From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、とある別のところでレッスンを受けてきた人が、
私のレッスンを受けるようになって、、、というような話です。
ちなみに、、、今回話すような内容というのは、
実際によくあることなのかもしれません。
特に今、自分が誰かからレッスンを受けているのに、
あまり上達していないのであれば、、、
ちょっとだけ、気をつけておいたほうがいいかもしれません。
レッスンを受ければ受けるほど
私がちょっと前に教えた人の話なのですが、、、
この方、私のところに来るまでに、
とあるレッスンプロに習っていらしたとのことでした。
ですが、いくらレッスンを受けても思ったような結果が出なくて、
友達の紹介で、ちょっと私のところにちょっとだけレッスンに来た、、、
そんな感じの出会いでした(仮にAさんとさせて下さい)。
小原 「どれぐらいレッスンを受けていたんですか?」
Aさん「そうですねえ。。。だいたい2年ぐらいでしょうか?
月に2~3回ぐらい見ていただいていました。」
小原 「2年ですか。それで結果のほうは?」
Aさん「当初は120ぐらいだったのが。。。そうですねえ、
3ヶ月ぐらいで、105ぐらいにはなりました。
でも、それからあんまり上達しなくて。
こういう言い方はよくないんですけれど、
習っていても、同じことばかり指摘されるんです。
何だか、レッスンを受けるほど下手になっている気もして。。。」
小原 「うーん。。。そうですか。。。」
そこから先にも、細かいことまで話をうかがったのですが、、、
その以前にレッスンを受けていたコーチというのは、
いつも同じことばかりしか注意しなかったのだそうです。
もちろん、言われるままにその注意を気をつけてみるのですが、
Aさん自身は、それで上手くいっている感覚があまりない、、、
そんなことの繰り返しだったんだとか。
全てがクギに。。。
ここでのこの状況ですが、次の言葉がいいたとえかもしれません。
「トンカチを持った人間は、全ての問題はクギに見える」
つまり「トンカチ」という解決方法を持っている人というのは、
何でもかんでも、トンカチで叩けば直ると思ってしまうんですね。
それで上手くいく場合もあるかもしれませんが、
ゴルフというのはそれほど簡単なスポーツでないとも言えます。
それまでAさんが習っていたコーチの方は、
その教え方、対処法でうまくいっていたのかもしれません。
しかし、様々な要素が絡み合っているゴルフというスポーツは、
一つのことを直せば全て解決するということはありません。
もちろん、レッスンをしていると、たったひとつの要素をいじっただけで
うまくいったように見えることもあります。
しかしながら、そうした時というのは、たまたまそれがきっかけで
今までやってきたことが花開いただけ、、、ということのほうが多いです。
自分もそうではないか?
こんなゴルフレッスンをコーチにされてしまったら
アマチュアゴルファーとしてはかわいそうと言わざるを得ません。
でも、こういうことは意外と少なくないのかも。。。そんなふうにも思います。
なぜなら、たいていの人間というのは、一度ある方法で成功してしまうと、
それが上手くいったからという理由で「これが答えだ!」と思ってしまいます。
特に、それによって自分が変わった経験を持っているのなら、なおさらです。
もちろん、一辺倒の方法で自分がずっと上達できるかはわかりませんし、
ましてや他の人も同じ方法でうまくいくかというと、、、
それはまた別の話ですよね?
このようなAさんの話を聞いて、
「もしかしたら、同じような教え方をしていないか?」
そんなふうに思って、自分の指導をふりかえりました。
別にあなたが誰かに教わっているのではないにしても、
目の前の問題をワンパターンな方法で解決しようとしていませんか?
そんなことを、ちょっとだけ振り返ってみるのもいいかもしれません。
またメールします。
小原大二郎
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