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91歳ゴルファーの秘訣

2013.03.11
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

あなたの周りで最も高齢のゴルファーの方は何歳でしょうか?
70歳?それとも80歳?
先日私が出会ったKさんという方は、なんと91歳。
私が知る中でも最高齢のゴルファーです。

Kさんとは練習場でたまたま知り合いになったのですが
ドライバーを軽々と振るその姿には驚かされました。
たぶん飛距離も160ヤードくらいは出ていたと思います。

ゴルフを始めたのは40代とおっしゃっていたので、
ゴルフ歴はもう50年近くになるわけです。
この年齢になるまでゴルフを続けられるのはなぜなのか?
その秘訣が気になり、私は直接聞いてみました。
すると、、、

毎日続けること

Kさんがゴルフを続ける健康な体を持つためにしていることは
以下のようなことでした。

・冷水摩擦を毎朝行う
・毎日ゴルフ日記をつける
・素振りを100回欠かさず続ける
・などなど

これ以外にもたくさんのことを行っているようですが
何より感心したのは上記のことを「毎日」続けていることでした。
50歳くらいから一日足りとも欠かしたことがないというのです。

毎日ゴルフ日記をつけるというのは
私があなたにもお送りしているこのメルマガに通じるところがあり
とてもうれしかったです。

そのことをKさんにもお話ししたら、
「いいことですね、若いのに感心です」
とほめて頂き、これからも続けるようにアドバイスを頂きました。

あなたが毎日続けていることは?

何かを毎日続けるということは本当に難しいことだと思います。
ましてや、それがあなたの意思で始めたことで、
誰に強要されていることでもないなら尚更です。
なぜならいつでも逃げ出すことができるからです。

・1日15分はゴルフの練習に充てる
・毎日素振りを50回する
・一週間に一回は練習場に通うようにする

などなど、こういった目標を決めたとしても
「今日はやーめた」と逃げることは簡単です。

きっとKさんが毎日自分の決めたことを続けられているのは、
本当にゴルフを楽しみたいと思っているから、
何歳になっても向上心を忘れていないから出来ることだと思います。

私もメルマガを書き続けて思うことなのですが、
毎日続けるということは本当に難しいし、重要なことだと思うんです。
続けられていることが自分への自信にもなるし、
何よりゴルフのことを深く考える一つのきっかけになるからです。

だから、あなたにも何かを毎日続けてみることをおすすめします。
とはいえ、すでにあなたは一つ、
毎日続けていることがあるはずですよね。

・・・・・
・・・それは、このメルマガを読み続けていることです(笑)

このメルマガは、一日に一回でもゴルフのことを考える機会を持ってほしい
という願いを込めてあなたにお届けしています。

このメルマガを読み続けていることをきっかけに
あなたも何か「毎日」続けること、もう一つ始めて見ませんか?

またメールします。

小原大二郎

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胸の向きはノーマルでなくてはダメ?

2013.03.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
前回、インパクトにおける胸の向きについてのお話でしたが、
今日はその話の続きで、
“胸の向きはノーマルでなくてはダメ?”
について、前回より突っ込んでお話ししていきます。

胸の向きを変化させていくことが必要

ストレートボールを目標としている方は当然、
胸の向きとターゲットラインとを平行にしてインパクトを迎えることを
目標に練習していきましょう。

しかし、ここでもすなわち胸の向きがノーマルであることが全てではありません。
ある程度の中級者、上級者の場合は、意図的にドローボール、
フェードボールを打ち分けるために、自然と胸の向きというものを
変化させていく必要があります。

身体を早く開けば当然アウトサイドインのスイング軌道になって
フェード系のボールが打ちやすくなります。
一方、胸を閉じていく意識を持って打てば当然インサイドアウトで
ドローのボールが打ちやすくなります。

それを踏まえた上で、あくまでノーマルを目指しつつも、
自分で打ちたい球筋がある中上級者に限っては、
いずれかの形を取っても間違いではないということです。

胸の向きのポイントは「切り返しの順番」

しかしながら、これが狙っているボールと胸の向きが
逆になってしまっていては、ゴルフを難しくしてしまいます。
たとえば胸の向き、身体が開いているのにドローを打とうとしたりだとか、
閉じているのにフェードを打とうとしたりすると、ゴルフを難しくしてしまいます。
それだけを勘違いしないようにすれば、ひとまずは大丈夫です。

極端に胸が閉じたり、極端に開いたりしていなければ問題はありませんが、
あくまでもインパクトの瞬間というのはターゲットラインと
スクエアになるようなイメージで練習をしていくことが重要です。

そのための動きとして一番のポイントとなる要素が、
ダウンスイングの初期の切り返しの順番です。
切り返しの順番で、上半身から降りてくる人というのは
肩が開きやすくなっています。

一方、下半身リードがきつすぎる人、捻転差を大きくしようとしすぎる人は、
胸のライン、肩のラインが閉じた状態でインパクトを迎えやすくなっています。

この胸の向きを正しいものにするために、
動きのなかで一番重要なのは切り返しの順番です。
切り返しの順番が正しければ、自然とスクエアにインパクトを迎えるようになりますし、
ちょうどいい胸の向き、肩の向きになったタイミングでインパクトを迎えやすくなります。

次回も、インパクトについての話を続けます。

またメールします。

小原大二郎

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上達のチャンスを逃しているとしたら。。。

2013.03.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルファーが上達のチャンスを逃さないために
必要なことについてお話ししたいと思います。
これから2人のアマチュアゴルファーについてお話します。
あなたは、、、どちらのタイプですか?

41歳のアマチュアゴルファー

ここに二人のゴルファーがいます。

二人とも同じく年齢は41歳。
ゴルフ歴はどちらも10年ぐらい。スコアもだいたい平均105ぐらいです。

練習量もだいたい同じぐらい。
もちろん、ゴルフの才能や運動神経もそれほど変わりません。

しかし、その一年後。。。

一人は、努力のかいあって、安定して100を切ることができました。

その一方、、、

もう一人はなんと、自分のベストが更新できないどころか、
スコアで110を切ることがほとんどなくなってしまいました。

こうしたことは、実は決して珍しいことではありません。

ゴルフというのはちょっとしたことで、うまくもなるし
逆に下手にもなってしまいます。

この二人に一体何が起こったのでしょうか???

41歳と言えば。。。

もしかしたら「41歳」と聞いてピンときた人がいるかもしれませんが、、、
41歳というのは、いわゆる

「厄年」(やくどし)

というやつですね。

私は基本的にこういうのは迷信としてあまり信じないのですが、、、

ですが、医学的には肉体的にも体力の低下や反射神経の鈍化など、
身体のおとろえが出てくる時期であることは間違いないようです。

別に41歳で必ずそうなる、というのではありませんが、
ゴルフの上達と身体の変化というものは密接な関係にあるのは間違いありません。

どうしても身体の可動域はかつてよりも狭くなりますし、
筋肉も鍛えていないと、おとろえてきてしまいます。

・以前はアドレスの前傾角度を保てたのに、最近苦しくなってきた。

・身体の回転が前に比べてスムーズではなくなってきた

・18ホール回るのが、時々つらく感じることがある

などなど。。。

このチャンスを逃すな!

「あーあ、やっぱり年は取りたくないものだなあ。。。」

このメールは幅広い年代の方がお読みになっているので、
もしかしたらそんなことを思っていらっしゃるかもしれませんが。。。

しかし、一方のゴルファーは、41歳という年齢になっても、
スコアアップを達成しました。

その違いは一体どこにあるかというと、、、

「自分の年齢、自分の身体に合ったスイングに少しずつ変えていった」

そう、このスイングの移行がが、たまたま上手くいったからなのです。

あなたも私も、身体は日々変化しています。
その変化があるのに、スイングは今のままというのは、、、

なかなか難しいですよね?

別に、50代だろうが60代だろうが70代だろうが、
今の自分の身体に合ったスイングを追求していくということは、
スコアアップ、ゴルフ上達のための必須科目と言ってもいいでしょう。

まだまだ若い私がこんなことを言うのは、
少しおこがましいと感じてしまうかもしれませんが、、、

こうした身体の変化も、ある意味

「チャンス」

と捉えてもいいのではないかと、私は考えています。

というのも、自分のゴルフ、自分のスイングを改めて見直す機会になりますし、
そのことで新たな飛躍をとげることだって十分に可能だからです。

実際、そのようにしてゴルフを上達させてきた生徒さんを
私は何人も見て来ました。

そして、言い方は悪いですが、、、
同世代のゴルフ仲間をだしぬく「チャンス」でもあります(笑)。

生きている以上、若返ろうとしたところで限界があります。
それならば、この「身体の変わり目」を「飛躍の変わり目」というチャンスと捉える。

あなたが今生きている人生のこの場所で、最高のゴルフをすること。
それこそが、イキイキと楽しくゴルフをする秘訣なのだと思います。

またメールします。

小原大二郎

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効率のよい3ステップ上達法

2013.03.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日はたった3ステップで出来る効率がよく簡単な
練習メニューの作り方についてお話しします。

みなさんは、普段どのように練習メニューを組み立てていますか?
ちょっとした工夫さえすれば、たとえ今100を切れていなかったとしても、
時間をかけることなく簡単に、すぐに結果の出る練習が出来るものなのです。

「練習で成果が出ない」Kさん

私がつい半年前から見ている生徒さんで、Kさんという方がいらっしゃいます。
Kさんは40歳後半の、いわゆる有名企業にお勤めのサラリーマンです。
ゴルフ歴は15年ほどで、ベストスコアは103。
いまだに100を切ったことがないそうです。

いつもは110ぐらいで回られるそうなのですが、
最近の仕事関係のコンペでなんと「127」というスコアを出してしまい、
そのことがショックで、お友達経由で私のところにやってきました。
初回のレッスンの前に、軽く今までのことをお聞きしたのですが、

小原 「練習はされていらっしゃるんですか?」

Kさん「練習はしています。時間のある時に、打ちっぱなしに行っています。」

小原 「打ちっぱなしの練習では、どんなところに気をつけていますか?」

Kさん「うーん。。。意識しているのはドライバーですね。
距離を出したいので最近ジムで筋トレも始めたんですよ。」

小原 「確かに、ドライバーで距離出すことは大事ですよね。
お忙しい中、ジムって大変じゃないですか?」

Kさん「そうなんですよ。仕事帰りに通っているので、睡眠時間が遅くなっちゃって。
実は、ここ2週間くらい面倒でいけてないんですけど。。。」

小原 「なるほど。筋トレの成果はありましたか?」

Kさん「いや、しばらくボールを打ててなかったので、球がスライスしちゃって。。。」

このように、練習メニュー自体に問題を抱えている方は実はとても多いのです。
悩んで、成果が出なかったKさんも、
その後実際に、これからご紹介する3つのステップを意識するだけで、
簡単に効率のよい練習ができるようになりました。

ステップ1 練習のスケジュールを「全て書き出す」

あなたのスコアがどれくらいあるのかは、
今このメールを書いている段階では、残念ながらわかりません。
しかし、どんなスコアの方でも、練習を計画してから、
実行に移すことは変わらないはずです。

練習内容は、ゴルフ場でのラウンドかもしれませんし、
打ちっぱなしでの練習、はたまた庭での素振りかもしれません。
あなたは実際にどんなスケジュールでゴルフの練習に打ち込む予定でしょうか?
練習の内容はどんなものでも構いません。
すべてを書きだしてみましょう。

ステップ2 どんな成長をしたいかを決める

次にやることは、それぞれの練習であなた自身が
「どんな点で成長したいのか? 」

「どんなゴルフができるようになりたいのか?」
ということを改めて考えることです。たとえば、

「自分のフォームを正しいフォームへ矯正したい!」
ということなのか? または

「ドライバーがスライスするのを、まっすぐ遠くへ飛ばす!」
ということなのか?

自分がどんな成長をしたいのかは、人によって違いますが、
この軸があるかないかで練習成果が変わります。

ステップ3 やるべきことを考える

最後のステップは
「その得たい結果を得るために、何ができるのか?」
というのを考えてみる、ということです。

自分が成長するためには、どんな練習方法が必要でしょうか。
おそらくみなさん、ご自分で気づいてらっしゃると思います。

それらを実際に練習計画に書き込んでみてください。
実際に練習スケジュールを書きだしてから始めることで、
現実的な練習方法が考えられるはずです。

この3ステップ、大切なのは楽しくやってみることです。
絶対に「しかめっ面」でやらないようにして下さいね。
時間がかかりそうに感じますが、1~2時間あれば十分にできるはずですよ。

またメールします。

小原大二郎

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インパクトにおける胸の向き

2013.03.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

インパクトについてのお話を続けていますが、
今回もその話の続きで、
“インパクトの胸の向き”
について、お話ししていきます。

胸の向きはターゲットラインと平行に

胸の向きですが、インパクトの瞬間には、胸のラインが
ターゲットラインと平行になっていることが理想です。

胸の向きとしては、

「クローズ」

「ノーマル」

「オープン」

の3つの向きがあります。

正しいスクエアというのは、
胸の向きが右斜め45度を向いている状態のことを言います。

右斜め45度よりも右を向いているのがいわゆるクローズの状態、
左を向いているのがオープンの状態ということになります。

なぜインパクト時の胸の向きが重要かというと、
その胸の向いている方向にクラブヘッドが振り抜かれていくからです。

ストレートボールが目標ならターゲットと平行に

ターゲットラインに対して、
胸の向きが左を向いていればオープンとなります。

すなわち、自ずと9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなって、

プルフック

プル(引っ掛け)

フェード

これらのいずれかになります。

逆に胸が閉じている場合、インパクトでターゲットラインの右を向いている場合は、
9ボールルールの右方向にボールが飛び出して、

ドロー

プッシュアウト

プッシュスライス

これらの弾道のいずれかになります。

スクエアなのはもちろん9ボールルールのBの軌道になるのですが、
ストレートボールを目標としている方は当然、

胸の向きとターゲットラインとを平行にして
インパクトを迎えることを目標に練習していきましょう。

次回も、この胸の向きについてはお話を続けたいと思います。

またメールします。

小原大二郎

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