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下半身リードを意識したドアスイングを

2012.12.27
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
ダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“下半身リードを意識したドアスイング”
について、お話ししていきます。

■長い目で見て体に負担をかけずに済む
前回のところで、
・あなたが一般的な普通の体力、筋力の持ち主であるなら、
身体を大きくひねったスイングをするのは相当難しい
・そうであれば、少し下半身リードを意識してみて、
それでもドアスイングになっていればそれで十分
というようなことをお話ししました。
極端な下半身リードは身体に負荷がかかり、故障の原因になります。
ドアスイングというのは、体にも無理なくスイングができますので、
長い目で見て体に負担をかけないスイングであると言えます。
誤解を恐れずに言えば、
「アマチュアゴルファーは下半身リードを意識したドアスイングを目指すべきだ」
と言っても言い過ぎではないと私は思います。
おへそを意識してターゲットにしっかり向けていく意識を持ちながら、
下半身をある程度使って、上半身と下半身が一緒に動き出すドアスイングです。
そのように打てていれば、アマチュアゴルファーとして
十分にいいショットが打てるはずです。
■切り返しとハンドファーストとの関係
また、切り返しの順番が大事なもう一つの理由としては、
正しいインパクトを迎えるためのハンドファーストが実現できるということです。
アマチュアなりにいいショットを打つためにはハンドファーストのインパクトが必要で、
下半身から動かしていくようにすれば正しいインパクトを迎えられるということです。
どうしても上半身リードになっていると、
ハンドファーストのインパクトを実現するのは無理です。
最低限ドアスイングができていないとハンドファーストにはなりません。
ですので上半身リードではなく、結果としてドアスイングになった
下半身リードを目指すことが最低限必要です。
話は少し横道にそれますが、
ゴルフというスポーツはインパクトが全てであると言えます。
そのインパクトを迎えるためにどのような動きをして、
どのような準備を整えていくかが大事ですし、
そのためにビジネスゾーンの練習、ティーの連続打ちの練習もしています。
しかし、このダウンスイングの切り返しの順番が上半身からになってしまうと、
アドレスからバックスイングを経て、
ここまで整えてきたものが全て台無しになってしまうのです。
それぐらいこのダウンスイングの切り返しの順番というのは
大事なものであることがお分かりいただけたでしょうか。
多少ドアスイングでもいいから下半身リードで切り返しを行う。
これをダウンスイングの初期では大切にしましょう。
次回も、ダウンスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

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最近うまくいった上達法?

2012.12.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、生徒さんの中で「上手くいったゴルフ上達法」について
お話ししたいと思います。
ただ、誤解しないように最初にお伝えしておきたいのは、
方法ではなく考え方のほうが重要だということです。
そのことを念頭に置いて、読み進めてくださいね。

■あるレッスンにて・・・
先日、ゴルフのラウンドレッスンをしていた時のことです。
ハーフラウンドを終えて、クラブハウスで昼食をとっていたときに、
生徒さんからこんな質問を受けました。
「最近、小原プロが教えてものすごくうまくいった生徒さんって、
どんな人がいますか?
そういううまくいっている人って、どんな練習をしてるんですか?」
という質問だったのですが、
「どうかなあ、どの人もそれなりに結果を出していますからねえ~

取り立てて大きな結果を出した人っていってもたくさんいるし、
この人、っていうのはちょっと言えないですね。。。」
こんなふうにしか答えることができませんでした。
ただ、この質問をされてわかるのは、
「ああ、やっぱりアマチュアの人は『一つの方法』に
決めてしまいたいんだなあ。。。」
ということです。

■他の人が上手く行った方法
多くの人が勘違いしているのは、
「ゴルフがうまくなるには1通りの方法しかない」

「その方法だけをやっていれば必ずうまくいく」
そんなふうに思っていることです。
しかし、これは大きな間違いです。
一通りの方法で上手く言ってしまう可能性はとても低いですし、
たとえそれで上手く行ったとしても、その方法でこの先もずっと
同じように上達が約束されるなんていうこともありません。
上手く行ったとしても、それは「今の」あなたに合っていただけで、
ステージが上がれば、求められる方法も変わってきます。
そしてこればっかりは、やってみないことには、
あなたに合っているかどうかはわかりません。
しかも、ある程度の「継続」が伴わないのであれば、
絶対に結果を出すことはできないのです。

■方法ではなく継続を追いかけよう
継続の話が出てきたので、その話に関連してですが。。。
逆に言えば、どんな方法であっても、
よっぽど悪い方法でなければ、継続することで結果は出せるのです。
しかし、誰かが上手くいった方法をやることで、
100の時間と労力をかけなければいけないところを
70とか50で済ませることもできるかもしれません。
しかし、それに味をしめて方法だけを追いかけるというのは、
一見すると効率的なように見えますが、実は非効率です。
なぜなら、方法にフォーカスしてしまうと、
最短で結果を出すことにばかり目がいってしまい、
継続することにフォーカスできなくなってしまうからです。
ゴルファーが上達する上で注目しなければならないのは、
方法ではなく、継続なのです。
これはプロだろうがアマチュアだろうが関係ありません。
継続に注目して、練習を続けてきた人というのは、
私の周りでも確実に結果を出してきています。
方法ではなく、継続に注目する。
これを忘れないようにしましょう。
ハッキリ言って、継続しない人間にゴルフの上達はありません。

またメールします。
小原大二郎

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ゴルフ上達の8つの方法

2012.12.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、アマチュアゴルファーがゴルフを上達させるための
「8つの方法」についてお話したいと思います。
おそらくアマチュアゴルファーの8割以上は、
このようなことを考えていないんじゃないかな~と思います。
しかし、これを読むだけであなたも
「上位20%」の仲間入りができると思います。
決して難しいことではないので、気軽な気持ちでお読み下さい。

■上達に欠かせない8つの要素とは?
ほとんどのアマチュアゴルファーは、
いわゆる「行き当たりばったり」でも上達ができると思っています。
あるいは自分の現状を注意深く把握、分析せずに、
「何をやるか」「何をやるべきではないか」ということを
ある意味いい加減に取捨選択をしているのです。
なぜ、このようなことになってしまうのでしょうか?
それは、ほとんどのアマチュアゴルファーが
『スコアアップ』というものを自分の軸にきちんと置いていないからです。
もし彼らがそうしていたなら、常に、全てのものを
「スコアにどう直結するか」ということで測るでしょうし、
スコアを常に念頭において結論を下すでしょう。
ゴルフでは、スコアアップのために常に考えなければならない、
そして、常に改善させていくべき8つの要素があります。
==================================

1.ドライバー

2.ミドルアイアン

3.ショートアイアン

4.30yショット

5.グリーン周り

6.ロングパット

7.ショートパット

8.スコアマネジメント

==================================
今の自分が、それぞれの項目でどこを伸ばせばスコアアップにつながるのか、
そのことに注意を払うのです。
結果の出やすいところについては、集中して練習をする。
毎日の練習を怠らないようにする。
結果の出にくいところは、思い切って練習をしないぐらいにする。

■知ること VS 実行すること
あなたは「80対20の法則」といったことをご存知かもしれません。
しかし、それらをどれだけゴルフにうまく適用しているでしょうか?
あなたのゴルフ上達の80%を支えているのは、
あなたの行動のうちの20%からもたらされているのです。
では、どれくらいきちんと、その20%に集中できるように、
あるいはそれ以外の非生産的な作業=練習を失くすように
管理しているでしょうか?
たとえは悪いですが、タバコを吸って太っている人は、
それが健康に良くないことを知っています。
健康診断などの結果を見て、学んでいるはずなのです。
でも、それでも改善しようとしない。。。
ここから言えることは、知っているだけでは不十分だということです。
たとえば、この「80対20の法則」を知っているだけ、
あるいは知っていても不定期に、気が向いたときだけで
何気なく適用するだけでは、結果を出すことはできないのです。

■行動に緊急性を帯びているか?
しかし、そうなってしまうのも無理もありません。
それは別に命にかかわるような緊急事態でないのですから。
今日でなくてよいことだと思って、明日やろうとする。
だから、スコアという結果が出せないのです。
しかし私が教えている生徒さんは、
少ない時間で最大の成果が出せるようにと、真剣にそのことを考えています。
先ほどあげた8つの要素の中で、
自分はどこをテコ入れすればスコアがよくなるのか?
全てのもののうち、成果が出る20%に絶え間なく焦点を当てて、
今すぐに、そしてずっとやり続けましょう。
そして、それ以外の80%を、ある意味残酷なまでに排除してしまいましょう。
そうすることで、上達の道が開けるはずです。

またメールします。
小原大二郎

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切り返しのドアスイングは本当にダメなのか?

2012.12.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
ダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“切り返しのドアスイングは本当にダメなのか?”
について、お話ししていきます。

■「下半身リード+ドアスイング」がベター
前回、筋力と柔軟性が十分ではないアマチュアゴルファーが
プロのような切り返しを形だけ真似したら身体を痛めてしまうだけだ、
というようなことをお話ししました。
では、一般のアマチュアゴルファーがダウンスイングで
正しい切り返しを行うにはどうすればいいのでしょうか?
私が考えるベターな選択としては、意識としては下半身リードであるけれども、
上半身と下半身が一緒に動き出しているぐらいの切り返しのタイミングです。
下半身と上半身が一緒に動き出す、
いわゆる「ドアスイング」と言われているものです。

たとえば私はレッスン時に生徒さんのスイングを撮影して、
後で一緒に確認することが多いのですが、その際にも
「意識は下半身リードで、結果としてドアスイングになってもそれで十分ですよ」
とお伝えしています。

■極端な下半身リードは身体への負荷が大きい
一般的にプロの世界では
ドアスイングはダメなスイングであると言われています。
もちろんもしあなたがアスリートゴルファーであれば、
石川プロやタイガー・ウッズがやっているような捻転差を強く意識したスイング
(身体を大きくひねったスイング)を目指すのもいいかもしれません。
しかし、もしあなたが一般的な普通の体力、筋力の持ち主であるなら、
そのような身体を大きくひねったスイングをするのは相当難しいと思います。
そうであれば、少し下半身リードを意識してみて、
カメラで確認してドアスイングになっていればそれで十分、
と思っておいてよいでしょう。
極端な下半身リードはわき腹を痛めるなど
身体にかなりの負荷がかかり故障の原因になります。
ドアスイングというのは、体にも無理なくスイングができますので、
長い目で見て体に負担をかけないスイングであると言えます。
誤解を恐れずに言えば、アマチュアゴルファーは下半身リードを意識した
ドアスイングを目指すべきだ、と言っても言い過ぎではないと私は思います。
次回もこのドアスイングについては、もう少し話を続けたいと思います。

またメールします。
小原大二郎

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飛距離が伸びればスコアが良くなるって本当?

2012.12.23
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は「飛距離とスコア」についてお話しします。
「飛距離を伸ばしたい!」
これは多くのゴルファーにとって大きな欲求のうちの一つなのでしょうが。。。
でも、飛ばせればそれだけでスコアがよくなるのでしょうか?

■生きがい、カッコイイとスコアアップ。。。
「飛距離が伸びればもう少しスコアもよくなるのに。。。」
こんなことを言っている人の大半は、
おそらくドライバーをかっ飛ばすことだけに生きがいを感じている人です。
あるいは、飛ばすことでカッコイイと思われたい。。。
おそらく、このいずれかではないでしょうか?
「小原先生、飛距離アップさせたいんです」

「とりあえず今より30yぐらい飛距離を伸ばしたいんですが」
実際、私が今までに教えた人の中にも、
そういう人がいらっしゃいました。
そんな人たちに、どうして飛距離を伸ばしたいんですかと質問すると、
「いや、なんかカッコイイじゃないですか。飛距離出るのって」

「若い頃は飛ばし屋と言われていたので、その頃の自分に戻りたくって」
まあたいてい、こんな声が返ってくることが多いです。
もちろんそうした気持ちはわからないでもないので、
私も自分なりに飛距離アップの方法をお伝えするのですが、、、
でも、そうした人に限って、結果として飛距離が伸びることは
ほとんどないんですよね。

■ブレないスコアアップの方法
なぜかというと、カッコイイとかスッキリしたいとかいう人というのは、
それがゴールになってしまっているために、
基礎を大切にしないからではないかと思います。
もし、100を切る、90を切るということが目的なら、
どんなにカッコよくなくても、スッキリしなくても、
その結果を出すために行動するはずですよね?
でもまあ、確かにティーショットのドライバーが飛べば、
セカンドショットの飛距離が少なくなるわけです。
そうなれば、自然とパーオンの可能性もアップすることでしょう。
しかし、どれだけ飛距離が伸びようが、
長い飛距離を出すクラブにはリスクが伴うという事実には
全く変わりがないことは事実です。
ゴルフのスコアアップの近道は、
正しいスイングを身につける → ショートゲームの練習を徹底する
おそらく、今も昔もこのプロセスが結果が出やすいです。
これが分かっていれば、変なブレを作ることなく、
スコアアップへの道をひた走ることができるはずです。

■結局はスイング作りとショートゲーム
最近では飛距離が伸びるクラブ、曲がりにくいクラブというのも発売されてきて、
昔のパーシモンのドライバーよりも打ちやすくなっているのは事実です。
しかしたとえば、新しいドライバーに買い換えてスライスがおさまっても、
アドレスやスイングに問題があるのであれば、時間が経てば元に戻ります。
そうすると、問題は何ら解決していないどころか、
むしろ悪いクセを生んでしまっているかもしれないのです。
ですから、あなたがしなければならないのは、
結局はスイング作りとショートゲームの練習だということ。
その上で、飛距離の伸びるゴルフクラブが使えるのであれば、
使ってみるというのが正しいやり方です。
あくまでゴルフクラブは道具の一つでしかありませんからね。
結局のところ、ゴルフ上達、ゴルフのスコアアップを実現している人は、
スイングの改善にまじめに取り組んでいる方ばかりです。
まずは自分のスイングがどんな状態になっているかを知る。
その上で、自分のスイングを作っていく。
ゴルフというスポーツが生まれてから、
この本質はそれほど変わっていないと私は思います。

またメールします。
小原大二郎

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