From:亀子充温
こんにちは、
先週からメルマガをお届けしている亀子です。
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僕がツアーでキャディーをしている時
『こいつ、やるなァ~』と感心させられるプロ達のプレーが幾つかあります・・・
・ショット
・アプローチ
・パッティング
その中でも一番早くプロアマ問わず簡単に上達出来るのが【パッティング】です。
誰かが言いましたよね!!!
『Put is MONEY』
パッティングは、そのホールの締めくくりであり
パッティングのミスは、ショットミスより悔やまれ
そして、とてもスコアに影響します。
僕の友人の
数年前のある日のラウンド
【スコア92 パット数45】
彼は、パッティングに悩んでいて
僕のレクチャーでなんと、
平均パット32〜37以下になりました。(8~13打は違いますね。)
今日のメルマガは、【パッティング】について僕がツアーキャディーで経験した事などを語らせて戴きます。
亀子流パッティング理論3要素
先ず、僕の考えるパッティング理論には3つの要素があります。
その3要素とは・・・
①カップに届く強さで打てる事(出来れば30〜50cmカップオーバー)
②ラインを読み切れる事 (風や雨などの諸条件も含む)
③読み切ったラインに打ち出せる事(読み切ったタッチで)
当たり前の事ですが・・・
この3要素が出来れば理論上、100mのパッティングでもカップインします。
では、この3要素を克服するにはどうすれば良いか???
その前にツアーでの実話を紹介します。
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数年前のブリヂストンオープンでの出来事
試合3日目の練習グリーン
その年の夏にツアー初優勝を飾った若手プロM
僕がMに声を掛けました。
僕
『どうしたの?ずぅーっと同じ場所から短いパッティング練習してェ・・・』
M
『今日のラウンドで1~2mくらいのバーディーパットを何回も外したんで・・・』
僕
『そうなんだ~、そりゃキツいな、折角上位なのに、、、ちょっと打ってみィッ』
Mのパッティングストロークを見て気付きました。
僕
『ストロークが悪いわ、お前の使ってるパターは、フェイスバランスだろッ』
『フェイスバランスのパターは、フェイスを真っ直ぐ引いて真っ直ぐフォローしなきゃ』
『お前のストロークは、インサイドアウトに成ってるよッ』
M
『フェイスバランスって何ですか?』
僕は、その質問に驚きながら、、、一瞬戸惑い
僕
『えッ!!?・・・』
『フェイスバランス知らないの? じゃトゥバランスは?』
M
『分かりません』
それから、Mにフェイスバランスとトゥバランスの構造と特徴、
それぞれに合ったパッティングストロークをレクチャーしました。
そんな訳でパッティングの3要素を語る前にパターの種類について周知の方もいらっしゃると思いますが・・・
改めて説明させて戴きます。
パターのタイプの違いわかってる!?
パターの種類は、大きく分けて2タイプ
【トゥバランスパター】と【フェイスバランスパター】です。
【トゥバランスパター】は、下記の様に指をシャフトに添えて持ち上げた時にフェイスのトゥが垂れ下がるタイプのパターです。
トゥバランスパターは、
アドレスで目の直下より少し外にボールを置き
↓
テイクバックでフェイスが開き
↓
インパクトでラインにフェイスがスクエアになり
↓
フォローでフェイスが閉じる
スイングでのヘッドの動きは、2m程の大きな弧を描き、腕は、振り子運動のストロークがベストなパターです。
トゥが重い為、フェイスが返り易い設計で作られています。
ピンパターがその代表的なパターです。
【フェイスバランスパター】は、
下記の様に指をシャフトに添えて持ち上げた時にフェイスが地面と平行に成るタイプのパターです。
フェイスバランスパターは、アドレスで目の直下にボールを置き
↓
テイクバック~フォローまで、フェイスをスクエアに保ちながら
地面と平行的移動+振り子運動
を合わせたストロークがベストなパターです。
フェイスが返らない様な設計で作られています。
ツーボールやスパイダーがその代表的なパターです。
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*逸話:
僕が日本ツアーで一番綺麗なパッティングストロークをすると思うプロは、金庚泰です。
フェイスバランスパターを操りフォローでもスクエアなフェイスを保ち順回転の綺麗なボールを打ちます。
数年前の試合会場の風呂場の脱衣場で庚泰に
『キョンテのパッティングストロークは、日本一だよッ、すげー綺麗だよね』と言った事があります。
庚泰は『ありぎゃとごじゃます』って照れてました。
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パターの理想のロフト角
また、【トゥバランスパター】と【フェイスバランスパター】の共通項として【理想のロフト】があります。
その角度 = 2~5度です。
何故?2~5度なのかと言うと、、、
ツアーなどで短く刈り込まれた高速グリーンでもグリーン上のボールは、
ボールの自重で数ミリですがボールは沈みます。
ボールが沈んだ時に出来る窪みの抵抗を乗り越えさせる為に2~5度のロフトが必要になる訳です。
貴方のインパクト時のパターのロフトを測ってみて下さい。
インパクト時のロフトは、グリーンの芝の長さにもよりますが、、、
刈り込んだ短い芝のグリーンなら=2~3度でのインパクトが理想です。
刈り込んでない長い芝のグリーンなら=3~5度でのインパクトが理想です。
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*逸話:
ミケルソンのパターは、7度らしいのです。
彼は、ハンドファーストでアドレス、ロフトを5度立てて
2度のロフトで(7度-5度=2度)パッティングしているそうです。
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さて、パターの特徴などについて語らせて戴きましたが僕が思うに・・・
【ゴルフ上達への近道】は、
それぞれのゴルフクラブの特徴を理解し、
それを貴方の体(骨格&筋肉量)に合わせて
操れる練習をする事がとても大事だと思っています。
そんな訳で・・・
パッティング3要素の説明やパッティング練習の前に
【パターの種類による構造と特徴】を皆さんに理解して戴きたかったのです。
追伸:
さてさて、ここで僕のメルマガを読んで戴いた方の中から、、、、
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僕がデザインしているBLOODSHIFTウェアを着てくれているプロ:
岩田寛、清田太一郎、江尻壮、梅山智宏 の使用ボール各3個
1ダースをセットにしました。
奮ってご応募ください。
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プレゼントは下記のURLからお申込みくださいませ。
受付は終了いたしました。
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次回のメルマガは、パッティング3要素をより詳しくご紹介します。
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