ラフからの打球がグリーンで止まらない人へ

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2015.05.26
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

さて、前回ラフからは特にグリーンに止めづらい
というお話をいたしました。

そんな状況では、

 「どのように攻めていくのがいいのか?」

 「またそれに付随して、どのような難しさがあるのか?」

などについて、少しお話ししてみたいと思います。

ウェッジというクラブは、ボールが高く上がってくれます。
しかしラフでは基本的にスピンはききません。

さてこんな状況では、あなたはどのように打ちますか?

通常の打ち方であれば

このような状況であれば、
通常は普段より高くボールを上げます。

高く上げるにはフォローを高くします。
いわゆる少しアッパーブローに打つわけですね。

ですがアッパーブローをあまり意識しすぎると
下からきすぎてダフりやすくなるので注意が必要です。

それでも、グリーンが固いと10yほどは転がっていきます。

ピンが奥ならばバーディーチャンスに付くこともありますが、
逆にピンが手前のときは非常に難しいです。

グリーンの一番手前に落としても
ピンのそばには止まってくれません。

逆にグリーンの手前ぎりぎりに落とそうとすると
当然手前のバンカーなどにも入りやすくなります。

バンカーがいやでキャリーを出してしまうと
ピンより奥に落ちてそこから転がるので
15y~20yのロングパットが残ってしまいます。

こうなると、簡単に2パットではいけません。

ということで、
「ピンが手前のときにはラフに入ると余計に難しい」と思い、
ティーショットでフェアウェーをとらえたいと思う気持ちが強くなります。

心とは裏腹に。。。

ですが「フェアウェーに打たなければ」という
気持ちのときほどラフに行ったりします。

ここがゴルフの難しいところですよね?
それはプロだろうがアマだろうが同じです。

さて、普段のコースではどうでしょうか?
おそらくグリーンが固いという状況は少ないと思います。

たとえばウェッジでボールをラフから高く上げたとき
3~5yほどで止まってくれるグリーンだとすると、
ピンのそばに落ちてもそう遠いパットは残りません。

ピンが手前のときもグリーン手前ぎりぎりを狙う必要はなくなります。

ピンが奥のときにはフライヤーでグリーンオーバーするのがいやで
なかなかつっこみきれなかったりもします。

このような状況ではティーショットも
「ラフに入ってもなんとかなる」と思っているので
フェアウェーに行きやすくなります。

グリーンの影響がティーショットにまで。。。

グリーンが固いコースの場合は、このような具合に
ティーショットの気持ちにまで影響を与えてしまうわけです。

このようなプレッシャーがずっと続くことで
ミスショットも出やすくなってしまったりもします。

これがさらに8Iだと もっと難しくなりますし、
5Iだとグリーンに落とすと確実に奥に外れてしまいます。

ですのでその場合は花道をうまく使うか、
どこか寄せやすい場所を見つけて
そこに外しておくという攻め方になります。

この辺のマネージメントについては
また今後メルマガで書いてみたいと思います。

さて先日、僕のレッスン会にいらして下さるIさんから
アプローチについての質問がありました。

「メルマガで回答してください」とのことでしたので
次回、リクエストにお応えしたいと思います。

皆様にも必ず参考になると思いますので
ぜひ楽しみにしていてください!

ーツアープロ 梶川剛奨

追伸:

5月30日(土)に開催される
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キャンセルが1件出てしまいました。

突然ではありますが、せっかくなので
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梶川 武志
東葛飾高校を卒業後、研修生となり、1995年に24歳でプロテスト合格。 2009年、7月の『セガサミーカップ』で自身初の最終日最終組を経験して自己最高の7位に入り、10月の『コカ・コーラ東海クラシック』では石川遼、池田勇太と最終組で優勝争いの激闘を演じ2位となる。今でもその試合は名勝負のひとつに数えられている。 同年、JGTOバンカーセーブ率1位(64.8%)。
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カテゴリー: アプローチ, ウエッジ, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
梶川 武志

梶川 武志 について

東葛飾高校を卒業後、研修生となり、1995年に24歳でプロテスト合格。 2009年、7月の『セガサミーカップ』で自身初の最終日最終組を経験して自己最高の7位に入り、10月の『コカ・コーラ東海クラシック』では石川遼、池田勇太と最終組で優勝争いの激闘を演じ2位となる。今でもその試合は名勝負のひとつに数えられている。 同年、JGTOバンカーセーブ率1位(64.8%)。

 

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