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ゴルフの神様に頼るな

2013.04.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、

 「ゴルフの神様に頼るな」

ということについてお伝えします。

このメールを書こうと思ったきっかけがあったので、
その話を始めにご紹介しますね。

ゴルフの神様がボールを入れてくれた?

生徒さんのMさんは40代の会社員の方ですが、
最近ラウンドでホールインワンを達成したことをとても喜んでおられました。

Mさん「小原さん! 最近、ホールインワンをやってしまったんですよ!」

小原 「え!? それはおめでとうございます! どんな感じで入ったんですか?」

Mさん「打ち下ろしのホールだったんですが、その時いつものクセが出て
    ミスショットになったかと思ったんです。

    でも、強い風が吹いていて、押し戻される形でカップに吸い込まれていったんです。
    あれは、ゴルフの神様が入れてくれたんじゃないかなあって思います」

小原 「へぇ。。。それはすごいですね!
    Mさんは風を読んだわけではなかったんですか?」

Mさん「天候は読めないじゃないですか。僕は真っ直ぐ打つだけですから」

Mさんの打球がご自身のクセと風の流れがマッチして、
うまい具合にホールインワンに繋がったことは本当に素晴らしいと思います。

こういったラッキーがいつも続けばいいのですが、
そうも行かないのがゴルフのようで。。。

Mさんはホールインワンを出したホールは良かったものの、
ラウンド全体で見ればいつもよりもスコアは振るわなかったようです。

ゴルフの神様はいない

あなたは、ゴルフをする時、スイングするときは、絶対に一人ですよね。
スイングの構えに入ったあなたを助けてくれる人はいません。

ゴルフの神様がスイングを助けて、
ホールインワンにしてくれるなんてことはありません。

 「そんな夢のないこと、言うなよ」

 「そんなこと、誰でも分かってるんだから。。。」

そんなふうに言われそうですが、本当にそうでしょうか?

 「ゴルフの神様は現実にはいない」

そのことを本当に分かっているでしょうか。

 ・適当に打てばなんとかなる、、、

 ・何か新しいスイング理論を知れば、、、

 ・コーチがいれば上達する、、、

とか、そんなふうに思っていませんか?
そういった考えがよぎらないでしょうか?

それでは、ゴルフの神様を信じている人と同じです。

ゴルフのラウンド中に、どこかからゴルフの神様が出てきて、
あなたのゴルフを手伝うために、風を吹かせたり、、、

そして、それが有利に働く、、、
そんなことを過剰に期待してはいけません。

すべての状況をマネージメントできないために、
「ゴルフの神様」という表現を使う方がいますが、、、

私に言わせれば、その時の風の流れに関しては
しっかり読んでからショットするのが基本です。

ゴルフの神様任せにしない

私たちは、現実の世界に住んでいます。
現実の世界でゴルフをやっています。

現実の世界で、ボールは毎度のこと思い通りには動きません。

 ・どれだけガンバってもダメな時だってある。

 ・天候がひどくてスコアが伸びないときもある。

 ・絶対に入ると思っていたパットを外す時だってある…

それでも、現実の状況をしっかりと捉えて、
一打一打を打っていかなければいけない。

ゴルフの神様なんて存在しません。
誰かに頼ることはできないのです。

全ては自分のショットの結果です。
その中で、できるだけ、自分のボールをなるべくカップに近づけなればいけない。

ありがたいことに私の教材をご覧になっている生徒さんにお会いして、

 「おかげさまでスコアが上がりました」

というお話をいただきますが、、、
しかし、それを達成したのも生徒さんご自身ですよね。

自分が自分自身のゴルフの神様になると決めて、
ボールに対しての責任は自分で負う、、、

厳しい言い方かもしれませんが、
そういった考えを持つことも大事だと思います。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

筒さん監修のドライバー、10名の枠は埋まってしまったそうですが、
あと5名だけ追加でクラブフィッティング付きで受け付けているそうですよ。

http://obara-daijiro.com/product/masamune/

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フォロー(腰から腰)におけるシャフトの向き

2013.04.04

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “腰から腰におけるシャフトの向き”

について、お話ししていきます。

地面とクラブシャフトが平行になったときにチェック

フォローの腰から腰、フェースの正しい向きについては、
フォローでシャフトが腰の高さに来て、地面とクラブシャフトが平行になったときに
どういうフェースの向きになっているかをチェックしなければなりません。

フォローのところで、ヘッドが腰の高さのところに来た時の正しいフェースの向きは、
時計の短針でたとえると「12~2時の間」に納まっているのが正しい範囲です。

理想としては「12時」を指しているのが理想です。

これが1時、2時になっていくと、ボールがだんだん捕まりづらくなり、
いわゆるボールが右に曲がるということを覚えておくといいと思います。

12時に近づくほどにフックしやすくなりますし、
逆に2時に近づくほどにスライスしやすくなります。

アマチュアゴルファーの傾向として、アマチュアのほとんどは
スライスに悩む傾向があります。

ですので、なるべくならばフォローでフック系ぎりぎりの12時を目標に
していったほうがいいかと思います。

スイング全体のスキルが高い人は。。。

しかしながら、上級者など、スイング全体のスキルが高くなってくると、
フェースの向きを12時にすると少しドローがきつくなる人もいます。

そういう人は半分の1時を目標にしましょう。

または中上級者で球筋をスライスボール、いわゆる目標が
フェードボールの球筋の人は、2時を目標にしてもかまいません。

アスリートゴルファーや筋力の強い人の場合は、12時にすると
ボールが左に曲がってしまうので、2時寄りにしたほうがいい場合もあります。

1時、2時というように段階的にそれを試して様子を見るようにしましょう。

しかし、2時を超えて3時とかにすることはありませんし、
逆にスライスしやすいからといって、12時を超えることはありません。

フックとスライスの上限というのがだいたいこの12~2時の範囲の中にあります。

ですので、その傾向を踏まえて、必ずこの12~2時の範囲の中で
自分のフェースづくりをしていきましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

私も以前ジョイントさせていただいた筒さん監修のドライバーの紹介が
このビデオでやっているらしいです。

http://obara-daijiro.com/product/movie/130402/

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【ビデオ】アプローチが安定しない、トップする、ダフる

2013.04.03
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は質問に答えてみようと思います!

頂いた質問は、
「アイアンショットでトップする、ダフる。安定しない。」

という内容です。

きっとダフリトップで悩んでいる人というのは
とても多いと思うんですね。

100切りで悩んでいる人には
特に多い悩みだと思います。

逆にダフリトップを攻略できれば
100切りまで一気に近づけるようになります。

ではどのように改善していけばいいのか?

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スイングを真似るということ

2013.04.02
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

4月に入り、関東はまだ寒い日もありますが、暖かくなってきました。
新たな気分でゴルフに向き合いたい季節ですね。

さて、今日は「スイングを真似る」ということについてお話しします。

真似る、、、それは自分で意識的にせよ、無意識にせよ、
必ずやっている方法だと思いますが、それにはいい点、悪い点があるのです。

盗むことで身につけられるもの

あなたは毎日、私のメールをお読みいただいているわけですから、
ゴルフに関しての情報収集をとてもがんばっていらっしゃるのだと思います。

私がお伝えするゴルフスイング、ゴルフの考え方以外にも
たくさんの理論が世の中にはあふれていますし、
それを目にする機会もおおいですよね。

もちろん、私があなたにお伝えするスイングの考え方というのは、
実際のところ完全なオリジナルということはありません。

今までに多くのスター選手や先輩方のやり方を見て盗んで、
身につけてきたものも、もちろんあります。

私たちプロも、素晴らしいゴルファーの方々を参考にする過程で、
色々な方のスイングを盗むことで、
意識的に自分自身のスイングを作っているわけですね。

そうした中で身につけたものの中で、あなたにお役に立つものは、
できるかぎりあなたにもお伝えしようと思っています。

でも・・・ストレートに真似をしていけない理由

そんなわけで、

 「あなたも他のゴルファーのいいところを真似しましょう!」

という話になりそうなものですが、、、
実際、それはあまりオススメしません。

どうしてか? それは。。。

 「人間は悪いところや悪いクセを真似しやすい」

という性質があるようなのです。

これは書道の世界でよく言われることなのだそうですが、

 「師匠のいいところではなく、悪いところばかりを真似してしまう」

という現象が、書道ではよくあるようなのですね。

これと同じような現象で、お子さんをお持ちの方であれば、
お子さんが「いい言葉」よりも「悪い言葉」のほうをはるかに早く覚えてしまう
という体験を必ずしているのではないでしょうか?

人間というのは不思議なもので、いいことよりも悪いこと、
欠けているところにフォーカスするようにできているようです。

それはきっと、人間の防御本能(マイナスや危険なものをいち早く察知する)
とも深い関係があるようにも思いますが。。。

単純な真似の「もう一つの落とし穴」とは?

もちろん、見たものを見たまま真似ができる人というのも
ある一定数は存在する、、、これも事実です。

そういう器用な人というのは、あまり教えなかったとしても、
「見よう見まねで何となくできてしまう」ということは、確かにあります。

よく言う「センスがいい人」というのは、この部類に入るのかもしれませんね。

実際私も、いろいろなゴルファーを見て、
自分もああいうゴルフができるようになりたいと思って、
マネをしていた時期もあります。

しかし、真似をすることには、先ほどもお伝えした
「悪いところを真似しやすい」ということの他にもう一つ、
大きな「落とし穴」があると思っています。

それは何かというと、、、

 「真似したものがあなたに合っているかはわからない」

ということです。

あなたが「これいいな」と思ったスイング。
それはきっと、あなたがいいと思ったのですから、
何かしらの共感があったのでしょう。

しかし、、、だからといって、それがあなたに合っているかというと、
それは全く別の話です。

 ・自分の体格には合っていないかもしれません

 ・身体に負担がかかりすぎるかもしれません

 ・一度身につけると変なクセがつくかもしれません

いいと思っても、そうしたリスクを知らず知らずのうちに
背負うことになるとしたら、、、

せっかくやったことなのに、逆の結果を生むことにもなりかねません。

そうした中で、一番いいのはやはり、
できるだけ人を選ばない、本質的なスイングを身につけること。

その際には、ゴルフのことをよくわかっているコーチが
ついていたほうがいいのは、言うまでもありません。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

一昨日の女子プロオープン、堀奈津佳プロが初優勝しましたね。
優勝の裏側では、この練習がかなり貢献していたのだとか。。。

http://obara-daijiro.com/product/e-putt_cam/

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あなたのゴルフの価値は?

2013.04.01
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

突然ですが、物には値段がありますよね。

例えばこのメルマガを書きながら
私が飲んでいるブラックコーヒーは220円。

そしてメルマガを書いているこのパソコンは
20万円くらいします。

もちろん、これは私がお金を払って買ったものです。

タダでは何も手に入りませんよね。

欲しいものがあっても、たいていの場合はタダでは手に入りません。

まあ、女性ならプレゼントということもあるのかもしれませんが^^;

欲しい物には対価が必要

何かを手に入れるなら、対価を払う必要があります。

そして、成功や達成にも対価が必要です。

例えば医者になりたいと思ったら、小学校からしっかり勉強して
大学の医学部に入る必要がありますよね。

そして国家試験を受けて合格して、、、

これだけやることがあるから
医者になるのは簡単なことではありませんよね。

もちろんその対価として手にするのは、
医師としての尊敬だったり、高額な報酬です。

ずーーっと遊び人で、特に努力もしていない人が
「医者は金持ちだからいいよな」
と言っていたら、あなたは同意しますか?

あるいは、オリンピックで金メダルを取った人に
「才能だから」の一言で片づける人がいたら?

医者になった人間は対価を払った。
友達が外で遊んでいる時に家で勉強していた。

オリンピックで金メダルを取った人は、
友達が遊んでいる時に必死に練習をしていた。

当たり前のことですが、この事実を私たちは忘れがちになります。

ゴルフに対価を払っていますか?

あなたの支払う対価によって
あなたがゴルフで得られる技術やスコアは決めることが出来ます。

もっと言えば、ゴルフで味わう楽しみや感動を決めることが出来ます。

現代の風潮もあるのかもしれませんが、
私たちはすぐに結果を求める思考になりがちです。

すぐに結果を出したいなら、それなりの対価が必要です。

初心者の方が1ヵ月で100を切りたいなら、
それはいくらいい練習法があっても、それに取り組む努力が必要です。

もちろん私の生徒さんでも1か月で100を切ってしまう方は
もちろんたくさんいらっしゃいますが、
その影でしっかり努力という名の対価を払っています。

何もしなければ、何も手に入りません。

自分が望むスコアと同じくらいの対価を払う準備ができてないなら
それはいつまでたっても夢で終わってしまいます。

対価とは、、、

対価とは、

第1に努力であり、
第2に時間であり、
第3にエネルギーだと思います。

面白いのは、ここにどれだけの比重を置くかで
結果がいい方にも悪い方にも傾くことです。

あなたがゴルフに対して対価を払っていますか?

払った対価によってあなたのゴルフの価値は上がっていきます。

今のあなたのゴルフの価値はいくらでしょうか。

ちょっと考えてみてください。

またメールします。

小原大二郎

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