From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
3月になりだんだんと
春が近づいてまいりましたね。
私の友人でこんな春の陽気ような
とても優しくて暖かいと思う人がいます。
彼の怒った姿やイラだった姿は
見たことがありません。
深夜12時すぎに会社から上司から
「お前、飲んでいないか。今すぐ来てくれ」
と言われたら、彼はパジャマからスーツに着替え
他の人のミスで起こったクレーム対応にかけつけ
朝の4時に帰ってきてまた出勤する。
また、別の日には
辞めてしまった同期が忘れていた資料を
休みの日に出勤して届けに行く。
「なんで俺が」という言葉を
一切聞いたことがありません。
こういうエピソードを聞くと面倒くさいことを
ただ押し付けられている人のように見えるんですが
みんなが恐れている強面の先輩も
彼とだけは仲がいいし
先週入社したばかりの新人も
よく助けを求められるし
新しく配属された支店長にも
少し体調が悪いだけでよく心配されます。
どんな人にも好かれる人間で
彼の周りにはいつも笑いが絶えません。
そういう人っていますよね。
天性の才能なのか・・・?
と思っていしまうくらい。
正直ちょっと羨ましいです。
彼の才能
そんな彼はゴルフもとても楽観的。
一言でいえば、
とんでもないロースコアになっても、
ビビらない度胸があります。
彼は前半、
調子がいいとこう考えます。
「よし、練習の成果が出ているぞ。
後半45で念願の100切りが出せるかもしれない」
ほとんどのゴルファーは
「前半は流れが良かったけど、
後半もこの流れが続くとは限らない。気をつけよう」
と考えます。
私がミスショットをして
ネガティブな感情を、
次のホールまで持ち越したことがありました。
それを救ったのが彼の
「“ブスッとしていると神様が見てくれないよ!」
の一言です。
そこから自分を取り戻し、後半は絶好調。
その日は1日楽しくプレーすることができた
ということもありました。
ゴルフの腕前はまだまだこれからかもしれませんが
メンタルや気持ちの持ちようは目を見張るものがあります。
私がここで皆さんにお伝えしたいのは、
ネガティブな感情は
ゴルフを台無しにするという点です。
人間はネガティブな感情になると、
心拍リズムが狂い
体のコントロールが効きにくくなくなるそうです。
逆に穏やかな感情の時、心拍レベルが落ち着き、
持っている力を発揮出来るそうです。
スコットランドの俚諺
穏やかな心でプレーするには
同伴者への共感や思いやり、ゴルフができる感謝といった、
ポジティブな感情を持ち続ける事が大切です。
私も、上手くいかなくて、
顔をこわばらせて自分のゴルフに没頭すると、
良くない結果につながる場合が多いです。
逆に、ミスしても落ち着いて、
同伴者と楽しい会話の中でネガティブな感情を忘れ、
美しいゴルフ場の景色に目を向けるなど、、、
笑顔で心に余裕がある時は、
良い結果を得やすいです。
わたしの友人の彼はきっと
「心拍リズムが狂うからミスしてもふて腐れるのはやめよう」
とかそういう気持ちは一切なく
彼の性格が自然とゴルフをそうさせていると思います。
日常生活でもゴルフでも
トラブルが起こっても
文句ひとつ言わない彼。
スコットランドの
俚諺(りげん)にもあります。
「ゴルフと賭け事、
この2つだけは絶対に人間性が隠せない」
本当にそのとおりだと思います。
ゴルフシーズンが始まりますが
彼のように楽しく穏やかにゴルフしたいですね。
またメールします。
追伸・・・
チーム小原の一員で
ゴルフパフォーマンス新宿店の店長も務める
森崎プロのコース戦略プログラムが発表されました。
彼のスコアを縮めるテクニックや
コースマネジメントを誰もが実戦で活かせるように
レッスンする能力はずば抜けています。
皆様にも是非実践していただきたいです。
↓
http://g-live.info/click/mori-course20170307/
※本日までの公開です。
最新記事 by 小原 大二郎 (全て見る)
- [ビデオ]体と腕の同調を作る - 2024.11.22
- クラブ2本を使ってラウンド前に実践してほしい飛距離UPドリル - 2024.11.18
- [ビデオ]方向性UPに繋がるフィニッシュ - 2024.11.15
小原プロへ
もう四年も前の話ですが、小原プロのシークレットレッスンを受けていた時、大変心に残る一言を頂きました。
それは、380ヤード程のミドルホールでのこと、私のティーショットは左に引っ掛かり残りが170ヤード程残っていました。
セカンドショット地点に行って残りの距離を確認した時に、思わず溜息をついてしまったんです。自分のティーショットのふがいなさと、易しくない残り距離を目の当たりにして出てしまったのですが・・・
すかさず、小原プロが『溜息をついている場合ですか?!、今はどうやって残りを攻めるかを考えるときでしょう‼』と叱咤激励してくれたのです。
この言葉は強烈でした。
ゴルフはもともと楽しいスポーツのはずなのに、自分は何で溜息なんかついているんだ、今置かれている状況から逃避して溜息をついた自分が情けなくなってしまいました。
この言葉を契機として、それからはゴルフにミスは付きものと思えるようになり、ミスはミスとして次に最善を尽くすにはどうしたら良いか考えるようになれたのも、小原プロの厳しくも優しい一言でした。
今は、この言葉とともにゴルフを楽しんでやっています。
芝刈り名人さま、
嬉しいお言葉ありがとうございます。いつも芝刈り名人さまのゴルフに対する真摯な思いに、私のほうもとても感銘を受けております。今後も共にゴルフを楽しんでいきましょう。