From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日は敬老の日ですね。
お孫さんがおうちにいらして、
ゆっくりお過ごしの方も多いのではないでしょうか。
さて、今日のメールのタイトル、
なんだか変な誤解を与えてしまいそうですね。。。(笑)
こんなことを言うと変な目で見られてしまいそうですが、
実は本当にやってみたことがあるんです。
「ゴルファー50人の覗き見」を。。。
とある練習場での「覗き見」
私が別の練習場に所属していたときのことです。
その練習場は比較的大きめなところで、
1階だけで50打席もあるところでした。
で、そこでやりました。「覗き見」を。。。
何を覗き見したかと言うと、
「ゴルファーのグリップ」
です。
その50打席ある1階が満員だったとき、
面白半分で全てのグリップを「覗き見」してみたんです。
その結果。。。「いいグリップ」ができていたゴルファーは、
50人中何人だったと思いますか?
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(考える時間です)
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(答え出ましたか?)
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(もう少し!)
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はい、その答えは、、、
「良いグリップできていたのは、50人中たった2人だけ」
だったんです。
文句なくグリップが「ゴルフで最も退屈で賞」
ゴルフのグリップというのは、簡単で運動神経も要求されない
単なる「準備」でしかありません。
あなたがゴルフを始めたばかりの頃、
最初に誰かから「グリップ」を習ったことと思います。
でもそれはあたかも、たとえば歯医者さんから
基本的な歯ブラシの使い方を説明された時と変わらないぐらい、
つまらないものだったのではないでしょうか?
ボールを打つときのように
グリップするだけで興奮することもないでしょうから。
そしておそらく、インストラクターについたことのある
100万人のゴルファーからアンケートをとったら、、、
文句なくグリップが
「ゴルフで最も退屈で賞」
を獲得するでしょう(笑)。
ですが、そのグリップがゴルフにとって重要だということ。
そのことに異議を唱えるプロは、おそらく絶対にいません。
実際、私たちティーチングプロはもちろん、
トーナメントプロフェッショナルはこぞって
グリップの重要性を言います。
優れた指導者であり、プロフェッショナルプレーヤーでもあった
スコットランド出身のトミー・アーマー(Tommy Armour)は、
何千ものスイングを見てきた経験から、このように言っています。
「もし私が耐えられさえすれば(同じく生徒も)
ゴルフ指導の少なくとも2週間はグリップだけに費やすだろう」
これはちょっと大げさに言っているのかもしれませんが、、、
でも、良いゴルフをするためにはグリップが重要だということを
アーマーがいかに真剣で考えているかを表していると思います。
では、そもそも良いグリップとは何か?
たとえ身体能力が人より劣っていたとしても、
ゴルフの上達を生む手のポジションを学習することはできます。
しかし、先ほどの「50人中2人」の例でもお話ししたように、
ゴルファーのクラブの握り方を調べて見ると
多くのゴルファーに誤ったグリップがまん延しているわけです。
ではそもそも、良いグリップとはどんなものなのでしょうか?
「どんなスタイルのグリップを選ぶべきなのか?」
レッスン書や雑誌、そして教材からはいろいろなアドバイスやヒントが
今でも取り上げられていますよね。
そんな中「良いグリップ」を本気で探しているゴルファーだからこそ
迷ってしまうのではないでしょうか?
私はティーチングプロですから、
生徒さんにどんなグリップをすすめるべきか日々考えています。
・インターロッキングなのか? オーバーラッピングなのか?
・強いグリップがいいか? ゆるいグリップがいいか?
・ナックル(指関節)が3つ見えるようにするか? 2つにするか?
・指のつけ根で握るフィンガーグリップにするか?
あるいは手のひらで握るパームグリップにするか?
・手をたくさん使うか? あまり使わないか?
・手の圧力は一定に保つか? 変えるか?
などなど。。。それこそ組み合わせは無限に存在するわけです。
それでもあえて問うわけです。
「良いグリップとは何か?」
結論から言ってしまえば、
「そのプレーヤーがナイスショットを
最も多く打てるのが良いグリップである」
となるわけですが、
「良いグリップ」をもっと具体的に言うのであれば、
「距離そして方向の基準に見合うショット数を最大にするもの」
と定義することができます。
距離、そして方向の問題を解決することこそ、
ゴルフの究極かつ絶対的な課題ですよね?
ですからどんなものであれ、その目的を達成するために
プレーヤーが用いる選択の組み合わせこそ、
まさに「良いグリップ」の根本であると、私は考えています。
今日はちょっと長くなりました。
次週は少し短めにしたいと思います。
コメントなどもお待ちしています。
それでは、今日はこのへんで。
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