From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年初のはじめにどんな内容をお届けしようかと
思ったのですが、、、
ここでちょっとしたたとえ話をしたいと思います。
この内容はおそらく、あなたの2015年のゴルフを大きく
ステップアップさせるだけではありません。
これからあなたがますますゴルフを上達させていく上で
とても重要な話になるはずです。
とはいえ、新年最初ということもあるので、
小難しい話にするつもりはありません。
どうぞ軽い気持ちでお読み下さい。
想像してください。
たとえば、あなたがもしゴルフで何らかの問題点を抱えていて、
私、古賀から直接レッスンでアドバイスをもらったとしましょう。
さて、その帰り道のこと。。。
あなたが道を歩きながら古賀のアドバイスを復習していると、
目の前に超有名なレッスンプロが現れました!
あ、このレッスンプロは誰を当てはめても大丈夫です。
テレビや雑誌に出てくるプロの方ということで。
突然のことだったので、
あなたは何が起こったのかわかりません。
でもあなたは運良く、そのプロからもゴルフの問題点について
アドバイスをもらうことができてしまいました。
(たとえ話ですから、楽しんでお読み下さい)
しかし、困ったことに。。。
私、古賀のアドバイスと、そのプロコーチのアドバイスは
ほぼ逆のことを言っていたのです。
さあ、有名コーチのくれたアドバイスが、古賀のアドバイス、
あなたはどちらのアドバイスを信用するでしょうか?
有名コーチ? それとも、私?
どうでしょう? ちょっと意地悪なアドバイスかもしれませんが、
なかなか判断するのが難しかったのではないではないのでしょうか。
でも、本音を言えば、実績も知名度も私より上のコーチのこと
アドバイスを信頼したのではないでしょうか?
あ、私のことは特に気にしなくても大丈夫ですよ(笑)。
「そんなことはありません。
私は古賀公治のアドバイスを信頼します」
そんなふうに言ってくださった奇特なあなた。
どうもありがとうございます。
じゃあ、さらに以下のような体験をあなたがしたとしても、
あなたは私のアドバイスを選んでくれるでしょうか?(続きをどうぞ)
さて、奇特なあなたは、有名コーチと古賀のアドバイスの
板ばさみにあいながらも、古賀のアドバイスを信じることに決め、
自宅に向かって歩き出しました。
しかし、寒いので温かい飲み物が飲みたくなったあなたは、
帰る前に自宅近くのコンビニに寄ることにしました。
コンビニの自動ドアを入り、ふと左側にある雑誌コーナーに
目を移すと、なんとそこには。。。
タイガー・ウッズがいたのです!
(ありえない展開ですが、あくまでも作り話です。お気軽に)
タイガー・ウッズは、コンビニで雑誌を立ち読みしていました。
そしてここでもあなたは、タイガー・ウッズに
あなたのゴルフの問題点をアドバイスされてしまいました。
さぁ、どうでしょうか?
古賀に傾きかけていたあなたの心がざわざわしてきませんでしたか?
だって何しろ、相手は世界のタイガー・ウッズです。
そのタイガーから直接アドバイスをもらえたのです。
それにしても信じられないですよね。
こんな幸運があるなんて。。。。
さあ、ここで改めてあなたに質問です。
あなたの元には今、
・古賀公治のアドバイス、
・有名プロコーチのアドバイス
・そして、世界のタイガー・ウッズからのアドバイス
3人からのアドバイスが出揃ったわけです。
しかも、3人のアドバイスは全て違うものでした。
改めて聞きます。
信用するのは、古賀公治ですか?
有名コーチですか? それともタイガー・ウッズですか?
あなたがタイガーを選ぶ確率=90%です。
「どうして、そんなことがわかるか?」
それは統計的にそうだからです。
もしあなたが自分なりの明確な選択基準がない場合は、
知らず知らずのうちに「肩書き」を重要と考えて、
タイガー・ウッズのアドバイスを選んでしまうのです。
そんなことはない、と思うかもしれませんが、
たいがいは一番有名な肩書を持っている人間のアドバイスを
選んでしまうものなのです。
もちろん私は、そのアドバイスが合っているとか間違っているとか、
そういうことを言いたいのではありません。
あなたが頭に描いた有名コーチのアドバイスも的確でしょうし、
タイガーのアドバイスになにか触発される可能性も十分にあります。
私が問題にしたいのは、なぜそのような選択を
ついしてしまうのか、ということです。
そうなってしまう原因。それは、、、
「真実は一つである」
そう思っているからではないでしょうか?
「一つしか選べない」と思っているからこそ迷います。
そして、そこに自分の明確な判断基準がない場合は、知らず知らず
「肩書き」を基準にしてアドバイスを選択をしてしまうのです。
「そんなこと言ったって、アマチュアなんだから
判断基準を持てなんて無理ですよ。。。」
はい、おっしゃるとおり、そうした判断基準を
すぐに手に入れるのは、なかなか難しいものです。
であれば、あなたが取るべき行動はこうです。
あえて選択しないこと
そう、ここでは「選択してはダメ」なんですね。
ここであなたに入ってくる情報は、
全てあなたの“心のタンス”にしまっておくのです。
それはたとえ、あなたの気に入らない人からの
情報だったとしてもです(ここ、難しいところですが)。
そして、あなたは“心のタンス”にしまったアドバイスを、
必要な時に必要なものだけ取り出して、使ってみるようにします。
その時のあなたに一番効果がありそうな
アドバイスを使ってみる。。。これが、基本です。
もちろん、うまくいけばそのまま使えばいいですし、
うまくいかなければ使うのを止めて“タンス”に戻しましょう。
いいたとえかどうかはわかりませんが、
夏が過ぎたら、冬物との衣替えをしますよね?
それと似ているかもしれません。
とにかくアドバイスを出したり、引っ込めたりするのです。
アドバイスが合わなかったからといって、
決して捨てたりしてはいけません。
私の経験で言えば、その「合わなかったアドバイス」というのは、
半年~1年後ぐらいに「目からウロコのアドバイス」になっている場合が
非常に多いのです。
それにこうして“心のタンス”にしまうようにしておけば、
「誰のアドバイスが自分に合っている?」なんて考える必要もなくなります。
有名コーチだろうが、タイガー・ウッズだろうが、
誰があなたにどんなアドバイスをしてきても、関係なくなるのです。
逆に選んだり、迷ったりするのは、
「さーて、どのアドバイスを使おうかな?」と
“心のタンス”を開けたときだけになるのです。
アマチュアの方というのはどうしても情報が少ないので、
「真実は一つである」というワナに陥りがちです。
ですが、アレも一理ある、こっちも確かにそうだ、
といったん心にしまっておいて、後で有効活用するほうが
よっぽど有意義なことではないでしょうか?
今日はこんなところにしておきます。
新年一発目ということもあって、
ちょっと本質的なところをお話しましたが、いかがでしたか?
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
改めて、今年もよろしくお願いいたします。
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*本日1/5(月)最終日!