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残り80yならハーフトップしてもOK

2015.10.13
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

前回のメルマガでは、
50ヤードのエクスプロージョンについて
お伝えしました。

せっかくなので、今回も中途半端な距離からの
バンカーショットの続きということで

 「80ヤードのバンカーショット」

についてお伝えしていきます。

80ヤードも、50ヤードと同じように
とても難しいバンカーです。

ですが、50ヤードと大きく違う点があります。
それは何かというと。。。

80ヤードはクリーンヒットが必要

(ちなみに、当初の質問にあった150ヤードの
 バンカーショットについてはまた後日お伝えします)

50ヤードはエクスプロージョンを選択することが多いと
前回あなたにお伝えしました。

ですがそれに対して、80ヤードの場合は
クリーンヒットを選択することが多くなります。

もちろん砂質やライによって
どちらを選択するか変わってきます。

まず、表面がしまっていてボールが綺麗に砂に乗っている時は
非常にクリーンヒットしやすくなります。

僕の場合、SWで80ヤードですと
ほぼフルスウィングで打たなければならず
インパクトがきちっと入る確率が下がります。

という事でフェアウェイから80ヤードは
SWで打つことが多いですが、バンカーはライが多少良くても
52度(PSやAWと同じ)で打つことが多くなります。

52度で70%ぐらいのスイングで

52度で80ヤードだと、
70%くらいのスウィングになります。

普段より力感が弱く打つことになります。

ですが力感が普段と違うとインパクトは合いにくくなります。
つまり、ダフり、トップが出やすいという事です。

という事でインパクトは集中しなければなりません。

ボール位置はスタンスほぼ中央です。
ダフりたくなくても右足寄りですと
球が低くなってしまいます。

ピンが奥の時には低く出すのもありですね。

基本はスタンス中央で少し距離をセーブするので
クラブを少し短めに持ちます。

バックスウィングをいつもより小さくします。

僕はだいたいのイメージですが
普段腕を11時まで上げていますが、
それを10時半にするようにしています。

インパクトは緩ませない

10時半まで上げたら、シュッと振ります。

せっかくグリップとバックスウィングで
距離をコントロールしているのに、インパクトまで弱くしては
芯を食ってもショートしてしまいます。

そしてインパクトを緩ませない(弱くしない)ことによって
芯を食う確率も上がります。

大事なインパクトですが
芯をピッタリ食ってくれれば嬉しいですが
芯を食わせようと思ってダフるとショートしてしまいます。

易しくはありませんが、ダフるよりは
少しくらいハーフトップと思って下さい。

中途半端なバンカーではハーフトップが何度も出てきましたが
普段からハーフトップの練習をしていると
非常にコースで役に立ちます。

是非、練習場で取り入れてみてください。

それではまた、次回も楽しみにしていてください。

ーツアープロ 梶川剛奨

追伸

先日レッスン会にご参加頂いたMさんから
鉄板アプローチ(低く出てスピンの効くアプローチ)について
ご質問がありました。

バンカーの低く出てスピンの効く打ち方は
鉄板アプローチと似た感じですか?

という内容でした。

球筋のイメージは似ていますね。
バンカーの場合エクスプロージョンなので振り幅が大きくなります。
その分スピンはかかりやすくなります。

鉄板アプローチの場合振り幅が小さくてもスピンが効きます。
ですからインパクトの圧力とクラブの入りはとても重要になります。

練習場で繰り返して頂ければ絶対出来るようになります。
頑張って下さい。

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あなたがよりシンプルにゴルフをしたい、
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大森コーチのこの3つのステップで
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新プロジェクトを始めた理由

2015.10.13
小原obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先週ゴルフライブの事務局から
メールがあったかもしれませんが、
新しいプロジェクトを始めました。

今までやってきたレッスンとは
けっこうテイストが違うので、
ちょっと驚くかもしれませんが。

これは私のレッスンプロとしての人生において
とても重要な意味を持つプロジェクト。

そしてあなたが私と同じタイプなら
1人のゴルファーとしてあなたの人生にも影響があると思います。

ちょっと昔話をしますね。

何年か前のこと、私は腐ってました

私はツアープロを目指してましたが
自分は賞金王にはとてもなれない・・・
ということを自覚してレッスンの道へ行きました。

レッスンを始めたばかりの頃、私には目的がありませんでした。

「とにかくお金を稼がなきゃ。。」

ぶっちゃけ、それだけの気持ちでレッスンを始めました。

そんな私でしたが、そこそこ上手くやっていました。

レッスンプロになると決めた時
月に20人もレッスンできたら成功だろう、
そう思って活動をスタートさせました。

やってみたらすごくやりがいがある。
自分のスタイルを確立させるのも楽しい。

3年目でコンスタントに
毎月30人以上のレッスン予約が入りました。

実質は2年目の後半くらいから
休みがとれないくらいレッスンの予約が来ていました。

なので、いわゆるレッスンプロとして
頑張って生徒さんを集めなきゃ!とか、
そう言った悩みはなくなっていました。

家族も養えるようになり、
これまでの不安がなくなっていったとき、、、

私は頑張る理由がなくなったのです。

頑張らなくても生きていける

こんな状態は理想的なのかもしれませんが
現実にはとてつもなく最悪でした。

あっと言う間に私の精神は腐ったのです。

前はもっと頭を使ってました。

どうすれば生徒さんが来てくれるか?
どうすれば生徒さんが喜んでくれるか?
どうすれば生徒さんが上手くなるか?

先ほども書いたとおり、
家族を養うために必死でした。

寝ても覚めても、
レッスンのことばっかり考えてました。

家族で遊園地に行ってても、
レッスンのアイディアが生まれたら
メモをその場で書いたり。

プロ同士で飲みに行ってバカ話をしているのに
レッスンの真面目な議論を吹っ掛けたり。

家族のためにお金を稼がなきゃ!
もっといいレッスンをしなきゃ!
そんなことばかり考えていました。

でもそこまで考えなくても
よくなってしまったのです。

そうすると、昔は一生懸命やっていたレッスンも身が入らなかったのです。

仕事をやる理由が見つからない。

ツアープロ崩れの私でしたから
最初、レッスンをしているのは
生きるための手段でした。

つまり頑張らなくても生きていけるようになると
がんばる理由がなくなってしまったのです。

しかし危機感はありました。

このままじゃいけない、前みたいに毎日が楽しくない。

レッスンをやっていても、
昔ほどの情熱を自分に感じない。

なんて失礼なことだろう、と思いました。

でもやる気が出ないのです。

どうすれば・・・と日々悶々としていました。

このままじゃいけないと思って、
いろいろなセミナーに出て見たり、
本を読んでみたりもしました。

でもどんな知識や啓発本よりも
私に情熱を戻してくれたのは仲間でした。

というか、近藤プロとモンゴプロでした。

仲間

ひとっていつでも他人と自分を比べて生きてます。

振り返ってみれば、プロを目指すときも、
あいつに負けたくない!という気持ちが
すべての原動力になっていました。

もし私が結婚していなかったら
いまだにツアープロを目指してたかもしれません。

夢を諦めないのはもちろん素晴らしいことですが
家族がいたから踏ん切りがついたのも事実です。

それはまったく後悔していません。

そう考えると、私たちの人生の道というのは
自分で決めているようで他人にも大きく左右されるということに気付きました。

そんな時にレッスンスタジオを出店しないか?
というような話をいただきました。

自分一人では出来ないと思い、
近藤さんとモンゴさんに話を持ちかけました。

数年ぶりに会ったのに、
別でレッスンをしていたのに、
二人は私に付いてきてくれました。

涙が出ました。

自分の使命はなにか?

おかげで私はレッスン、仕事への情熱を取り戻しました。

いや、昔の何倍も真剣に
レッスンへ打ち込めるようになりました。

昔より広い視点でゴルフ界全体を見れるようになった、そんな気もします。

レッスンを提供する中で、
「ライフスポーツとしてのゴルフ」を
1人でも多くの人に実現してほしいと感じています。

ライフスポーツとは生涯楽しめるスポーツということです。

その実現のために正しいゴルフ教育を誠実に行いたい。

その結果、正しいゴルフ教育を通じて
笑顔と魅力に溢れる日本人が増えれば、
日本社会の成長に貢献できると思っています。

たいそうなことを言ってますが(笑)
けっこう本気です。

そのためには手を抜きたくないのです。

こんなコーチバカが、私だけでなく、近藤さんやモンゴさん、
そしてまた一人と増えてきていることに心から感謝しています。

「ライフスポーツとしてのゴルフ」を
1人でも多くの人が実現していって
日本の活性化に繋がれば・・・

ゴルフって面白いですね。

またメールします。

追伸:
綺麗ごとをたくさん書いた気もしますが
なにより楽しむことを第一に考えてます。

今度私たちコーチ陣もプレーする
交流ラウンドレッスン会みたいな企画も考えてますのでお楽しみに♪

追追伸:
冒頭で話した新プロジェクトがコレです。

2か月で90台を達成する!
という何とも刺激的なプロジェクトになってます。

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ゴルフで上手に「立てる人・立てない人」

2015.10.12
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「ゴルフで上手に『立てる人・立てない人』」

についてお話ししようと思います。

同じようなレベルのゴルファーの方でも、
スコアが安定している人とそうでない人がいます。

実はその違いはただ一つ、
上手に「立てている」「立てていない」
この一点の違いでしかありません。

と、その本題に入る前に、最近私の車に起こった
「ある変化」についてなんですが。。。

タイヤを替えました

実は愛車のタイヤがかなり古くなっていましたので、
履き替えをしました。

(古いタイヤ)

2015-1012_1

(新しいタイヤ)

2015-1012_2

やっぱり新しいタイヤに履き替えると、
ピカピカで気持ちいいですね。

タイヤはただ一つ、路面と接触しているという
最も重要なパーツの一つですので、
車の性能や安全面を考える上で、大切なものです。

でも、ちょっとだけ考えてみてください。
こうしてタイヤを新品に替えたとしても、、、

・もし、そもそも車輪の軸がズレてしまっていたら

・もし、肝心の運転のほうがうまくなかったら

そのほうがより危ない、とも言えるわけですよね。

同じように立てているか?

あなたがゴルフで、一定の精度で球を打つためには、
「同じ」ように立てなければなりません。

この「立つ」には、いくつかの要素があります。

まずは「セットアップ」すなわちボールに構える姿勢です。

当たり前のことですが、ゴルフスイングというのは
股関節を使った回転運動です。

ですので股関節はアドレスの段階で、
正しい位置に絶対に収まっていなければなりません。

正しい回転をするには、アドレス時の
スイングセンターの位置も重要な要素となります。

もしあなたが「正しく立っているつもり」でも、
正しい姿勢を取ることができていないとしたら、、、

もしかしたら、その原因はグリップにあるかもしれません。

グリップが間違っていると、正しい姿勢を
取ることが出来ない一つの大きな要因になります。

もうひとつの「立つ」は方向取り、
すなわちエイミングです。

目標と肩のラインを平行にするためにも
両手の長さをピタッとそろえる必要があります。

ゴルファーの10%しかできていないこと。。。

 「え、そんなの当たり前じゃないか!?」

そう思った方も多いかもしれませんね。

ですが、これがちゃんとできているゴルファーというのは、
私の感覚では、全体の「10%程度」です。

本当かと思われるかもしれませんが、それが実態です。

いくら完璧なセットアップが出来ていても、
向きが間違っていたら、絶対に正しい方向には打てません。

ではなぜ、これらのことに気づかないのでしょうか?

その答えは「練習不足」と言いたいところなのですが、
そうではありません。

それはむしろ「認識不足」と言ったほうがよいと思います。

打つ前の原則、すなわち

・グリップ

・エイミング

・セットアップ(ポスチャー・グリップ・アライメント)

打つ前のプリスイングの原則をしっかりしないと
振っても意味がない。。。

そのことを知らない「意識不足」なのです。
ですので、そうならないように、

・まずは知識を習得すること

・自らの癖、あるいは傾向について正確に分析すること

・そして矯正しようとする意識を持つこと

これらが必要になってくる、というわけです。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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今まで、飛距離アップに関して学んだことは

たとえば「捻転差をつくる」とか「腰を回転させる」とか。
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私とゴルフどっちが大事なの?

2015.10.11
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

昔、こんな事件がありました。

当時付き合っていた彼女に
こんな言葉をぶつけられたんです。

「コースケさ、私とゴルフどっちが大事なの?」

ええええぇぇぇ・・・!

これ、ゴルファーにとって
相当キツイ一言ですよね。

私はゴルフで食べていこうと決めていたので
ある意味「仕事と私どっちが大事なの?」
とイコールなのですが、

こんな質問されたら
仕事するな!って意味かと思ってしまいました。

あなたも、奥さんや彼女さんに
こんな質問されたことはありませんか?

当時の私といえば、
プロを目指して毎日のように
ゴルフ場に顔を出しては

練習に励んでいましたらから
彼女よりもゴルフを優先させていたかもしれません。

でも、自分なりに大切にしていたつもりだったのですが、、、

最大の不覚。。。

あなただったらなんて答えますか?
解答例を募集しています。

ちなみに、インターネットで調べたところ、
「お前をもちろん、取るよ!」と答えたゴルファーは
奥さんに即刻キャディバッグごとクラブを処分されてしまったそうです笑

この答えは不正解のようですね。

ちなみに、私はゴルフを取った結果、
その彼女とはさよならをすることにしました。

みなさんはぜひお気をつけ下さい。
奥さんを大切にしつつ、ゴルフも楽しみましょうね。

ー服部コースケ

追伸:

こんな面白いサイトを見つけました。

ゴルキチ度を測定できるそうです。
ゴルキチ鑑定

立派なゴルキチでした笑
あなたも試しに実践して
このコメントで報告してください!


追追伸:
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「心」コーチが陥る罠、~してはダメ、と言ってしまう

2015.10.11
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・コーチが陥る罠、~してはダメ、と言ってしまう」

というお話をさせていただきます。

コーチといっしょに、楽しく練習できると、
上達も早くなります。

ところが、コーチも人間。
わかっていても陥りやすい行動があります。
どんな行動なのか見てみましょう。

これをアマチュアの方が知っておくことは、
間違いなく上達のヒントになります。

コーチが陥りやすい罠、そのトップ5は、次の5つです。

コーチが陥りやすい罠、トップ5

(1) 新しいネタをすぐに伝えようとする

(2) ~してはダメ、と言ってしまう

(3) 断定的な言い方ができない

(4) 多くのことを伝えすぎてしまう 

(5) 自分が偉くなった気がしてしまう

今回は(2)
「~してはダメと、言ってしまう」
について、暴露します。

「~してはダメ、と言ってしまう」

これも、コーチとしては、常に注意して、
話をしなければならないことです。

否定的な言葉は、それを聞かされた人を委縮させてしまいます。

脳科学的にも、悪い材料しか出てきません。

脳は、興味がわくことがあると、元気がでてきます。
否定されると、興味はそれてしまいます。

ですから、~はダメという言い方ではなく、
同じことを表現するとしても、~しましょうと言うことにします。

例えば怖そうなインストラクターだと、

 「なんでグリップをウィークにするんだ。
  そんなフェースが右を向いたグリップでは、
  スライスがいつまでたっても直るわけないだろ。」

といいそうですね。そのかわり、次のように言います。

 「グリップがウィークすぎです。
  こうやってストロング方向へ変えて、
  ノーマルなグリップにしたら、スライスとおさらばです。」

という具合です。

同じ様なことを言っているのに、
聞かれたあなたはどうお感じでしょうか。

絶対、気持ちは違うし、動きまで変わってしまいます。

当然、ポジティブな言い方をされたら、前向きな気持ちになって、
よし、やってみようという気持ちになりますね。

でも、ネガティブな言い方をされたら、俺ってやっぱ鈍感で、
どうしようもない運動音痴なんだとか、思ったりもしてしまうものです。

言い方というのは恐ろしいものです。

普段から自分を見つめる

普段の生活でも、ネガティブな言い回しは、
周りに影響を与えてしまいます。

つい、口から言葉が出てしまいます。

どんな言い方をしたら、周りの人達にどう影響するか、
なんてことを考えながら言葉を発することはありません。

つい言ってしまう、ネガティブな言い回しは、
あなたご自身から一歩離れて、ご自分を見つめることで、反省できます。

そして、自分を見つめなおすことを繰り返し、
一度は言ってしまったネガティブな言い方を、
心の中でポジティブな言い回しに言い換えてみます。

そして、前に進める言い方をしているご自分を見つめ直してみます。

こういった言い換えの作業を繰り返していれば、
だんだんポジティブな言い方ができるようになってきます。

自分自身を、あたかも外から映像を見ているように観ることができるのは、
人間にだけ与えられた能力だとも言われています。

そのような素晴らしい能力は使い切りたいものです。

なんで。。。と言ってしまうと最悪

ところで、誰かが誰かを教えている時
「なんで。。。しないのか」などの言い方をすることがあります。

これは、ネガティブどころではない、ある意味、最悪です。

なんで、と言った瞬間に、そのことについてお互いに議論して、
解決法を探る意志がないということになります。

ネガティブというだけではなく、
一緒に議論してお互いに知恵を出し合って前に進むことを、
シャットアウトしてしまう、怖い言葉がこの

 「なんで。。。しないのか」

という言い方です。

これは、言葉のやりとりの中で、
すでに上下関係ができてしまいます。

そうなると、対等に話をできません。

前に進めそうなアイディアがあったとしても、
萎縮してしまい、言えなくなってしまいます。

自ら考えを発展させるための語りかけ

ことわざで「3人寄れば文珠の知恵」があります。

一人では解決できないことも、二人なら、より良いアイディアが浮かぶし、
3人なら、なおさらより広い知識と経験から、
良い打開策を打ち出すことができます。

ところが、そのためには、お互いが対等で、
自由に思いついたことを言える雰囲気が大切です。

叱る、と言われる言い方があります。

「さっさと。。。しなさい」とか、
強制的に行動を則す言い方があります。命令とも言えます。

命令では、言われた人はアイディアなど
考える余地はなくなってしまいます。

自分の考えは無視され、ただ言われたことに、
従うだけのお人形さんにされてしまいます。

もっと具体的には
「さっさとスマホをやめて勉強しなさい。」
とかではまずい結果となります。

強制的にやらされては、脳は喜ぶはずはありません。

本当は、勉強したくなる状況を作ってあげることが第一です。

将来どうなりたいのか、そのためには、
どんなことをしなければならないのかを、
しっかり自覚できるためのきっかけを一緒に見つけます。

何か知りたくなるような働きかけとして、例えば理科の勉強なら、

 「最近、水素燃料とか言われて、水素で車が走るみたいだけど、
  水素って、どうやって効率良く作っているんだろう。
  そして、それはガソリンよりも将来割安になるのだろうか」

と問いかけるなど、なんだか勉強してみたくなるようにしてあげます。

ゴルフなら、勘違いしそうなことの本質を伝えて、
え、そんなことだったんだと、脳がもっと知りたくなるような働きかけをします。

動きを修正する場合も、こう直したらどんなメリットがあって、
そのメリットはなぜメリットとして効いてくるのか、徹底的に説明します。

そして、脳が一旦納得したら、ものすごく興味が湧いてきます。

そうなったらしめたものです。

後は、勝手にこうしたらもっとやりやすくなるかもしれないとか、
あなたご自身の感覚で、修正できるためのコツを探り始めます。

そして、さらに疑問に思うことが出てきたりします。

そんな時に、さっと確認できる、本なりDVDや、
コーチがいると、それらを最高に効果的に使うことができます。

コーチは、考えるためのベースとなる知識をあなたに一通り提供したら、
あなたご自身が、自問自答を始めるまでじっと待ちます。

そして、あなたが疑問を解決することや、
間違った道に踏み外しすぎないか見守り、
助けを求められたら手を差し伸べます。

自問自答できるために、ベースとなる良い材料とか知識を、
いかに提供できるのかが、
コーチが肝に銘じて考え続けるべき、大切なことです。

あなたご自身で考えを巡らせはじめたら、
サンド・ウエッジで15yキャリーさせる、一見つまらなそうな練習でも、
一日中、体力が尽きるまで練習できるものです。

脳が、ひとつのことに没頭できる時間は、本当に楽しい時間となります。

そして、それがゾーンと呼ばれる、なんとも言えない不思議な、
ものすごく集中できる心と身体(からだ)の状態に入ることができるための、
コツともなっています。

同じことを伝えるとしても、言い方や働きかけによって、
全然違った結果となるから、驚きです。

では、また。

追伸

私が今年発売した「大森睦弘の3step Swing Master Program」が
現在キャンペーンをしているそうです。

・どうしたらもっと上手くなるかわからない
・スコアが頭打ちで、実力をキープするだけ必死だ
・ミスの無くすためのゴルフで精一杯だ

そのように思っている方はぜひ一度、
ご覧になってみてください。期間限定だそうです。

http://g-live.info/click/ohmori151008/

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