自然にサマになってしまうスイングの作り方

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2015.10.05
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「自然にサマになってしまうスイングの作り方」

についてお話ししようと思います。

あなたも薄々感づいているかもしれませんが、
ゴルフスイングというのは、無理やり何とかしようとしても
なかなか思い通りにはならないことが多いのです。

何らかの無理を重ねること無く、
自然とカッコがつくスイングの作り方。。。

今日はそんな話をさせていただきます。

以前レッスンに来た生徒さんの話

前にレッスンに来ていた生徒さんで、
いわゆる形にばかりこだわる方がいました。

その方、仮にGさんとしますが、
私のところに来たばかりの頃のGさんとのやりとりは、
だいたいこんな感じでした。

Gさん「先生、バックスイングでこの位置では
    こんな感じの形になっていればいいですか?」

古賀 「ええ、そうですね」

Gさん「先生、じゃあトップはこんな感じでしょうか?」

古賀 「ああ、悪くないですね」

Gさん「じゃあ、インパクトはハンドファーストで
    こんな形になっていればいいでしょうか?」

古賀 「そうですね。いいと思います」

Gさん「最後、フィニッシュはこれでいいでしょうか?
    ちょっと体勢が苦しいんですけど。。。」

古賀 「ええ、そうですね。。。」

話を聞いていると、スイングについてはけっこう詳しいので、
ゴルフ雑誌や教材などで勉強されていらっしゃるのでしょう。

ですが、実際にボールを打ってみるとミスショット、
思うような球が打てていない、そんな状態でした。

断片的に捉えない

ゴルフというのはあなたもご存知の通り、
スイングの形(かた)がとても大切です。

ですが反面、形ばかりに捉われていると、
ゴルフでは身体のスムーズな動きがなくなります。

スイングを流れの中で捉えることが
出来なくなってしまうんですね。

Gさんはまさに、断片的にしかスイングを捉えておらず、

・アドレス

・バックスイング

・トップオブスイング

・ダウンスイング

・インパクト

・フォロースルー

・フィニッシュ

これらのその場その場の形にしか
意識が向いていなかったわけです。

そのように断片的にフォームを真似るのではダメで、
フォーム全体のテイクバック開始からフィニシュまでの
流れを覚えることが大切です。

そしてそのためには、
しっかりした理論を学ぶことが必要になります。

スイングは「する」のではなく「なる」

ゴルフのスイングというのは、
いつでも流れるようにスムーズでなければいけません。

スムーズでなければヘッドスピードが上がるはずもなく、
当然飛距離も出なくなります。

たとえばトップでシャフトクロスになってしまうなど、
正しい位置にクラブが納まらないからといって、
必死で正しい形を作ろうとしても無駄です。

※シャフトクロス:
 トップでターゲットに対してクラブヘッドが右を向くこと。

自然にその形に上がってしまう動きを覚えないと
ゴルフのスイングとしては通用しないのです。

クラブというのは、体の動きによって受動的に動くものです。

理想のスイングは「する」のではありません。

自然と理想のスイングに「なる」ものなのです。

でもそのためにまずは、正しい体の動きを
ドリル等で知り反復するしかありません。

ちなみに私のレッスンでは初めのうちはドリルを
メインにして、ボールを打たせることはしません。

まず正しい体の動きを覚えるのが先決だからです。

ですが、ゴルフで使われる大きな筋肉というのは鈍感なもので、
その鈍感な筋肉に動きを覚えさせるには当然時間が必要です。

正しい体の動きができてはじめて、
「する」のではなく「そうなってしまう」
スムーズなスイングが得られるのですね。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

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古賀公治
レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。
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カテゴリー: スイング, スイング理論, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
古賀公治

古賀公治 について

レッスンプロとして26年間に指導した生徒は延べ15万人、指導時間38,000時間以上。多くのクラブチャンピオンを輩出するなど、アマチュアゴルファーの名指南役として活躍。父は元関西プロゴルフ協会会長として、JGTO初代代表の島田幸作氏や賞金女王3回の大迫たつ子氏を指導した古賀春之輔。主に関西を拠点にレッスン活動を行なう。やり方を一方的に押し付ける指導ではなく、アマチュアの立場に立った理路整然かつ懇切丁寧な指導は、レッスンを受けるアマチュアゴルファーからは絶大な信頼と支持を得ており「カリスマインストラクターの通訳役」とも呼ばれる。2014年6月よりゴルフライブの講師としての活動を開始。

 

自然にサマになってしまうスイングの作り方」への11件のフィードバック

  1. 素振りは イイ感じなのにいざボールを打つ時に違う事をしてしまい、がっかりすることが多いです。
    反復練習あるのみですね。

    返信
  2. 高原 邦夫

    インパクトの時にクラブフェィスがかぶさって当たるので、芯にもあたりにくく、フックになったり、球も上がりにくく、ドライバーが大の苦手です。何とかアドバイスしてください。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      高原邦夫さん

      これだけというものはありません。ゴルフスイングというのは、アドレスからフィニッシュまで、一つの流れでつながっているのです。いいフィニッシュをとるためには、フォロースルーがよくなければなりません。

      いいフォロースルーをとるためにはインパクトがよくなければならない・・・・。こうしてすべての部分は、その前の部分を土台にしてできあがっているのです。つまりフェースがかぶらずハンドファーストのパワーインパクトの形を身につけたければ、その前のトップ、バックスイング・アドレスといった部分がよくなければできないのです。

      返信
  3. 河西 智早

    いつもブログ楽しみに拝見しております。
    ビデオがついているときは、画像を頭にいれてイメージトレーニングをするようにしています。
    普段練習場になかなかいけないのでいつもクラブを振ることなくイメージで練習しております。
    練習場に行った際にやはりボールを打とうとしてしまっていつもの素振りの通りに体が動かないのですが
    その際はどうすればいいのでしょうか。
    (要するに腕に力が入ったり左ひじを引いてしまったりしてしまいます。)
    ラウンドの時は、フェアウエイウッドを持つとインパクトの時に力が入ってちゃんとあたりません。
    良い練習方法があるようでしたらよろしくお願いいたします。
    ちなみにゴルフを始めて3年ぐらいで平均スコアは、100ぐらいです。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      河西智早さん

      頭で「理解」したことを、体が正しく「出来る」ようになるまでには時間が必要だからです。ギターやピアノに例えれば、最初は音の出し方を理解し、考えながら音階を覚えます。でも、そこから色々な曲を演奏できるようになるまでには、かなりの時間が必要です。ゴルフも同じです。

      無意識に素振り通りの動きが出来るようになるには、時間がかかりますしコースに出た時に上手くショットが出来るようにも、経験の積み重ねが絶対必要です。同時にスイング改造中は、一時的にミスショットも増えます。動きを変えると、ボールを打つタイミングが変わって違和感が発生するからです。

      しかし、この忍耐こそが上達の道と繋がるのです。違和感があったり結果がなかなかでない時は、新しい動きを体がやろうとしている証拠打と思ってください。そして怖がらず練習してください。遠回りするみたいですが、実はこれが最短で上達する近道となるのです

      返信
  4. 多田隆二

    何時も大変参考にして読ませて頂いてます。スイングは「する」じゃなくて
    「なる」なんですね。そうなれば必然的にアイアンとドライバーの
    打ち方も変わってきても良いのですね。私は今その問題で悩んでいます。
    これからも頑張って下さい。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      多田隆二さん

      打ち方自体は変わりません。正しくアドレスし正しく回転すればそのクラブに応じた正しいプレーンを描きます。

      返信
  5. Kanno hiroyuki

    木を、みて森が、見えない。
    ああ、私の事。
    修練が足りない。これから、これから^_^

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      Kanno hiroyuki さん

      まず理論を知って、正しく反復するです。頑張ってください。

      返信
  6. 千葉のミーさん

    スイングは「する」ではなく「なる」。分かっているつもりですが、いざ、その時には、力みが出たり、この位置か等と余分な事を意識したり、してしまいます。結果、リズムが速くなり、あるいは回転が止まってしまて、ミスが出でしまいます。どうすれば、あるいは何を意識すれば、スムーズなスイングに「なる」のでしょうか?
    是非、ご教授お願います。

    返信
    1. 古賀公治古賀公治 投稿作成者

      千葉のミーさん

      上記でも述べましたが、すぐにどうこうと焦らないことです。ウサギとカメ。

      カメで行きましょう!

      返信

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