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「体」両股をギュッとでお尻が目覚める!?

2014.03.23
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は「両股をギュッとでお尻が目覚める」について、
お話ししてみたいと思います。

ズバリ、ダウンスイングがはじまって、
グリップが胸のあたりまで降りてきたところで、ボールヒットに向かって

 「両股とお尻をギュッと引き締める」

ようにしてみてください。あなたのゴルフが目覚めます。

 「え、どういうことですか?」

実はこれ、ものすごいパワフルな方法なんです。

脚の動きの重要性

ゴルフのスイングをいろいろ見させて頂いていて、多くの方に
かなり根本的な問題があると感じていることが、いくつかあります。

その一つが「下半身の使い方がまずい」ということ。

下半身のまずい使い方を上半身でカバーしょうとすることで、
いろいろな弊害が発生しているということです。

実は、両膝を地面などに着いて、膝の動きを殺してショットしても、
上半身の力だけで250ヤードは飛ばせるという人もいます。

この事実を知ると、

 「じゃあ、足なんか50ヤード分ぐらいしか貢献していないのかな」

ということになりますが。。。

しかし、両膝を着いても股関節は動かせます。
では、お尻を着いてショットしたらどうでしょうか。

そうしたらいきなり100ヤードも飛ばせなくなってしまいます。

ということは、、、
股関節の動きが100ヤード分は貢献しているのでしょうか?

もちろんこれらはあくまで単純な数字上の計算ですので、
正解とは言えません。

なぜなら、膝やお尻を着いたら、
うまくボールに当てることが難しくなるからです。

そんなことやったことない人が初めてやったら、
うまく当てることすら難しいのです。

これは単にエネルギー発生の問題ではなく、当て方の問題となるので、
股関節が100ヤードとか、言うことは出来ません。

とはいえ、股関節の動きを殺した瞬間に、
飛距離は極端に落ちることは間違いないのです。

ということで、やっぱり股関節をしっかり使わなければ、
パワーのみならず、うまくボールヒットすることも難しいということですね。

股関節をうまく使うには?

ということで、下半身で特にうまく使っていただきたいところは
どこかと言いますと、、、はい、答えは見えていますね。

そうです。「股関節」です。

ゴルフの動きでは、股関節の伸展(曲げて股関節を伸ばす事)でエネルギーを出します。
また、股関節伸展のコントロールで、体をうまくターンできます。

しかし、ほとんどの方は、この股関節というところをまったく意識していないのです。
非常にもったいないといいますか、これは上達を遅くしている点でもあります。

腰から下全体を一塊と考えて、腰をどう回すとか、ここでは回さないとか、
悩んでいる事が多いことは事実だと感じています。

股関節というのは、丸くくぼんだ腰の骨に、先端が丸い脚の骨が繋がった構造です。
そのため、可動域はもともとは大きな構造です。

肩関節も同じような構造で、動かせる範囲は他の関節と比べて格段に大きく、
しかもいろいろな方向に動かせるはずなのです。

しかし、これはあくまで「はず」でしかなく、
実際にそのように正しく使われているかと言うと、普段では意識すらされず、
一部の範囲でしか使われていないことが多いのです。

股関節を目覚めさせる簡単な運動

そこで、あなたの股関節を目覚めさせるべく、
股関節をしっかり動かす運動を一つ伝授したいと思います。

座布団の上など、やわらかいマットのようなものの上に、両膝で立ちます。

このことで、膝から下の動きが殺されます。

そして、胸の前で両腕を組んで、股関節から前傾してみてください。
あたかも、ゴルフのスイングをするぐらいの角度まで、前傾してみます。

この状態から股関節の動きを意識して、上半身を左右にターンさせてみてください。

この運動では、ひざの動きなどが殺されて、
純粋に両股関節の動きだけで上半身を動かさなければならない状況となります。

そのため、両股関節をしっかり意識して動かすようにしなければ、動けないのです。

やってみるとわかりますが、やり始めはなんだかぎこちなく、
なかなか動かしづらいと思います。

しかし、しばらくやっていると、往復で20~30ターンぐらいでしょうか。
なんだか、上半身がしっかりターン出来てきます。

実は、ゴルフでも同じような事が起きています。
股関節をしっかり動かさないでいると、

 ◇上半身がうまくターンできず、そのため膝の複雑な動きを使ったり

 ◇腕の動きでクラブを振り回そうとしてしまう

ということになるのです。

膝が悪い動きをしていたら、ボールヒットからフォローにかけて
右後方から見ていると、両脚の間に隙間が見えます。

一度、どなたかにチェックしていただくか、
鏡とかカメラで確認してみるといいです。

股関節伸展に貢献する筋肉

さて、もう一歩踏み入れて、筋肉のお話もさせてください。
難しく感じる方でも大丈夫です。

股関節の伸展(伸ばし広げること)に関係する筋肉は、
直接的にはお尻の後ろ側にある大殿筋(だいでんきん)です。

腿(もも)の後ろ側のハムストリングも股関節を伸ばすときに収縮しますが、
ハムストリングが収縮すると、膝も曲がります。

ハムストリングは走る時などはものすごく重要な筋肉なのですが、
ゴルフのスイングとしては、大殿筋が最も重要となります。

「それなら大殿筋を一生懸命収縮されるようにすればいいのか?」
ということなのですが、実は意識としては、そうではないのです。

大殿筋が収縮して股関節を伸ばすことに貢献できるためには、
脚の内転筋群(ないてんきんぐん)もいっしょにがんばってくれなければ、
大殿筋は働くことができません。

内転筋群というのは、脚が外に開くことを抑えてくれる動きをします。

もし内転筋群がなかったら、大殿筋が収縮しても脚が外に開いてしまい、
股関節が体の後ろ側に向かって伸びてはくれないのです。

では、どうすればいいのか?

ボールヒットに向かって、両股をギュッと引き締めるようにして、
くっつける意識を持ちます。

脚を伸ばそうとか考えるのではなく、
両股をくっつけることだけを一生懸命やろうとしてみてください。

まずは、先ほどやっていただいた、
座布団などのクッションの上に両膝を着いて、
前傾した姿勢から上半身をターンさせる動きをやってみます。

しかし、今度は左右往復ではなく、ゴルフのスイングをするイメージで、
テークバックして、トップ、そしてダウンスイングという感じで動いてみます。

そして、ダウンスイングの時に、
両股を絞り込むように強く意識してみてください。

両股の絞込と同時に、両股関節が伸びて、上半身が鋭くターン出来ます。

実際には両膝が床などで固定された状態ですので、
両股距離が近づくというほど外見上の変化は見えにくいのですが、
筋肉の働き方が全然違ってきます。

同じ動きを、ゴルフクラブを持って、やってみましょう。

なんだか、下半身が水を得た魚のように、元気に動いてくれることと思います。

え、そうなったらどうなるの?
それは、、、あなたが実際にやってみてください。

きっと、その効果を実感できると思いますよ。

では、また。

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ひどいザックリ… もしかして力んでない?

2014.03.22
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

コルフ、楽しんでますか~?^^

今日は、、、アプローチの中でも、

 「力んでザックリが出てしまう。。。」

悩みとその対策について、お話ししてみますね。

ところで、あなたに質問。。。
力んでいいところと悪いところがあるって、知ってました?

ひどいザックリが出てしまう。。。

こんな質問をいただきました。

> 退職後本格的にゴルフをするようになりました。
> 今はベストスコア109、悪いと120台とまとまりません。
>
> 結局、アプローチとパターが未熟なようです。
> 現在特訓中ですが、今度は本番で思うどおりの力加減で打てず
> ひどいザックリが出て、練習どおりにいきません。
>
> 年齢も年齢なので、90切りまでは考えていませんが、
> なんとか早く100切りと思って、練習場に通って、
> 近くのゴルフ場でプレーをしています。

たくさんゴルフ場には行かれているようで、、、
いやー、熱心ですね。スゴイ!

さて、ご質問について。
ザックリ(ひどいダフり)が出てしまうということですが。。。

おそらく想像するに、体中にかなりのチカラが
入っているのではないかと思います。

 「力は入れてもいい」

 「アプローチの時は特に力まずに。。。」

たしかにこれは、私が生徒さんに
必ずお伝えしていることではあるのですが。。。

モンゴ、実は「力んで」ます。。。

しかし、ボクも実際にプレーしているときは、
「力んで」握っているんです。

特にアプローチ、パターの時は、
左手の小指と薬指、中指と親指を結構キツく握っています。

なんかこんなことを言うと、
身体を力むことをおすすめしているように聞こえますが。。。
そういうわけではありませんよ。

なんでそのようにしているかというと。。。
「手首を使わないようにするため」なんです。

アプローチ、パターで手首を使ってしまうと、
距離も方向も、思い通りに出すことができないんですね。

それこそザックリ、トップも出てしまうので、
結果として全く寄りません。

そしてボクの場合はどちらかというと「器用貧乏」で
いろいろ無意識にやろうとしてしまうんですね。

放っておくと、うまいことコントロールして、
手先で打つような状態になってしまうんです。

そうした「病気」を押さえこむために、
わざと手首と指に少し力を入れて、固定させているというわけです。

モンゴ流・正しい力の入れ方!

 「えー、でもモンゴさん。手首に力を入れたら、
  それこそチカラで打つことになっちゃいません?」

そうですね、そうなってしまいそうな気持ちは、
とてもよくわかります。

ここで「モンゴ流・正しい力の入れ方」を伝授します。
とっても簡単です。何をするかというと。。。

1.まず、ボールを置いた状態でもそうでなくてもかまいません。
  クラブを持って構えて、アドレスをします。

2.そして、手首を固定するためにご自身が一番意識しやすい指
  (両手どちらでもOKです)でギュッと握ります。

3.ギュッと握ったあと、『肩』『胸』『背中』『お腹(みぞおち)』で、
  ご自身が一番意識しやすい部分だけでストローク(パターのスイング)をします。

まずは順番に一箇所ずつ動かしてください。
その時も、指は力の入ったままの状態で動かします。

そうすると、、、
肩、胸、背中、お腹の大きい筋肉を使うという感覚が
分かるようになってきます。

多くの場合、いろんなところに力が入りすぎて、
先に述べた大きな筋肉が動かせずに、
結局手打ちになってしまうことがあるんですね。

これを何回か続けると、ご自分が意識しやすい部分が分かるようになり、
結果として手に力が多少入っていたとしても、
再現性の高い動きができるようになります!

ゴルフというスポーツは、手で道具(クラブ)を持ってボール打つので、
「どうしても手でなんとかしたい!」という感情が出やすいですよね。

アプローチに限らずですが、
この感情が皆さんの上達を阻んでいることのなんと多いことか、、、

あ、ここは深いところのでまたの機会にでもお伝え出来ればと考えております。

以上、少しでも参考になればうれしいです。

それでは、今日も楽しいゴルフを!

モンゴより

追伸:

実は、このプログラムも自然に力みを取るのにはオススメだったりしますよ~

http://g-live.info/click/6mi/

※あさって3月24日までキャンペーン中みたいです!

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[ラジオ:第3回]ダイエットとゴルフの関係?

2014.03.21
radio

本日のラジオではこんな内容を話しています。

春分の日ということで、
今回はかなりゆる~~い感じでお届けします笑

・小原プロとモンゴプロのヘッドスピードは…
普段こんなこともやっています。

・モンゴプロ、ついにダイエット!?
ダイエットの踏ん張りがゴルフにも影響する?

それではラジオをお楽しみください!

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【ビデオ】傾斜地での打ち方と注意点

2014.03.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します。

今日のテーマは、、、『傾斜地での打ち方と注意点』です。

コースに行った時、傾斜地でミスヒットをしてしまい、
折角の良いショットを台無しにしてしまう。

そういったことがありますよね。

そういった時に、傾斜地での正しい打ち方や注意点を知っておけば、
少しでもミスを防ぐことができます。

今回は一番難しいと言われている『左足下がりの傾斜』について
ワンポイントアドバイスさせていただきます。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

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いいスコアで常に回る人?

2014.03.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

昨日から一気に春らしくなりましたね!

女子ツアーも始まり
いよいよゴルフもシーズンインですね。

今年の自分のゴルフをどうしていきたいか
すでに目標や考えはまとまっているでしょうか。

もしあなたの今年の目標の中に
スコアを安定させたいという項目があるなら・・・

そんなあなたに今日はひとつヒントを。

スコアを安定させたいなら?

あなたの今の目標にスコアの安定という項目があるなら
あなたが今すぐ考えるべきことがあります。

これはスライスの直し方とかパターの正しい打ち方といった
ミスの修正よりも大事なことです。

・・・それは。

「スコアをあと一打縮めるにはどうすればいいのか?」

という考えを持つことです。

ゴルフの目的はいいスコアで回って楽しむことですよね。

そしてそのいいスコアをいつでも安定して出せれば
こんなに嬉しいことはありません。

そのためにあなたが考えるべきことは、、、

大叩きする回数を減らすこと。
判断ミスでスコアを損しないようにすること。
そしていつでも同じスコアで回れるようにすること。

そういったことを実現するために、
今すぐ一打減らすためにはどうすればいいか?

つまりスコアマネジメントを考えることが
あなたの優先順位第一位の行動です。

スコアアップする方法、飛距離アップする方法はゴマンとあります。

しかし多くのアマチュアは例えば 100 が切れないとか、
スコアが安定しないことに苦労しています。

一方で一部の人は簡単に、
ごく短い期間で目標を達成していきます・・・

その最も大きな違いは「あと 1 打縮める」意識があるかどうか。

つまりゴルフをスコアの視点で見れているかどうか、ということです。

多くの人はスイングを安定させなければと考えます。

例えばスライスが頻発してしまうのはスイングがダメだから、
きちんとスイングを作り直さなければ・・・

トップダフリが消えないのはスイングが安定していないから、
きちんと作りなおさなければ・・・

そうではなく、どうすればスコアが 1 打でも縮められるか
を第一に考えなくては行けません。

多くの方は「スイングを良くする」ことばかりに
注意が偏ってしまいがちです。

「スコアの安定」≠「スイングの安定」

しかし、スコアを決めているのは
スイングの出来だけではありません。

ゴルフは完璧なショットを要求されるスポーツでしょうか?
違いますよね。

だからいいスコアで回りたい、スコアを安定させたいということを中心に考えた時に
コースで考えるべきことはスイングではありません。

スイングのことで頭が一杯になってしまうと、
どうしてもスコアは安定しません。

まず第一に、コースで上手くいかない時に、
スイングをいきなり修正できるはずがありません。

上手くいかないというのは、実力不足という事実ではありますが、
その事実を忘れてしまうと不毛な努力を繰り返してしまうことになります。

「あと 1 打縮める」意識を持つと
ゴルフのスタイルがガラリと変わります。

ミスをしたことを悔やむのではなく、
ここからどうすればあと1打でも挽回できるか
ということをメインに考えるようになります。

むしろ過去のミスはすぐに忘れるようになります。

シャンクしてしまっても、スライスが出ても、
次にそれが出ないようにするにはどうすればいいんだ・・・
とは考えません。

なぜならショットはやり直せないからです。

次はミスしたくないという気持ちはわかります。
しかし小手先で、魔法のようにミスが消えないことは
あなたもご存知ですよね。

スイングが安定しないせいで、
スコアが安定しないというのは直接の原因ではありません。

またメールします。

追伸:
もっと詳しくスコアの安定を知りたいなら・・・

http://g-live.info/click/mkopt/

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