From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
昨日は、飛距離アップのレッスンを行って来ました。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございます。
さて、今日は「同じ練習を繰り返すことの効用」についてお話しします。
このへんについては、以前から何度もお伝えしていることなので、
「もうわかってるよ」
と言われてしまいそうなんですが、改めてもう一度確認してもいいかなと思ったので、
あえてもう一度、書かせてもらいますね。
同じ練習は時間が短縮される
ここであなたに質問です。
1.毎日違う練習をする
2.毎日同じ練習をする
あなたがもし、1と2、ほぼ同じ量の練習量をこなすとしたら、
どちらのほうが練習時間が短くて済みますか?
当たり前のことですが、おそらく2のほうですよね。
なぜなら、毎日同じ練習をするのなら、やり方の勝手がわかっていますから、
スムーズに練習に入ることができるはずです。
逆に、もし毎日違う練習をするとしたら、、、
もちろん新鮮さという点ではいいかもしれません。
ですが、毎回違う練習では、たとえコーチが横についていたとしても、
やり方が定まるまでは、スムーズな練習にはならないのではないでしょうか?
したがって、同じ量をこなすのであれば、
同じ練習を繰り返しやったほうが、明らかに短時間で量はこなせます。
それはもちろん、技術の習得にそのまま跳ね返ってくることは
言うまでもないことです。
続けることで練習に深みが出る
もう一つ、同じ練習を続けることの利点としては、
「深みが味わえる」
ということです。どういうことかというと、、、
たとえば、腰から腰のビジネスゾーンの練習を長い間やっていたとすると、
・ああ、バックスイングではこのあたりに重心が来ているほうが振りやすいな。。。
・体の内部で、このあたりの筋肉が使われているのかもしれないな。。。
・こういう体の動きをすると、フェースの向きが安定してくるんだな。。。
そんなことが、誰に教えられるわけでもないのに、
身体がそういうサインというか、認識を持つようになるのです。
この感覚は、正直、言葉にするのがちょっと難しい感覚で、
「続けた人にしかわからない」
という言葉が、一番しっくり来ます。
続けることへの「プレゼント」
そしてもう一つ、これが実は一番大きいと思うのですが、、、
「自分が意図していなかった効果が出る」
ということが、同じ練習を続けていると、起こります。
たとえば、方向性を安定させるために始めたビジネスゾーンの練習が、
それを極めていくうちに、他にいい影響を与え始める、、、
そういうことが起こってくるのです。
方向性が安定するということは、おそらくクラブヘッドの芯の近くで
ボールをとらえることになり、それが飛距離にいい影響を与えるのだと思います。
このようなことは狙って起こっているわけではありません。
しかし、続けているというのは不思議なもので、
こうした思いがけないプレゼントをくれるのですね。
こうした話は、3日坊主で練習を続けている人には無縁のことかもしれません。
しかし、継続することというのは、自分では意図していないようなことを
私たちにもたらしてくれます。
ダマされたと思って、まずは3ヶ月、
同じ練習をあなたも続けてみることをオススメします。
またメールします。
小原大二郎
追伸:
飛距離を決めるのはクラブだけではありません。が、、、
もしあなたがずっと同じクラブを使い続けているのなら、
試す価値はあるかもしれませんね。
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