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先輩から聞いたやる気を爆発させる方法

2016.05.10
近藤kondou

From:近藤雅彦
ゴルフパフォーマンス神田店より、、、

おはようございます!
近藤雅彦です!

いくらゴルフ上達に熱心なゴルフライブ購読者の方であっても
もちろん、人間ですから、
何だかやる気がでない…ということもあるかと思います。

いつまで経っても100切れないし…
何だか上達している実感がないな…
息子に負けてから練習行く気がなくなった…

と、いわゆるモチベーションが落ちる状態です。

そんな時にはどうすればいいのでしょうか?

何回かこれまで書いたかもしれませんが、
やる気を無理に上げる、ということは難しいことです。

やる気というのは、
好き、嫌いと同じような感情であり、
感情は自分の意志の力でつくり上げることは
鍛錬を積んだ方でないとかなり厳しいです。

ただ、やる気を上げるきっかけを
自分に与えることはできます。

継続して、ムラなく練習を続けているゴルファーは
やる気が下がった時に「上げる」ための
自分なりのやり方を必ず持っているようです。

プロの大会を見て、熱くなる・・・
練習場に行く気がなくても庭に出て素振りくらいはする・・・
ゴルフ仲間とゴルフ談義を楽しんでから、明日からのやる気を育てる・・・

様々ですが、
私が研修生をしていた頃にいらっしゃった、
穏やかで冷静な先輩の「やる気を上げる」やり方を
今日はご紹介しようと思います。

はじめに戻る

その方法は、、、

「一番、初めに戻ること。
つまり、ゴルフを始めたばかりの頃を思い出すんだよ。俺は」

ということです。

記憶を頼りに
ゴルフをやり始めたばかりの時の、
「ゴルフをこれからも続けていきたい!上達したい!」
という自分を思い出してください。

で、その時に、
あなたが頭で描いていた
将来、カッコよくゴルフをしている自分って
どんな風でしたか?

私のゴルフ人生は
14歳の時に父に連れて行かれた
練習場からスタートでした。

高校では、まあ、少しはできるし、、、
と思ってゴルフ部に入り、卒業する頃には
本格的にプロになりたい!と考えていました。

高校生の頃の、あの熱い気持ちを思い出すと
今の自分も負けてられないな、と思うわけです。

やる気が下がった時に、よく見かけるのが
「これから、どれくらいのスコアを叩きだしたいのか」
「これから、どれくらい飛ばして、友達を驚かせてやりたいか」
と、目標を見直すゴルファーです。

しかし、あえて過去に戻って
ゴルフに出会ったばかりの自分に想いをはせる
というやり方をするゴルファーは
あまり多くはないかもしれません。

うまくいくメカニズム

しかし、よく考えれば非常に理にかなったやり方です。

初心ほど、やる気が高いことはありません。
そこに戻るだけで、その時の感情が思い出されます。

また、過去の自分を思い出すことで、
その頃から比べて、自分がどれくらい上達したか、ということに
自然と気づくことができます。

こうやって、ゴルフのレッスンプロのメルマガを読んで
上達の秘密を探している熱心なあなたですから、
何らかの形で、前に進んでいるでしょう。

普段はあまり感じない
自分の成長を感じることができます。

前進している、という実感は
新たにやる気が湧いていくる、重要なポイントです。

ちなみに、もし当時立てた目標、
例えば100切りですとか、飛距離200y達成ですとか
そういった目標が1つでも叶っていれば
「あ、俺ってやるじゃないか」と再確認することができますから
さらにやる気を起こすことができます。

また、当時の目標スコアや飛距離を
すでに達成してしまっているなら、

やる気が起こらない理由は、
次の目標がないことにある、
ということに気づくかもしれません。

やる気が上がる方法は
いくつ持っていても無駄になりません。

これが効かなければ次はコレ、
という風に弾がたくさんあるだけ有利になります。

その意味で、
この「はじめに戻る」というのも、
ぜひあなたの弾に入れておくといいでしょう。

実は、奥さんやゴルフ仲間との問題にも効果的、、、

ちなみに、このやる気アップ法を紹介してくれた先輩曰く、
この方法で、夫婦仲やゴルフ仲間といった
人間関係も改善するようです。

夫婦喧嘩をしたり、

ゴルフ仲間に対して
「こいつは、いつも小さい声で『あ!』って言ったり
『惜しいっ!』って言ったり、イライラするな」
と思った時に

「なんで結婚したんだっけ?」
「なんでこの人をゴルフに誘い始めたんだっけ?」

と思い出すことで、
その人に対する自分の想いを思い出します。

奥さんには新婚当時のように優しい気持ちで接することができますし、
「ラウンド中にうるさい奴だが、他人のナイスショットにも心から喜んでくれるから、
まあ、良い奴なんだよな」

と寛大な気持ちになれる、とのことです。

人間、長い間、顔を合わせていると
相手のちょっとした粗にイライラしてきます。

いつの間にか奥さんを放置してゴルフばかりに夢中になって
コミュニケーションがうまくいかずに、
夫婦関係にヒビが入っていた、、、

ということもあります。

俺にどうしろって言うんだ!と頭を抱えず、
まずは初心を思い出して、
寛大になってみてはいかがでしょうか?

長年付き合ってきた人との
人間関係が上手く行っていない方、
ぜひ、試してみてください。

奥さんやゴルフ仲間との関係を円滑にして
ストレス無く思い切りゴルフを楽しみましょう。

思い切りゴルフを楽しめる方が
ぐんぐん上達できるというのは
実証済みです。

追伸:

小原さんのアプローチ上達プログラムが
特別価格でキャンペーン中とのことです!

グリーン周りでダフリやすい方、
傾斜でダフリやトップばかりでスコアが崩れるという方に
小原さんが実際にレッスンしている内容です。

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[Video]左肩をボールにくっつけ離さない-2-

2016.05.09
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「左肩をボールにくっつけ離さない その2」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

先月公開しましたビデオの続きとなりますが、
これだけでも完結している内容ですので、ご安心ください。

ここで申し上げていることなしに、
スイングの連動はないと思っていますので、
ぜひ確認してみてください。

(続きはビデオにて)

ポイントは、右手を左手が叩く動き

まず、バックスイングには、2つの形があります。

一つ目がテイクアウェイと言う形。
そしてもう一つが、ターンアラウンドと言う動きです。

テイクアウェイでは、
ビデオをご覧になっていただければわかりますが、
右手を左手が叩くようにするドリルをオススメしています。

それによって、左手の動きを覚えていただけます。

こうすることによって、その左手をそう動かすために、
右手をどの方向に引っ張ればいいかということが理解できます。

詳しくは、ビデオのほうを見ていただくのが早いと思いますので、
ぜひ、ご覧になってみてください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

是非、今回ご紹介したドリルは、
以前にも何度かご紹介しているものなのですが、
再度見直していただいて、ぜひ練習に活かしていってください。

大切なのはあくまでクラブの動きです。

今のクラブの動きを得るために、右手がどう使うか。
右肘をどう動かすか。左肘をどう動かすか。

その肘の動きを得るために、肩はどう回すか。
その体の動きを得るために、股関節をどう使うか。

再度見直していただき、ぜひ頑張って練習してみてください。

先週のルールの設問と解答について(訂正と補足)

先週掲載したルールクイズの解答について誤りがありました。

http://g-live.info/click/160502_yuukan/

以下のとおり、お詫びして訂正いたします。
 

◇第17問

バンカーにおいて自分のボールを確認するために拾い上げた。

1.2罰打
2.1罰打
3.無罰

先週の解答では「2(1罰打)」を正解としましたが、
この場合、正しいのは「3(無罰)」でした。
お詫びして、訂正いたします。

この第17問については、

・ボールが砂に覆われて、自分のものなのか確認できない場合。
 プレーヤーは罰なしに、確認のために周囲の砂に触れて
 取り除くことができる。
 その結果自分のボールと確認できれば、砂を元に戻して、
 ライを復元しなければならない。
 ただし、元のライが完全に砂に隠れていた場合は、
 ボールのほんの一部が見える程度にすることが認められている。

・また、確認の際に誤ってボールを動かしたとしても無罰で、
 ライを復元してリプレースすればよい。

・問題は周りの砂を取り除いても確認できないとき。
 (例えば、確認のためのマークが一番下にあって見えないようなとき)
 その場合は、規則に定められた手順に沿って
 ボールを拾い上げなければならない。

 1.まず、(ストロークプレーでは)同伴競技者やマーカーに
   「確認のために拾い上げること」を告げ、
   彼らに立ち会う機会を与える。

 2.そのうえでボールの位置をマークしてから拾い上げ、確認する。
   (確認後は元のライを復元してリプレース)

 3.もし、拾い上げただけでは確認できないときは、
   確認に必要な程度を限度に、ボールを拭くことが許される。

・そして、この確認の過程すべてに同伴競技者やマーカーが
 立ち会う機会を与えなければならない。
 同伴競技者に告げずにボールを拾い上げた場合は1打罰となる。

かと思います。

今回の問題は過去に作った設問を裁定集をよく確認せずに
そのまま使ってしまったことが原因です。

お詫びして訂正いたします。
ご意見いただきまして、どうもありがとうございます。

◇第18問

次の中で許されないのはどれか

1.他のプレイヤーのプレーの妨げになるため、
  プレイヤーの指示を受けて拾い上げたキャディーが、
  その球をプレイヤーに投げプレイヤーが受けた場合
2.プレーが一時中止になった場合ボールを拭く
3.障害物から救済を受ける場合ボールを拭く

この第18問につきましては、読者のEguchiさんからご指摘のあった
裁定を再度よく読んでみたいと思います。

いずれにしましても今回のことにより、
再度確認するいい機会となりました。

ご意見ありがとうございました。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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GW明けにやりたい新たなトレーニング

2016.05.09
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

いよいよゴールデンウィークが
終わってしまいましたね。

連休中は多くの生徒さんから
「このGW中のラウンドで結果を出したい!」
という声を多くいただき
私たちもいつも以上に気合の入ったレッスンとなりました。

みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか?


普段行けないような遠くのゴルフ場に
足をのばしてラウンドした方も

家でゆっくりDVDで練習したという方も
これから練習した成果が表れるチャンスですね!

というわけで、GWが明けてもゴルフを楽しむことがでるように
取り入れてほしいことがあります。

それが・・・
身体をメンテナンスする、ということ。

長期休みということもあって
毎日練習に励んだ方は体のどこかに
いつも以上に負担がかかっていると思います。

逆に、のんびり休みを楽しんだ方は
身体がなまっているかもしれません。

今日は
そんな身体の調子を整える柔軟方法を一つ
ご紹介したいと思います。

ゴルフスイングで特に重要なのは
肩甲骨という、
背中の左右にある羽のような形をした骨です。

身体を支えたり
腕の可動域を広げる役割があるので

肩甲骨を効率的に動かせるようになると
ゴルフスイングは飛躍的に上達します。

具体的なやり方ですが、
まず体の前、正面で手を合わせてください。

そして、バックスイングの格好を作ります。

211
注意ポイントは左腕が地面と平行であること。
左の手のひらが地面を向いていることです。

そのまま胸の前に移動させましょう。
この時の注意ポイントは、両方の手が平行になっていることです。

そして、フォローの動きでは、
右の腕が地面と平行で、右の手のひらが地面をさしていること。
これを繰り返し反復していきます。

33
ゆっくりした動きでポイントごとに正しい向きが維持できるようになったら、
滑らかな動きで、繰り返し行うようにしてみましょう。

肩の関節を回旋させていく動きが入るので、
やってみると肩周りがキツイと感じるはずです。

きついと感じたら、
肩周りにストレッチがしっかりかけられている証拠です。

少しキツイのを我慢して、
身体が暑くなるくらいまで
繰り返し行うようにしてください。

ほんのちょっとしたストレッチですが、
ゴルフは身体が資本です。

自分をメンテナンスして
連休明けのゴルフも楽しみましょう。

またメールします

小原大二郎


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腰痛になりました…

2016.05.08
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

1ヶ月ほど前から腰に少し違和感がありました。

左腰の周りあたりが
なんだかへんな感じがするというか、、、

スタジオのスタッフには
ぎっくり腰じゃないですか?

とバカにされましたが、

ぎっくり腰なら
レッスンもできませんよ(笑)

実際、少し気になることはあって、
ちょっと前にプレーしたときに
クラブを振りすぎたのか、少し腰まわりが張っているなぁ

という感覚はあったんです。

昔、練習のしすぎで腰を痛めたことがあって
それから気温が下がったり、
スイングをし過ぎるとたまに痛むことが有ります。

特にアドレスとフィニッシュで出ることがありますね。

でも、安静にして
放っておけば今のところよくなるので、
病院に行かなくても、治るだろうと思っています。

でも、私が20代の頃
練習熱心だった時は、この怪我を悪化させたことがあります。

ゴルフクラブを振ることさえ難しくなってしまったんです。

ちょうど今月の天候の様に、絶好のゴルフ日和で
これからゴルフを楽しむぞ、という時のことでした。

ゴルフバッグさえ担げなかった時に
さすがにこれは、やばいなと思いました…

当時は、自分の身体を大切にする範囲で
どうしたらゴルフをもっと練習できるか、

ゴルフクラブを握らないと
下手になってしまうんじゃないかと
焦っていました。

実際、自分が痛い場所や原因について
インターネットや、実際にお医者さんに行って
アドバイスももらっていました。

どうしたら、痛みを減らしながら
ゴルフを練習できるか?

プロゴルファーも同じです。
例えば、首や腰が痛くて
ブロック注射をしながら出場している選手もいます。

あなたも練習のしすぎや、
マットへクラブを叩きつけすぎてしまったりして
ゴルフ肘になったり、首や腰が痛いという方もいらっしゃるかもしれません。

実際、スイングで何か痛みが出たりしたとき、

「何故そうなったんだろう?」

「どう対応するべきだろう?」

と検索したり、
どうやって次のラウンドや練習までに治すか?
ということを調べたりすると思いますが、

これ、実はあなたのゴルフを改善するためにも
とても大事なプロセスだと私は思います。

というのも、痛みや怪我というのは、
ボールの行方以外で
あなたのスイングの特徴を教えてくれる”結果”だからです。

例えば、ゴルフでの痛みというのは主に二種類に分類されて、

・肩まわり、首周りの痛み
・肘、手首の痛み

に分類されます。

腰痛はちょっと分類が違うと私は考えています。

痛みとスイングの特徴

もし、あなたが今挙げた二種類のどちらかの痛みがあるなら
ぜひ参考にして欲しいのですが、

多くの方は、力んだままのスイングが原因ということです。

上半身、腕だけでスイングしようとして
マットを叩いてダフってしまうことが多かったり、

下半身を使わずに打ってしまうことで
上半身に痛みが集中してしまうんですね。

一度痛みが出てしまうと、
そこに意識が行ってしまい、
上手く打つこともままらないかもしれません。

ですから、ある程度痛みが消えたタイミングで
スイングの改善や練習方法の見直しが必要でしょう。

もし、あなたが自分の痛みを乗り越えられた時には
自分のスイングのレベル自体も上がって、

どうすれば痛くないスイングができるのか?
ということも理解出来ていると思います。

つまり、痛みが出ることで

・あなたのスイングの問題点がより明確になり
・そして、その痛みを単に放置することができない

ということに直面するので
ただ、やみくもに練習するのとは全く違う状況が生まれてくるでしょう。

もちろん、痛みの度合いで
深刻さや状況も異なりますから
病院や先生の意見も積極的に聞いて欲しいのですが、

痛みが出てしまっている方は
そのまま諦めてしまわずに、

どうすればその状況を乗り越えられるかを考えることで
あなたのゴルフをレベルアップすることができるでしょう。

ー服部コースケ

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「技」機能の多さよりも安定性

2016.05.08
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・機能の多さよりも安定性」

というお話をさせていただきます。

しっかりした基本の上にバリエーションを積み上げることの
大切さについて、あなたと一緒に考えてみたいと思います。

ゴルフに限らずプロが使う技やツールは、
機能が多いというよりも、必ずできるという安定性が大切です。

これをやれば、これを使えば必ずできるという確実性です。

ゴルフの練習方法から、実際のラウンドでの
ショットの選択方法などまで、本来はどうあるべきかということを、
必ずできるという観点から具体的にお伝えします。

ゴルフツアーでの例

例えば、片山晋呉プロが5番アイアンは定常的には入れていないということが、
確実性を積み上げるということを如実に表現しています。

あんなに素晴らしいスイングの持ち主で、ツアーの永久シード選手ですら、
あなたが使っているかもしれないクラブを、
確実性に満足できずに使わないなんて、信じられないですね。

女子ツアーでもアイアンは6番までという選手は多いです。

そして、ツアープロのフルショットは、力感が8割程度です。

100%力を出してクラブを振ってしまったら、
ツアープロだって、曲がりをコントロールすることは難しくなります。

ドライバーですら、飛ばそうとすれば300y以上飛ぶところを、
280y程度でコントロールするなどとなります。

あなたは、その逆で、目一杯振って最高に飛んだ時のまぐれ当たりの飛距離を、
ご自分の飛距離と勘違いして、ラウンド中にそれ以上飛ばそうとしていませんか。

ただし、ツアーでのコースセッティングでは、
ツアープロたちが必ずできるという技だけで試合をさせないように、
いろいろ難しくしているのですが。

グリーンを狙うショットでは

アマチュアゴルファーの憧れ、中部銀次郎さんは、
グリーンセンター狙いで有名です。

ピンに50yからでもグリーンセンターを狙うようにと言われたら、
あなたならできますか。

できないですね。

だからスコアをおろそかにしているということになるのです。

さすがに50yなどではできないとしても、せめて100y以上あるときは、
絶対ピンは見ないでグリーンセンターなり一番安全にボールを運べそうな場所に
真剣に打つことだけは、実践しましょう。

アプローチショットでは

あなたはグリーンまわりのアプローチショットになると、
何も考えずにウエッジを手にしていませんか。

それでは、かなり損をしています。

アプローチの基本は、次の手順で考えることが重要です。

(1)まずはパターで転がして寄せられないか

(2)9番アイアンで転がして寄せられないか

(3)ウエッジのノーマルショットで寄せられないか

この3つのことを全部ギブアップしたら、
はじめて、ウエッジなどでの特殊なショットの選択となります。

なぜアイアンの転がしが9番と限定するのか、
ということに関しては、いろいろご意見もあると思いますが、
これは単に私の好みと考えていただいてもいいです。

理由はいろいろあるのですが、やっぱり、単に私自身が
これならイメージした転がりをだせるとはっきりした絵を描けるからです。

ですから、この9番で転がすというところは、あなたなりに、
8番だとか、7番などに置き換えてもいいです。

さらには、転がすクラブをたくさん用意しても悪くはありません。

特に、ユーティリティアイアンではかなり転がり良く打てますから、
練習できるなら転がしのクラブのバリエーションは多いほど武器になります。

また、パターも芝が順目の登りなら、まあまあ芝があってもよく転がります。

練習で試してみると案外驚きですから、やってみてください。

でも、実際にはそんなに多くのクラブでタッチを練習することは
時間的にもおいそれとできるものではないので、
私は9番でいろいろ転がしをやってみることを、まずはおすすめしています。

いずれにしても、ウエッジでボールを上にあげて
バックスピンをかっこ良くかけて寄せることしか考えていないとしたら、
スコアをおろそかにしていることになります。

実際、同じクラブで打つことを徹底して練習して、
それだけを使うということも一理あります。

しかし、わざわざ難しい技を練習して、自己満足に浸るというのは、
上達を阻む大きな要因です。

アプローチショットのバリエーション

アプローチショットには数多くのバリエーションがあります。

アプローチのバリエーションは20とも30とも言われますね。

ある意味、アプローチショットはイマジネーションを
活用できる楽しいショットでもあります。

ところが、アプローチショットでの本当のノーマルショットを知らないまま、
バリエーションばかり練習しているということが多いです。

本来は、ノーマルアプローチを徹底的に身につけ、
それをベースとして、バリエーションを追加するべきです。

ベースとなるノーマルの動きが身についていないのに、
バリエーションを練習しても、うまく打てるわけがありません。

逆に、ノーマルの動きがしっかりしていれば、
簡単にバリエーションを追加することができます。

男子プロの多くは、ウエッジでフェースを2~3度開いて使うことが多く、
それがノーマルだと勘違いされていることがよく見られます。

しかし、本当の意味でのウエッジショットのベースとなるノーマルショットでは、
フェースは開かずターゲットに精密に向けます。

バリエーションの例としては、たとえば、ちょっとスピンを多くしたければ、
フォローでフェースを顔に向けようとすることで
ボールヒットでのリアルロフトを大きくすることができ、
その分同じ距離打つなら強く打てるのでスピンは多くなります。

通常ショットでもスピンを多くしたければ、短めのクラブをしっかり振り、
スピンを減らしたいなら長めのクラブをゆったり振ればいいです。

低く出てスピンをかけたいなら次のようにします。

ボールを上から潰すイメージでボールを右足寄りに置き、
ロフト増大のためフェースは開いて、フェースをターゲットに向けるために
ハンドダウンにして、強く加速するためにパンチを入れるように打って
フィニッシュを低く止めることで体幹をしっかり使って打てばいいのです。

ま、低く出てスピンで止まるロースピンは文章で書いても
チェックポイントが多いので、難しい部類のアプローチショットです。

高く上にあげて止めたいなら、バンカーショットのように
ボールの手前にバウンスを当てるように入れることで実現できます。

しかし、芝でバウンスをボールの手前に入れる場合は、
バンカーに比べてめちゃくちゃ精度良く入れなければならないので、
難しいショットになります。

ノーマルアプローチ練習で、ヘッドの入れ方が安定していれば、
難しいロブショットも成功確率は高くなりますね。

転がりを多くしたければ、短く持ってハンドアップすることで、
ヒールを浮かせて、ヒールが浮いてフェースが右を向いた分フェースを閉じて打てば、
低く出て転がりの多いボールになります。

このように、ざっと見ただけでもかなりのバリエーションがあるアプローチショットでは、
そのベースとなるノーマルアプローチショットの精度が命となります。

ですから、まずは転がせない場合には、
ノーマルアプローチショットで対応することを考えて、それではうまくいかない場合には
できる範囲でバリエーションを追加するようにします。

とはいえ、ノーマルアプローチショットの精度が良くなれば、
かなり多くの状況で素のまま使えます。

バンカーショットでは

ツアープロのバンカーセーブのトップ50位ぐらいまでの
セーブ率はだいたい50%ぐらいです。

バンカーセーブというのは、バンカーから出してワンパット以内となる確率です。

ということは、バンカーから出してワンパットで入れるなんてことは、
かなり難しいということになります。

ならば、バンカーにはいったら、そこから3打、
ようするにバンカーから出して2パットであがれれば上出来と考えるべきとなります。

そう考えると、バンカーショットは、かなり簡単なショットになります。

ボールの手前10cmぐらいを狙ってバウンスを砂にぶつけ、
フォローでフェースを顔に向け、フィニッシュでは手元が
肩の高さぐらいまであがるイメージでショットすればいいのです。

バウンスの入る位置はボールの手前10cmに対して、
前後5cmぐらいまでならまあまあボールは出ます。

バンカーでは絶対トップだけは避けなければならないので、
これぐらい手前に入れればまずトップすることはありません。

とはいえ、あまりにも手前過ぎると、バウンスで叩かれでボールに向かって
ヘッドが上に浮いてトップすることにもなりますので、
やはりボールの手前15cm以内までにはバウンスを入れる必要があります。

このボールの手前10cmというのは、あくまでも目安で、
砂の状態とか、雨などで変化します。

練習して、これぐらいの軽さの砂なら何センチぐらいとか
体験しておくことをお勧めします。

顎が高い場合は、グリップを手のなかで回して
フェースを開いて、ボールから離れます。

たったこれだけセットアップで調整すれば、
シャフトが寝てフェースを開いた分フェースをターゲットに向けることができ、
スイングを変えないでロフトが大きくなり、
かつ、バウンスをたくさん出すことができます。

このセットアップの調整だけで、ボールは上にたくさんあがって、
まあまあ高い壁も超えていきます。

バンカーショットを特殊にし過ぎてスイングを変えるほど、
次のショットへの影響して、次のショットが乱れます。

ですから、軌道などをカットに入れようとするとか、
軌道を大きく変えることはできるだけ行わないようにします。

ちなみに、フォローでフェースを顔に向けるということは、
前腕を絶対に左へねじらない打ち方になります。

これは、実はドライバーからアイアンショットまで、
前腕を左に捻じりすぎてショットがおかしくなった場合の、
すべてのショットを安定して打つための修正にも効果的な動きとなります。

ドライバーショットが左引っ掛けとか、調子が悪くなったら、
バンカーショットのフォローでフェースを顔に向けるノーマルバンカーショットを
しばらく練習するだけで、ドライバーショットを打たなくても調子が戻ります。

バンカーではなくても、土の上などでラインを引いて、
そのライン上にヘッドを正確に落とすフルショットでの素振りを行ってもいいです。

ただし土の場合はバウンスの当たりが強すぎるので、
使うクラブは9番~6番アイアンがおすすめです。

いずれにしても、バンカーに入るときというのは、
なぜだかショットが良くないときです。

ま、狙ったところに飛んでいないとか、
実力以上のことをやろうとしている証拠ですから、
当たり前といえばそうなのですが。

少なくとも、私の場合はそうです。

ですから、バンカーに入ったら、フォローでフェースを顔に向けるようにして、
左引っ掛けなどの崩れたショットを修正するぐらいのつもりでバンカーショットすれば、
きっと次のドライバーショットは、見違えるような素晴らしいショットとなります。

パッティングでは

パッティングでは何を考えたら良いのかわからないという方も多いですね。

そこで、これだけは考えるといいという点をお伝えしますので、
その他雑多なことはわすれ、これからお伝えすることに意識を集中させましょう。

パッティングは登りのラインがやさしいのですが、
まっすぐの登りばかりではありあませんね。

そこで、まっすぐの登り以外の時のイメージとして、パッティングではとにかく、
カップに対して傾斜の上からボールをホールに転がし入れるイメージを描きます。

カップの上からはいるラインを読んで、
そのラインに乗せることに集中すればいいです。

パッティングのスコアの悪い方の傾向として、
傾斜の下側に外す確率が高いことがあげられます。

ようするに、曲がりの読みが浅いのです。

そして、なんといってもカップの上からなら入る可能性のある間口は広くなります。

そして、当然ですが、カップの下に外れたボールは絶対カップインしません。

カップの上なら、何かの拍子で入るかもしれません。

ところで、傾斜がある場合、打ち出し方向が狂うと、
タッチが合わないって、知ってましたか。

そういえば、前回のメルマガでお知らせしているので、
しっかり覚えていていただけたかもですが。

例えば、フックラインに対して、狙ったタッチで打ち出したら入るという方向よりも、
左に打ち出したら予定よりも下りに打つことになりオーバーし、
右へ打ち出したら登りの分ショートします。

ですから、イメージしたホールの上から入るラインの方向に対して、
きっちり打ち出すことが第一となります。

練習では

練習場でショット練習を行う普通のパターンは、ウエッジを何発か打ったら、
ショートアイアン、ミドルアイアン、ロングアイアン、ドライバー、
そしてスプーンなどを打って最後にウエッジで整理体操という感じでしょうか。

しかしおすすめは、腰から下の振り幅で、フィニッシュで腰をフルターンさせる
サンドウエッジで15yキャリーさせるショットを徹底して行うことです。

サンドウエッジで15yキャリーのなかで、ショットの問題点を修正して、
できたかなと感じたら、いきなりドライバーなどで2~3発ショットしてみます。

トライバーなどは、ショットの完成度を確認する程度と考えます。

ドライバーショットで直接スイングを修正しようとするほど
難しいことはありません。

簡単な状況、体の動きを感じやすい状況で、問題点を修正する方が、
上達の効率は格段に良いです。

今回はオムニバス形式で細切れ的なお話を集めた形にしてみました。

それぞれのお話は軽い範囲で止めていますので、
ちょっとしたヒント集として活用していただけるかなと思います。

いずれにしても、ベース作りをしっかり行い、その安定したベースの上に、
応用を積み上げる、あたりまえのようなことですが、
この機会に、あなたの普段のゴルフの行動を振り返ってみませんか。

きっと多くの無理な行動を発見できます。

では、また。

追伸

私が監修・出演している「JSNX for Golf」が
明日5/9(月)までの期間限定キャンペーン中だそうです。

ゴルフが出来ない身体を元の状態に戻す、
飛距離を今より伸ばすなどが実現できるという、
ちょっと今までにはないノウハウになっています。

まだご覧になっていない方は、こちらからどうぞ。

http://g-live.info/click/jsnx1605/


追・追伸

急ですが、5月10日(火)に、岐阜県で、レッスンを開催します。

あと2名参加できますので、
興味のある方はぜひ、ご参加ください。

サンドウエッジで15yキャリーの徹底や、シャドースイング等、
盛りだくさんの内容となっています

http://g-live.info/click/ohmlg1605pdf/

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