From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、前回のメールマガジンでは、
僕がなぜ「弱インサイドアウト」の軌道になったのか
という話をしました。
今日はその話の続きです。
もちろん、前回のメールを読んでいない人でも
そのまま読んでいただけますので、
そこは安心してください。
あるいは、フックボールに悩んでいる方にも
役に立つ内容かもしれません。
僕がプロになってからのこと
さて改めて、、、僕のアプローチが何故、
弱インサイドアウトになったのかという事なのですが、
僕がプロになる前からプロになってしばらく
18歳から30歳くらいまでは大きなフックボールを打っていました。
ショットでフックを打っていると
軌道はいつもインサイドアウトです。
ですから本人はインサイドアウトが真っ直ぐに見えてきます。
これは、みなさんにも共通です。
アマチュアの方はアウトサイドインの方が多いですが、
本人的にはアウトサイドインが真っ直ぐに見えているため
「もっとインサイドから下して下さい。まだアウトサイドインですよ」
「これでもまだアウトサイドインですか?」
という会話をしたことや聞いたことがあると思います。
いつも自分が振っている軌道がストレートだと錯覚してしまうのは
プロでもアマでもよくあることです。
それなりに寄るようにはなったけれど
さて、僕の話に戻ります。
ショットでインサイドアウトに繰り返し振っていることにより
体の動きもメモリーされてインサイドアウトは動きやすく
逆にアウトサイドインに振るのはぎこちなく感じる様になります。
という事で当時の僕はアプローチもパターも
目線、体の動きともにインサイドアウトになりやすくなっていました。
当然今より下手でしたし、
インサイドアウトも今よりきつかったと思います。
ただ練習量というのは、理にかなっていなかろうが
それはそれなりに寄るようにはなります。
当時の僕はストレートな軌道(インサイドイン)が
いいと思っていましたし、
アプローチでフック回転するのも嫌で
どちらかというとアウトサイドインの軌道の方が
いいのではないかと思っていました。
アマチュアの方も、アプローチはアウトサイドインの方がいいと
思っている方はたくさんいると思います。
という事で、自分なりにアウトサイドインで
アプローチをする練習をしました。
アウトサイドインの弊害
ところがアウトサイドインのアプローチは
スピンをかけて止めたい時には非常に効果を発揮しますが、
ランの計算が難しいのです。
もちろん慣れていないことも原因でしょうが、
スピンが効くという事は落とし所を先(ピンに近く)に
しなければなりません。
これは勇気が必要ですし、何らかの原因で
スピンが効かなかったときは大きくピンをオーバーします。
リスクが大きいのです。
インサイドアウトですと、掴まってスピンが効きながら
最後少し惰性で転がってくれます。
距離感のイメージの出方が合うんですね。
という事で、よっぽど止めたい時以外は
インサイドアウトでアプローチしています。
ただ、くれぐれも僕のは微妙なインサイドアウトなので
これからも皆さんにはインサイドインが
いいアプローチだとお話していきます。
ちょっと今日は私的な話になってしまいましたね。
何か僕に他に聞きたいことがあれば、
ぜひコメントの方に残しておいてくれると嬉しいです。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
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3月6日に、千葉県でシャドースイングのレッスンを受けさせて貰った長田です。手紙を貰ってとても嬉しく思いました。毎日のシャドースイングは、欠かさずさせて貰ってます。で、一つ確認したいことがあります。鉄板アプローチの軌道は、アウトサイドインで、レッスンしたと思い。今でも連絡場でやっています。凄くスピンも効いて前よりアプローチの練習が楽しくなっています。実際どうなんですか。教えて下さい。又、レッスン会を楽しみにしてます。
長田様
先日は山梨からレッスン会ご参加頂きありがとうございました。
鉄板アプローチは基本インサイドインを推奨しています。
長田様はインサイドアウトに振っていたのでアウトサイドインに振って頂きました。
それで今インサイドインに近い軌道になっていると思います。
アプローチ練習が楽しくなって頂けたのは良かったです。
アプローチはスコアの要ですので楽しく練習してスコアアップにつながればうれしいです。
また是非レッスン会お越しになってください。
インサイドアウトの話はとても勉強になりました。
私はいつも100前後のスコアで回っておりますがアイアンで時々、「ペチャ」というような音で右にシャンクする事があります。ショートホールでテイーアップしているときも同様な事がおきてスコアを崩します。
原因がよくわからないのですが、梶川さんの「インサイドアウト」の話を聞いて自分はアウトサイドのためにシャンクのような
ものがでるのかと思いました。解決の方法があればご教示いただければと思います。
岡田茂様
シャンクにつきましては軌道の原因も大きいかもしれませんが、他の原因(体の動きなど)かもしれません
実際のスウィングを見てみないと分からない部分が多いです。
ご都合のよろしい時にシャドースウィングレッスン会にいらっしゃって下さい。
転がしのアプローチができずに困っていました。
自分で真っすぐクラブを振っているつもりでしたが、アウトサイドインだったのですね???
インサイドアウトの練習をして、ピンに寄せたいと思います。
有り難うございました。
Mさん
ランニングはアウトサイドインよりインサイドアウトの方がいいと思います。
頑張って下さい。
レベルは違っても、プロもアウトサイドインかインサイドアウトかで迷うことがあるということが分かり、平均的なアマが悩むのは当たり前と思い、少し安心しました。私は、32年のゴルフ歴ですが、ドライバーはインサイドアウトで、左へのひっかけが多くアウト・インに変えています。アプローチはインサイド・ストレート一本に徹していますが、ダフリやシャンクに悩まされています。なかなか上手くいかないものです。ご指導よろしくお願い致します。
AG修太さん
そうですね。プロも悩みが尽きないのがゴルフです。皆様が悩むのも当然ですね。
ダフリやシャンクは軌道の問題なのか違うポイントなのかは今は分かりませんが頑張って下さい。
時間の都合が合いましたら是非レッスン会いらっしゃって下さい。
先日はレッスンありがとうございました
メルマガネタに(?)またDVDに関する質問をひとつ
プロの距離打ち分け練習法はDVDで公開済みですが、初心者にとって最初から4つもの距離を練習するのはかなり難しいのではないでしょうか?私が鉄板アプローチを練習し始めたころはひたすら3yでフォームを固めてある程度打てるようになってから距離の打ち分けに挑戦し始めました
人にもよると思うのですが、短い距離(気持ちよく打てる距離?)を打てるようになってから徐々に距離を伸ばす方法と、初めからある程度打ち分けていく方法とどちらが効率よく距離感をマスターできるのか、プロのご意見をお聞かせください。
Y_Iwata様
確かにDVDのネタになります。
上級者向けのネタになっていますので、最初のうちは前者の練習法がいいですね。
次回のメルマガで詳しく書きます。貴重なご意見ありがとうございます。