From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
あなたにも時々あるかもしれませんが、ゴルフの練習でも、
「やる気が出ないなあ」とか、モチベーションが下がるときがありますよね。
何だかやる気が起きないときがある。
今まで普通にやっていた事が、なかなかできなくなる状況におちいることがある。
こんな状態は誰にでもあるものです。
人によっては、それをスランプと呼ぶ人もいるかもしれません。
「どうすればモチベーションが上がるのか?」
「どうすればモチベーションをキープできるか?」
というテーマは、別に結構多くの人の関心事であるようです。
私のようにプロゴルファーという仕事をしていると、
自分のモチベーションに対しても敏感なので、余計にそれがよく分かります。
ビジネスの世界でもモチベーションを上げることが重要視されているようで、
本屋に行くと、部下のモチベーションアップとか、そんな本が積まれていますね。
最近ではスポーツの世界でもメンタルコーチというものに注目が集まっているらしく、
結果を出したオリンピックの代表なんかももちろん、、
高校野球なんかでもメンタルコーチを入れている高校もあるみたいです。
ゴルフをやられている方というのは、ビジネスの世界でもご活躍されている方が
少なくないので、特に社長さんのような立場であれば、
社員のモチベーションを上げようといろいろな工夫をなさっていると思います。
■外よりも内
しかし、モチベーションに関して、ほとんどの人が勘違いしていることがあります。
実は私自身も、最近まで勘違いしていました。
多くの人はモチベーションを上げるために、何か自分の外に求めます。
例えば、本とか、教材とか、セミナーとか。
お仕事をなさっているなら、成果を出している先輩経営者や、
同期との会話なんかもそうですね。
しかし、モチベーションというのは外からやってくるものではありません。
誰か天使のような人がやってきて、
あなたにモチベーションを与えてくれるわけではないのです。
あるいは「モチベーションの実」みたいなものがあって、
それを食べるとやる気がわく、っていうわけでもありません。
モチベーションは、自分自身の内側から生まれてくるものです。
あなた自身の中から生まれるのです。
じゃあ、どこから生まれるのか?
それは、自分自身の行動から生まれます。
こう言うと矛盾のように聞こえるかもしれませんが、
行動するためのモチベーションが湧かない時は、
行動するのが一番いいのです。
「うまく行かなくても、とにかく一度はあがいてみる」
人によってはこんなことを言う人もいます。
どんなことでもいいのです。人間というのは行動することによって、
脳に「作業興奮」という状態が生まれます。
これがいわゆるモチベーションです。
つまり、やる気の元モチベーションの素は、
あなた自身の中にすでにあるということです。
あなたはすでにモチベーションを持っているのです。
■外側にモチベーションを求めると・・・
ところが、それを外側に求めてしまうと、
いつまでたっても、モチベーションが上がりません。
そして、モチベーションを上げるためにあらゆる情報を調べてみても、
結局の所、行動しない限り、モチベーションは上がらないのです。
逆に、どんなにつまらないと思える事でも、やっていけば自然とやる気は出てきます。
例えば、ゴルフクラブの手入れとか。。。
汚れたクラブというのは、注意力を奪うので、モチベーションを下げる傾向があります。
ゴルフクラブの手入れという仕事は、
つまらない些細な仕事だという考えがあるかもしれません。
・・・だから、あまりやらない。
でも、モチベーションが下がったとき、クラブを手入れしてみると、
みるみるうちにやる気がわいてくるのが分かります。
こんな事でさえも・・・実は効果バツグンなのです。
■全て持っているのです。
私たちは本当に大切なものは全て、自分の内側に持っているのです。
しかし、誰もがそれを外側に求めようとして、ないもの探しの旅を続けます。
自尊心。自己評価もそう。達成感もそう。
幸せもそう。・・・そして、モチベーションもそう。
全ては自分の内側にあります。全てはあなたの内側にあります。
モチベーションが高いから行動ができるのではありません。
行動しているからモチベーションが高いのです。
今度、もしあなたがゴルフに対してモチベーションが下がったなら、
この言葉を思い出してみてください。
モチベーションは行動から生まれるのです。
またメールします。
小原大二郎