前乗りのメリット

前乗りすべきか?

これは、普段ゴルフなさっているあなたの体に聞くのが、一番早いです。
実際に、やってみていかがでしょうか?

僕は、前乗りしたときはとっても気持ちよくゴルフに集中することができます。

前乗りする、ということは、それだけ次の日のラウンドに向けて、
万全の体制で臨んでいらっしゃるということですよね。

ですから、やっぱり、私は前乗りをおすすめします。

前乗りですと、朝早く起きて、心を落ち着けて、しっかりと準備運動をした上で
ラウンドに入ることができますから、とても合理的です。

前乗りでない場合は、早起きして、新幹線や車で長時間移動を
強いられるわけですから、体が硬直してしまって、ゴルフ場に着いてからも

 「早くラウンドしなきゃ!」

という雰囲気で、準備運動そこそこで始まってしまいますよね。

 「もうちょっと、準備運動したかったのに・・・」

とか、よくありませんか?

ですから、ある程度遠いゴルフ場の場合は
絶対に前乗りがおすすめなのですが、費用もかかります。

ここで、ゴルフに対してのあなたの価値観が問われるわけです。

ゴルフの価値観

ゴルフの価値観と今、言いました。ゴルフの価値観とは、

「あなたがゴルフで得たいもの」

と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

あなたが、ゴルフで得たいもの・・・それは一体何でしょうか。
(今までのメールの中で考えてくださった方もおられると思います。)

 ・健康になるため、、、

 ・仲間と楽しめる時間のため、、、

 ・リラックスするため、、、

 ・仕事が上手く行くキッカケ、、、

そんな目的の方もいらっしゃると思います。
それぞれ、素敵な価値観をお持ちと思います。

価値観を実現する

ちなみに、私の価値観は、

 「あなたのゴルフを上達させること」

が喜びなので、日々レッスンに、メール、、、と、
これをお読みのあなたに対して、
ゴルフ上達についてのエッセンスを絶えず発信させていただいています。

価値観こそ、ゴルフにとって重要なことです。

ですからあなたがゴルフで悩んだら、
自分の価値観に聞いてみてください。

前乗りすることで、あなたは幸せになるでしょうか?

逆に、家族との時間が減ってしまって、
ゴルフがしづらくなってしまう方もおられるかと思います。

ちなみにHさんはその後、依然として前乗りは続けており、
前乗り先のホテルから電話と、写メールを送るようになったそうです。

どうにか誤解がとけたようで、よかったですね(笑)。

またメールします。

小原大二郎

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考え過ぎは損をする?

2013.04.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「考え過ぎは損をする?」という話をします。

もちろん考えればいい結果を生むこともあることは事実です。
しかしながら、それが全ての場合に当てはまるわけではないようです。。。

「何も考えずに」わずか2ヶ月で100切り達成!

私のレッスンのお客様には経営者の方が多いのですが、
その中の一人であるMさんは、まさに経営者タイプの男性です。

現在50代後半なのですが、平均はスコアは90台後半。
性格は、、、とにかくパワフル。

親はいわゆる固い職業だったそうなんですが、
自分はそうはなりたくないという反動もあったそうで、
20代の頃に事業をおこされたのだとか。

一言で言えば、ホントに感覚的な感じなんですね。
その性格はゴルフにも現れています。

小原 「お、今のスイング、とってもいいですね!」

Mさん「え、そうですか? 特に何も考えずに振っているんですけど。。。」

小原 「オススメした練習の成果が出ているんじゃないですか?」

Mさん「うーん、言われたことを特に何も考えずにやっているだけなんですけどね。。。」

いつもこんな感じで「何も考えてない」が口ぐせです(笑)。

そんなMさんですが、私のところにいらした時には
スコアはだいたい110付近をフラフラしているような感じでしたが、、、

レッスンに来てからわずか2ヶ月で、100を切ることができました。

その間、レッスンにはたった2回しか来ていらっしゃらないんですが、
「何も考えない練習」を続けたのおかげで、
あっさりと「100の壁」を超えてしまいました。

本当に「考えてない」?

こんなふうに言うと、まるでMさんが何も考えないでスコアを
アップさせたように思われる方もいるかもしれません。

 「単にもともとのセンスがよかったんじゃないの?」

そんな声も聞こえてきそうです。

しかしながら、ハッキリ言ってMさんはどちらかというと
器用なタイプでは決してありません(Mさん、ごめんなさい 汗)。

じゃあ、なぜうまくいったのかというと、、、
「やったあとに、よく考えてみる」タイプなんですね。

言われた練習は、言われたとおりにやる。
レッスンも素直な気持ちで受ける。

そして、やってから、、、

 「なんで今日のスイングはスムーズじゃなかったんだろう?」

 「この前小原先生から言われた『いい』の理由は一体なんだったんだろう」

 「だったら明日はこんな感じで練習をしてみようか」

そういうことを、毎日の練習やラウンドの中で考えながら、
日々のレッスンをしていたんですね。

自分の持っている手帳にも書いたりしていたそうです。

「商売でも同じなので」

何も考えないにしても、効果のないこと、むしろ逆効果のことしてしまっては、
せっかくうまくなるものもうまくなりません。

しかし、それが一定の効果の出る練習であれば、あまり細かいことは考えずに
とにかく愚直にやったほうが、早く効果は出るのではないかと思います。

そして、そのためには「やる前に考える」のではなく、
「やってから考える」ということ。

それは私が多くのアマチュアゴルファーを見ていて感じることでもあるのですが。
後者のほうが、結果が早く出る場合が多いようです。

Mさんはもちろん「やってから考える」というタイプですね。

このメールを読んでいらっしゃる方は、
どちらかというと「やる前に考える」タイプの方が少し多いかもしれません。

でもハッキリ言って、考えている間は技術は身につきません。
技術を身につけることができるのは、とにかく実践でしかないのです。

Mさんにそのへんの「やってから考える」ことを聞く機会があったのですが、
面白いことをおっしゃていました。

 「これは私の商売でもそうなんですが、
  いいと言われたことは、とにかく納得するまでやってみるんですよ。

  やるときにはあまり考えずに、ただひたすらやります。
  だってやらないと、それがいいか悪いかなんて、
  結局はわからないじゃないですか。

  でもやってからは、なんでよかったのか、
  なんでダメだったのかは、ちゃんと考えますよ。
  ゴルフ同じかなと思って、そんなふうにやっていますけどね」

「仕事が出来る人はゴルフもできる」
そんなことをいう人もいらっしゃいます。

もちろん、これが必ずしも当てはまらない人もいるのですが、
Mさんの場合は、そのタイプだったのかもしれません。

もしあなたが「やる前によく考える」タイプなら、
Mさんの考え方も参考にしてみるといいかもしれません。

 「考えることは大事。でも、考えている間は技術は身につかない」

 「技術を身につけるには、とにかく実践しかない」

これはゴルフでも当てはまることですので。。。

またメールします。

小原大二郎

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フォロー(肩から肩)における前傾角度

2013.04.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、腰から腰のフォローについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、腰から腰のフォローの次の段階、

 “肩から肩のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(肩から肩)の前傾角度についてです。

3つの角度を保ったまま肩から肩へ

肩から肩のフォローの前傾角度は、3つの角度を保ったまま、
肩から肩の位置まで行く必要があります。

伸び上がり、変化なし、沈み込みの3つの段階があります。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、身体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある身体の場所は、
以下の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

よく前傾角度を変えないために、頭の頂点の高さを変えないようにと
意識する人は多いです。

しかし、頭の頂点の高さを意識して変えないようにするのではなく、
変えているのは結局この3つの角度が原因です。

ですので、この3つの角度に特に気を配るようにしましょう。

3つのうち一番重要。。。膝の前傾角度

はじめに確認しておきたいが膝の前傾角度です。

スイングのフォローでよく質問されるのは

 「膝の角度は伸ばしてもいいんじゃないですか?」

というものです。

たとえば、プロゴルファーの中にも膝の角度が伸びてしまっている人もいます。
たとえばタイガー・ウッズなどは、フォローで膝の角度を伸ばしています。

しかし基本的には、アマチュアの方が膝を伸ばすような動きというのを
意識して練習することは避けたほうが無難です。

その理由としては、膝の関節に負担がかかるということ、そして、
膝の角度が伸びるということは、頭の高さが変わる原因にもなるからです。

飛ばそうという気持ちが強くなると、
膝でジャンプするような動きが出てくることもあります。

あくまでもアドレスの角度を保ってフォローまで行くことが、
頭の高さを変えないでインパクトすることにつながっていきます。

そうすることで、ダフリやトップが少なくなります。

そして、膝を伸ばす動きをしないことで、
膝に負担がかからないスイングになるわけですから、

ゴルフを長く続けられるスイング作りにもつながります。

そういった意味では、膝の角度はしっかりと保って、
変えずにやることが大切です。気をつけましょう。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】完璧なショットを求めすぎて、、、

2013.04.10
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はレッスン動画をお送りします。

今日のテーマは

「完璧なショットを求めすぎてダメになってしまう」

という悩みです。

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無意識の領域

2013.04.09
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日のテーマは、
『無意識の領域』です。

私は、ゴルフの基礎知識も無く、
練習も独学でゴルフを学んできました。

ましてや、
ゴルフに触れたもの18歳と遅いスタートでした。

人一倍練習をしてきたつもりではあるものの、
誰かに指導してもらったわけでもありません、、、

本当に試行錯誤の連続でした。

いつも「本当にこれであっているのだろうか?」
と自問自答しながら練習し、レッスンしてきました。

その中でようやくたどり着いた一つの答えがあります。

テクニックとスコアアップは必ずしも比例しない

私達レッスンプロは、
ともすると「生徒さんに凄いテクニックばかりを教え込まないといけない」
と考えがちです。でも、

実際のところ、
「凄いテクニックとスコアアップは必ずしも比例しない」のです。

「え?なんでですか?
テクニックが向上したらスコアが良くなるんじゃないんですか?」

という考え方もあるかと思いますが、
私の場合、教えているレッスン生の8割ぐらいはテクニックの指導ばかりではなく、
「ある練習」をきっかけに急激なスコアアップを果たしています。

では、そのある練習とは何でしょうか?

私のゴルフレッスンに来られる方の多くは
マジメにゴルフに取り組んでおられる方ばかりです。

そして自分なりに自己分析をして、
自分なりに悩んで色々な雑誌やメディア、DVDを見て練習しています。

しかし、
その「練習」が必ずしも「効率的な練習」ではないんです。

逆に言うと、伸び悩みを抱えている方によくあるのが、
自分なりに続けている「練習」と今の自分に合った
「正しい練習」にズレがあるというもの。

結果として
遠回りな練習ばかりを続けてしまっているということなんです。

残念ながら、ゴルフ雑誌やレッスンDVDなどの中には、
その場しのぎの意味のない方法や、アマチュアに全く役に立たない情報が
氾濫しているのが現状です。

そういった真新しい練習ばかりに目を向けるのではなく、
基礎練習が何よりも大切だということ。

人間の集中能力

人間の集中能力を100として、
練習全体の基礎部分、
練習全体の練習部分、
にわかりやすく割り振るとします。

練習中に基礎部分に集中力50取られる人
基礎「50」+練習「50」と、

ほぼ無意識で基礎に集中力が5しか取られない人
基礎「 5」+練習「95」では、

人間として同じ100の集中能力なのに、
練習結果で圧倒的に差がつきます。

無意識に基礎が出来ている人にとっては、
その上達スピードが楽しいという好循環すらもたらします。

ただ実際は、これがひとつひとつの練習であって
ぱっと見てこのように数字として測れるものではありません。

どこに大半の意識コストを使ってるか、
自分でも分かってないことが多いと思います。

だからこそ、
意識して基礎を振り返り疑う必要があります。

基礎を無意識に落としこむためには、、、

単調な繰り返しや、
反復練習が必要となるでしょう。

 ・「基礎をしっかりやる」

 ・「基礎だけに集中してしっかりやってみる」

こんな当たり前のことが日々の練習の中で
少しづつ忘れられている気がしています。

基礎練習をおろそかにしてしまうことで、ゴルフがうまくならない・・・
しかもそれは、楽しくない地道な反復練習。

正しい上達のための基礎練習をすれば誰でもうまくなれる。
それがゴルフの大変な所でもあり、最大の楽しみでもありますよね?

あなたは、ゴルフの基礎練習を怠ってはいませんか?

また、メールします。

小原大二郎

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スコアアップにお悩みの方は、
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畳一畳程のスペースがあれば
いつでも自宅でアプローチの基礎練習ができるので、オススメです。

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