From:近藤雅彦
千葉駅のドトールより、、、
先日、友人Aさんのフェイスブックでこんな投稿がありました。
(ご存知ない方のために説明させて頂きますと、
フェイスブックとは、
インターネットネット上に文章や写真を公開できるサービスです(^^))
『先週、念願の〇〇ゴルフ場の会員権をゲットしました。
ラウンドに備えて、
気になっていたドライバーを購入。
この際なので、シャフトはディアマナに。
ラウンド楽しみです』
それを見た共通の友人Uさんが
「いいな~。
あんなに楽しそうで、、、。
私なんか、週1で近所の練習場行って、
月イチで友達とラウンドの繰り返しだよ」
とつぶやきました。
確かに、Aさん楽しそうだよね~。
でも、う~ん、どうなんだろう。
と心のなかで一人考え込んでいました。
確かに彼のフェイスブックを見ると
良いゴルフ場によく行って、
たくさん友達がいて、
充実しているように見えます。
実際、Aさんのことを
「あいつはいつも贅沢に楽しんでて良いよな」
と言う人が何人かいます。
フェイスブックの嘘
でも、フェイスブックの情報なんて
嘘です。
嘘は言い過ぎかもしれませんが、
多少の演出があります。
例えば、
「ゴルフ場に到着!
今日こそ自己ベストを出すぞ!」
という文章と共に写真を投稿するべく、
コースに出る前に1枚撮ろうということになったとします。
そうしたら皆さん
自然とゴルフ場が見栄え良く、
格式高く写る角度を探すでしょうし、
クラブをバッグから引き抜いて、
一緒に写真に写すなら、
一番良いクラブを選ぶでしょう。
帽子の角度や髪も直して、
キリッとした顔で写るでしょう。
写真を撮る時って、
皆こういう風に演出しますよね。
たくさんの人が見る可能性のあるフェイスブックなら
なおさらではないでしょうか。
あまりに無意識なので
演出をしているという意識さえなかったかもしれません。
そう、つまりフェイスブックとは
「キラキラした毎日」を見せるためのツール。
自分の毎日を「他人に見せたいように見せる」ツールです。
実際に、「キラキラした毎日」を過ごしているわけではなく、
過ごしている風に他人に見せてくれているに過ぎません。
面白くない毎日
例えば私の場合。
毎日だいたい7時~8時頃に起きて、
奥さんが作った朝ごはんをテレビを見ながら食べます。
(週に1回か2回はドトールで食べます)
ゴルフパフォーマンスに9時に到着して
今日のレッスンの確認やら、
機材の確認など、細々とした準備を進めます。
22時まではレッスンです。
そして帰宅して、
テレビ見ながら寝る準備です。
ゴルフパフォーマンスのオープンがあったので、
今年は割りとイレギュラーなことも多かったのですが、
生活リズムはずーっとこんなかんじです。
365日のうち350日はこんな面白くない毎日を過ごしています。
残りの15日程度がフェイスブックに載せても良いような
「キラキラした日」というわけです。
それでも、その「キラキラした日」を、
毎回フェイスブックで広めてしまえば、
「近藤さんって活動的で、毎日楽しそう!
いいなあ~」
と言われると思います。
本当の成果は面白くない毎日から生まれる
あなたは、もし他のゴルフ仲間が
「キラキラしたゴルフライフ」を
送っているのを見たら、焦ったりしますか?
あの人がまた新しいドライバーを買っていた。
あの人はかっこいい青いシャフトにリシャフトしたらしい。
〇〇さんは有名なレッスンプロのレッスンに通い始めて、
最新の解析機でスイングを解析してレッスンしてもらってるようだ。
ゴルフ仲間の充実したゴルフライフ、
「俺はとくに何もないな~、、、。
きっと、俺はつまんないゴルファーなんだな~」
と、自分のゴルフがつまらないものに思えていませんか?
しかし、ゴルフの究極の醍醐味でもあること、
つまり、ゴルフライフを本当に充実させることは
そんな「キラキラした」日や状況ではなく、
地味~な毎日に何を積み上げから生まれるということ。
結局はコレです。
自己ベストの更新、
そして大自然の中、遠くまでかっ飛ばすティショット、
ナイスショットに対する仲間からの拍手。
こういうものは
地味な練習の積み重ねで生まれます。
友達の「キラキラしたゴルフライフ」を
フェイスブックで見たり、
人づてに聞いたりすることも多いかもしれません。
しかし、
それはその人の生活のほんの一部であって、
たまにあるイベントみたいなものです。
(本当に毎日そんな状態なら、
それが日常になって、フェイスブックに載せようとはならないです)
演出された他人のゴルフに惑わされず、
目標を達成する輝かしいその日まで、
練習を積み重ねていきましょう。
またメールします。
追伸:
もうお知らせが行き渡っていると思いますが、
僕の新しいプログラムができました。
テーマはカッコ良いゴルフをしよう!という、
ちょっと面白いプログラムです(^^)
カッコ良い、美しいスイングができるようになりつつ、
痛いミスショット(失礼^^;)も出なくなります。
ミスの撲滅や、飛距離アップについても、
たくさんのノウハウを詰め込んだので、
試してみてください。
↓
http://g-live.info/click/kondo150929/
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近藤プロの云う通りと思います。 私はゴルフライブ所属のプロがコメントする「一口アドバイス」の中で
必要と思う事を抜き書きしています。 200項目近くになりますが、そろそろまとめようと思っています。
そのなかで1番納得している事は「偶然を生かせるのは努力と云う行動をとっている人のみである」と云う
格言です。 私がやっている事は、歩き、走り、バットを振り、素振りをし、土の上でアイアンでの線打ちをし、太陽が出ていれば膝の位置を合わせてトップでの左腕とクラブの1直線を確認する等、全て地味な事ばかりです。 74歳の今、
時々、ドライバーでかなりの飛距離が出るのでパートナーが驚きますがこれが地味な努力の結果です。
飛距離、アプローチ、パット、等、努力した人にはかないません。 ゴルフなんて偶然の連続と思いますよ。
ゴルフも上手くない私が生意気な事を書きました。 ご容赦の程。
コメントありがとうございます!
200項目も書き溜めているのですか!
大変に熱心な方だと思います。
コツコツした地味な練習。
その果てに、74歳でスゴイ飛距離を出すことができるようにもなるのですね。
感服いたしました。
本当です。フェイスブックに時々投稿していますが、最近は返信がほとんどです。
失敗談は面白おかしく書けますが、良いことは自慢話のようで・・・??気恥しくなりやめてしまいました。
文章ってなかなか伝わらないものです。
日記のようにフェイスブックにのせている友人もいますが、その度に いいね! をおさなければならず、時々おなかいっぱいになる時があります。
コメントありがとうございます!
フェイスブック疲れという言葉もあるように、
少しおなかいっぱいになる人も多くなってきているのですね。
文章は難しい。確かにそれを痛感することが時々あります。
当人たちは自慢のつもりはないでしょうし、、、^^;
10年ぶりにゴルフを再開しました。道具は当時の物(グリップは崩壊状態でしたので交換しましたが)他人からは、「今のクラブは2番手飛びが違う」と飛距離の落ちた我が身にとても刺激的な誘惑が絶えません。gooプロジェクトで心身共に10年前に戻りそこで一度キラキラした日を迎え、ご褒美に新しい道具でも手に入れて、さらに輝かしい日を迎えることを夢見て日々精進する覚悟でございます。
コメントありがとうございます!
ゴルフ10年ぶりなのですね。道具が古いとのことですが、それだけ間が空けば、
飛距離が落ちてしまうのも無理はないですね^^;
gooプロジェクトの入会されたのならゴルフ再開に本気なのでしょう!
コツコツやれば、輝かしいゴルフ人生をきっと手に入れられます!
応援させて頂きます。