<日本OP>スコアラーにかけられた意外な言葉

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2016.11.01
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

さて、今日は

 「スコアラーさんにかけられた意外な言葉」

ということで、あなたにお話をしてみたいと思います。

前回のメルマガで、
日本オープンのお話をするとお約束しました。

ツアートーナメントですと、競技者以外の人が
スコアラーとして特定の組に付いて、
その組のスコアをチェックします。

各ホール終了後、速報本部に連絡をして、
場内の速報板やテレビ中継で使われます。

それで、出会ったスコアラーの方から
こんなふうに声をかけられました。

「いつも読んでいます」

スコアラーの方がゴルフライブの読者さんだったようで
そのような言葉をかけていただきました。

結果はよくありませんでしたが
そのように声をかけていただけて、嬉しかったです。
ありがとうございました。
 

さて、そんな嬉しい話もありながら、本題です。
 

毎年タフなセッティングの日本オープンですが
今年は例年よりも厳しいセッティングでした。

テレビでご覧になっていても、
ラフが深かったことは十分に分かって頂けたと思います。

正直、僕の力では出すのが精一杯になってしまうことも
少なくありませんでした。

「ラフに行くとボギーになってしまう」と思うと
非常にティーショットにプレッシャーがかかってきます。

あなたも左右OBのホールは固くなりますよね。
それが18H続くのです。

精神的なスタミナもかなり消耗します。

そしてラフから打つと、ネックに絡んで
フェースがかぶってしまうことが多々ありました。

腕力、握力が足りなかったという事です。

月例でハーフ3時間のラフ…

ちなみにこのラフですが、
8月くらいから伸ばし始めたそうです。

狭山GCの月例では、ロストボールの打ち直しで
ハーフで3時間くらいかかっていたらしいです。

試合中はボールの落下地点にボランティアの方がいて
見つけて旗を立ててくれます。

ですからスムーズに進行できますが
練習ラウンドでは球探しが結構大変でした。

ラフの次には、距離が長かったですね。

500Y弱のパー4のホールがいくつかありました。
プロの中では飛ばない部類に入る僕は
度々ウッドでグリーンを狙いました。

これだけウッドで打たされるコースもめったにありません。
フェアウェーウッドの精度不足でした。

フェアウェーは硬く、
いい意味でとらえると転がって距離が短くなる。
悪く考えると転がってラフに行きやすい。。。

調子の悪いときはマイナスのイメージが出てきてしまいます。

フェアウェーが硬いとターフがとりにくいので
フェースコントロールが難しくなります。

アイアンもなかなかバーディーチャンスに付けられませんでした。

改めて… 応援ありがとうございます

パッティングも速いグリーンにてこずりました。

もともと強めのタッチで打つ僕ですが、強すぎることも何度かあり、
スピードをコントロールできませんでした。

レギュラーツアーに毎週出場していた頃のようにはいきませんでした。

ここまで話していて、言い訳がましくなってしまいましたが
単純にいうと、今回難しいコースに僕自身が負けてしまった、
という事でした。

自分が試合でうまく出来なかったことを
分析、反省し練習で補っていくのがツアープロの生活です。

現在ではこうしたゴルフライブなどで活動も並行して行っていますが
レギュラーツアーに行くといつも思うのは、練習環境の良さです。

再びレギュラーツアーに毎週出られるよう
精進を続けていきます。

最後に、ゴルフライブレッスン会に参加頂いた
Yさん、Iさんは18Hついて回って応援してくれました。

お忙しい中、応援してくださったことに感謝します。

追伸

先ほど、パターのことを少し書きましたが、
すでにご存知の通り、僕の新作教材

 「梶川武志のパッティングを極める」

が発売されました。

制作を担当した事務局とやりとりをしていてわかったのですが、
僕が今まで「当たり前に」やってきたことというのは
どうやらアマチュアの方々には新鮮に映るようです。

聞けば他のプロたちが言っていることとは
ちょっと話している内容が違う、とのことでした。

ともあれ、パターの上達のための知識や技術は
一通り網羅したつもりですので、興味があれば
こちらから詳細をご覧になって下さい。

http://g-live.info/click/kjkp161027/

※明日11/2(水)までの期間限定だそうです
 
 

それではまた、次回も楽しみにしていてください。

ーツアープロ 梶川剛奨

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梶川 武志
東葛飾高校を卒業後、研修生となり、1995年に24歳でプロテスト合格。 2009年、7月の『セガサミーカップ』で自身初の最終日最終組を経験して自己最高の7位に入り、10月の『コカ・コーラ東海クラシック』では石川遼、池田勇太と最終組で優勝争いの激闘を演じ2位となる。今でもその試合は名勝負のひとつに数えられている。 同年、JGTOバンカーセーブ率1位(64.8%)。
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カテゴリー: プロツアー, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
梶川 武志

梶川 武志 について

東葛飾高校を卒業後、研修生となり、1995年に24歳でプロテスト合格。 2009年、7月の『セガサミーカップ』で自身初の最終日最終組を経験して自己最高の7位に入り、10月の『コカ・コーラ東海クラシック』では石川遼、池田勇太と最終組で優勝争いの激闘を演じ2位となる。今でもその試合は名勝負のひとつに数えられている。 同年、JGTOバンカーセーブ率1位(64.8%)。

 

<日本OP>スコアラーにかけられた意外な言葉」への6件のフィードバック

  1. 出口 禎造

    アプローチ等のレッスンについて、横浜に住んでおります、関東でのレッスン会
    今年に予定されておられましたら是非、ご連絡をお願いします、前回は日程が合わず
    見送る結果となりました。

    返信
    1. 梶川 武志梶川 武志 投稿作成者

      出口様

      どうもありがとうございます。ご都合のよろしい時に、お待ちしております。

      返信
  2. 稲元

    日本オープンお疲れ様でした。物凄いセッティングでしたね。ティーショットからOKに付けたいロングパットのような精度が必要に感じました。優勝スコアや予選通過スコアをみてもプロでも簡単にボギーが出る超難関でしたね。梶川プロのショットを拝見して他のプロと遜色ないいい球を打たれていたように思われましたが、パーセーブが難しくリズムが出てこなかったのかもしれませんね。カレドニアンや冨里でスティンプ12位のグリーンを体験したことがありますが、10程度とは別次元の難しさでした。2日目8番コースでの鉄板アプローチが見れて良かったです。

    返信
    1. 梶川 武志梶川 武志 投稿作成者

      稲元様
      先日はレッスン会のご参加、そして日本オープンは18Hついて回ってくださりありがとうございました。なかなかいいプレーを見せられず申し訳なく思っていますが、8番ホールの鉄板アプローチなど少しでも参考になって頂けたのは幸いです。

      返信
  3. Y.IWATA

     梶川プロがレギュラーツアー常連になると我々のレッスン時間が減るのではとの懸念はありますが、やはり師匠がツアーで活躍する姿が門下生の一番の励みになると思うので頑張ってください。

     パッティング教材のDVDはまだ届いていませんが、購入特典のPDFは早速読ませていただきました。いままでのレッスンの時の御指導を一部誤解していたところもあり大変参考になりました。一般的教材にはない斬新な内容もありDVDが届くのが楽しみです。DVDを拝見してからまたいろいろ質問したいと思いますのでよろしくお願いします。

    返信
    1. 梶川 武志梶川 武志 投稿作成者

      IWATA様

      DVDご購入ありがとうございました。
      ご覧になった後のご質問お待ちしております。ラウンドレッスンで実践しながらがいいと思います。

      返信

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