From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、今年に大きく結果を出すための方法について書きたいと思います。
もうすぐ春。。。ゴルフシーズンが始まります。
そろそろ次のシーズンが始まることに
ワクワクしている人も多いのではないでしょうか?
■そろそろ今年のゴルフシーズンのこと、考えていますか?
もしかしたらあなたは、
「春になってから本格的に始めたらいいや」
「暖かくなってから外で身体を動かそう」
そんなふうに思っているかもしれませんが、、、
何の心の準備もなくいきなり身体を動かすことはできません。
では、この時期にできるシーズンの目標は
どのように立てればいいのでしょうか?
今日は、たった3ステップでできる、
簡単なのに成果の出る計画の立て方を紹介しましょう。
◇ステップ1 達成できない目標をたてる
まず第一にやることは、
達成が難しい「無理め」の目標を立てることです。
今シーズンの目標を立てると言うと、
「昨シーズンのベストが107だから、だいたい100切りかな」
ぐらいのあいまいな考え方をしている人が大半です。
でもハッキリ言って、そんな目標なら作っても作らなくても同じです。
ここで作るべき目標は、達成できるか達成できないかわからないくらいの
かなり頑張っても指一本分とどかない・・・と思えるくらいの目標です。
つまり、達成できない目標を作ることがポイントです。
ちょっといい方は悪いですが、、、
目標というのは本来「達成できないもの」でなければおかしいです。
なぜなら、達成できてしまうものは「計画」だからです。
それは、そもそも目標とは言わない。
わたしはあなたに上達の計画を立ててほしいのですが、
ここで達成可能な目標を作ってしまうと、
「計画が2つ存在する」
という、ちょっとわけのわからないことになってしまうんですね。
ですので、達成できない目標を決めてほしいのです。
なぜそんなことをやるかというと、
それは次のステップに大きく関係があるのです。
■今までに考えもつかなかったようなアイディア
◇ステップ2 行動をあげる
次のステップでやっていただきたいのは、
具体的な行動をリストアップすることです。
どんな行動をリストアップするかというと、
この前のステップで立てた「達成不可能な目標」を達成するための行動です。
達成不可能なものを達成するための行動というのは、
ちょっと矛盾していると感じるかもしれません。
しかし、そうした理性的な考えはちょっと横に置いておいて、
ひとまずその目標を達成するために何をすればいいのかを考えてみます。
そうすると、今まで自分が考えてもみなかったような方法が
たくさん出てくるのに気づくはずです。
その理由はとても簡単です。
前のステップで「達成不可能な目標」を立てているからです。
たとえばあなたがご商売をされているとして、
売上を今より10%アップさせる方法を考えるとしましょう。
そうするとおそらく、今までのご商売の延長線上で何とかしようと
思ってしまうのではないでしょうか。
しかし「今より売上を3倍にする方法を考えて下さい」と言われたら、、、
きっと、今までのやり方を全て見直さないといけなくなるはずです。
これはゴルフにもちょっと似たところがあると思います。
今までは雑誌や教材をちょっと見て、小手先のことだけで
スコアアップしようとか思っていたのが、
まったくのまっさらから積み上げていく考え方になるはずです。
小手先のことでは、スイングを作っていく考え方にしなければ
大きな目標を達成するのは難しいからです。
この発想の転換が、スコアアップにはとても大切になります。
■計画はおおまかに、でも継続した練習を
さて、最後のステップです。
◇ステップ3 月に1つ、決めた行動を入れる
たとえば、今のあなたの平均スコアが107だったとして、
スコア90を目標にしたとしましょう。
目標と現実の間に17の差があったとして、、、
何を改善することで17を埋めるのかを考えたとしましょう。
・OBが平均4回ぐらい出ていたのを1回までにする。⇒6打縮まる
・アプローチでトップなどでのグリーンオーバーが
一回のラウンドで3~4回出ていたのを1回までに。⇒3打縮まる
・バンカーで1回で出ないことが3回程度あったのを
最悪1回までにとどめるようにする。 ⇒2打縮まる
・18ホール中、3パットを6回やっていたのを、
全て2パット以内に入れることで6打縮める。 ⇒6打縮まる
ものすごくざっくりですが、、、こんな感じで考えたとします。
そして、その方法の中で、できるだけピンに近いところからの改善に手をつけます。
「あれ、ティーショットを改善すれば6打縮まるんだから、
まずはそっちからやればいいんじゃないの?」
そんなふうに思ったかもしれませんが、これには理由が2つほどあります。
・ショートゲームのほうが自宅での練習がしやすいから
・大振りをするクラブ(ドライバーなど)のコントロールを考えるよりも
ショートゲームでスイングを安定させるほうが効率がいいから
ショートゲームの練習を重ねることで、
ドライバーなどの長いクラブも安定してきて、OBも少なくなるはずです。
というわけで、先ほどの4つの中から1つだけを、
ひとまず1ヶ月間、毎日練習してみます。
1つだけの練習だったら、何とかできそうな気がしてきますよね?
もちろん、もっと細かい計画を立てるほうがいいに決まっています。
しかしながら、それが実際に実行されないのであれば、これぐらいざっくりした行動、
練習をするほうが、よっぽどスコアの改善につながります。
「自分が何だったら継続して練習ができるか?」
まずはこの視点を忘れないように練習してみてください。
またメールします。
小原大二郎
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