【画像付】プリショット・ルーティーンを一定にする

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2014.11.03
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

さて今日のテーマは、

 「プリショット・ルーティーンを一定にする」

ということで、お話ししたいと思います。

ところであなたは、
あなたなりのプリショット・ルーティーンをお持ちですか?

もしそういうものを気をつけていないのなら、
今日の内容はあなたのゴルフを一変させるかもしれません。

そもそもプリショット・ルーティーンとは?

心の準備をして打つべきショットのポジティブなイメージを作って、
好ましいリズムとタイミングでショットの引き金を引くこと。

これが出来なければ、どんなに素晴らしいゴルファーでも
良いショットを打てる可能性は低くなってしまいます。

そこで、ルーティーン(Routine)すなわち
ショットに入る前に繰り返し行う同じプロセスの動作を身に付けて、
きちっとした準備が常に出来るよう習慣化してしまおう

という考え方に基づいたものが、プリショット・ルーティーンです。

よく言われるのは、野球のイチロー選手のように
バッターボックスに入るときの動作を一定にしているのも
同じようなものと考えていいと思います。

【図解】プリショット・ルーティーンの手順

では、今回も以前のような画像付きの説明をさせていただきます。

まずターゲットとボールをむすんだ後方線上に立ちます。
ターゲットライン上にスパットとなるものを見つけます。
グリップは後方線上で決めておきましょう。
スパットを見ながらボールに対して入っていきます(歩数も常に一定に)。
スパットに対してスクエアにヘッドをセットします。
ヘッドに対して両足を開きスクエアスタンスの段取りを取ります。
交互に足踏みするなど絶対に止まらず、目標やチェックポイントなどを確認します。
止まった時が、バックスイング開始の起点となります。
あとはリズム良くスイングします。
よいリズムで打つ為にも、後ろに入った時から、フィニッシュまでの時間を一定にすることが大切です。

良いイメージを活用しよう

ルーティンとは「同じ手順が繰り返される」という意味です。

私がラウンドレッスンなどで毎回注意をすることがあります。
それはパターも含めて、ターゲットに対してスクエアに
構えられていないことです。

しかし、手順通り構えることで思わぬミスもなくなってきます。

またルーティン通りに打つということは、時間をかけるということなので、
この時間をかけることで心が落ち着きリラックスできる、というわけです。

ちなみに「帝王」ジャック・ニクラスは、
ショット前のイメージ作りのイメージを次のように言っています。

1.まず、ボールが理想的な位置まで飛んでいって止まっているイメージをする

2.その為に、ボールが着地する場面をイメージする

3.着地点へボールが飛んでいく弾道をイメージする

4.そのようなボールを打ち出すための体の動きをイメージする

5.そして、その時のショットの感覚をイメージする

このショットイメージ作りを習慣化し、ルーティンワークすることで、
ニクラスは何度となく勝利の美酒に酔いました。

ここで大切なのは、自分が失敗する姿を想像するなど、
悪いイメージを思い起こすのではなく、
思い描くイメージは積極的な良いイメージであるということです。

今日はこんなところにしておきます。

このプリショット・ルーティーンはゴルフで本当に重要ですので、
ぜひ一度、自分で確認をしておいてください。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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古賀公治
レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。
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カテゴリー: メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
古賀公治

古賀公治 について

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。

 

【画像付】プリショット・ルーティーンを一定にする」への30件のフィードバック

  1. たもやん

    スパットはボールからどの程度の距離に見つけるのが良いのでしょうか?
    具体的にはどんな物をスパットにすれば良いでしょうか?

    返信
  2. 保﨑秀夫

    良いイメージでスタンスをとることの大事さを認識しました。ついミスショットするんでは?と思うとやっぱりミスショットになります。良いイメージを持ってスイングするよう気をつけてアドレスします。ここ何回か50を切り90台で回るようになりました。飛距離は200Y位です。もう少し飛距離アップを今後出来たらと思っています。今はミート率アップを心懸けています。FWでのミスショットが痛いです。トップ、ダフリが出ます。ボールをしっかり見ていない、顔がどうしても飛距離方向に向いてしまいます。今年は安定して90台が出るように前後半気をつけます。

    返信
  3. もっちぃ

    初めて言葉の意味がわかりました。 早速取り入れます。

    返信
  4. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

    (facebookに投稿のあったものに回答させていただきます)

    sumiyaさん
    今回の内容を参考にご自身なりのルーチンを確立してください。

    越智さん
    毎回スクエアに立てないから必要なのです。ちなみにスパットも20cmくらいに先に見つけます。1mも先ですと正確にアドレスできません。

    堀さん
    上記でも述べましたように毎回の所要時間を一定にすることが大切です。頑張ってください!

    折出さん
    素振りは3回まで、毎回同じ所要時間で終えるということも大切です。そのためには練習場で練習しないと出来るようにはなりません。

    返信
  5. 鳥澤 泰

    ルーティンについて 振り返ってみると気持ちに余裕があるときは意識してやるようにしてますが、そのリズムも早くなるときがあります
    あせらず 時間をかけるよう心掛けていきたいと思います

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      鳥澤さん

      ビジネスシーンで自分の癖を知ってスケジュールを立てるのと同様に、自分にあったルーチンを知ることが大切です。
      ルーチンなしではショットできないように癖にする。それが練習です。頑張ってください。

      返信
  6. 児玉敏久

    ルーティーンが大事なのは判っていますが、ミスショットなどした時どうしてもあわててしまい、忘れがちに成ります。本当はこんな時こそルーティーンをするべきなのと思いますが。これからは、一呼吸置いてしたいと思います。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      児玉さん

      アプローチでトップしてグリーン周りを走り息が切れた状態の時などに忘れがちになりますよね。慌てた状態では、良い策はみつからずに、ミスがミスを呼び、次々と大きなミス
      の連鎖が起きます。

      ミスは、すぐには取り戻そうとしないこと! 大切です。

      返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      MSさん

      練習場で、仕上げに必ず実践するようになさってください。

      返信
  7. 田沼 宏之

    いつも有益でかつ具体的な指導で、感謝しています。
    なかなかルーティンは身に付かないのですが、これからもっと意識してみたいと思います。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      田沼さん

      練習あるのみです、頑張りましょう!

      返信
  8. 鬼木 信乃夫

    アドレス時に このようなルーチン動作は行っていますが、素振りはいれなくともよいでしょうか?

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      鬼木さん

      私の場合でお話しします。

      ボールの後ろからコースを見て、風向き等を考慮、コース戦略を立て、ボール落下地点、球筋をイメージ

      球筋をイメージし、フィニッシュをイメージして軽く素振り。2度目の素振りはやや大きく

      そしてここからが今回の内容です。再度後ろに立ち心の準備が出来たらスパットを見つけアドレスに入ります。

      返信
  9. 彌永貴之

    大事な事を教えて頂き有難うございました。しっかり身につけたいと思います。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      彌永さん

      まずは知ることからです。頑張ってください。

      返信
  10. 鈴木 貞悦

    先生のメールは必ずは拝見しております
    プリショットで足踏みをすると、なんか方向が動いてしまいます
    また、打つ方向を決めるときも右向きといわれます
    で左を向くんですが、ボールは右へです
    どうしたら打ちたい方向に真直ぐ向けますか教えてください
    そこで先生の「イメージトレーニング」を購入して勉強することの、注文中です
    宜しくお願いをいたします

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      鈴木 貞悦さん

      バックスイングの始動は一瞬左にウエイトを乗せ右に踏み換えることで起こります。そのためには絶対に止まらないことが大切です。足踏みすることで適正な位置に重心もくるようになります。

      右向きと言うことですが、どういう修正動作を入れればスクエアになるかと言うことをまず知り、それをルーチンの中に取り入れることです。

      返信
  11. 鈴木和好

    どこでも、いつでもできそうです、常に同じスイングが出来るように頑張るぞ!!

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      鈴木和好さん

      どうしたら無心になって力の抜けたショットを、毎回打つことができるかという観点から自分のプリショット・ルーティンのあり方について考えててください。

      返信
  12. 原田 久之

    心がけているつもりですが…。
    ショットに、はやってしまい、
    忘れがちになります。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      原田さん

      ショットの引き金を引くまでの動作を毎回同じようにすることで、その間の思考パターンも毎回同じにできればしてはいけないというマイナス事項を考えないようになるはずです。

      返信
  13. 金谷泰三郎

    古賀先生へ
    プリショットルーチーンの重要性は理解していますので実践していますが一つ疑問があります。現在プリショットルーチーンの中にビジネスゾーンの素振りを入れて行っておりますが、どの時点で入れ、どこまでの力感で素振りをした方がいいのか悩んでおります。単なる力みを抑えるためとテイクアウェイの位置を確認したく行っておりますが、このままでいいのか悩んでおります。良いご助言がありましたらお願いいたします。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      金谷さん

      素振りの時期については鬼木さんへの返答をご参考に。

      ビジネスゾーンを意識する素振りも一つの方法です。お勧めは腰から腰のビジネスゾーン素振りから、その動きを意識して3/4スイング、フルスイングと続ける3連続素振りです。お試しください。

      返信
  14. 千葉のミーさん

    グリップを決めてから、スタンスとのことですが、フェースを合わせスタンスを決め、グリップを最後にしています。これだと、どのようなリスクがあるでしょうか?ご教授願います。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      千葉のミーさん

      毎回同じグリップが出来ればグリップを最後にしても問題ありません。
      多くの方が毎回グリップが変わってしまうので最初はグリップを決めてからアドレスすることを推奨しています。

      返信
  15. 片岡慶子

    素振りはどこで入れるのですか?一度だけの素振りで良いのですか?

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      片岡さん

      素振りの時期については鬼木さんへの返答をご参考に、ご自身なりのものを確立してください。

      返信
  16. 小 島 翠 波

    ティグランドはそれなりに気を付けていますがティショットが悪かった時のセカンドショットから忘れてしまい結果は最悪のホールになります。
    心の問題と解っているのですが?なさけないです。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      小島さん

      ミスを引きずらないために「何々してはいけない」ではなく「何何しよう」という考え方が必要で、そのためにもプリショットルーチンが大切です。

      返信

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