From:ツアープロ梶川武志
福岡のホテルより、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、今日は
「『富士山から順目です』はウソ?ホント?」
ということで、お話しをしてみたいと思います。
前回は砲台グリーンについてお話ししてきましたが、
その話の続きで「芝目の対策」についてのお話です。
と、その話の本題に入る前に…
前回の復習。そしてボールの位置
もしかしたら前回の内容を
聞いていない方もいると思うので、簡単に復習です。
砲台グリーンへのアプローチで
「左足上がりはピンが遠い場合は勇気を持って突っ込む」
という気持ちが大事でしたね。
という事はボールは上がりやすく、
止まりやすいという事になり、寄せやすいです。
注意点は傾斜の度合いにもよりますが
あまりにも右足体重になりすぎると
アッパーが強くなりダフりやすくなります。
普通に立った時「左3:右7」くらいになる傾斜なら
「左3.5:右6.5」というように
少しだけ傾斜に逆らって体重配分してしてください。
また、ボールポジションはスタンス中央にしましょう。
右足寄りにした方がダフりにくいですが
ライナーになりやすく近いピンには寄せにくくなります。
スタンス中央に置いて
少し高めのボールで寄せていきましょう。
※(注意)左足寄りにボールを置くのはダフりやすいです。
芝目には2種類がある
次に芝目です。
芝目のきついグリーンには主に2種類あります。
1.本当に芝目の場合
2.山などからの大きな傾斜(目の錯覚)
1については、高麗グリーン等は
ボールが芝に持っていかれる感じがしたりしますが、
それでも傾斜に逆らって曲がっていくことはほとんどありません。
今回は2について話していきます。
富士山の麓にあるコースなどでは特に顕著ですが
近くに小高い山があるコースは、
山からの大きな傾斜があります。
あなたもよくキャディさんから
「富士山(ほかの山でも同じです)から順目です」
「海に向かって順目です」
というアドバイスをもらったことがあると思います。
ですが、これは本当の芝目ではなく
大きな傾斜があるための「目の錯覚」なのです。
ですから例えば、富士山を左に見て、
右からの傾斜があるように見えたラインで
左に曲がると思ったら実は右に曲がった。。。
という事が起こるわけです。
こういうコースは慣れが必要
こういう時、打った本人にはあたかも
傾斜を登って行ったように見えるわけですから、
訳が分からなくなります。
でも、こういうコースは特に慣れが必要で
初めてラウンドするとプロでもなかなか入りません。
このようなコースで試合が行われる事も、多々あります。
それでもプロが入れるのは
練習ラウンドでグリーンを調べているからなのです。
さて、皆様への対策としてご紹介するのは
山の大きさや近さにもよりますが、とにかく
「グリーンの目に見えている傾斜より
全体の傾斜のほうが大きいと思っておく」
このことを強く意識してください。
2メートルくらいのパットなら
1カップから1ボールくらい山側に狙いを決めてください。
とにかく自分がイメージしているラインと
違うところに打つのはプロでも難しいです。
でも是非、自分のラインが当たるかどうか
楽しむぐらいの感覚でいることをおすすめします。
追伸
冒頭にもちょっとだけ書きましたが、
現在、福岡に試合で遠征中です。
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それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
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