From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
さて、始めに申し上げておきますが、
今日の話は少し短いです。
変な前置きなどはナシでお話しするからです。
今日は短いので、その分どうぞ注意深く
一文一文を読み進めてほしいと思います。
ちょっと大げさに言えば、
「ゴルフ上達の真髄」のようなことです。
ですが、このことを知らない方があまりに多すぎるので、
一度はこの場でお話ししておこうと思いました。
「わからない!」
よくレッスンをしていると
生徒さんにこのように言われます。
「わからない!」
もちろんゴルフそれなりに難しいスポーツですから、
(だから面白いとも言えるのですが)
そのように言いたくなる気持ちはとてもわかります。
ですが。。。結論から言いますと
「ゴルフというのは、出来てからわかるスポーツ」
なんですね。
出来る前はわからなくて当たり前なんです。
今、簡単にサラリと言ってしまいましたが、
これを知らない方があまりに多いのです。
できて、やっと意味がわかるのです。
「(それって)どんな感じですか?」
あともう一つ、よく言われる言葉は
「(それって)どんな感じですか?」
というものなんですが、これも同じです。
出来てはじめて、その感覚というのはわかるものなんです。
出来る前から、その感覚というのはわかるわけがないのです。
もちろん、そう聞いてしまう気持ちはわかります。
自分がちゃんと出来ているのかどうかを知りたいからですよね。
でも、こんなことを言うと突き放した言い方になりますが、
「わからない!」「どんな感じですか?」
という言葉に誠実に答えるとするなら、
「おそらくあなたの知らないイメージだから、
それをあなたに対して言葉で説明することが出来ません」
としか言えなんです。
では、どうするか?
では、一体どうすればいいのか?
そこで登場するのが「ドリル」です。
私もレッスンやビデオでドリルを紹介していますが、
ゴルフの動きを最短で伝達・体感できるようにするのが
ドリルの役割になります。
ですがこのドリルは「抗生物質」と同じで
個々に「合う」「合わない」があります。
ですからどのドリルが自分にとってイメージしやすいかを
選択する必要があるんですね。
そして(ここが重要)、いくら合う抗生物質を処方されても、
毎日飲み続けない限り効果は上がりません。
当たり前ですが、反復なしでは効果が出ないということです。
そして、できた時に意味がわかって、
複数のドリルの共通性も理解できてきます。
ゴルフは「自ら気づく」もの
どこかでもお伝えしたように、紹介している様々なドリルも、
すべて「一つのスイング」を形成するためのものなのです。
ですから、2つのドリルの共通性を考えることは
非常に大切なことと言えます。
はじめは2つのドリルを実践しても全く違う感じがしていたのが、
共通性を考えながら反復し、同じ動きに感じられるようになれば、、、
おそらくそのイメージは、あなたが今まで知らなかった
新たなイメージのはずです。
さて、これらのことから導き出される結論として、、、
ゴルフ上達のポイントは「教えてもらう」というのではなく
「自ら気づく」という点に要約と言えます。
多くのアマチュアの方はスイングを難しく考え過ぎています。
週刊誌等に載っている難解な理論を追い求めるのではなく
ミスをしないシンプルなスイングをマスターすることが大切です。
是非、シンプル思考でゴルフに取り組んでください。
そうすれば、必ず結果はついてくるはずです。
あ、ちなみにここまでこの話を聞いて
「その二つのドリルが合わさるってどんな感じですか?」
なんて、どうか聞かないでくださいね(笑)。
ゴルフというのは、出来てからわかるスポーツなんですから。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
お読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
<事務局からのお知らせ>
「ゴルフをもう一度やり直したい」
と、思うことはありませんか?
もしスイングを一から作り直して
本当に正しいスイングを手に入れられるとしたら。。。
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※本日10/27(月)まで
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GOOプロジェクト 御中
お世話になっております。
今回、GOOプロジェクトに参加しようと考えておりましたが、椎間板ヘルニアの治療中
ですので、回復してからまた、考えて行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
椎名
何となくですが、非常によくわかります。今、ようやくダウンブローの打ち方がわかってきて(実際にはまだ効果を確認していません)
早く実践のラウンドを楽しみにしているところで、このうち方が判ったような感覚が実際のコースでできるのか???
今日の「できてから判る」って今まさにそんな感覚を味わってます。今週日曜日のコンペで成果が出るといいなと思います。
実践で今日のメールのできてから判るの感覚を報告します。
三河ベイファンさん
我々でもそうですが、新しいイメージを18H維持するのは本当に難しいことです。
それは、どこかにブラックゾーンがあるからです。うまくいった時の動きを、色々な部位を意識して練習し、より具体的にしていく事が大切です。
イメージはどんどん進化していきますよ。頑張ってください!!
納得です。私もアドバイスを受けながら練習をしていますが、自分のイメージでアウトサイドにテークバックした時に良い球筋になっているように感じています。しかし、意識していないとチーピンのような球で左にいくことが多いです。グリップにも問題があるのかもしれませんが 低くまっすぐに引いてバックスイングをすることに注意して練習しています。極端なくらいが変化をもたらしてくれると信じています。
菅野さん
バックで上げたところからどのようにインパクトに向かうか考えましょう。
バックの位置はとても大切ですが、それは正しい軌道で下ろすために必要だからです。
まずはハーウェイバックからインパクトへの軌道を意識して練習します。そしてもっと強くインパクトを迎えようとすると自ずとバックは大きくなり正しい位置に上がるものです。
バックスイングでボールは打ちませんから、あまりバックに意識を持ちすぎない方がよいかと思います。実際プロでも、調子の悪いプロほどバックを意識していますし、イップスの原因ともなります。
古賀プロへ
いつもながら、ゴルフに対する接し方の大切さをご教授下さり感謝しています。
今週も大変興味深く拝見させていただきました。
クラブシャフトを腕に頼って上げ下ろしする40年間の悪癖の積み重ねを一生懸命になって
下半身を使ったバックスイングと切り返しに変えていくことに日夜心身ともに挑戦中です。
今、DVDで関心を持っているのが3巻の『体幹を使った正しい回転運動を身につける』で
4つの形でスイングを形成する1の形を使い大腿筋や股関節、腹筋や腹斜筋に強い捩れを
感じられるバックスイングが身についてきたところです。
腕でバックスイングしていた時には絶対感じられなかった『この感覚』に気付けた事を
とてもうれしく思っています。
このことに気づくのに2か月以上も掛かってしまいましたが、でも信じて継続しさえすれば
他の課題も改善できるのではという確信に変わってきています。
1の形では下半身や体幹部分に強い捩れを感じてバックスイングできるのですが、2の形では
その感覚が薄れ腕でシャフトを持ち上げる悪い癖が出てしまい困っていたのですが・・・
他のDVDで『アドレスをして左手で右足前方に落ちている100円玉を拾いに行く』のを
思い出して実践したところ、1の形の捩れと同じかそれ以上の下半身や体幹のねじれを感じる
ことが出来ました。
まさしく二つのドリルが結びついた・・・やったという気持ちでした。
前段が長くなり申し訳ありませんが、本日の質問はトップからの切り返しの際に腕に頼ってクラブを
振りおろす悪い癖が残り、右肩が前に出てインパクトでシャットフェイスになって強烈なフックが
1~2割の確率で出ています。
これを矯正するためのドリルはどのようなことをすれば効果的なのでしょうか?
トップからの切り返しで下半身の左サイドへの動きにつられて腕が追随するようにしたいのですが
現状は練習場で1~2割、コースではもっと多い確率で左への引っ掛けが出ています。
ご指導をよろしくお願いいたします。
芝刈り名人さん
フォローで左肘の動きを意識しましょう。
引っかけが出るのは肘が縦に動かず横に動くからですよね。 そしてその肘の動きを得るためにレーザー光線等の上体の動きが必要と言うことが理解できます。
そしてその上体の動きを得るために股関節を切り上げお尻を締める動きが必要となるわけです。
あとは、滑らせるドリル(スイングマジック)、クロスハンドドリルも有効です。
古賀プロへ
ご返事ありがとうございました。
早速左股関節を切り上げお尻を締める意識を強くもってスイングし肘が縦に振れるよう頑張ってみます。
昨晩、VOL4のDVDでプロがビジネスゾーンの手元の位置を解説されていました。
正しい位置は恐らく両つま先上に来ればよいのかと思いますが、私の場合バックスイングでは問題ないのですが
フルスイングのトップの位置からビジネスゾーンの位置に下りてきた時に10CMほど前に出てしまっていました。
左ひじが背骨と平行ではなく地面と垂直になっていました。これも左に引っ掛ける要因になろうかと思います。
打ちに行くときに伸び上る癖がありますが影響しているでしょうか?
矯正するためのドリルで何か追加することがありましたらご教授をよろしくお願いいたします。
芝刈り名人 さん
インパクトで手が浮くと言うことはアドレス時の胸の向き、即ち下を向いていないことが考えられます。
PART.7のカバーリング・ザ・ボールを参考にしてください。
古賀プロへ
バックスイングで右を向いた胸がトップからダウンにかけて下を向かずに起きていました。
下半身のねじりが不足しているのか、打ち急いで上体が早く動き出してしまうのか・・・
素振りではできても実践ではどうしても下を向いてくれません。
ここが正念場と思ってカバーリング ザ ボールが意識せずに出来るよう頑張ってみます。
すごく納得のいく説明、ありがとうございました。 人生においても初めての事をやる時には肝に銘じておきます。
このゴルフライブには、いつも数名の方の内容を読ませていただいてます。 ゴルフだけでなく精神面にすごく共感できる方々がいらっしゃるので、とても勉強になります。 これからも宜しくお願いいたします。
もっちいさん
少しでも関連した情報が目の前を通ったときは、少しだけ実践してご自身の引き出しの中に入れておけば、今後関連した情報を得たとき、気づきを得る可能性があります。
とりあえず顔を突っ込む姿勢、大切と思います。